OfferBoxと採用管理システムの連携|公式発表で確認できる4つ

OfferBox機能・仕様 更新日 2026/9/30

OfferBoxを使い始めると、承認した学生の情報を社内の採用管理システム(ATS)に手で写す作業が発生することがあります。応募の経路が増えるほどこの手間は重くなるので、「自社のATSとつながるか」は申込前に確かめておきたい点です。結論から言うと、i-plugのプレスリリースで確認できるATSとの連携は、i-web、SONAR(現 sonar ATS)、Talentio、採用一括かんりくんの4つです。ただし、連携しているATSを一覧で示した公式ページはありません。この記事では、発表の内容と時点を整理し、申込前に確認する項目と、個人情報の扱いで押さえることをまとめます(2026年9月30日時点。最新は公式ページでご確認ください)。

結論|公式発表で確認できる連携は4つ

i-plugの発表で確認できる連携は次のとおりです。

ATS発表の内容時点
i-web(ヒューマネージ)APIの提供を開始2017年6月5日
SONAR(イグナイトアイ、現 sonar ATS)API連携2017年6月15日
Talentio(タレンティオ)API連携2017年7月5日
採用一括かんりくん(HRクラウド)学生がオファーを承認した時点で、学生情報がリアルタイムに同期される2025年10月1日から

このうち、比較的新しい時点の公開情報があるのは2つです。sonar ATSについては、2022年にsonar ATSの「Best Recruit Matching Award 2022」でLong Partnership部門賞を受賞したお知らせがあります。採用一括かんりくんは2025年10月に始まった連携です。i-webとTalentioは、各リリースの時点で連携が発表された事実までが確認でき、現在の状況は公開情報では確認できません。どのATSも、今も連携が続いているかは申込の時点で確認します。

仕組み|連携で何がつながるのか

起点は「承認」

採用一括かんりくんの発表では、学生がオファーを承認した時点で学生情報が同期されるとされています。OfferBoxでは、学生が承認して初めて企業と学生がメッセージでやり取りできるようになります。連携の起点が承認に置かれているのは、この流れに沿ったものと読めます。他の3つのATSについて、どの時点で何が連携されるのかは、各リリースの記載の範囲を超えるため、申込前に確認します。

HRクラウドとの関係

i-plugは、2025年6月17日にHRクラウドと資本業務提携を結び、2025年9月25日には販売代理店契約を結んで、「採用一括かんりくん」を代理販売しています。i-plugが、OfferBoxと合わせて採用一括かんりくんの販売も手がけている、という関係です。

OfferBoxの中の管理機能

ATSを使わない場合でも、OfferBoxには「選考管理リスト」という機能があり、自社の選考状況をフェーズなどで管理し、学生ごとの個別調整ができるとされています。OfferBoxからの応募だけを追うなら、この機能で足りる会社もあります。

エージェントベストの見解

ATSとの連携について相談を受けたとき、当社が最初に確認するのは「OfferBox以外に、いくつの経路から学生が入ってくるか」です。当社は3媒体すべての販売パートナーで、紹介での採用も扱っているので、経路が複数ある会社の管理を両側から見ています。OfferBoxだけで新卒採用をしている会社なら、選考管理リストで進捗を追い、ATSは入れないほうが運用はシンプルです。一方、ナビサイトや他の媒体、紹介などから同時に学生が入ってくる会社では、経路ごとに管理の場所が分かれると、面接官への連絡や日程の重複が起きやすくなります。連携の有無で媒体を選ぶのではなく、先に「学生の情報をどこに一本化するか」を決め、そのATSがOfferBoxとつながるかを確かめる、という順番が崩れにくいやり方です。考え方の全体はOfferBoxとATSの併用にまとめています。

確認する項目|申込前に聞いておくこと

連携の一覧が公開されていない以上、確認は個別に行うことになります。OfferBoxの担当とATSの提供会社の両方に、次の点を聞いておきます。

  1. 自社で使っている(または検討している)ATSと、現在も連携しているか
  2. 連携されるタイミング(承認時か、それ以外か)と、連携される項目
  3. 連携の設定に、OfferBox側・ATS側で申し込みや費用が要るか
  4. 連携の向き(OfferBoxからATSへの一方向か、ATS側の更新がOfferBoxに戻るか)
  5. 承認を取り消した学生や、辞退した学生の情報がATS側でどう扱われるか
  6. 連携が無い場合に、学生の情報をどう社内に持ち出すか

6つ目については、CSVなどでデータを出力する機能があるかどうかも、公開情報では確認できません。手で写す運用になる可能性も含めて、申込前に聞いておくと段取りが立てやすくなります。

注意点|個人情報の扱いは規約で決まっている

エージェントベストの見解

連携を入れたあとに起きやすいのは、「ATSを見れば全部分かる」と思い込んで、OfferBoxのメッセージを見に行かなくなることです。当社が申込後の運用を見ていると、学生からの質問や日程の相談はOfferBoxのメッセージに届いているのに、担当者はATSの画面だけを見ていて返事が遅れる、というケースに出会います。連携で同期されるのは学生の情報であって、やり取りのすべてではない、と考えておくほうが安全です。当社がお勧めしているのは、進捗や担当者の割り当てはATSを正とし、学生との会話はOfferBoxのメッセージを正とする、と場所を分けて決めることです。そのうえで、毎日メッセージを確認する担当を一人決めておきます。承認後の連絡の組み方は承認後の対応に書いています。

まとめ

よくある質問

自社のATSがOfferBoxと連携しているか、どこで分かりますか

連携しているATSの一覧を示した公式ページは、2026年9月30日時点では確認できません。OfferBoxの担当と、ATSの提供会社の両方に確認しておくと安心です。

ATSを使っていない場合、OfferBoxの中で選考を管理できますか

OfferBoxには「選考管理リスト」があり、自社の選考状況をフェーズなどで管理し、学生ごとの個別調整ができると公式に説明されています。OfferBoxからの応募だけを追うなら、まずこの機能で足りるかを確かめる余地があります。

媒体とATSの組み合わせも相談できますか

できます。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、申込前の媒体選びから申込後の運用まで相談を受けています。代理店手数料は媒体側から支払われるため、企業の料金は各媒体の正規料金のままです。

出典

本記事は 2026/9/30 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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