Infraで応募が来ないときの見直し順
Infraのような学生向けの長期インターン求人サイトに募集を出したのに、応募がほとんど来ない。そうしたとき、多くの会社は原稿の言葉を少し変えるか、しばらく様子を見るかのどちらかを選びがちです。結論として、応募が来ないときは「見られていない」「読まれて離れている」「条件で外れている」のどれに当たるかを先に切り分け、その順に手を入れると、闇雲に原稿を書き換えるより早く原因に届きます。 原因が違えば、効く打ち手も違います。この記事では、症状の確認、原因の切り分けの順番、打ち手、外に出すときの範囲を整理します。
症状を確認する|「来ない」の中身を分ける
「応募が来ない」とひとことで言っても、その中身はいくつかに分かれます。最初に、次の点を確かめておきます。
- 募集を出してからどれくらい経っているか:出した直後なのか、数か月経っているのか
- 閲覧の状況が分かるか:媒体の管理画面で、募集がどれくらい見られているかを確認できるか
- 以前は応募が来ていたか:急に来なくなったのか、最初から来ていないのか
- 応募は来るが、合う学生がいないのか:数の問題か、質の問題か
管理画面で見られる情報は媒体によって異なり、仕様の細部は変わることもあるため、確認できる範囲で状況をつかみます。閲覧の数と応募の数が分かれば、どの段階で止まっているかの見当がつきます。
原因を切り分ける順番
原因は、次の順番で切り分けます。前の段階で止まっていれば、後の段階を直しても効果は出にくいからです。
1. 見られていない
募集そのものが学生の目に触れていない状態です。考えられる原因は次のとおりです。
- 募集のタイトルや職種の分類が、学生が探す言葉と合っていない
- 一覧に表示されたときの最初の印象(タイトル、画像、冒頭の一文)で選ばれていない
- 学生が募集を探す時期と、掲載の時期が合っていない
2. 読まれて離れている
募集は開かれているが、読んだあとに応募されない状態です。
- 任せる仕事の中身が具体的に書かれていない
- 誰と一緒に働くのか、どんな雰囲気なのかが見えない
- 応募したあとの流れが分からず、不安を感じさせている
3. 条件で外れている
読んで興味を持っても、条件が合わずに応募を見送られている状態です。
- 週の勤務日数や時間が、学生の授業と合わない
- 勤務地が通いにくい、リモートの可否が書かれていない
- 給与や交通費の条件が、比べられる他の募集と比べて分かりにくい
エージェントベストの見解
応募が来ないという相談で、当社が最初に見るのは原稿の本文ではなく、タイトルと冒頭の数行です。学生は一覧で多くの募集を流し見し、タイトルと最初の一文で開くかどうかを決めます。ここに会社名と「長期インターン募集」しか書かれていないと、何をする募集なのかが伝わらず、開かれません。本文をいくら丁寧に書いても、開かれなければ読まれないのです。当社が勧めるのは、タイトルに「何を任せるか」を入れ、冒頭の一文で「誰と、どんな仕事をし、何が身につくか」を書くことです。たとえば「営業資料をつくる長期インターン」より「代表の商談準備を担当する長期インターン」のほうが、仕事の中身が想像できます。見直しは、本文より先にタイトルから始めるのが近道です。
打ち手|段階ごとに手を入れる
切り分けた段階に応じて、次の打ち手を取ります。
見られていない場合
- タイトルに任せる仕事の中身を入れる
- 職種の分類やタグを、学生が探す言葉に合わせて見直す
- 画像を、働いている様子が伝わるものに変える
- 学生が募集を探す時期(学期の始まりの前後、長期休暇の前)に合わせて更新する
読まれて離れている場合
- 最初に任せる仕事と、慣れたら任せたい仕事を具体的に書く
- 一緒に働く社員と、チームの様子を書く
- 応募から面接、勤務開始までの流れを書く
- 先輩のインターン生の声があれば載せる
条件で外れている場合
- 週の勤務日数と時間の下限を見直す。試験期間の扱いも書く
- リモートの可否や、出社の頻度を明記する
- 給与と交通費の条件を、分かりやすい形で書く
条件の見直しは、受け入れ側の事情とのかね合いがあります。下げられない条件があるなら、その理由を募集に書いておくと、納得した学生が応募してくれます。
外に出す場合の範囲
自社で見直すのが難しい場合は、外部に相談する方法もあります。そのときは、何を任せ、何を自社で持つかを分けておきます。
外部に任せやすいこと
- 原稿の見直しと書き直し
- 掲載の時期や更新のタイミングの提案
- 閲覧と応募の状況の読み解き
自社で持つこと
- 任せる仕事の中身と、受け入れの体制
- 条件をどこまで変えられるかの判断
- 応募が来たあとの返信と面接
原稿を良くしても、任せる仕事の中身が決まっていなければ書ける内容は限られます。外部に頼む前に、任せる仕事を社内で整理しておくと、見直しの効果が出やすくなります。仕事の整理の仕方は任せる仕事がないときの切り出し方を参考にしてください。
エージェントベストの見解
当社はInfraの代理店として、応募が来ない募集の見直しを手伝うことがあります。その中で感じるのは、応募が来ない原因が原稿の外にあることも多いという点です。たとえば、受け入れの時期が学生の動く時期とずれている、週に求める勤務日数が授業の多い学年には難しい、といった条件の問題です。原稿をどれだけ書き直しても、条件が合わない学生には届きません。当社では、見直しの最初に「原稿の問題か、条件の問題か、時期の問題か」を一緒に確認し、そのうえで原稿に手を入れる順番を取っています。継続して募集を出す会社にはサブスクリプション型、まず一人を採りたい会社には成果報酬型のデポジットと、プランも受け入れの見通しに合わせて選べます。
見直しは一度に一つずつ、記録を残す
応募が来ないとき、タイトルも本文も条件も一度に変えたくなります。しかし、すべてを同時に変えると、何が効いたのかが分からなくなります。
- 変える箇所を一つに絞る:まずタイトルと冒頭、次に本文、最後に条件、の順に一つずつ
- 変えた日と内容を記録する:いつ、何を、どう変えたかを残す
- 変えたあとの閲覧と応募を見る:管理画面で確認できる範囲で、変化を追う
- 効いたことは次の募集にも使う:うまくいった書き方を、他の職種や次の時期の募集に生かす
記録を残しておくと、次の時期に同じ悩みが起きたときに、どこから手を付ければいいかがすぐに分かります。学生の動く時期によって応募の数は自然に変わるため、時期の違いも合わせて記録しておくと、変えたことの効果と時期の影響を分けて考えやすくなります。
まとめ
- 応募が来ないときは「見られていない」「読まれて離れている」「条件で外れている」を切り分ける
- 前の段階で止まっていれば、後の段階を直しても効果は出にくい
- 見直しは本文より先に、タイトルと冒頭の一文から始める
- 条件を変えられないなら、その理由を募集に書いて納得した学生に届ける
- 外部に任せる前に、任せる仕事の中身を社内で整理しておく
よくある質問
募集を出してから、どれくらいで見直すべきですか
会社の状況や時期によって異なりますが、閲覧も応募もほとんどない状態が続くなら、早めにタイトルと冒頭を見直すことを勧めます。学生が動く時期を逃すと、次の時期まで待つことになるためです。
給与を上げれば応募は増えますか
条件が原因で外れている場合は、効果が出ることもあります。しかし、見られていない、読まれて離れている、という段階で止まっているなら、給与を上げても応募は増えにくいです。先に原因の段階を切り分けてから判断してください。
応募は来るのに、面接に来てもらえません
応募のあとの段階で止まっている場合は、返信の速さや日程調整のやりとりに原因があることが多いです。考え方は長期インターンの面接に学生が来ないときで整理しています。
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