Wantedlyの管理画面の基本操作|7つのメニューと3系統の権限
Wantedlyを申し込んだあと、最初に開くのが採用の管理画面(Admin)です。メニューはそれほど多くありませんが、誰にどの権限を渡すかを決めずに使い始めると、候補者の情報が見えすぎたり、逆に担当者が必要な情報にたどり着けなかったりします。この記事では、公式ヘルプに書かれている管理画面の構成と権限の仕組みを確認し、社内で誰が何を触るかをどう分けるかまでを整理します(2026年9月30日時点。最新は公式ページでご確認ください)。
結論|メニューは7つ、権限は3系統、人数はプランで決まる
管理画面の採用のメニューは、ホーム・アナリティクス・募集・ストーリー・候補者・スカウト・メッセージの7つです。権限は「全体」「採用」「エンゲージメント」の3系統に分かれ、採用の管理画面に入れるのは採用の「管理者」と「担当」です。入れる人数の上限はベースプランによって決まっていて、ライト15名・スタンダード30名・プレミアムは無制限です。
使い始める前に決めておくのは、次の3つです。
- 全体の「管理者」を誰にするか(最低1名が必要で、契約・支払・申込を扱う)
- 採用の「管理者」と「担当」をそれぞれ誰にするか
- 管理画面に入る人数が、プランの上限に収まるか
仕組み|7つのメニューでできること
ホーム
ホームには、直近28日の「募集を見たユニークユーザー数」「応募人数」「スカウト送信数」「メッセージ送信数」と、次におすすめのアクションが表示されます。あわせて「今週のPVランキング」と、リリース情報やキャンペーンを案内する「What's New」が並びます。ホームの数字はユニークユーザーで数えているため、アナリティクスのPVとは一致しません。数字が合わないと感じたときは、数え方が違うことを思い出してください。数字の見方はWantedlyの分析画面で見られる数値にまとめています。
アナリティクス・募集・ストーリー
アナリティクスは会社ページ・募集・ストーリーの閲覧の数字を見る場所です。募集とストーリーは、それぞれ作成・公開・停止などを行うメニューです。募集は公開の前に事前の法令審査があり、ステータスは「募集中」「募集停止中」「下書き」「審査中」の4つで管理されます。
候補者・スカウト・メッセージ
候補者は、募集やミートアップに応募した人、スカウトに返信した人の一覧です。1件のエントリーごとに候補者チケットができ、プロフィールとメッセージがまとまります。スカウトは候補者を探して送るメニュー、メッセージは候補者とのやりとりを行うメニューです。
エンゲージメント系も同じ管理画面から
ヘルプでは、社内向けのエンゲージメントの機能(Perk・Story・Pulse)も同じ管理画面から扱うとされています。こちらは採用のプランとは別の契約です。
仕組み|3系統の権限
| 系統 | 役割の例 |
|---|---|
| 全体 | 全体の「管理者」は最低1名が必要。メンバーの追加、契約・支払の確認や変更、ベースプランやオプションの申込を扱う |
| 採用 | 「管理者」は候補者全員のプロフィールを見られる。「担当」は「未対応」の候補者と、自分が担当になっている候補者の分だけ見られる |
| エンゲージメント | 社内向けの機能(別契約)を扱う |
採用の管理画面に入れる人数は、採用の「管理者」と「担当」の権限を付けたアカウントの合計で数えます。現場の社員に面談を担当してもらう会社では、面談をする人を「担当」にしておくと、自分の担当ではない候補者の情報を見ずに済みます。
エージェントベストの見解
管理画面の相談で最も多い思い込みは、「人事が一人で管理画面を見ていればいい」というものです。実際には、Wantedlyは現場の社員が会社ページに出て、候補者が話したい人を指名してカジュアル面談を申し込める仕組みもあるため、面談をする人が候補者のプロフィールやメッセージを見られないと、話が噛み合いません。一方で、全員を採用の「管理者」にすると、担当でない候補者の情報まで全員に見えてしまいます。当社は3媒体の販売パートナーとして申し込み後の運用も見ていますが、うまく回っている会社は、人事を採用の「管理者」、面談をする現場の人を「担当」に分け、候補者チケットの担当者欄で受け持ちを決めています。人数の上限はプランで決まるので、面談に出る人が何人いるかを先に数えてからプランを選ぶと、あとで入れない人が出ることを防げます。
確認する項目|使い始める前の設定
- 全体の管理者を2名にする:最低1名は必須ですが、1名だと異動や休みのときに契約・支払・メンバーの追加が止まります。副の管理者を置いておきます
- 採用の管理者と担当を分ける:候補者全員を見る必要がある人だけを管理者にし、面談をする人は担当にします
- 人数を数える:採用の管理者と担当の合計が、プランの上限(ライト15名・スタンダード30名・プレミアム無制限)に収まるかを確認します
- ホームを見る人を決める:直近28日の数字とおすすめのアクションを、週に一度誰が見るかを決めます
- 社外の人が触るかを確認する:自社の社員以外が会社アカウントを運用するには「代行利用に関する覚書」が必要です(Wantedly Partners 認定企業が運用代行する場合は不要)
注意点
- 社外の人のログインは規約に関わる:利用規約では、承諾なく第三者のために使ったり運用を委託したりすると、同じ料金プランの利用料相当額を違約金として請求されうるとされています。外部に運用を頼むときは、覚書の要否を先に確認します
- ホームとアナリティクスの数字は数え方が違う:ホームはユニークユーザー、アナリティクスはPVです
- 契約が終わると触れる範囲が変わる:有料プランが終わると募集はすべて募集停止中になり、メッセージを続けられるのは最初の5人の応募者とスカウトを送った候補者だけになります
- 人数の上限は権限の合計で数える:採用の管理者と担当の両方が数に入ります
エージェントベストの見解
管理画面の設定で、あとから直すのに手間がかかるのは権限よりも「誰が毎週ホームを開くか」です。ホームには直近28日の応募人数やスカウト送信数と、次にやるべきおすすめのアクションが出ますが、誰も開かなければ出ていないのと同じです。運用が止まる会社に共通するのは、候補者からのメッセージが来たときだけ管理画面を開き、募集やストーリーの閲覧の動きを誰も見ていないことです。当社が案内しているのは、週に一度、決まった曜日に人事の管理者がホームを開き、4つの数字を前の週と並べて社内のチャットに貼るところまでを決まりにすることです。数字の良し悪しを判断するのはそのあとで構いません。まず「見る人と曜日」を決めることが、7つのメニューを使いこなすより先に効きます。
まとめ
- 採用の管理画面のメニューは、ホーム・アナリティクス・募集・ストーリー・候補者・スカウト・メッセージの7つ
- 権限は全体・採用・エンゲージメントの3系統。全体の管理者は最低1名が必要
- 採用の管理者は候補者全員、担当は未対応と自分の担当分だけを見られる
- 採用の管理画面に入れる人数は、ライト15名・スタンダード30名・プレミアム無制限
- 社外の人が運用する場合は、代行利用の覚書の要否を先に確認する
よくある質問
面談をする現場の社員にも、管理画面に入ってもらうべきですか
面談の前に候補者のプロフィールやメッセージを確認できると、話が噛み合いやすくなります。その場合は採用の「担当」の権限にすると、「未対応」の候補者と自分が担当の候補者だけが見える状態にできます。人数はプランの上限に数えられるので、面談に出る人数とあわせて確認します。
ホームの応募人数とアナリティクスの応募数が合いません
ヘルプによると、ホームの数値はユニークユーザーで、アナリティクスはPVで数えているため一致しません。また、アナリティクスの募集の応募数には、スカウト経由の応募は含まれないとされています。
外部の会社に管理画面の操作を任せることはできますか
自社の社員以外が会社アカウントを運用するには「代行利用に関する覚書」が必要です。Wantedly Partners 認定企業が運用代行する場合は覚書は不要とされています。規約上、承諾なく第三者に運用を委託すると違約金を請求されうるため、任せる前に手続きを確認します。範囲の考え方はWantedlyのスカウトを代行に出せる範囲が参考になります。
- Wantedly ヘルプ|管理画面ホームの見方(2024-08-24更新)
- Wantedly ヘルプ|権限の種類と人数の上限(2026-07-09更新)
- Wantedly ヘルプ|プランと料金(2026-09-29更新)
- Wantedly ヘルプ|有料プラン終了後にできること(2026-07-28更新)
- Wantedly ヘルプ|代行利用に関する覚書
- Wantedly 利用規約(最終改定 2026-04-23)
本記事は 2026/9/30 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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