Wantedlyの募集の公開・非公開の設定|4つのステータスと戻せない操作
Wantedlyで募集を出していると、「採用が決まったので止めたい」「しばらく応募を受けたくない」「この募集は見えないようにしたい」といった場面が出てきます。このとき、募集を止める操作と、完全に非公開にする操作は別物で、後者は管理画面からは戻せません。この記事では、公式ヘルプで確認できる募集のステータスと公開・停止・非公開の違い、公開前の審査、2025年10月以降に必須になった募集条件の紐づけを整理します(2026年9月30日時点。最新は公式ページでご確認ください)。
結論|止めるなら「募集停止中」、非公開は戻せない前提で
| ステータス・操作 | 候補者からの見え方 | 管理画面から戻せるか |
|---|---|---|
| 募集中 | 閲覧でき、応募できる | ― |
| 募集停止中 | 閲覧はできるが、応募ボタンが無効 | 再開できる |
| 下書き | 公開前 | 公開の手続きへ進められる |
| 審査中 | 公開前の事前法令審査中 | キャンセルして下書きに戻せる |
| 完全な非公開 | 閲覧もできない | 管理画面からは再公開できない(問い合わせで依頼) |
多くの場面では「募集停止中」で足ります。完全な非公開は、どうしても閲覧もできない状態にしたいときの手段で、管理画面からは操作できず、一度非公開にすると管理画面から再公開できません。
仕組み|公開までの流れ
下書きから審査へ
募集は下書きで作り、公開の手続きに進むと事前法令審査に入ります。審査中はステータスが「審査中」になり、必要ならキャンセルして下書きに戻せます。ヘルプによると、違反がなければ最短1時間で公開されます。違反があればメールで修正の依頼が届きます。
公開の日時を決めて告知したい場合は、審査の時間を見込んでおく必要があります。「最短1時間」はあくまで最短なので、社内で公開の日を決めているなら、前日までに審査に出しておくと落ち着いて進められます。
募集条件の紐づけが必須
募集には、募集条件(労働条件)を紐づける必要があります。ヘルプでは、2025年10月以降の移行期間のあと、募集条件が紐づいていない公開中の募集は自動で「募集停止」になるとされています。以前から出している募集が、気づかないうちに停止になっていないか、公開中の募集の一覧で確認しておきます。
仕組み|止める・非公開にする・消す・複製する
募集停止中
募集停止中にすると、候補者は募集を閲覧できますが、応募ボタンは無効になります。採用が決まった、面談が詰まっていて対応が追いつかない、といった一時的な理由で止めるときに使い、再開の手順もヘルプにあります。
完全な非公開
閲覧もできない状態にしたい場合は、管理画面からは操作できません。問い合わせで、カスタマーリレーションチームに依頼します。一度非公開にすると管理画面から再公開できない点が、募集停止中との大きな違いです。なお、非公開にする前に応募してきた候補者とは、やりとりを続けられます。
削除と複製
募集の削除と複製にも、それぞれ手順の記事があります。複製は、似た職種の募集を作るときや、停止した募集をもとに新しく作り直すときに使います。
会社ページの非公開
募集ではなく会社ページそのものを非公開にする手順も、別にあります。募集だけを止めたいのか、会社ページごと見えなくしたいのかで、使う手順が違います。
有料プランが終わったとき
有料プランが終わると、募集はすべて「募集停止中」になります。再契約しても、停止した募集は再公開できず、複製して新しく作る形になり、PVやエントリー数などの数値はリセットされます。契約期間と募集の公開の関係はWantedlyのプラン変更・途中解約の扱いにまとめています。
エージェントベストの見解
募集の公開設定の相談で最も多い思い込みは、「採用が決まった募集は非公開にしておくもの」というものです。実際には、完全な非公開は管理画面から戻せず、閲覧もできなくなるので、その募集に書いた仕事の話や、読まれてきた積み重ねも候補者から見えなくなります。Wantedlyは、会社の考え方や仕事の中身を読んで共感した人が話を聞きに来る媒体なので、応募を止めても読み物としての募集が残っていることには意味があります。当社は3媒体の販売パートナーとして運用を見ていますが、採用が決まった募集は「募集停止中」にして閲覧だけ残し、次に同じ職種を募集するときに再開するか、複製して書き直す会社のほうが、募集の数字と中身を次に生かせています。非公開は、内容に誤りがある、事情があって見せられない、という場面に限って使うのが無難です。
確認する項目|操作の前に確かめること
- 応募を止めたいのか、見えなくしたいのか:応募だけ止めるなら募集停止中、閲覧も止めるなら問い合わせでの非公開です
- あとで再開する可能性があるか:再開の可能性があるなら、非公開は選ばず募集停止中にします
- 募集条件が紐づいているか:紐づいていない公開中の募集は、移行期間のあと自動で停止になります
- 公開の日程に審査の時間を見込んでいるか:事前法令審査は最短1時間です。告知の日が決まっているなら早めに出します
- 契約終了日との関係:有料プランが終わると全募集が停止になり、再契約しても停止した募集は再公開できません
注意点
- 完全な非公開は管理画面からは戻せない:一度非公開にすると、管理画面から再公開できません
- 非公開の前の応募者とはやりとりを続けられる:非公開にしても、それまでの候補者への返信は止めずに続けます
- スカウトに紐づけた募集を止めるときは注意:未返信の候補者へのリマインドは、紐づく募集が公開中であることが条件の一つです
- 審査は最短1時間:違反があれば修正依頼が届きます
- 契約が切れると数値もリセットされる:再契約後は複製して新しく作るため、PVやエントリー数は引き継げません
エージェントベストの見解
公開設定で、先に決めておかないとあとで困るのは「募集を止める判断を誰がするか」です。面談が詰まってきたときに、現場は止めたい、人事はまだ受けたい、と意見が分かれ、止めるのが遅れて返信が追いつかなくなることがあります。当社が運用の立ち上げで案内しているのは、募集ごとに「面談の予定が週に何件を超えたら募集停止にする」という目安と、止める操作をする人を決めておくことです。募集停止中なら閲覧は残り、いつでも再開できるので、迷ったら止める、と決めておいても失うものは小さくて済みます。逆に、返信が遅れた候補者の印象は取り戻しにくいものです。止める・再開するを気軽にできる設定だからこそ、判断の基準と担当を先に置いておくと、募集の公開設定が運用の道具として働きます。
まとめ
- 募集のステータスは「募集中」「募集停止中」「下書き」「審査中」の4つ
- 公開前に事前法令審査があり、違反がなければ最短1時間で公開される
- 募集停止中は閲覧できて応募できない状態。完全な非公開は問い合わせで依頼し、管理画面から再公開できない
- 募集条件(労働条件)の紐づけが必須で、紐づいていない公開中の募集は移行期間のあと自動で停止になる
- 有料プランが終わると全募集が停止になり、再契約しても停止した募集は再公開できない
よくある質問
採用が決まった募集は、非公開にしたほうがいいですか
多くの場合は「募集停止中」で足ります。募集停止中は閲覧できて応募ボタンが無効の状態で、管理画面から再開できます。完全な非公開は問い合わせで依頼する操作で、一度非公開にすると管理画面から再公開できません。
募集を公開したのに、すぐに表示されません
公開前に事前法令審査があり、ステータスが「審査中」になります。違反がなければ最短1時間で公開され、違反があればメールで修正依頼が届きます。審査中はキャンセルして下書きに戻すこともできます。
以前から出している募集が、いつの間にか停止になっていました
募集条件(労働条件)の紐づけが必須になり、2025年10月以降の移行期間のあと、紐づいていない公開中の募集は自動で募集停止になるとされています。募集条件を紐づけたうえで、再開の手順を確認します。有料プランが終わった場合も、募集はすべて募集停止中になります。
- Wantedly ヘルプ|募集のステータス
- Wantedly ヘルプ|募集の事前法令審査
- Wantedly ヘルプ|募集を非公開にする
- Wantedly ヘルプ|募集の停止・再開
- Wantedly ヘルプ|募集の削除
- Wantedly ヘルプ|募集の複製
- Wantedly ヘルプ|募集条件の紐づけ
- Wantedly ヘルプ|会社ページの非公開
- Wantedly ヘルプ|有料プラン終了後にできること(2026-07-28更新)
本記事は 2026/9/30 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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