SIer業界の会社がWantedlyで採用するときの設計|常駐と作る割合を書く
親会社系の大手SIer、独立系の大手、中堅SIer、地方のSIer、大手の子会社・DX部門、自社サービス化を進めるSIerが、Wantedlyで採用する。SIerは、仕事の中心が「作る」ではなく、「顧客の要件を決めて、協力会社に作らせて、工程と品質と予算を管理する」ことにある業界です。Wantedlyには、Web系の自社開発とSaaSとスタートアップの「エンジニアが作る会社」の会社ページが並んでいて、SIerが同じ顔——「最新技術」「エンジニアが活躍」「開発環境」——で書くと、「作れる」の像で「話を聞きに行きたい」が押され、面談で「作るのは協力会社」「新卒の仕事は要件定義と進捗管理」「常駐がある」を聞いて離れる。結論から言うと、SIerのWantedlyは、Web系の顔で書かず、順番を守ります。①自社の仕事で「作る」割合と「作らせて管理する」割合を、書けるか確かめる。②常駐の割合と、協力会社との関係(何社と、どの工程を、誰が管理するか)を書けるか確かめる。③その上で、「作らない」ことを隠さず、要件定義と工程管理と顧客との折衝を、PMと上流の仕事として一日で書く。④募集を出す。Wantedlyが向くのは、中堅・地方のSIerの中途(PM、PL、上流)、大手の子会社とDX部門、自社サービス化を進めるSIerで、大手の新卒は一括採用の制度の側で採ります。 この記事では、SIerの採用構造とWantedlyとの相性、Web系の顔で書かない見せ方、書く順番、作る割合と常駐の割合と協力会社の書き方、ストーリーとカジュアル面談とスカウトの運用設計、社内の分担を整理します。IT・Web全体の設計はIT・Web業界の会社がWantedlyで採用するときの設計、媒体の選び方はSIer業界の採用媒体の選び方で書きました。数値と料金は書きません。
SIerの採用構造と、Wantedlyとの相性
| 区分 | 採用の形 | Wantedlyとの相性 |
|---|---|---|
| 親会社系の大手SIer | 新卒は一括採用。親会社の案件が中心。中途はDXと専門職 | 新卒を置かない。子会社とDX部門の中途で、親会社の名前ではなく案件と決められることで |
| 独立系の大手 | 新卒は一括採用。多業種の案件 | 新卒を置かない。中途のPMと上流で、業種と工程で |
| 中堅SIer | 中途が増えている。特定の業種や技術に強い | 向く。強い業種と担う工程で。作る割合と常駐の割合を隠さず |
| 地方のSIer | 地元の顧客。少人数 | 向く。地域と顧客と工程で。「地元で働く」ではなく仕事で |
| 自社サービス化を進めるSIer | 受託と自社サービスが混ざる | 割合と、自社サービスに移る条件を実態で。「自社サービスもあります」の一語で済ませない |
| 業界の特徴 | Wantedlyで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 仕事の中心は「作らせて管理する」 | Web系の顔で書いて「作れる」の像で押される | 作る割合を先に |
| 常駐と協力会社がある | 知らずに来て離れる | 常駐の割合と協力会社との関係を先に |
| 大手の新卒は一括採用 | Wantedlyに置いても制度とずれる | 中途と子会社とDXに絞る |
| 資格が評価に関わる | 知らずに来て資格の期限で離れる | 資格の実態を隠さず |
順番①②:作る割合と常駐の割合と協力会社との関係を、書けるか確かめる
- 「作る」割合と「作らせて管理する」割合を、書けるか確かめる:「自社で作るのは〇〇。協力会社に作らせて管理するのが△△。新卒と若手の最初の仕事は□□」。書けない間は募集を出さず、会社ページの「なにを」だけを整える
- 常駐の割合を、隠さず:「顧客先での常駐が〇〇、自社で△△。常駐先の決まり方は□□」。SIerでも常駐がある会社は、SESと同じ問いを候補者に持たれる
- 協力会社との関係を、書く:「〇〇社の協力会社と、△△の工程を、□□が管理する。協力会社との折衝は〇〇の頻度」。「パートナー企業と協働」の一語で済ませない
- 資格の実態を、隠さず:「〇〇の資格が△△の評価に関わる。取るまでの支援は□□」。Wantedlyの募集記事で待遇をどう扱うか
- 大手の新卒を、Wantedlyに置かない:一括採用の制度で決まる。Wantedlyで新卒の募集を書くときの考え方
エージェントベストの見解
これは契約後に起きることの話です。SIerが、Wantedlyに並ぶWeb系の会社ページに合わせて「最新技術」「エンジニアが活躍」「モダンな開発環境」で募集記事を書いて採り、入った人が「作るのは協力会社だった」「仕事は要件定義と進捗管理だった」「常駐だった」で離れる形を、当社は繰り返し見ています。「作れる」で来た人は、自分でコードを書く像を持っていて、実態が「要件を決めて、協力会社に作らせて、管理する」であることを、入ってから知ります。当社がお願いしているのは、募集記事と面談で「自社で作るのは〇〇。作らせて管理するのが△△。常駐は□□」と先に伝え、PMが「要件が変わった週」と「検収が通った日」をストーリーで本人の言葉で書くことです。作らないことを知って来た人は、管理と折衝を仕事として引き受けます。「作れる」の像で集めた人は、最初の進捗会議で離れます。
順番③④:「作らない」ことを隠さず、PMと上流の仕事として書く
- 「最新技術」「エンジニアが活躍」「開発環境」を、会社ページの最初から外す:Web系の像を呼ぶ言葉。作る割合が小さいなら、像で押されて実態で離れる
- 「なにを」は、顧客の業種と担う工程で一言:「〇〇業界の顧客の△△(基幹・業務・インフラ)を、□□(要件定義から運用まで)で担っている会社」。「ITで社会を支える」で済ませない
- 「こんなことやります」は、PMと上流の一日で:「先週は〇〇の要件を顧客と決め、△△の協力会社と工程を調整し、□□の進捗と品質を確認した」。「開発に携わる」で済ませない。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方
- 何を決められるかを書く:「〇〇の設計は担当が決める。△△は顧客と決める。□□は協力会社が作る」
- 顧客との折衝と、要件の変更の実態を、隠さず:「要件の変更は〇〇の頻度。変更が来たときの△△の手順」
- 「こんな人」は、「要件を決めて文書にした・複数の会社と工程を調整した・予算と品質を管理した・顧客と交渉した」の記述で:「最新技術を学びたい」「コードを書きたい」で絞らない
会社ページの書き方はWantedlyの会社ページで最初に書くこと、素顔を出す範囲はWantedlyで会社の素顔を出す範囲で書きました。
ストーリーとカジュアル面談の設計
- PMのストーリーで、「要件が変わった週」「検収が通った日」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで事業の中身を書く方法
- 「作れる」の像で入った人のストーリーで、「像と、入った後」と「それでも残った理由」を本人の言葉で:Wantedlyの入社後ストーリーの書き方
- カジュアル面談で、作る割合と常駐の割合と協力会社との関係を、聞かれる前に伝える:Wantedlyのカジュアル面談の設計
- 面談に、PMが出る:管理と折衝の実態は、人事だけでは伝えられない
スカウトの設計
- 絞るのは、「要件を決めて文書にした・複数の会社と工程を調整した・予算と品質を管理した・顧客と交渉した」の記述:「エンジニア」「最新技術」の言葉で絞らない。Wantedlyのスカウトで対象を絞る方法
- 文面は、顧客の業種と担う工程と、作る割合と決められることを最初に:「〇〇業界の△△を要件定義から担っていて、作るのは□□、設計は担当が決められる会社で、あなたの〇〇を読んで」。「最新技術」で始めない。Wantedlyのスカウト文面の書き方
- PMの名義で送る:工程と業種の一致は、PMの名前で伝わる。Wantedlyのスカウトを代表名で送るときの考え方
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 作る割合と作らせて管理する割合を、書けるか確かめる | 事業の責任者と人事 |
| 常駐の割合と協力会社との関係と資格の実態を、何を書くか決める | 事業の責任者 |
| Web系の言葉を外し、顧客の業種と担う工程で「なにを」を書く | 人事(型は外に出せる) |
| PMが「要件が変わった週」「検収が通った日」を話す | PM |
| カジュアル面談にPMが出て、作る割合と常駐を先に伝える | PMと人事 |
| スカウトを業種と工程と作る割合を最初に、PMの名義で送る | PMと人事(絞る作業は外に出せる) |
運用代行や代理店が支えられるのは、順番の型、Web系の言葉を外す型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業までで、作る割合と常駐と協力会社の開示、責任者が話すこと、PMが話すこと、面談は会社が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。SIerが、募集記事を先に出し、「作る割合」「常駐の割合」「協力会社との関係」を「社内で見せたくない」「決まっていない」にしたまま、面談で聞かれる形を、当社は見ています。この三つはSIerの候補者が最初に聞くことで、答えが記事に無いと、面談で答えが人によって変わり、「作れる」で来た候補者が離れます。当社がお願いしている順番は、①作る割合と作らせて管理する割合を書けるか確かめる、②常駐の割合と協力会社との関係と資格の実態を書けるか確かめる、③「作らない」ことを隠さず、PMと上流の一日で書く、④その上で募集を出す、⑤PMが面談に出る、です。①と②が書けない間は、募集を出さず、会社ページの「なにを」だけを整えておきます。順番を守ると、Web系の顔ではなく、管理と折衝の仕事として読まれ、その仕事に向く候補者が押します。
まとめ
- SIerの仕事の中心は「作る」ではなく「要件を決めて、協力会社に作らせて、工程と品質と予算を管理する」こと。Wantedlyに並ぶWeb系の顔(最新技術、エンジニアが活躍、開発環境)で書くと「作れる」の像で押され、要件定義と管理と常駐で離れる
- 順番は、作る割合と作らせて管理する割合を書けるか確かめる→常駐の割合と協力会社との関係と資格の実態を書けるか確かめる→「作らない」ことを隠さずPMと上流の一日で書く→募集を出す。書けない間は募集を出さない
- 「なにを」は顧客の業種と担う工程で。何を決められるか、顧客との折衝と要件の変更の実態を隠さない。「こんな人」は「コードを書きたい」ではなく「要件を決めて文書にした・複数の会社と工程を調整した・予算と品質を管理した」の記述で
- Wantedlyは中堅・地方のSIerの中途(PM・PL・上流)、大手の子会社とDX部門、自社サービス化を進めるSIerに向く。大手の新卒は一括採用の制度の側で。自社サービス化は割合と移る条件を実態で
- PMが「要件が変わった週」「検収が通った日」を、「作れる」の像で入った人が「それでも残った理由」を本人の言葉で。面談にPMが出る。スカウトは業種と工程と作る割合を最初に、PMの名義で
よくある質問
Web系の会社と並ぶので、同じように書かないと見劣りしませんか
同じように書くと、「作れる」の像で押され、作らない実態で離れます。SIerの仕事は管理と折衝で、それに向く候補者は、Web系の顔ではなく「顧客の業種と担う工程」「作る割合」「何を決められるか」で押します。並ぶWeb系の記事には無い問いに先に答える記事の方が、SIerの候補者には読まれます。
作る割合が小さいと、書きにくいです
「自社で作るのは〇〇。協力会社に作らせて管理するのが△△。新卒と若手の最初の仕事は□□」と、そのまま書いてください。伏せて「開発に携わる」と書くと、面談で聞かれて答えが人によって変わり、入った後に知られて離れます。管理と折衝を仕事として書くと、その仕事に向く候補者が残ります。
SIerのWantedlyの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、順番の型、Web系の言葉を外す型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業を支えられます。作る割合と常駐と協力会社の開示、責任者が話すこと、PMが話すこと、面談は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
Wantedlyの発信とスカウト、止まっていませんか
- 会社ページ・ストーリー・募集・スカウトのどこで止まっているかを一緒に見ます
- スカウト文面の作成から送信・返信対応まで、代行もできます
- これから申し込む場合も、料金はWantedlyの正規料金のままです
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