IT・Web業界の会社がWantedlyで採用するときの設計|区分を最初に書く
SIer、SES、Web系自社開発、SaaS、ゲーム、ネット広告、メガベンチャー、受託開発、ITコンサル、大手の子会社・DX部門が、Wantedlyで採用する。候補者の「IT業界志望」は、この全部を一語で指していて、Wantedlyにはその全部が並んでいる。並ぶ中で、候補者が持っている像は一つ——Web系自社開発の、自分でコードを書き、製品を作り、裁量がある会社——で、自社がどの区分かを会社ページの最初に書かないと、その像で「話を聞きに行きたい」が押され、面談でSIerの「作らせて管理する」、SESの常駐、SaaSの分業、受託の納期とクライアントの仕様、ネット広告の数字を聞いて離れる。結論から言うと、IT・Webの会社のWantedlyは、自社がどの区分かを会社ページの最初に書きます。「IT企業です」「エンジニアが活躍」で書かず、「〇〇業界の顧客に△△を提供している自社開発の会社」「□□の工程を受託で担っている会社」「常駐が〇〇の割合のSES」と、区分と顧客と作る割合で書きます。区分ごとにWantedlyとの相性が違い、Web系自社開発・SaaS・スタートアップは向いていて、並ぶ中で「何を決められるか」と技術スタックとリモートの実態で区別され、SIer・SESは書き方を変えて、作る割合と常駐の割合を先に書きます。エンジニアと非エンジニアの入口を分け、副業・業務委託の入口を正社員と分けます。 この記事はIT・Webの総論で、区分ごとの各論はSIer、SES、SaaS、ゲーム、スタートアップ、広告で書きました。媒体の選び方はIT・Web業界の採用媒体の選び方で書きました。数値と料金は書きません。
IT・Webの採用構造と、Wantedlyとの相性
| 区分 | 採用の形 | Wantedlyとの相性 |
|---|---|---|
| Web系自社開発 | エンジニア、PdM、デザイナー。中途が中心 | 向く。並ぶ中で「何を決められるか」と技術スタックとリモートの実態で。各論はスタートアップ |
| SaaS | IS・FS・CSの分業とエンジニア | 向く。同じ言葉を使わず、顧客の業種と役割の実態で。各論 |
| SIer | 作らせて管理する。新卒は一括採用 | 書き方を変える。作る割合と常駐の割合を先に。各論 |
| SES | 常駐が中心。未経験と経験者 | 書き方を変える。割合と常駐先の決まり方を先に。各論 |
| ゲーム | パブリッシャー・受託・運営型・スタジオ | 向く。区分とNDAの範囲と作る現場で。各論 |
| ネット広告・受託開発 | 数字とクライアントの仕様と納期 | 数字と仕様と納期を先に。広告の各論 |
| 業界の特徴 | Wantedlyで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 「IT業界志望」が七つの区分を一語で指す | 自社の区分が伝わらない | 区分を会社ページの最初に |
| 候補者の像はWeb系自社開発 | SIer・SES・受託が像で押されて離れる | 作る割合と常駐と仕様の実態を先に |
| エンジニアと非エンジニアで採用の形が違う | 一つの募集に混ざる | 入口を分ける |
| 技術スタックとリモートで選ばれる | 書かれていないと、面談で聞かれて離れる | 実態で書く |
自社の区分を、会社ページの最初に書く
- 「IT企業です」「エンジニアが活躍する会社」で書かない:どの区分にも当てはまり、Web系自社開発の像で読まれる
- 「なにを」は、区分と顧客と作る割合で一言:「〇〇業界の顧客に△△を提供している自社開発の会社」「□□の工程を受託で担っている会社」「常駐が〇〇の割合のSES」「△△を要件定義から管理するSIer」
- Web系自社開発とSaaSは、並ぶ中で「何を決められるか」で:「〇〇の技術選定は担当が決める。△△はPdMが決める。□□は決まっていない」。「裁量がある」の一語で済ませない。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方
- SIer・SES・受託は、作る割合と常駐の割合と仕様の実態を先に:Web系の顔で書くと、像で押されて離れる
- 「こんな人」は、区分ごとの記述で:自社開発なら「〇〇を作って運用した」、SIerなら「要件を決めて工程を管理した」、SESなら「常駐先で一人で判断した」。「ITに興味がある」「エンジニアになりたい」で絞らない
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。IT・Webの会社から、「Wantedlyに会社ページを作ったが、他のIT企業と差がつかない」と相談されることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、差がつかない理由の多くは、SIer・SES・Web系自社開発・SaaS・受託という仕事の違う会社が、同じ「IT企業」「エンジニアが活躍」「最新技術」の顔で書いていることです。候補者はWeb系自社開発の像で読み、面談で実態を聞いて離れます。当社がお願いしているのは、自社の区分を会社ページの最初に書き、区分ごとに書くことを変えることです。自社開発とSaaSは「何を決められるか」と技術スタックで、SIerとSESは作る割合と常駐の割合で、受託は仕様と納期で。分けると、「この区分の、この仕事に向く人」が押します。
エンジニアと非エンジニアの入口を分け、技術スタックとリモートを実態で
- エンジニアの募集と、非エンジニア(営業、CS、マーケ、コーポレート)の募集を分ける:「IT企業で働きたい」で非エンジニアがエンジニアの募集に押す
- 技術スタックを、実態で書く:「〇〇を△△の用途で使っていて、□□は移行の途中。〇〇は決まっていない」。「モダンな技術」の一語で済ませない。使っていない技術を並べない
- リモートの実態を、隠さず:「〇〇の頻度で出社。△△の職種はフルリモート。□□はオフィス」。「リモート可」の一語で伏せない。Wantedlyでリモートの募集を書くときの設計
- 副業・業務委託の入口を、正社員と分ける:「何を、どのくらいの期間で、週何時間」を最初に。Wantedlyで副業の募集を書くときの設計
会社ページの書き方はWantedlyの会社ページで最初に書くこと、素顔を出す範囲はWantedlyで会社の素顔を出す範囲で書きました。
ストーリーとカジュアル面談の設計
- エンジニアのストーリーで、「技術選定を決めた日」「障害の週」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで事業の中身を書く方法
- 他の区分から移った人のストーリーで、「何が違ったか」を本人の言葉で:Wantedlyの入社後ストーリーの書き方
- カジュアル面談で、区分と作る割合と技術スタックとリモートの実態を、聞かれる前に伝える:Wantedlyのカジュアル面談の設計
- エンジニアの面談に、エンジニアが出る:技術の話は、人事だけではできない
スカウトの設計
- 絞るのは、区分ごとの記述:自社開発なら「〇〇を作って運用した・技術選定をした」、SIerなら「要件を決めて工程を管理した」、SESなら「常駐先で一人で判断した」。「エンジニア」「IT」の言葉で絞らない。Wantedlyのスカウトで対象を絞る方法
- 文面は、区分と顧客と、決められることを最初に:「〇〇業界の△△を自社開発していて、技術選定は担当が決められる会社で、あなたの□□を読んで」。「IT企業」「最新技術」で始めない。Wantedlyのスカウト文面の書き方
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 自社の区分を決め、会社ページの最初に書く | 代表・CTOと人事 |
| 区分に合わせて、作る割合・常駐の割合・決められること・仕様の実態を書き出す | 事業とエンジニアの責任者 |
| エンジニアと非エンジニアと副業の入口を分ける | 人事 |
| 技術スタックとリモートを、実態で書く | CTO・エンジニアの責任者 |
| エンジニアが「技術選定を決めた日」「障害の週」を話す | エンジニア |
| エンジニアの面談にエンジニアが出る | エンジニアと人事 |
| スカウトを区分と決められることを最初に、エンジニアの名義で送る | エンジニアと人事(絞る作業は外に出せる) |
運用代行や代理店が支えられるのは、区分の整理、区分ごとの書き方の型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業までで、作る割合と常駐と技術スタックとリモートの開示、CTOが話すこと、エンジニアが話すこと、面談は会社が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは媒体の向き不向きの話です。IT・Webの会社から、「Wantedlyはエンジニア採用に強いと聞いた」と一括りに相談されることがありますが、当社が見ている範囲で、Wantedlyとの相性は区分で違います。Web系自社開発・SaaS・スタートアップは、候補者の像と実態が近く、並ぶ中で「何を決められるか」と技術スタックとリモートの実態を書けば区別され、向いています。SIerとSESは、候補者の像(作る)と実態(管理する、常駐する)が離れていて、Web系の顔で書くと像で押されて離れるので、作る割合と常駐の割合を先に書く形に変えれば動きます。受託とネット広告は、仕様と納期と数字を先に書けば動きます。当社がお願いしているのは、「IT業界」と一括りにせず、自社の区分で相性を見て、区分に合った書き方をすることです。
まとめ
- 候補者の「IT業界志望」はSIer・SES・Web系自社開発・SaaS・ゲーム・ネット広告・メガベンチャーを一語で指し、像はWeb系自社開発。「IT企業です」「エンジニアが活躍」で書くとその像で押され、管理と常駐と分業と仕様で離れる。自社の区分を会社ページの最初に書く
- 区分ごとに相性が違う。Web系自社開発・SaaS・スタートアップは「何を決められるか」と技術スタックとリモートの実態で区別される。SIer・SESは作る割合と常駐の割合を先に。受託とネット広告は仕様と納期と数字を先に
- エンジニアと非エンジニアと副業・業務委託の入口を分ける。技術スタックは使っていない技術を並べず実態で、リモートは「リモート可」の一語で伏せず頻度と職種で
- エンジニアが「技術選定を決めた日」「障害の週」を、他の区分から移った人が「何が違ったか」を本人の言葉で。エンジニアの面談にエンジニアが出る
- 区分ごとの各論はSIer・SES・SaaS・ゲーム・スタートアップ・広告で。スカウトは「エンジニア」「IT」ではなく区分ごとの記述で絞り、区分と決められることを最初に
よくある質問
「IT企業」と書かないと、何の会社か分からなくなりませんか
「〇〇業界の顧客に△△を提供している自社開発の会社」「□□の工程を受託で担っている会社」の方が、「IT企業」より何の会社か分かります。「IT企業」の一語はWeb系自社開発の像を呼び、SIer・SES・受託の実態とずれて離れる原因になります。区分と顧客と作る割合で書いてください。
技術スタックは、できるだけ多く書いた方がよいのでは
使っていない技術を並べると、面談でエンジニアに聞かれて分かり、信用を失います。「〇〇を△△の用途で使っていて、□□は移行の途中。〇〇は決まっていない」と、実態と段階で書いてください。エンジニアが見ているのは技術の数ではなく、技術選定を誰が決めるかです。
IT・WebのWantedlyの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、区分の整理、区分ごとの書き方の型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業を支えられます。作る割合と常駐と技術スタックとリモートの開示、CTOが話すこと、エンジニアが話すこと、面談は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/21 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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