ゲーム業界の会社がWantedlyで採用するときの設計|区分ごとの書き方
大手パブリッシャー、受託のデベロッパー、運営型のゲーム会社、中小のスタジオ、インディー、ゲームエンジン・ツールの会社が、Wantedlyで採用する。ゲームは、Wantedlyに会社が多く並ぶ業界で、候補者はゲーム会社の会社ページを何社も並べて読んでいる。並ぶ中で、大手パブリッシャー・受託・運営型・スタジオは仕事がまったく違うのに、会社ページはどれも「面白いゲームをつくる」「作りたいものを作れる」で書かれ、区別されない。「作りたいものを作れる」で押した候補者は、面談で受託のクライアントのIPと仕様、運営型のKPIと締切、スタジオの決まっていないこと(資金、次のタイトル、役割)を聞いて離れる。結論から言うと、ゲームのWantedlyは、順番を守ります。①自社が大手パブリッシャー・受託・運営型・スタジオのどれかを決め、会社ページの最初に書く。②受託は、NDAで書けない範囲(タイトル名、ジャンル、クライアント名、開発中の内容)を先に決める。③開発(プランナー、エンジニア、デザイナー)と運営(運営プランナー、CS、マーケ)の募集を分ける。④作る現場——誰が何を決めて、締切と修正がどう来て、自分の好みと違うものをどう作るか——を書く。⑤その上で募集を出す。「作りたいものを作れる」は書かず、「何を決められて、何は決められないか」を書きます。 この記事では、ゲームの採用構造とWantedlyとの相性、四つの区分の切り分け、書く順番、NDAで書けない範囲の決め方、開発と運営の分け方、作る現場の書き方、ストーリーとカジュアル面談とスカウトの運用設計、社内の分担を整理します。エンタメ全体の設計はエンタメ業界の会社がWantedlyで採用するときの設計、媒体の選び方はゲーム業界の採用媒体の選び方で書きました。数値と料金は書きません。
ゲームの採用構造と、Wantedlyとの相性
| 区分 | 採用の形 | Wantedlyとの相性 |
|---|---|---|
| 大手パブリッシャー | 新卒は応募が集まる。中途は職種ごと。IPで知られる | IPは一度だけ。職種ごとに「何を決められるか」で。並ぶ場の中で現場で |
| 受託のデベロッパー | クライアントのIPと仕様で作る。NDAで書けない | 向く。書けない範囲を先に決め、「決められること」と「決められないこと」を隠さず |
| 運営型のゲーム会社 | 運営プランナー、CS、マーケ、エンジニア。KPIと締切 | 向く。開発と運営を分け、KPIと締切の実態を先に |
| 中小のスタジオ・インディー | 少人数。次のタイトルと資金で変わる | 向く。決まっていないことを素顔として。代表の「なぜ」で |
| 業界の特徴 | Wantedlyで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| ゲーム会社が多く並ぶ | 「面白いゲームをつくる」で区別されない | 区分と作る現場で |
| 「作りたいものを作れる」の像 | 受託のIPと運営のKPIで離れる | 決められることと決められないことを |
| 受託はNDAで書けない | 書いてから止まる | 書けない範囲を先に決める |
| 開発と運営で仕事が違う | 一つの募集に混ざる | 分ける |
順番①②:区分を最初に、受託はNDAで書けない範囲を先に
- 自社の区分を、会社ページの最初に書く:「〇〇のIPを持つパブリッシャー」「△△のジャンルを受託で開発しているデベロッパー」「□□の運営型のタイトルを持つ会社」「〇〇人のスタジオ」。「ゲーム会社です」で済ませない
- 受託は、NDAで書けない範囲を先に決める:タイトル名、ジャンル、クライアント名、開発中の内容、使っている技術。会社ページ、募集記事、ストーリー、スカウト文面のすべてで。書いてから止まる形を防ぐ
- 書けない範囲の中で、書けることを決める:「〇〇のジャンルの案件が多い」「△△の規模のチーム」「□□の工程を担う」「クライアントとの決め方は〇〇」。Wantedlyで会社の素顔を出す範囲
- スタジオは、決まっていないことを隠さず:「次のタイトルは〇〇の段階。資金は△△の状態。□□は決まっていない」
- 「作りたいものを作れる」を、書かない:受託でも運営でもパブリッシャーでも、実態ではない。「〇〇は担当が決める。△△はクライアント(またはプロデューサー、運営の数字)が決める」で
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。ゲーム会社から、「Wantedlyで他のゲーム会社と差がつかない」と相談されることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、差がつかない理由は、大手パブリッシャー・受託・運営型・スタジオという仕事の違う会社が、同じ「面白いゲームをつくる」「作りたいものを作れる」で会社ページを書いているからです。受託はクライアントのIPと仕様の中で何を決められるかが、運営型はKPIと締切の中で何を変えられるかが、スタジオは決まっていない中で何を決めるかが仕事です。当社がお願いしているのは、自社の区分を会社ページの最初に書き、「作りたいものを作れる」を書かず、「〇〇は担当が決める。△△はクライアントが決める」の形で、決められることと決められないことを書くことです。書くと、並ぶゲーム会社の中で、区分と決められる範囲で区別されます。
順番③④:開発と運営を分け、作る現場を書く
- 開発(プランナー、エンジニア、デザイナー)の募集と、運営(運営プランナー、CS、マーケ、データ)の募集を分ける:「ゲームに関わる仕事」でまとめない。運営の募集に開発志望が押す
- 運営の募集は、KPIと締切の実態を先に:「〇〇の数字を週で見て、△△のイベントを□□の周期で回す。数字が悪かったときは〇〇」。「運営で育てる」の一語で済ませない
- 開発の募集は、作る現場を先に:「〇〇の仕様は担当が決める。△△はディレクターが決める。□□はクライアントの確認が要る。修正は〇〇の段階で来る」。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方
- 締切前の時間と、その後の時間を、隠さず:「マスターアップ前は〇〇。それ以外は△△」。Wantedlyの募集記事で待遇をどう扱うか
- 「こんな人」は、「作った経験(何を、どのくらいの規模で、誰と)・締切のある制作を回した・仕様の変更を受けて作り直した・数字を見て運営を変えた」の記述で:「ゲームが好き」で絞らない
会社ページの書き方はWantedlyの会社ページで最初に書くことで書きました。
ストーリーとカジュアル面談の設計
- 開発の人のストーリーで、「仕様が変わった週」「マスターアップの日」を本人の言葉で:NDAの範囲で。Wantedlyのストーリーで事業の中身を書く方法
- 「作りたいものを作れる」の像で入った人のストーリーで、「像と、入った後」と「それでも残った理由」を本人の言葉で:Wantedlyの入社後ストーリーの書き方
- カジュアル面談で、決められることと決められないことと締切の実態を、聞かれる前に伝える:Wantedlyのカジュアル面談の設計
- 面談に、ディレクターかプロデューサーが出る:作る現場の話は、人事だけではできない
スカウトの設計
- 絞るのは、「作った経験・締切のある制作を回した・仕様の変更を受けて作り直した・数字を見て運営を変えた」の記述:「ゲームが好き」「〇〇のファン」で絞らない。Wantedlyのスカウトで対象を絞る方法
- 文面は、区分と、決められることを最初に:「〇〇のジャンルを受託で開発していて、△△は担当が決められる会社で、あなたの□□を読んで」。IPと「面白いゲーム」で始めない。Wantedlyのスカウト文面の書き方
- 送る時期を、マスターアップ前の外に:Wantedlyのスカウトを送る時期の考え方
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 自社の区分を決め、会社ページの最初に書く | 代表・プロデューサーと人事 |
| NDAで書けない範囲を決め、記事とストーリーと文面を確認する | 法務か契約の担当と人事 |
| 開発と運営の募集を分ける | 人事 |
| 決められることと決められないこと、締切と修正の実態、KPIを、何を書くか決める | ディレクター・運営の責任者 |
| 開発の人が「仕様が変わった週」を、運営の人が「数字が悪かった週」を話す | 開発・運営 |
| カジュアル面談にディレクターかプロデューサーが出て、NDAの範囲で話す | ディレクターと人事 |
| スカウトを区分と決められることを最初に、開発と運営で分けて送る | 人事(絞る作業は外に出せる) |
運用代行や代理店が支えられるのは、区分の整理、順番の型、募集を分ける型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業までで、NDAの判断、決められる範囲と締切の開示、代表とディレクターが話すこと、開発と運営が話すこと、面談は会社が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。受託のデベロッパーが、募集記事にタイトル名とジャンルとクライアント名を書き、公開の直前にNDAの確認で止まる形を、当社は見ています。止まった後で直すと、「面白いゲームをつくる」だけが残ります。当社がお願いしている順番は、①自社の区分を会社ページの最初に書く、②受託はNDAで書けない範囲を先に決め、その中で書けること(ジャンルの傾向、チームの規模、担う工程、クライアントとの決め方)を決める、③開発と運営の募集を分ける、④作る現場を「決められること」と「決められないこと」で書く、⑤その上で募集を出し、ストーリーとスカウト文面も同じ範囲で書く、です。②が先にあると、書けない範囲を避けて、決められる範囲と作る現場で書く形が最初から決まります。順番を守ると、公開できる記事だけが書かれ、NDAの範囲で並ぶゲーム会社と区別されます。
まとめ
- Wantedlyにはゲーム会社が多く並び、大手パブリッシャー・受託・運営型・スタジオは仕事が違うのに「面白いゲームをつくる」「作りたいものを作れる」で区別されない。自社の区分を会社ページの最初に書く
- 順番は、区分を最初に→受託はNDAで書けない範囲(タイトル名、ジャンル、クライアント名、開発中の内容)を先に決める→開発と運営の募集を分ける→作る現場を「決められること」と「決められないこと」で書く→募集を出す
- 「作りたいものを作れる」を書かず、「〇〇は担当が決める。△△はクライアント(プロデューサー、運営の数字)が決める」で。運営はKPIと締切の実態を、スタジオは決まっていないことを、パブリッシャーはIPを一度だけにして作る現場を
- 開発の人が「仕様が変わった週」をNDAの範囲で本人の言葉で。面談にディレクターかプロデューサーが出て、話せる範囲を先に決める
- スカウトは「ゲームが好き」ではなく「作った経験・締切のある制作を回した・仕様の変更を受けて作り直した」の記述で絞り、区分と決められることを最初に。マスターアップ前に送らない
よくある質問
NDAでタイトル名を書けないと、何の会社か伝わらないのでは
書けない範囲を先に決め、その中で書けること——ジャンルの傾向、チームの規模、担う工程、クライアントとの決め方、決められる範囲——を書いてください。候補者が知りたいのは、タイトル名より「この会社で何を決められるか」「締切と修正がどう来るか」です。タイトル名で埋めた記事は「好き」で押され、作る現場で離れます。
「作りたいものを作れる」と書かないと、他社に負けませんか
並ぶゲーム会社の多くがその言葉で書いていて、書いても区別されません。受託でも運営でもパブリッシャーでも実態ではなく、その言葉で来た候補者は作る現場で離れます。「〇〇は担当が決める。△△はクライアントが決める」と、決められることと決められないことを書いてください。決められる範囲を知って来た人が残ります。
ゲームのWantedlyの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、区分の整理、順番の型、募集を分ける型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業を支えられます。NDAの判断、決められる範囲と締切の開示、代表とディレクターが話すこと、開発と運営が話すこと、面談は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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- 会社ページ・ストーリー・募集・スカウトのどこで止まっているかを一緒に見ます
- スカウト文面の作成から送信・返信対応まで、代行もできます
- これから申し込む場合も、料金はWantedlyの正規料金のままです
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