メーカー業界の会社がWantedlyで採用するときの設計|製造の実態を書く
BtoBの中堅・中小メーカー、部品・素材・機械・設備のメーカー、地方のメーカー、事業承継期のメーカー、大手の新規事業・DX部門が、Wantedlyで採用する。候補者が「メーカー志望」と言うとき指しているのは、製品名で知られたBtoCの大手で、BtoBの中堅・中小メーカーは「メーカー」の一語では見えない。会社の側は、「うちは製品が地味で、知られていなくて、Wantedlyのようなスタートアップの場には向かない」と考えて、会社ページを作らないか、作っても「ものづくりへの情熱」「技術力」で埋める。結論から言うと、BtoBのメーカーは、Wantedlyに向いていないのではなく、書き方を変えれば目立ちます。スタートアップと成長企業が並ぶ場に、製造の実態——工場の一日、設計と工場の間の調整、顧客の技術者との仕様の決め方、最終製品のどこに使われているか——を具体的に書くメーカーは少なく、書けば区別されます。「ものづくり」「技術力」ではなく、「なにを」を最終製品と用途と顧客で書き、Wantedlyを技術職の中途(設計、生産技術、品質、技術営業)、DX、新規事業、事業承継期の二代目が「変えたいこと」で使います。技術職の新卒は、学校推薦と研究室の流れの側で採ります。 この記事はメーカーの総論で、業種ごとの各論は化学、食品、電機、半導体、自動車で書きました。媒体の選び方はメーカー業界の採用媒体の選び方、知名度のない会社の書き方はWantedlyで知名度をどう扱うかで書きました。数値と料金は書きません。
メーカーの採用構造と、Wantedlyとの相性
| 区分 | 採用の形 | Wantedlyとの相性 |
|---|---|---|
| BtoCの大手メーカー | 製品名で知られ、新卒は応募が集まる。中途は新規事業・DX | 本体の新卒を置かない。新規事業・DXの中途で、製品名ではなく部門で決められることで |
| BtoBの中堅・中小メーカー | 技術職の新卒は学校推薦と研究室。中途が増えている | 向く。最終製品と用途と顧客で。製造の実態を書けば並ぶ場で目立つ |
| 部品・素材・機械・設備 | 顧客はメーカー。製品が見えない | 向く。「〇〇の△△に使われる□□」の形で。技術の詳しさで埋めない |
| 事業承継期のメーカー | 二代目・三代目が変えようとしている | 向く。二代目の「なぜ継いで、何を変えたいか」を本人の言葉で |
| 業界の特徴 | Wantedlyで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 「メーカー志望」はBtoCの大手を指す | BtoBは「メーカー」の一語で見えない | 最終製品と用途と顧客で |
| 「地味だから向かない」と考える | 会社ページを作らない、または「ものづくり」で埋める | 製造の実態を書けば目立つ |
| 技術職の新卒は学校推薦と研究室 | Wantedlyに置いても流れの外 | 中途とDXと新規事業に絞る |
| 工場と設計と営業と本部で採用の形が違う | 一つの募集に混ざる | 入口を分ける |
「地味だから向かない」ではなく、製造の実態を書けば目立つ
- 「ものづくりへの情熱」「技術力」「品質へのこだわり」を、一度だけ:「なぜ」に事実として。どのメーカーも使える言葉で、区別されない
- 「なにを」は、最終製品と用途と顧客で一言:「〇〇(自動車・住宅・食品・医療機器)の△△の部分に使われる□□を、〇〇のメーカーに作っている会社」。「精密部品メーカー」で済ませない
- 製造の実態を、場面で書く:「先週は〇〇の試作が△△で止まり、設計と工場で□□を変えた」「顧客の技術者と〇〇の仕様を決めた」。並ぶスタートアップの記事には無い場面
- 何を決められるかを書く:「〇〇の仕様は担当が決める。△△は顧客と決める。□□は社長が決める」。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方
- 工場の場所と勤務形態を、隠さず:「工場は〇〇。設計は△△。交代勤務は□□」。Wantedlyの募集記事で待遇をどう扱うか
- 「こんな人」は、「仕様を決めた・設計と工場の間で調整した・顧客の技術者と評価を回した・不良の原因を追った」の記述で:「ものづくりが好き」「メーカー志望」で絞らない
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。BtoBの中堅・中小メーカーから、「うちは製品が地味で知られていないので、Wantedlyのようなスタートアップの場には向かない」と言われることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、向かないのではなく、逆です。Wantedlyには「ビジョン」「急成長」「裁量」の記事が並んでいて、その中で、工場の一日、設計と工場の間の調整、顧客の技術者との仕様の決め方、最終製品のどこに使われているか、を具体的に書いた記事は少なく、書けば区別されます。当社がお願いしているのは、「ものづくり」「技術力」を一度だけにし、「なにを」を最終製品と用途と顧客で書き、製造の実態を先週の場面で書くことです。書くと、「メーカー志望」ではなく、「この製品の、この工程で、これを決められる」ことに向く候補者が押します。
向く職種に絞る|技術職の中途・DX・新規事業・二代目の「変えたいこと」
- 技術職の新卒を、Wantedlyに置かない:学校推薦と研究室の流れで決まる。Wantedlyで新卒の募集を書くときの考え方
- Wantedlyで採るのは、技術職の中途(設計、生産技術、品質、技術営業、購買):「何を決められるか」と製造の実態で押される
- DXと新規事業は、「今、何を変えようとしているか」を先に:「〇〇の工程を△△で変えている」「□□の自社製品を去年始めた」。「DXを推進」の一語で済ませない
- 事業承継期のメーカーは、二代目の「なぜ継いで、何を変えたいか」を本人の言葉で:「〇〇を見て継いだ。△△を変えたい。□□はまだ変えられていない」。Wantedlyの募集記事「なぜやるのか」の書き方
- 工場・設計・営業・本部の入口を分ける:一つの募集に「技術職・営業職」と並べない
会社ページの書き方はWantedlyの会社ページで最初に書くこと、素顔を出す範囲はWantedlyで会社の素顔を出す範囲で書きました。
ストーリーとカジュアル面談の設計
- 設計や生産技術の人のストーリーで、「試作が止まった週」「量産が立ち上がった日」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで事業の中身を書く方法
- 二代目のストーリーで、「継いだ理由」と「変えたことと、変えられていないこと」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで代表の考えを書く方法
- カジュアル面談で、決められる範囲と工場の場所と勤務形態を、聞かれる前に伝える:Wantedlyのカジュアル面談の設計
- 面談の前か後に、工場を稼働の時間帯に見てもらう枠を:製品が見えなくても、工場は見える
- 面談に、技術者か二代目が出る:製造の実態と「変えたいこと」は、人事だけでは伝えられない
スカウトの設計
- 絞るのは、「仕様を決めた・設計と工場の間で調整した・顧客の技術者と評価を回した・不良の原因を追った」の記述:「メーカー」「ものづくり」の言葉で絞らない。Wantedlyのスカウトで対象を絞る方法
- 文面は、最終製品と用途と顧客と、決められることを最初に:「〇〇の△△に使われる□□を作っていて、仕様は担当が決められる会社で、あなたの〇〇を読んで」。「ものづくり」で始めない。Wantedlyのスカウト文面の書き方
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 「ものづくり」を一度にし、最終製品と用途と顧客で「なにを」を書く | 技術の責任者と人事 |
| 製造の実態を、先週の場面で書き出す | 設計と工場の責任者 |
| 技術職の新卒を学校推薦の側に、Wantedlyの職種を中途とDXと新規事業に絞る | 人事 |
| 決められる範囲と工場の場所と勤務形態を、何を書くか決める | 責任者 |
| 二代目が「継いだ理由」と「変えたいこと」を話し、記事に整える | 二代目(整えるのは人事か外に出せる) |
| 設計や生産技術の人が「試作が止まった週」を話す | 技術者 |
| カジュアル面談に技術者か二代目が出て、工場を見せる枠を持つ | 技術者・二代目と人事 |
| スカウトを最終製品と用途と決められることを最初に、記述で絞って送る | 人事(絞る作業は外に出せる) |
運用代行や代理店が支えられるのは、書き直す型、場面の書き出しの型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業までで、決められる範囲と勤務形態の開示、二代目が話すこと、技術者が話すこと、面談、工場を見せることは会社が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは媒体の向き不向きの話です。BtoBのメーカーが、Wantedlyで技術職の新卒を採ろうとして、来ない形を、当社は見ています。当社が見ている範囲で、メーカーでWantedlyが向くのは、技術職の新卒ではなく、技術職の中途(設計、生産技術、品質、技術営業)、DX、新規事業、事業承継期の二代目が「変えたいこと」で採る人です。技術職の新卒は学校推薦と研究室の流れで決めていて、Wantedlyはその流れの外にあります。中途の技術者は「この製品の、この工程で、何を決められるか」で押し、DXと新規事業の候補者は「今、何を変えようとしているか」で押し、二代目の「変えたいこと」には、変えられていないことも書かれた記事で押します。当社がお願いしているのは、Wantedlyを中途とDXと新規事業と二代目の「変えたいこと」に絞り、新卒は学校推薦の側で採ることです。
まとめ
- 候補者の「メーカー志望」はBtoCの大手を指し、BtoBの中堅・中小は「メーカー」の一語では見えない。「地味だから向かない」は誤解で、スタートアップが並ぶ場に製造の実態を書くメーカーは少なく、書けば目立つ
- 「ものづくり」「技術力」は一度だけ。「なにを」を最終製品と用途と顧客で、製造の実態(試作が止まった週、設計と工場の調整、顧客の技術者との仕様の決め方)を先週の場面で。何を決められるかと工場の場所と勤務形態を隠さない
- 技術職の新卒は学校推薦と研究室の側で。Wantedlyは技術職の中途・DX・新規事業・二代目の「変えたいこと」に絞り、工場・設計・営業・本部の入口を分ける
- 二代目は「なぜ継いで、何を変えたいか、何はまだ変えられていないか」を本人の言葉で。設計や生産技術の人が「試作が止まった週」を。面談に技術者か二代目が出て、稼働の時間帯に工場を見てもらう
- 業種ごとの各論は化学・食品・電機・半導体・自動車で。スカウトは「ものづくり」ではなく「仕様を決めた・設計と工場の間で調整した」の記述で絞る
よくある質問
製品が地味で、書くことがありません
製品が地味でも、製造の実態は場面として書けます。先週の試作が止まった理由、設計と工場でどう変えたか、最終製品のどこに使われているか。並ぶ記事にはその場面が少なく、書けば区別されます。製品の写真ではなく、工場と設計と打合せの場面で書いてください。
事業承継で、二代目が採用を任されました
二代目の「なぜ継いで、何を変えたいか、何はまだ変えられていないか」を本人の言葉で書いてください。変えたいことだけを書くと像で来て、変えられていないことで離れます。両方を書くと、変えることを一緒に引き受ける候補者が押します。面談に二代目が出て、工場を見せてください。
メーカーのWantedlyの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、書き直す型、場面の書き出しの型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業を支えられます。決められる範囲と勤務形態の開示、二代目が話すこと、技術者が話すこと、面談、工場を見せることは、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/21 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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