知名度がない会社がWantedlyで読まれるには|「なぜ」と「人」で読ませる
知名度がない会社がWantedlyを使うと、「候補者は聞いたことのない会社の記事を読まない」と考えがちです。ところが、Wantedlyの候補者は、会社名で会社を選びません。会社の「なぜ」と、そこにいる「人」で読みます。結論から言うと、Wantedlyでは知名度の差が出にくく、差が出るのは「なぜ」と「人」と「何をやるか」が書かれていないときです。知名度のなさは、代表の言葉の「なぜ」、一人の社員の一つの場面、「こんなことやります」の具体、自社らしさの「こういうとき、こうする」で埋めます。会社説明・実績・大手風の言葉・言い訳で埋めようとすると、かえって読まれません。ストーリーで「知らない会社」の不安を先に解き、スカウトで届け、知名度のなさは隠さず「初めて知る会社だと思います」から始めてよいです。 この記事では、知名度の差が出にくい理由、起きやすい失敗、埋めるもの、ストーリーの役割、スカウト、隠さない書き方、分担を整理します。会社ページの基本はWantedlyの会社ページで最初に書くこと、自社らしさはWantedlyで自社らしさを言葉にする方法で書きました。
この作業の目的|「知らない会社」を「話を聞きに行きたい会社」に変える
知名度のない会社がWantedlyで読まれるとは、候補者が会社名を知ることではなく、「知らない会社だが、この『なぜ』とこの人の話は聞いてみたい」と候補者が思うことです。
目的は、会社名を覚えてもらうことではなく、「なぜ」と「人」と「何をやるか」で、知らない会社でも話を聞きに来てもらうことです。
Wantedlyで、知名度の差が出にくい理由
| 候補者が読むもの | 知名度が関わるか |
|---|---|
| 会社の「なぜ」 | 関わらない。代表の言葉で書けるかどうか |
| そこにいる「人」(ストーリー) | 関わらない。一人の社員の一つの場面があるかどうか |
| 「こんなことやります」 | 関わらない。最初の数か月の場面があるかどうか |
| 「どうやっているのか」 | 関わらない。「こういうとき、こうする」があるかどうか |
| 会社名 | 関わる。ただし、上の四つが揃っていれば、候補者は会社名の前に読み進める |
Wantedlyは、会社名で検索して来る場ではなく、記事とスカウトで「なぜ」と「人」に出会う場です。上の四つが書かれていれば、知らない会社でも読まれます。書かれていなければ、知っている会社でも読まれません。
知名度がないときに、起きやすい失敗
- 会社説明で埋める:「知られていないから説明しなければ」と、沿革と事業の全体を書く。候補者は読まない
- 実績・取引先・受賞で補う:「〇〇と取引」「△△賞受賞」。候補者の「自分のことか」にならない
- 大手風の言葉を使う:「グローバル」「リーディング」。知らない会社が使うと、不自然
- 「知名度はないが」と謝る:言い訳から始めると、読む理由が減る
- 大手のストーリーの型を真似る:大手は会社名で読まれるので、社員の想いだけでも届く。知らない会社が真似ると、想いだけになり、場面がない
共通するのは、「会社の側の説明」で埋めようとしていることです。候補者が読むのは、「なぜ」と「人」と「何をやるか」です。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「Wantedlyは知名度のある会社が有利で、うちのような会社の記事は読まれない」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、記事の読まれ方と返信の記録を並べると、知名度のない会社が、代表の言葉の「なぜ」と一人の社員の場面で、知名度のある会社の型通りの記事より読まれ、話を聞きに来られていることがあります。候補者の側から見ると、知っている会社の記事は「知っていることが書いてある」で、知らない会社の記事は「知らなかったことが書いてある」です。どちらを読み進めるかは、会社名だけでは決まりません。当社が知名度のない会社の相談を受けるとき、最初にやるのは、「大手との差をどう埋めるか」ではなく、「会社ページに代表の言葉の『なぜ』があるか」「ストーリーに一人の社員の一つの場面があるか」の確認です。あれば、知名度の差は読まれ方の段階では小さくなります。
埋めるもの
| 埋めるもの | 何を書くか | 置く場所 |
|---|---|---|
| 代表の言葉の「なぜ」 | 「なぜこの会社を始めたか」を、場面で。「〇〇で困っている人を見て」 | 会社ページ。Wantedlyの会社ページのミッション |
| 一人の社員の一つの場面 | 「入社した最初の月、△△で困って、□□した」 | ストーリー。Wantedlyのストーリーの入社エピソード |
| 「こんなことやります」の具体 | 「入って最初の月は、✕✕の案件を先輩と二人で持つ」 | 募集記事。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方 |
| 「こういうとき、こうする」 | 「納期が厳しいとき、うちは〇〇する」。形容詞ではなく行動 | 会社ページの「どうやっているのか」。Wantedlyで自社らしさを言葉にする方法 |
会社の説明は、「なにをやっているのか」の一言で足ります。「〇〇向けの△△を作っている会社です」。それ以上は、四つの中に自然と入ります。
ストーリーで、「知らない会社」の不安を先に解く
候補者が知らない会社に対して持つ不安は、「どんな人がいるのか」「本当に存在する会社か」「入ったらどうなるのか」です。ストーリーは、この三つを、会社が説明せずに解きます。
- 「どんな人がいるのか」:一人の社員の一つの場面。顔と名前と、その人の言葉
- 「本当に存在する会社か」:職場の写真、事業の裏側の一つの案件。Wantedlyのストーリーで事業の裏側を書く方法
- 「入ったらどうなるのか」:入社した人の最初の数か月
- 「会社の素顔」:出せる本音を、出す。良いことだけにしない。Wantedlyで会社の素顔を出す範囲
知名度のない会社ほど、ストーリーの一本が、会社説明の何段落分にもなります。
スカウトで、届ける
- 知名度のない会社は、候補者が自分で見つけに来ない:記事だけで待たず、スカウトで「この記事を読んでほしい」と届ける
- スカウトの文面で、相手の「なぜ」と自社の「なぜ」を一文ずつ:会社名を知らなくても、「なぜ」が重なれば読まれる。Wantedlyのスカウトで共感を伝える書き方
- 文面から記事へ、記事から会社ページへ、と読む順番を作る:Wantedlyのスカウトと募集記事のつなげ方
- 送る人の名義は、代表か現場の人:知らない会社の人事部からより、名前のある人から
知名度のなさを、隠さない
- 「初めて知る会社だと思います」から始めてよい:隠すと、候補者は「なぜ触れないのか」と感じる。言い訳ではなく、事実として一言
- その一言のあとに、「なぜ」と「人」を書く:「初めて知る会社だと思いますが、〇〇のために△△を作っていて、この記事を書いている私は□□をしています」
- 大手と比べない:「大手にはない」「大手と違って」は、大手を基準にしている。自社の「なぜ」を書く
- 小さいことを、そのまま書く:「小さい会社なので、入った最初の月から〇〇を任されます」。小ささが「こんなことやります」の具体になる
隠さないことで、候補者の「知らない会社」の警戒が下がります。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 会社ページを会社説明から「なぜ」に変える | 代表が話し、人事が書く |
| 一人の社員の一つの場面をストーリーに | 社員が話し、人事が書く |
| 「こんなことやります」を最初の数か月の場面で | 現場の人が話し、人事が書く |
| 「こういうとき、こうする」を拾う | 人事が社員数人に聞く |
| スカウトで記事を届ける | 送る人(代表か現場の名義) |
| 「初めて知る会社だと思います」から始める方針を決める | 人事と代表 |
運用代行や代理店が支えられるのは、埋めるものの整理、記事とストーリーの型、聞く質問の型、スカウトの文面の型、読む順番の設計までで、「なぜ」を話すこと、場面を話すこと、書くこと、送ることは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。知名度のない会社から、「会社の信頼性を示すために、実績と取引先を会社ページの最初に載せたい」という要望を受けることがあります。当社は、それを最初には載せません。Wantedlyの候補者は、実績で会社を信頼するのではなく、「なぜ」と「人」で会社を信頼します。実績を最初に置くと、「なぜ」と「人」が後ろに下がり、知らない会社の実績は候補者に響かず、読まれません。当社がお願いするのは、会社ページの最初を代表の言葉の「なぜ」にし、実績は「どうやっているのか」の中に一行で入れることです。知名度は、実績で補うものではなく、「なぜ」と「人」で不要にするものです。
まとめ
- Wantedlyの候補者は会社名ではなく「なぜ」と「人」と「何をやるか」で読む。知名度の差が出るのは、この四つが書かれていないとき
- 会社説明・実績・大手風の言葉・言い訳で埋めると読まれない。埋めるのは代表の言葉の「なぜ」・一人の社員の一つの場面・「こんなことやります」の具体・「こういうとき、こうする」
- ストーリーの一本が、「どんな人がいるか・本当にある会社か・入ったらどうなるか」の不安を、会社説明なしに解く
- 知名度のない会社は候補者が見つけに来ない。スカウトで「なぜ」の重なりを一文ずつ書いて記事を届け、名義は代表か現場の人
- 「初めて知る会社だと思います」から始めてよい。大手と比べず、小ささを「こんなことやります」の具体にする
よくある質問
代表が「なぜ」を語るのが苦手です
「なぜを書いてください」ではなく、「会社を始めたとき、何に困っていましたか」「最初のお客さんは、どうやって見つけましたか」と、場面を聞きます。「なぜ」は、場面の中に出てきます。人事が短い時間で聞いて書き起こし、代表に「言いそうか」を確認してもらう形にすれば、代表の負担は話すことと確認だけです。Wantedlyの記事が書けないときの整理法
小さな会社で、ストーリーに出せる社員がいません
代表自身が、一人目のストーリーです。「会社を始めた最初の月」を書きます。社員が一人でもいれば、その人の「入社した最初の月」が二本目です。人数が少ないことは、ストーリーの本数が少ないことで、ストーリーが書けないことではありません。一人の一つの場面があれば、一本になります。
知名度のない会社のWantedlyの運用は、御社に相談できますか
できます。当社は、埋めるものの整理、記事とストーリーの型、聞く質問の型、スカウトの文面の型、読む順番の設計を支えられます。「なぜ」を話すこと、場面を話すこと、書くこと、送ることは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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