Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方|最初の3ヶ月を場面で

Wantedlyコンテンツ制作 更新日 2026/9/11

募集記事で候補者が最も読むのは、「入ったら自分は何をするのか」の部分です。Wantedlyの募集記事では「こんなことやります」にあたる部分で、募集記事の中心です。結論から言うと、ここで書くのは、最初の数ヶ月にやること、その後にやること、関わる案件や顧客の種類、誰と組むか、難しさ、成長の道筋です。「幅広い業務」「ゆくゆくは」で終わらせず、配属先に「最初の3ヶ月、この人は何をしますか」と聞いて、場面で書きます。 決まっていないなら「一緒に決める」と正直に書きます。この記事では、この部分の役割、書く内容と順番、聞き方、「ゆくゆくは」を避ける理由、正直さ、新卒と中途の書き分け、やりがちな失敗、分担を整理します。募集記事の全体は募集記事の基本構成で書きました。この記事は、そこで「募集記事の中心」と書いた部分の書き方です。

この作業の目的|候補者に「入った自分の最初の仕事」を見せる

「なにをやっているのか」で職種の位置、「なぜやるのか」で募集の理由、「どうやっているのか」でチームの働き方が分かったら、残るのは「で、自分は何をするのか」です。ここが無いと、候補者は話を聞きに行く理由を持てません。

最も知りたいのは、「最初の数ヶ月」です。入社してすぐ何をするのか、研修なのか現場なのか、誰と組むのか。ここが具体的なら、候補者は自分の最初の日々を想像できます。「ゆくゆくは〇〇」では、最初の日々が見えません。

この部分の目的は、候補者に「入った自分の最初の仕事」を見せることです。

手順1|書く内容と順番

書く内容を、候補者が読む順に並べます。

順内容書き方
1最初の数ヶ月にやること「最初の月は〇〇、2ヶ月目から△△を任せる」。研修か現場か、誰と組むか
2その後にやること「半年後には□□を1人で。1年後には◇◇にも」。分かる範囲で
3関わる案件や顧客の種類具体名が出せなければ、種類と規模感。「〇〇のような会社の△△を」
4誰と組むか名前と、その人が何をしている人か。会社ページのメンバー紹介につなげる。メンバーの選び方
5難しさこの仕事で最初に詰まりやすいこと。隠さない
6成長の道筋この仕事を続けると、何ができるようになるか。役職ではなく、できることで

1の「最初の数ヶ月」に、最も分量を使います。2以降は、1が具体的なら短くて足ります。逆に、1が薄くて2以降が長いと、「ゆくゆくは」の募集記事になります。

手順2|配属先に「最初の3ヶ月」を聞く

この部分の材料は、配属先の責任者にあります。人事が想像で書くと、「幅広い業務」「ゆくゆくは」になります。聞き方を用意します。

  1. 「この人が入ったら、最初の3ヶ月は何をしますか」:週ごと、月ごとに。研修があるならその中身、現場ならどの案件から
  2. 「誰と組みますか」:教える人、一緒にやる人。名前で
  3. 「半年後、1年後は」:分かる範囲で。「未定」なら未定と
  4. 「最初に詰まりやすいのは、どこですか」:過去に入った人が詰まったところ
  5. 「関わる案件や顧客は、どんな種類ですか」:具体名か、種類と規模感
  6. 「この仕事を続けると、何ができるようになりますか」:役職ではなく、できること

「最初の3ヶ月」が答えられない場合は、募集記事を書く前に、配属先で決めます。決まっていないまま書くと、候補者に「入ったら何をするか分からない会社」と映ります。この順番は、募集記事の基本構成の記事で「これをやる前に決めておくこと」として書きました。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「入社後のことは、入ってから決めればいいので、募集記事では『幅広く』としておく」というものです。実際には、「幅広く」と書かれた募集記事を読んだ候補者は、「入ったら何をするか分からない」と受け取り、話を聞きに来ません。来る候補者も、面談で「具体的には何を」と聞き、答えが無ければ離れます。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてWantedlyの契約後の運用を見ていますが、話を聞きに来る候補者が多い募集記事は、例外なく「最初の月は〇〇、2ヶ月目から△△」と、最初の数ヶ月が具体的です。「ゆくゆくは」が中心の募集記事には、来ません。入社後のことを決めるのは、募集記事を書くときです。決めていないなら、募集記事を書く前に配属先で決めるか、「一緒に決める」と正直に書くかのどちらかで、「幅広く」でごまかさないことを勧めます。

手順3|「幅広い業務」「ゆくゆくは」を避ける理由

避ける言い方と、なぜ避けるかを並べます。

避ける言い方候補者にどう映るか代わりに
「幅広い業務をお任せします」何をするか決まっていない最初の月にやることを1つ
「ゆくゆくは〇〇も」最初は何をするのか分からない最初の数ヶ月を先に、ゆくゆくは短く
「様々なプロジェクトに関わる」どのプロジェクトか分からない種類と規模感、最初に関わる1つ
「成長できる環境で」抽象語できるようになることを具体的に
「即戦力として活躍」教える体制が無い誰と組んで、何から始めるか
「一緒に会社を大きく」仕事が見えないこの募集の仕事の中身

共通するのは、「最初の仕事が見えない」ことです。候補者は、会社の未来より、自分の最初の日々を知りたい。「ゆくゆくは」は、最初の数ヶ月を書いたあとに、短く添えるものです。

手順4|決まっていないなら、正直に

新しく始める事業や、体制がまだ無い募集では、最初の数ヶ月が決まっていないことがあります。その場合は、正直に書きます。

正直に書くと、「決まっていないほうが面白い」と思う候補者が来ます。ごまかすと、誰も来ないか、来ても面談で離れます。正直さの考え方は、募集記事「なぜやるのか」の書き方で「欠員なら欠員と」と書いたのと同じです。

手順5|新卒と中途で書き分ける

同じ職種でも、新卒向けと中途向けで、この部分の書き方が変わります。

観点新卒向け中途向け
最初の数ヶ月研修の中身、最初に配属される仕事、誰が教えるか。丁寧に最初の案件、引き継ぎの形、任される範囲。すぐの参加を前提に
その後1年目、2年目の道筋。「入社1年目の〇〇さんは、いま△△を」半年後、1年後に任される範囲
難しさ学生が想像しにくい実務の難しさを、優しく具体的に経験者が詰まりやすい、この会社特有のこと
成長の道筋何ができるようになるか、を長めにできることの広がりと、役割の変化
誰と組むか教える人、年の近い先輩一緒にやる人、引き継ぐ相手

新卒向けに「即戦力」「引き継ぎ」を書くと、学生は「自分ではない」と閉じます。中途向けに「研修から」を長く書くと、経験者は「求められていない」と感じます。誰に向けた募集かで、最初の数ヶ月の書き方を変えます。新卒の学生像の考え方は、OfferBoxの募集要項の書き方で「最初の仕事と1日の流れ」と書いたのと同じです。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか直し方
「幅広い業務」何をするか分からず、来ない最初の月にやることを1つ
「ゆくゆくは」が中心最初の日々が見えない最初の数ヶ月を先に
人事が想像で書く抽象語になる配属先に「最初の3ヶ月」を聞く
決まっていないのに決まっているように書く面談で気づかれる「一緒に決める」と正直に
誰と組むかが無い1人で放り出されるように見える名前で書く
難しさを書かない建前に読まれる最初に詰まりやすいことを1つ
新卒向けに「即戦力」学生が閉じる研修と教える人を書く
成長の道筋が役職だけできることが見えないできるようになることで書く

最も多いのは、最初の「幅広い業務」です。決まっていないか、人事に伝わっていないかのどちらかです。

社内の分担

作業誰が
「最初の3ヶ月」を決める配属先の責任者
「最初の3ヶ月」「誰と」「難しさ」「その後」を話す配属先の責任者
聞いて、場面の文にする人事
新卒と中途で書き分ける人事
決まっていない部分を正直に書く人事(責任者と合意)
責任者が確認する配属先の責任者
状況が変わったら直す人事

配属先の責任者の時間は、「最初の3ヶ月を決める」「話す」「確認する」の3つです。最初の「決める」が、この部分で最も重い作業です。運用代行や代理店が支えられるのは、聞く質問の用意、場面の文への整理、新卒と中途の書き分けの型までです。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

これをやる前に、先に決めておかないと募集記事の中心が書けないことがあります。「入った人の最初の3ヶ月を、配属先が決めている」ことです。当社がWantedlyの運用の相談で募集記事を見るとき、「こんなことやります」が「幅広く」で終わっている記事の配属先に聞くと、最初の3ヶ月が決まっていないか、決まっているが人事に伝わっていないかのどちらかです。決まっていないなら、募集記事を書く前に決める。伝わっていないなら、人事が「最初の3ヶ月、この人は何をしますか」と聞く。当社が募集記事の整備を支えるとき、最初にこの質問を配属先にしてもらうのは、この答えが募集記事の中心になるからです。答えがあれば、募集記事の他の部分は短くて済みます。答えが無ければ、他の部分がどれだけ良くても、候補者は「自分の最初の仕事」が見えず、話を聞きに来ません。

まとめ

よくある質問

入社後の配属や仕事が決まっていません。何を書けばよいですか

決まっていることと決まっていないことを分けて書きます。「関わる顧客は〇〇と決まっている。進め方はこれから。最初の月は△△と一緒に何をやるかを決めるところから」のように、「一緒に決める」を最初の仕事として書きます。「幅広く」でごまかすと、面談で気づかれます。

「ゆくゆくは」を書いてはいけないのですか

書いて構いませんが、最初の数ヶ月を書いたあとに、短く添えます。「ゆくゆくは」が中心だと、候補者は最初の日々を想像できません。最初の月、2ヶ月目、半年後、1年後、の順で、最初に最も分量を使います。

募集記事の中心の作成は、御社に相談できますか

できます。当社は、配属先に聞く質問の用意、聞いた答えを場面の文に整えること、新卒と中途の書き分けを支えられます。「最初の3ヶ月」を決めることと話すことは、配属先の責任者にお願いしています。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの募集記事の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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