Wantedlyの募集記事の反応を見て直す手順|止まった段で1か所ずつ直す

Wantedlyコンテンツ制作 更新日 2026/9/11

募集記事は、出して終わりではなく、反応を見て直すものです。ところが、「反応が悪いので全部書き直した」「閲覧は多いのに来ないので、タイトルを煽った」という直し方では、何が効いたか分からず、次に活きません。結論から言うと、募集記事の反応は「一覧で開かれているか」「開いて話を聞きに行くか」「来た人が合っているか」「面談後に進むか」の4段で切り分け、止まっている段に対応する箇所を、月に一度、1か所だけ直します。材料は閲覧や応募の数ではなく、面談で聞く候補者の言葉で、直した理由を台帳に残します。 この記事では、反応の見方、やりがちな失敗、止まっている場所ごとの直す箇所、月に一度1か所の理由、面談の言葉を材料にすること、記録の残し方、閉じる・分ける判断、分担を整理します。募集記事の差し替えで比べる方法は募集記事を差し替えて比べる方法で書きました。この記事は、その前段の「どこを直すか」を決める話です。

この作業の目的|「どこで止まっているか」を見てから直す

募集記事の反応が悪いとき、原因は1つではありません。一覧で開かれていない、開かれたが話を聞きに行かない、話を聞きに来たが合わない、面談後に進まない。それぞれ、直す箇所が違います。

切り分けずに直すと、開かれていないのに本文を直したり、来た人が合わないのにタイトルを直したりします。目的は、「止まっている段を見て、その段に対応する箇所だけを直す」ことです。

反応の4段

段何を見るか見える形
1. 一覧で開かれているか募集記事が一覧で開かれているか管理画面で見える閲覧の動き。ただし数字の大小より、変化
2. 開いて話を聞きに行くか開いた人が「話を聞きに行く」を押すか開かれているのに来ないなら、本文で止まっている
3. 来た人が合っているか話を聞きに来た人が、募集の意図と合っているか面談で「なぜ来たか」を聞く
4. 面談後に進むか面談のあと、選考に進むか、辞退か辞退の理由に「記事と違った」があるか

1と2は管理画面で見え、3と4は面談で聞かないと分かりません。3と4を見ずに1と2だけで直すと、来る人は増えても合わない人が増えます。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか
閲覧や応募の数だけで判断する煽りに寄る。来ても合わない
反応が悪いので全部書き直す何が効いたか分からない
一度に複数の箇所を直す同じく、何が効いたか分からない
直した理由を残さない担当が変わると、なぜこの形かが分からない
面談で「なぜ来たか」を聞かない3と4が見えない
反応が無いのに、そのまま放置する古い記事が一覧に残り続ける
反応が良い記事を、良いままにせず直す効いていたものを壊す

最も多いのは、最初の「数だけで判断する」です。閲覧が少ないからタイトルを煽り、閲覧は増えたが来ない、という流れです。

エージェントベストの見解

媒体を比べたり運用を見直したりするときに、募集記事の良し悪しを「応募の数」で判断しようとする会社は多いのですが、応募の数は「開かれて、押された」までで、「合う人が来て、進んだ」ではありません。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてWantedlyの契約後の運用を見ていますが、応募が多い募集記事が、面談後に誰も進まないことがあります。理由は、タイトルと本文が「誰でも来られる」形になっていて、来る人が絞られていないからです。逆に、応募は少ないが面談後にほとんど進む募集記事もあります。当社が募集記事の見直しを支えるときは、応募の数ではなく、「面談で候補者が『記事のどこを読んで来たか』と答えた内容」と「面談後に進んだか」を並べて見ます。この2つが、募集記事の本当の反応です。数は、その次です。

止まっている場所ごとの、直す箇所

止まっている段直す箇所直し方
1. 一覧で開かれていないタイトル、カバー写真「誰に、何を」が一言で分かるタイトルに。付け方は募集タイトルの付け方。写真は仕事の場面に。カバー写真の選び方
2. 開いたが来ないなにを、なぜ、どうやって最初の段落で仕事が分かるか。抽象語が残っていないか。「なにを」の書き方
3. 来たが合わないこんな人、条件誰に来てほしいかが書けているか。合わない人が分かる書き方か。「こんな人」の書き方
4. 面談後に進まない面談との整合、条件、一緒に働く人記事と面談がずれていないか。条件が記事に書いてあるか。条件の書き方

4の「面談後に進まない」は、募集記事の問題ではなく、面談の問題であることもあります。記事に書いたことと面談で言うことが違う、記事に書いていない条件が面談で出る。この場合、直すのは記事より面談です。

月に一度、1か所だけ直す

直すときの原則は、「月に一度、1か所」です。

「1か所だけ」は、遅く見えますが、何が効いたかが分かるので、次の記事にも活きます。全部直すと、その記事は良くなっても、なぜ良くなったかが分からず、次の記事で同じことを繰り返します。

面談で聞く言葉を、材料にする

直す材料は、管理画面の数字より、面談で聞く候補者の言葉です。

面談に出る人に、この3つの質問を型として渡しておきます。聞いたことは、人事に戻します。ストーリーの反応を面談で聞く考え方はストーリーでやりがちな失敗で書いたのと同じです。

直した記録を、台帳に残す

直したら、記録します。

残すこと例(型)
いつ月
どの記事の、どの箇所〇〇職の募集、タイトル
何から何へ「〇〇職募集」→「未経験から〇〇を始めたい人へ」
なぜ面談で「何の仕事か分からなかった」と言われた
その後どうなったか翌月に、面談で「タイトルで自分向けだと分かった」と言われた

記録があると、担当が変わっても「なぜこの形か」が分かり、同じ失敗を繰り返しません。記事の台帳と一緒に置きます。台帳の考え方はコンテンツを資産として貯める考え方で書きました。

閉じる・分ける判断

直しても反応が無い記事は、閉じるか、分けるかを判断します。

「そのまま」の判断があることを、忘れないようにします。反応が少ない記事が悪いとは限りません。

社内の分担

作業誰が
4段のどこで止まっているかを見る人事
面談で3つの質問を聞く面談に出る人
聞いた言葉を人事に戻す面談に出る人
直す箇所を決めて、1か所直す人事
台帳に記録する人事
閉じる・分ける・作り直すを判断する人事と責任者

運用代行や代理店が支えられるのは、4段の切り分けの型、直す箇所の案、面談で聞く質問の型、台帳の型、閉じる・分ける判断の材料までで、面談で聞くこと、聞いた言葉を戻すこと、直すかどうかの判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

自社で持つべきなのは、どこまでか。当社がWantedlyの募集記事の見直しを支えるとき、4段の切り分け、直す箇所の案、台帳の型は当社が出せます。ただし、「面談で候補者に3つの質問を聞き、その言葉を人事に戻す」ことだけは、企業にしかできません。この言葉が無いと、当社も企業も、管理画面の数字だけで判断することになり、煽りに寄ります。当社が見直しの支援で最初にお願いするのは、面談に出る人に3つの質問を型として渡し、聞いたことを一行で人事に送ってもらうことです。一行が月に数件あれば、当社は直す箇所を絞れます。無ければ、当社の案は推測になります。募集記事の見直しは、書く技術より、聞く一言から始まります。

まとめ

よくある質問

閲覧の数は、見なくてよいのですか

見ますが、大小ではなく変化を見ます。タイトルを直した翌月に開かれる数が変わったか、のように、1か所直したあとの変化として使います。数の大小だけで「良い」「悪い」と判断すると、煽りに寄ります。

反応が無い記事を、すぐ直したくなります

出してから反応が見えるまでに時間がかかります。出した月に直すと、反応が出る前に次を直すことになります。月に一度と決め、それまでは面談で聞く言葉を集めます。

募集記事の見直しは、御社に相談できますか

できます。当社は、4段の切り分けの型、直す箇所の案、面談で聞く質問の型、台帳の型、閉じる・分ける判断の材料を支えられます。面談で聞くことと、直すかどうかの判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの募集の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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