Wantedlyのストーリーでやりがちな失敗|5つの失敗と直し方

Wantedlyコンテンツ制作 更新日 2026/9/11

ストーリーの各型の書き方は、これまでの記事で書いてきました。この記事は、その基本を知っていても起きる失敗を、5つに分けて集めたものです。結論から言うと、ストーリーの失敗は「題材」「書き方」「写真」「運用」「確認」の5つに分けると直しやすく、読まれないときは、失敗を探す前に「一覧で開かれていないのか、開いて離れているのか、読まれても話を聞きに来ないのか」を切り分けます。 切り分けずに書き方だけを直しても、原因が運用(途切れている)や誘導(募集記事につながっていない)にあれば、直りません。この記事では、5つの失敗と直し方、公開前のセルフチェック、読まれない原因の切り分け、放置と燃え尽きの失敗、分担を整理します。ストーリーの位置づけはストーリーの基本で書きました。

この作業の目的|失敗に「気づける」状態を作る

ストーリーの失敗は、書いた本人には見えにくいものです。書いているときは「会社の良さが伝わる記事」のつもりで、候補者から読むと「会社の宣伝」に映ります。

気づける状態を作るには、公開前に5つの観点でチェックすることと、公開後に面談で「どのストーリーを読みましたか」と聞くことの2つです。後者は、面談の最初に一言聞くだけで、どの記事が届いていて、どの記事が読まれていないかが分かります。

失敗1|題材

失敗候補者からどう見えるか直し方
広報や宣伝、受賞や発表会社の言葉。読まない裏で誰が何をしたか
書きやすい題材(イベント、制度)から選ぶ候補者の知りたいことでない読ませたい候補者から決める。テーマの決め方
1本に全部を詰める会社紹介になる1本に1つの場面
同じ型ばかり会社の一面しか見えない6つの型をローテーション
イベントの様子だけ楽しさの報告。来ない裏の動き。社内イベントを書くときの注意
募集している職種と関係が無い募集記事を補わない募集記事のどこを補うかで決める

失敗2|書き方

失敗候補者からどう見えるか直し方
会社の説明から始める読まれない場面から始める
抽象語(成長・挑戦・アットホーム)どの会社も同じ場面に置き換える。カルチャーを伝える書き方
良いことだけ建前うまくいかなかったこと、違ったこと、詰まったこと
教訓や決意でまとめる説教、ポエム場面を置いて終える
経歴・やりがい・メッセージの3段構成どの会社のインタビューも同じ1つの場面から。社員インタビューを書く手順
理念をもう一度書く会社ページと重なる最近の1つの判断。代表の考えを書く方法
成功事例にする実績の紹介詰まりと判断。事業の裏側を書く方法
本人の言葉を言い換える声が消えるそのまま残す
長い読み切れない1つの場面を書き切る長さ
募集記事や会社ページへ誘導しない読んで終わる一言で誘導

エージェントベストの見解

申し込んだあと、ストーリーで半年後に起きやすいのは、「出しては放置し、人事が1人で疲れて止まる」ことです。書いた記事の反応を見ず、読まれたかどうかを聞かず、次を書く。材料は人事の目に入る範囲で尽き、書く時間は他の業務に食われ、本人の熱が下がる。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてWantedlyの契約後の運用を見ていますが、ストーリーが1年以上続いている会社に共通するのは、「面談で読まれた記事を聞き、書いた人と話した人に戻している」ことと、「人事が書く人ではなく整える人になっている」ことです。反応が戻ると、社内の協力が続きます。整える人になると、人事の負担が減ります。この2つが無いと、どれだけ書き方が良くても、半年で止まります。ストーリーの失敗で最も重いのは、書き方ではなく、止まることです。

失敗3|写真

失敗候補者からどう見えるか直し方
記事と関係の無い写真場面が伝わらない書いた場面の写真。ストーリーの写真の撮り方
写真を先に撮って記事を合わせる題材が写真に偏る記事を書いてから撮る
集合写真、外観、乾杯人と動きが見えない仕事中、会議中、準備の場面
フリー素材記事が疑われる無いほうがまし
写真を待って公開しない途切れる無いまま出し、あとで足す
顧客や機密の写り込み問題になる撮ったあとに確認
同意を取らない後で問題になる写真を見せて同意

失敗4|運用

失敗何が起きるか直し方
本数の目標を先に決める届かない月に止まる途切れないことを基準に。更新頻度の決め方
最初の月に多く書いて息切れ翌月から止まる最初は少なく
募集が無い時期に止める次の募集の前に人が来ない減らしても止めない
ネタを集める仕組みが無い書く時間にネタが無い週に一度1行を拾う。会社ページを更新し続ける仕組み
人事1人で書き続ける疲れて止まる話す人・拾う人・直す人を増やす。書き手を社内で増やす方法
出して放置反応が分からず、次に活きない面談で「どのストーリーを読んだか」を聞く
閲覧で判断するイベントの記事が増える来た人の言葉で
タイトルが分類や連番開かれない誰の、何が起きた。ストーリーのタイトルの付け方
古い記事を直さない良い記事が埋もれるタイトルと誘導を直す

失敗5|確認

失敗何が起きるか直し方
本人の確認を省く「言っていない」となる全文と写真を見せる
代表の確認待ちで止まる公開されない期限と、過ぎたら人事判断の合意
人事が直しすぎる本人の言葉が消え、書き手が減る抽象語・事実・特定の3つだけ
特定される情報を見落とす顧客や社員の問題責任者と管理部門の確認
業務外に書かせる負担になり、次から断られる業務時間内
反応を本人に戻さない「話した意味が無かった」面談で聞いて戻す

公開前のセルフチェック

公開前に、次の順で見ます。数分で済みます。

  1. 1本に1つの場面か:2つ以上を詰めていないか
  2. 場面から始まっているか:会社の説明から始まっていないか
  3. 抽象語が残っていないか:成長、挑戦、アットホーム、風通し、想い
  4. うまくいかなかったこと、違ったこと、詰まったことが1つあるか
  5. 本人の言葉が残っているか:言い換えていないか
  6. タイトルに「誰の、何が起きた」があるか:分類や連番になっていないか
  7. 写真が記事の場面か:関係の無い写真、写り込みが無いか
  8. 募集記事か会社ページへ誘導しているか
  9. 本人と、必要なら責任者・管理部門の確認を取ったか
  10. 別の1人に読んでもらったか:候補者の目線で「この会社で働く自分が想像できるか」

1と3と6で止まることが多いので、この3つだけでも毎回見ます。

読まれないときの、原因の切り分け

「ストーリーが読まれない」「話を聞きに来ない」という症状は、原因が3つに分かれます。書き方を直す前に、どこで止まっているかを見ます。

止まっている場所見えるサイン直す場所
一覧で開かれていない閲覧が見えるなら少ない。タイトルが分類や連番タイトルと最初の写真
開いたが、途中で離れている開かれているが、面談で挙がらない。会社の説明から始まる、抽象語が多い書き方
読まれているが、話を聞きに来ない面談で「読んだ」と言われるが、募集記事に進んでいない。誘導が無い、会社ページが古い募集記事への誘導、会社ページ
そもそも新しい記事が無い途切れている運用。頻度と書き手

「そもそも新しい記事が無い」は、失敗を探す前に確かめることです。途切れている状態で書き方を直しても、直した記事が出なければ意味がありません。

「読まれているが来ない」は、ストーリーの失敗ではなく、募集記事か会社ページの失敗です。ストーリーから募集記事へ誘導し、募集記事が「この募集で何をやるか」を具体的に書いていて、会社ページが古くなければ、読んだ候補者は話を聞きに来ます。募集記事の失敗は募集記事でやりがちな失敗で書きました。

社内の分担

作業誰が
公開前のセルフチェック書いた人と、別の1人
面談で「どのストーリーを読んだか」を聞く面談に出る人
読まれない原因を切り分ける人事
5つの失敗を直す人事(本人の言葉に関わる部分は本人と)
途切れていないかを見る人事
古い記事のタイトルと誘導を直す人事

運用代行や代理店が支えられるのは、セルフチェックの型、原因の切り分け、5つの失敗の直し方の案、古い記事の直し案までで、本人の確認、特定の判断、面談で聞くことは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

自社で持つべきなのは、どこまでか。当社がWantedlyのストーリーの見直しを支えるとき、5つの観点のチェック、読まれない原因の切り分け、直し方の案、古い記事のタイトルと誘導の直し案は当社が出せます。ただし、「面談で候補者に『どのストーリーを読みましたか』と聞く」ことだけは、企業にしかできません。この一言が無いと、当社も企業も、どの記事が届いているかを推測するしかなく、閲覧の数で判断することになり、イベントの記事が増えます。当社が見直しを支えるとき、最初に「面談の型に、この一言を入れてください」とお願いするのは、この理由です。一言があれば、失敗は見つかり、直せます。無ければ、失敗は見えないまま続きます。ストーリーの見直しは、書き方の技術より、聞く一言から始まります。

まとめ

よくある質問

ストーリーを直したのに、話を聞きに来る人が増えません

原因がストーリー以外にある可能性があります。読まれているのに来ないなら、募集記事への誘導が無いか、募集記事が具体的でないか、会社ページが古いかです。そもそも新しい記事が出ていないなら、運用の問題です。面談で「どのストーリーを読んだか」を聞き、どこで止まっているかを切り分けてから直します。

記事の質より、続けることを優先してよいのですか

続けることが先です。質の高い記事が半年止まるより、月に1本の短い記事が途切れないほうが、会社ページに人が来続けます。質は、続けながら、面談で聞いた反応を戻して上げていきます。止まった時点で、質を上げる機会も無くなります。

ストーリーの見直しは、御社に相談できますか

できます。当社は、5つの観点のチェック、読まれない原因の切り分け、直し方の案、古い記事の直し案を支えられます。本人の確認と、面談で聞くことは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyのストーリーの整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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