インフラ業界の会社がWantedlyで採用するときの設計|変わっている現場を書く
電力、ガス、鉄道、通信、水道、道路、空港・港湾、それらの子会社と新規事業部門が、Wantedlyで採用する。インフラの会社は、「社会を支える」「止められない」「安定」で会社ページを書きやすい。書いた側は「大手で安定していて、社会に必要な仕事だから、読まれる」と考える。Wantedlyは、スタートアップと成長企業が並ぶ場で、候補者はそこに「今、何が変わっていて、自分が何を変えられるか」を見に来ている。「社会を支える」「安定」は、並ぶ記事の間で差にならず、「話を聞きに行きたい」が押されない。結論から言うと、インフラのWantedlyは、「社会を支える」を一度だけ置き、「今、この会社で変わっていること」——新規事業、DX、データ、地域の事業、再エネ、設備の更新——と、その現場で誰が何を決めているかを書きます。子会社・新規事業部門は、親会社の名前と沿革で会社ページを埋めず、自分たちの事業と現場で書きます。「新規事業」で入った人が、親会社のルールと決裁の遅さで離れる形を防ぐため、決裁の経路と、決められることと決められないことを、募集記事に先に書きます。 この記事では、インフラの採用構造とWantedlyとの相性、「変わっていること」の見せ方、子会社・新規事業部門の書き方、ストーリーとカジュアル面談とスカウトの運用設計、社内の分担を整理します。媒体の選び方はインフラ業界の採用媒体の選び方、知名度のある会社の書き方はWantedlyで知名度をどう扱うかで書きました。数値と料金は書きません。
インフラの採用構造と、Wantedlyとの相性
| 区分 | 採用の形 | Wantedlyとの相性 |
|---|---|---|
| 大手の本体(電力・ガス・鉄道・通信) | 新卒の一括採用が中心。総合職と技術職。転勤あり | 総合職の新卒は制度の側で。Wantedlyは新規事業・DX・データの中途と専門職で |
| 子会社(IT、エンジニアリング、不動産、地域事業) | 親会社の名前で採る。中途が増えている | 親会社の名前と沿革で埋めない。自分たちの事業と現場で |
| 新規事業部門・社内ベンチャー | 少人数。中途と出向者 | 決裁の実態を先に。「新規事業」の像で来た人が離れないように |
| 水道・道路・空港・港湾の運営会社 | 地域に根ざした採用。技術職と運営 | 「なにを」を地域と設備で。変わっていること(更新、民間委託、DX)を |
| 業界の特徴 | Wantedlyで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 「社会を支える」「安定」で書きやすい | スタートアップの並ぶ場で差にならない | 「今、変わっていること」と現場で |
| 子会社が親会社の名前で書く | 親会社の像で読まれ、子会社の実態とずれる | 自分たちの事業と現場で |
| 新規事業でも親会社のルールと決裁がある | 「新規事業」の像で来た人が決裁の遅さで離れる | 決裁の経路と、決められることを先に |
| 配属と転勤が制度で決まる | 「配属先が分からない」で離れる | 募集ごとに配属と勤務地を書く |
「社会を支える」で埋めない|「今、変わっていること」と現場で書く
- 「社会を支える」「止められない」は、一度だけ:会社ページの「なにを」に事実として。募集記事の全部をそれで埋めない
- 「今、この会社で変わっていること」を、事業と場面で:「〇〇のデータを△△に使う事業を、去年始めた」「□□の設備更新で、〇〇の方法を変えている」。「DXを推進」「新規事業を創出」の一語で済ませない
- その現場で、誰が何を決めているかを書く:「〇〇は担当が決めて進める。△△は本社の決裁が要る」。Wantedlyの募集記事「こんなことやります」の書き方
- 「こんな人」は、「大きな組織で新しいことを進めた・違う部門を巻き込んだ・制度の中で工夫した」の記述で:「社会貢献に関心がある」「安定志向」で絞らない
- 配属と勤務地を、募集ごとに:制度で決まるなら、決まり方を。「全国転勤あり」の一語で伏せない。Wantedlyの募集記事で待遇をどう扱うか
- 総合職の新卒をWantedlyに置くなら、制度とのずれを先に:一括採用の制度がある会社は、新規事業・DX・データの中途と専門職から
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。インフラの会社から、「大手で安定していて、社会に必要な仕事なので、Wantedlyでも読まれるはず」と相談されることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、Wantedlyの候補者は、大手と安定を見に来ているのではなく、「今、何が変わっていて、自分が何を変えられるか」を見に来ています。「社会を支える」「安定」の会社ページは、スタートアップと成長企業の記事の間で差にならず、知名度があっても「話を聞きに行きたい」が押されません。当社がお願いしているのは、「社会を支える」を一度だけ置き、「今、この会社で変わっていること」を事業と場面で書き、その現場で誰が何を決めているかを書くことです。書くと、大手のインフラでも、並ぶ場の中で「この会社で変えられることがある」と読まれます。安定は、待遇と勤務の実態として書けば足ります。
子会社・新規事業部門の書き方|親会社の名前と沿革で埋めない
- 会社ページの「なにを」は、子会社自身の事業で:「〇〇グループの△△を担う会社」ではなく、「〇〇の顧客に△△を提供している会社」。親会社は一度、事実として
- 沿革を書かない:親会社の歴史は、候補者が知りたいことではない。今の事業と現場で
- 「なぜ」は、子会社の責任者の「なぜこの事業を始めたか」で:親会社の理念を貼らない。Wantedlyの募集記事「なぜやるのか」の書き方
- 新規事業部門は、決裁の実態を先に:「〇〇までは部門で決める。△△は本社の決裁。決裁には□□の手順が要る」。「新規事業」の像(速い、自由、少人数で決める)で来た人が、決裁で離れる
- 出向者と中途の割合と、それぞれの役割を隠さず:「親会社からの出向者が〇〇を担い、中途が△△を担う」
- 待遇が親会社と違うなら、隠さず:親会社の名前で読まれ、待遇で離れる形を防ぐ
会社ページの書き方はWantedlyの会社ページで最初に書くこと、素顔を出す範囲はWantedlyで会社の素顔を出す範囲で書きました。
ストーリーとカジュアル面談の設計
- 新規事業・DX・データの現場の人のストーリーで、「大きな組織で進めた日」と「決裁で止まった日」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで事業の中身を書く方法
- 中途で入った人のストーリーで、「入る前の像と、入った後」を本人の言葉で:「新規事業の像で入って、決裁の実態を知った」。Wantedlyの入社後ストーリーの書き方
- 子会社の責任者のストーリーで、「親会社と何が違うか」を本人の言葉で:Wantedlyのストーリーで代表の考えを書く方法
- カジュアル面談で、決裁の実態と配属と勤務地を、聞かれる前に伝える:Wantedlyのカジュアル面談の設計
- 面談に、現場の人が出る:人事だけの面談は、「変わっていること」の実態を伝えられない
スカウトの設計
- 絞るのは、「大きな組織で新しいことを進めた・違う部門を巻き込んだ・制度の中で工夫した」の記述:「社会貢献」「安定志向」で絞らない。Wantedlyのスカウトで対象を絞る方法
- 文面は、「今、変わっていること」と現場を最初に:「〇〇の設備更新で△△の方法を変えていて、あなたの□□を読んで」。会社の規模と歴史で始めない。Wantedlyのスカウト文面の書き方
- 子会社は、親会社の名前で始めない:自分たちの事業で
- 新規事業部門は、決裁の実態を文面に一行:「〇〇までは部門で決める」
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 「今、変わっていること」を事業ごとに書き出す | 新規事業・DX・データの現場と人事 |
| 決裁の経路と、決められることと決められないことを整理する | 部門の責任者 |
| 子会社の「なにを」を、親会社と切り離して書く | 子会社の責任者と人事 |
| 配属と勤務地を、募集ごとに書く | 人事 |
| 現場の人が「進めた日」「止まった日」を話し、記事に整える | 現場(整えるのは人事か外に出せる) |
| カジュアル面談に現場の人が出る | 現場と人事 |
| スカウトを「変わっていること」を最初に、「大きな組織で進めた」の記述で絞って送る | 人事(絞る作業は外に出せる) |
運用代行や代理店が支えられるのは、区分の整理、「変わっていること」の書き出しの型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業までで、決裁の実態の開示、配属と勤務地の開示、現場が話すこと、面談は会社が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは契約後に起きることの話です。インフラの新規事業部門や子会社が、「新規事業」「DX」「少人数で決める」で募集記事を書いて採り、入った人が「親会社の決裁で何も進まない」「ルールが親会社と同じ」で離れる形を、当社は繰り返し見ています。「新規事業」の言葉で来た人は、スタートアップの像(速い、自由、その場で決める)を持っていて、実態が「部門で決められる範囲は限られ、本社の決裁に手順と時間が要る」であることを、入ってから知ります。当社がお願いするのは、募集記事と面談で「〇〇までは部門で決める。△△は本社の決裁で、□□の手順が要る」と先に書き、現場の人が「進めた日」と「決裁で止まった日」の両方をストーリーで本人の言葉で書くことです。決裁の実態を知って来た人は、「大きな組織の中で進める」ことを仕事として引き受けます。「新規事業」の一語で集めた人は、決裁で離れます。
まとめ
- 「社会を支える」「安定」は、スタートアップの並ぶ場で差にならない。一度だけ置き、「今、この会社で変わっていること」を事業と場面で、その現場で誰が何を決めているかを書く
- 総合職の新卒は制度の側で。Wantedlyは新規事業・DX・データ・地域の事業の中途と専門職から。配属と勤務地を募集ごとに書く
- 子会社は、親会社の名前と沿革で会社ページを埋めない。自分たちの事業と現場、責任者の「なぜ」、出向者と中途の役割、待遇の違いを隠さず
- 新規事業部門は、決裁の経路と、決められることと決められないことを先に書く。「新規事業」の像で来た人が決裁で離れる形を防ぐ
- 現場の人が「進めた日」「決裁で止まった日」の両方を本人の言葉で。面談に現場が出て、決裁の実態と配属を聞かれる前に伝える。スカウトは「変わっていること」を最初に、「大きな組織で進めた」の記述で絞る
よくある質問
大手で知名度があるのに、「話を聞きに行きたい」が押されません
Wantedlyの候補者は、大手と安定ではなく「今、何が変わっていて、自分が何を変えられるか」を見に来ています。「社会を支える」「安定」の会社ページは並ぶ記事の間で差になりません。「今、変わっていること」を事業と場面で書き、その現場で誰が何を決めているかを書いてください。安定は待遇と勤務の実態として書けば足ります。
子会社ですが、親会社の名前を出した方が読まれませんか
親会社の名前は一度、事実として書いてください。ただ、親会社の名前と沿革で会社ページを埋めると、親会社の像で読まれ、子会社の実態(事業、待遇、決裁)とずれて面談で離れます。自分たちの事業と現場、責任者の「なぜ」で書き、親会社と違うところを隠さないでください。
インフラのWantedlyの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、区分の整理、「変わっていること」の書き出しの型、募集記事の型、聞き方の型、面談の型、スカウトの絞る作業を支えられます。決裁の実態の開示、配属と勤務地の開示、現場が話すこと、面談は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/21 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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