Wantedlyのプレミアムプランとは|人数無制限・300通の中身と向く会社

Wantedlyプラン・費用 更新日 2026/9/30

プレミアムプランは、Wantedlyの3つの有料プランの中で、スカウトの通数と管理画面に入れる人数の上限が最も大きいプランです。公式には「スカウトを本格的に使いたい企業向け」と説明されています。ただ、通数が多いことと、その通数を活かせることは別の話です。結論から言うと、プレミアムプランは6ヶ月で300通のプレミアムスカウトを含み、管理画面に入れる人数に上限がないプランで、人事だけでなく現場の社員も含めた複数の人でスカウトを書く体制がある会社に向いています。 この記事では、公式ヘルプで確認できる中身と、契約前に社内で決めておくことを整理します(2026年9月30日時点。最新は公式ページでご確認ください)。

結論|プレミアムプランの中身

ウォンテッドリー株式会社の企業向けヘルプの料金プランの表から、プレミアムプランの中身をまとめると次のとおりです。

項目プレミアムプランの内容
管理画面に入れる人数無制限
募集の掲載本数・応募者数契約期間の中で上限なし
ダイレクトスカウト機能あり
プランに含まれるプレミアムスカウト6ヶ月で300通/12ヶ月で600通/24ヶ月で1,200通
スカウトチケットの追加購入可
契約期間6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月
料金公式サイトに数字の掲載なし(料金表はフォームから)

スタンダードプランと比べると、プランに含まれる通数が同じ期間で2倍になり、管理画面の人数の上限が30名から無制限になります。

仕組み|「人数の上限がない」ことの意味

プレミアムプランの特徴は、通数よりも、管理画面に入れる人数に上限がないことにあると当社は考えています。

ヘルプの権限のページでは、管理画面で採用の作業をする人の数を、採用の「管理者」と「担当」の権限を付けたアカウントの合計で数えるとされています。ライトは最大15名、スタンダードは最大30名で、プレミアムはこの上限がありません。部署ごとに募集を持ち、それぞれの部署の社員が募集記事やスカウトを書く体制なら、人数の上限を気にせずに権限を配れます。

権限にも役割の違いがあります。ヘルプによると、採用の「担当」は候補者のプロフィールのうち、「未対応」と自分が担当する候補者の分だけを見られ、「管理者」は全員分を見られます。社員に広く権限を配るときは、誰を「管理者」にし、誰を「担当」にするかを決めておくと、候補者の情報を見られる範囲を整理できます。

通数は、プランに含まれるプレミアムスカウトが6ヶ月で300通です。足りなくなったときは、スタンダードと同じくスカウトチケットを追加で購入でき、残数があっても買えます。請求は申し込んだ月の利用分として扱われます。

もう1つ、2025年11月に提供が始まったAIエージェントモードは、ウォンテッドリー株式会社の発表とヘルプで、スカウト付きのプランを契約している企業向けに追加費用なしで使えると案内されています。採用の要件を文章で入れるか公開中の募集を選ぶと、AIが検索の条件を作って候補者のリストを提案する機能です。プランによってソーシングの条件の範囲が違うとされていますが、どのプランで何が違うかの詳細は、契約前に確認してください。

エージェントベストの見解

プレミアムを検討している会社から相談を受けたとき、当社が自社で持つべき範囲として伝えているのは、「読んで一文を書くこと」と「返信に翌日までに返すこと」です。通数が多いプランを選ぶと、その通数を外部に任せて回したくなります。条件の絞り込みや文面の型、送信の記録と振り返りは外に出せます。ただ、一人ひとりのプロフィールを読んで「なぜあなたに送ったか」を書く一文と、返信が来たあとのやりとりを外に任せると、候補者から見て会社の顔が見えなくなり、返信があっても面談で話がかみ合いません。プレミアムの300通を活かせる会社は、この2つを部署ごとの社員に分けて持てる会社です。人事が一人で抱える体制なら、まずスタンダードで型を作り、書く人が増えた段階でプレミアムに広げる順番を勧めています。外に出せる範囲の整理はWantedlyのスカウトを代行に出せる範囲に書いています。

確認する項目|プレミアムで契約する前に

プレミアムプランで申し込む前に、次の5つを社内で決めておきます。

  1. 書く人の名簿:どの部署の誰がスカウトを書くか。人数の上限がなくても、書く人が決まっていなければ通数は使われません
  2. 権限の付け方:誰を「管理者」、誰を「担当」にするか。候補者の情報を見られる範囲が変わります
  3. 週に送る通数の配分:6ヶ月で300通を、募集ごと・書く人ごとにどう割り振るか。均等に分けず、急ぎの募集と面談の枠から逆算します
  4. 契約期間:6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月。通数は期間に比例するので、1ヶ月あたりの通数は期間を変えても同じです
  5. 最新の料金:料金は公式サイトに数字で出ていません。料金表ダウンロードのフォームか販売パートナーから受け取り、スタンダード+追加購入の組み合わせと総額で比べます

5つ目は見落とされがちです。プレミアムにするか、スタンダードにして足りない分をチケットで足すかは、送る見込みの通数と最新の料金表の両方がそろって初めて比べられます。

注意点|大きいプランで起きやすいこと

大きいプランを選ぶと、通数が余ったときの影響も大きくなります。チケットには有効期限があり、送信予約した分が期限を超えるとエラーになるとヘルプに書かれています。期間の後半にまとめて送る計画は避け、最初の月から週ごとの送信数を決めておきます。

また、多くの社員に権限を配ると、同じ候補者に別々の部署から送ってしまうことが起きます。候補者から見ると、同じ会社から続けて届くスカウトは、会社の中で情報が共有されていない印象になります。送る前に、社内で送った相手を確かめる手順を決めておきます。

最後に、名前の混同です。ベースプランの「プレミアムプラン」と、スカウトの種類の「プレミアムスカウト」、ダイレクトスカウトオプションの区分の「プレミアム」は別のものです。見積もりや稟議書では、ベースプランかオプションかを分けて書きます。

エージェントベストの見解

プレミアムを契約したあと、通数の多さより先に当社が確認してもらうのは「スカウトで来た人を、どの募集記事で受け止めるか」です。スカウトを受け取った人は、返信する前に会社ページや募集記事を読みに来ることが多いと当社は見ています。部署ごとに社員がスカウトを書いていても、その部署の募集記事が古いままだと、せっかく読みに来た人が話を聞く前に離れます。通数が大きいプランほど、この取りこぼしの量も大きくなります。当社が勧めているのは、スカウトを書く部署ごとに、受け皿になる募集記事とストーリーを1本ずつ用意してから送り始めることです。送る数を増やすのは、その記事で面談につながる手応えが出てからで十分です。プラン全体の比べ方はWantedlyのプランの選び方、スタンダードとの違いはWantedlyのスタンダードプランとはで整理しています。

まとめ

よくある質問

プレミアムプランとダイレクトスカウトオプションの「プレミアム」は同じものですか

別のものです。プレミアムプランはベースプランの名前で、ダイレクトスカウトオプションの「プレミアム」はオプションの区分の名前です。さらに、プランに含まれるスカウトの種類を「プレミアムスカウト」と呼びます。書類では区別して書いてください。

管理画面の人数が無制限なら、社員全員に権限を配ってよいですか

人数の上限はありませんが、権限によって候補者の情報を見られる範囲が変わります。ヘルプでは、採用の「担当」は未対応の候補者と自分が担当する候補者の分だけを見られるとされています。書く人に絞って権限を配り、「管理者」は少人数にするのが運用しやすい形です。

プレミアムプランの料金を教えてもらえますか

公式サイトには数字で掲載されていないため、当社から最新の料金表をもとにご案内します。代理店手数料は媒体側から支払われるので、企業の料金はWantedlyの正規料金のままです。

出典

本記事は 2026/9/30 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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