Greenの「気になる」の使い方|送る相手と送った後の動き
Greenには、企業と候補者が互いに「気になる」を送れる機能があります。手軽に送れるぶん、「とりあえず多めに押しておく」運用になりがちですが、送ること自体よりも、送った後にどう動くかで成果が分かれます。 この記事では、Green(株式会社アトラエが運営する、IT・Web業界を中心とした中途採用の求人サイト)の「気になる」を、送る相手の決め方と送った後の動きに分けて整理します。機能の細かな仕様や上限は変わることがあるため、管理画面と媒体の案内で確認してください。ここでは運用の考え方に絞ります。
「気になる」とスカウトは役割が違う
まず押さえておきたいのは、「気になる」とスカウトの違いです。どちらも企業から候補者へ働きかける手段ですが、相手が受け取る重みが違います。
- 「気になる」:軽い合図。「あなたのプロフィールに関心があります」という意思表示で、候補者に考える余地を残す
- スカウト:文面付きの声かけ。なぜあなたに声をかけたのかを言葉で伝え、具体的な次の一歩(面談など)を提案する
軽い合図は、相手の負担が小さいぶん反応のハードルも低い一方で、それだけで面談に進むことは多くありません。「気になる」は入口を広げる道具、スカウトは関係を一歩進める道具、と考えると使い分けやすくなります。
送る相手の選び方(手順)
「気になる」を送る相手は、求人ごとに次の手順で決めます。
- 求人の必須経験を2つに絞る:求人票の必須欄から、面接で毎回聞くものを2つだけ選ぶ
- その2つが読み取れる候補者を拾う:職務経歴の記載から、2つの経験が読み取れる人を候補にする
- 「もう一押しあれば話したい」人を分ける:2つとも明確な人はスカウトへ。片方だけ、または記載が薄い人は「気になる」へ
- 送った相手を記録する:送った日、求人名、拾った理由を一行で残す
ポイントは3つ目です。条件がはっきり合う人には、最初から文面付きのスカウトを送ったほうが意図が伝わります。「気になる」は、合いそうだが確信までは持てない人、つまり相手の反応を見てから次を決めたい人に向いています。
送った後の動き
「気になる」を送った後は、相手の反応によって次の動きを決めておきます。決めていないと、反応があっても放置され、せっかくの接点が消えていきます。
- 相手からも「気になる」が返ってきた:関心が重なった状態です。できるだけ早く、文面付きで面談の提案をします。返ってきた当日か翌営業日を目安にすると、相手の関心が冷めにくいです
- 相手がプロフィールや求人を見た様子がある:媒体の機能で確認できる範囲で、関心の兆しとして記録します。追いかけすぎず、一定期間後にスカウトで一度だけ声をかける判断材料にします
- 反応がない:深追いしません。別の求人が出たときや、相手のプロフィールが更新されたときに、改めて検討します
返ってきた「気になる」への返し方は、Greenで候補者から「気になる」が来たときの返し方で詳しく整理しています。
エージェントベストの見解
Greenの運用を引き継いだとき、最初に確認するのは「相手から返ってきた『気になる』に、何日で連絡しているか」です。送る数を増やしている会社でも、返ってきた後の連絡に数日かかっていることが少なくありません。中途の候補者は在職中で、複数の会社を同時に見ています。関心が重なった瞬間に連絡が来た会社と、数日後に来た会社では、候補者の中での優先順位が変わります。送る数を増やすより先に、返ってきたら当日中に誰が連絡するかを決めてください。当社のGreen運用代行でも、配信の数より返信までの日数を先に整えることから始めます。そこが整う前に送る数を増やすと、対応しきれない接点が積み上がるだけになります。
送った後の動きを決めるときは、反応を待つ期間もあわせて決めておきます。待つ期間が決まっていないと、反応がないまま何週間も「様子見」の状態が続き、その間に同じ相手へ別の担当者が声をかける、といった行き違いが起きます。たとえば「送ってから一定期間反応がなければ、その求人では追わない」と決め、記録表に期限の列を作っておくと、担当者が判断に迷いません。期限を過ぎた相手は、新しい求人を出したときやプロフィールが更新されたときに、改めて候補に戻します。
もう一つ決めておきたいのは、相手から返ってきた「気になる」を誰が最初に見るかです。管理画面を見る担当と時間を決めておけば、関心が重なった瞬間を逃しにくくなります。
やりがちな失敗
- 条件で絞らずに大量に送る:返ってきても面談で合わないことが分かり、双方の時間を使う。送る前に必須の2点を確かめる
- 返ってきた後のスカウト文面が定型文:関心が重なった相手に、誰にでも送れる文面を返すと温度が下がる。プロフィールのどこを見たかを一文入れる
- 送った記録を残さない:同じ人に別の担当者が重ねて送る、反応の有無が追えない、といった混乱が起きる
- 求人を閉じた後も送り続ける:募集が終わった求人で「気になる」を送ると、返ってきたときに案内できるものがない
失敗に気づいたら、送り方を変える前に、まず記録表を見返してください。返ってきた相手と返ってこなかった相手の経歴を並べると、拾う基準のどこがずれていたかが見えることが多いです。基準を直してから送り直すほうが、闇雲に数を変えるより早く手応えが戻ります。
社内の分担
「気になる」は手軽なため、担当が曖昧になりやすい作業です。次のように分けておくと、送ったまま放置される接点が減ります。
- 送る人:人事の担当者。求人ごとに決めた必須の2点で候補を拾う
- 返ってきたときに連絡する人:同じ担当者が望ましい。休みの日に備えて代わりの人を決めておく
- 面談に出る人:現場のエンジニアかリーダー。人事は日程を調整する
エージェントベストの見解
「気になる」を送る作業を外に出すかどうかで迷う会社には、切り分けの線をこう伝えています。候補者を拾う基準と、会うかどうかの判断は社内に残す。拾う作業と、返ってきた後の連絡と日程調整は外に出せる。当社のGreen運用代行はこの外に出せる部分を引き受けていて、費用は採用した方の入社時に成功報酬で1名50万円(税別)、初期費用と月額固定費はかかりません。逆に、基準まで外に任せてしまうと、会ってみたら現場の求める人ではなかった、という面談が続きます。紹介会社に任せる場合も同じ構造で、基準を渡さないと推薦の質は上がりません。外に出すのは作業で、基準は渡すもの、と分けて考えてください。
まとめ
- 「気になる」は入口を広げる軽い合図、スカウトは関係を一歩進める声かけ
- 必須の2点が明確な人にはスカウト、確信までは持てない人に「気になる」を送る
- 相手から返ってきたら、当日か翌営業日に文面付きで面談を提案する
- 送った相手と理由を記録し、重複や放置を防ぐ
- 拾う基準と会う判断は社内に残し、作業は外に出せる
よくある質問
「気になる」はたくさん送ったほうがよいですか
数より、返ってきた後に連絡できる体制があるかを先に確かめてください。対応しきれない数を送ると、関心が重なった相手を待たせることになります。送る数は、返ってきた相手に当日中に連絡できる範囲にとどめるのがおすすめです。
「気になる」を送った相手に、続けてスカウトを送ってもよいですか
反応がない相手に短い間隔で重ねるのは避けたほうが無難です。プロフィールの更新や新しい求人の公開など、声をかける理由ができたときに、一度だけ文面で伝えるほうが受け取ってもらいやすいです。
「気になる」の送信も代行してもらえますか
当社のGreen運用代行では、「気になる」の送信、スカウト配信、応募対応、面接日程の調整までをお引き受けしています。誰に送るかの基準は、最初の打ち合わせで現場の方と一緒に決めます。
本記事は 2026/10/16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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