OfferBoxで販売職を採るオファー文面の書き方|店と接客の場面で書く
OfferBoxで販売職を採るとき、文面で最も多い失敗は「接客の楽しさ、お客様の笑顔」のように、接客の魅力を書くことです。結論から言うと、販売職志望の学生に届く文面は、接客の魅力を書いた文面ではなく、何を売る店かを一つ、接客を一つの場面で書き、社員とアルバイトの違いを一文で書き、目標と評価、休日と勤務時間、店舗の異動を正直に書いた文面です。 販売職は、学生の多くがアルバイトで経験している職種です。だから学生は、販売職の文面を「アルバイトと何が違うのか」「ノルマはあるのか」「土日は休めるのか」で読みます。接客の魅力を書くほど、アルバイトとの区別が付かなくなります。この記事では、販売職志望の学生がOfferBoxで何を見ているか、文面に書くこと、目標と働き方の書き方、面談への接続を整理します。文面全体の基本はOfferBoxのオファー文面の基本で書いたので、ここでは販売職に固有の部分だけを扱います。OfferBoxの仕様や数値には触れず、運用の考え方だけを書きます。
販売職志望の学生がOfferBoxで見ているもの
販売職を志望する学生は、オファーを開いたときに、次のことを見ています。
| 学生が見分けたいこと | 文面で見ている箇所 |
|---|---|
| 何を売る店か | 商品が一つ書いてあるか。誰が、何のために買いに来る店か |
| 接客の中身 | レジと品出しか、提案か。お客様の何を聞いて、何を勧める仕事か |
| 社員とアルバイトの違い | 社員になると何が変わるのか。数字、人、売り場のどれを持つのか |
| 目標と評価 | 個人の数字があるのか、店の数字か。評価は何で決まるのか |
| 休日と勤務時間 | 土日の扱い、遅番と早番、繁忙期の働き方が書いてあるか |
| 店舗の異動と、店長への道筋 | 異動の範囲と頻度。何年目に何を任されるのか |
三つ目が、販売職の文面で特に重要です。学生の多くは販売のアルバイトを経験していて、「社員になっても、していることは同じではないか」と考えています。社員になると、売り場の作り方を決める、アルバイトを育てる、店の数字に責任を持つ、のように、アルバイトにはないことを一つ書くと、学生は「社員の仕事」として読みます。
もう一つ、学生が見ているのは、目標の書き方です。「ノルマはありません」と書く会社がありますが、個人の目標がある会社がそう書くと、面談か入社後に分かって離れます。目標があるならある、評価は何で決まるかを書くと、学生は判断できます。
文面に書くこと|店を一つ、接客を一つの場面で、社員との違いを一文で
販売職向けの文面は、次の順で組みます。
- 書き出し:学生のアルバイトや活動での「常連を作った」「提案して買ってもらった」経験に触れる。「読んだ」「こう思った」「だから送った」の三つ
- 何を売る店かを一つ:商品と、誰が何のために買いに来るか
- 接客を一つの場面で:お客様の何を聞いて、何を勧め、どうなったか。個人が特定されない形で
- 社員とアルバイトの違いを一文で:「社員は売り場の並べ方を決め、アルバイトの入り方を組み、店の数字を持ちます」
- 目標と評価、休日と勤務時間、店舗の異動を正直に
- 次の行動を一つ:店舗の社員との面談の案内だけ
三つ目の「接客を一つの場面で」が、販売職の文面の中心です。「お客様に寄り添った接客」では、何をするか分かりません。「初めて一人暮らしをする方が来て、部屋の広さと予算を聞いて、最初に要るものと後で足せるものを分けて勧めたら、また来てくれた」のように書きます。ここまで書くと、学生は自分のアルバイトの経験と比べて、社員の接客がどう違うかを読み取れます。
書き出しで学生の経験に触れるとき、販売職の場合は「明るい」「笑顔が素敵」「コミュニケーション能力が高い」の人柄の言葉ではなく、「常連を作った」「提案して買ってもらった」「困りごとを収めた」の行動で触れます。「アルバイト先で、常連のお客様の好みを覚えて先に声をかけていたのを読みました」のような形です。評価はしません。何をして、どうなったかを読んだ事実と、自社の店のどこに近いかを書きます。営業職で学生の行動を仕事の言葉に翻訳する考え方はOfferBoxで営業職を採るオファー文面の書き方、文系学生の経験を行動の型で拾う考え方はOfferBoxで文系学生にオファーを送るときの文面で書きました。
エージェントベストの見解
販売職の文面で、発注側が最も誤解しているのは「販売のアルバイト経験がある学生を探して、即戦力として誘う」という考え方です。アルバイト経験に触れて「その経験を活かせます」と書くと、学生には「アルバイトの延長」と読まれます。学生は、アルバイトの延長を社員としてするために就職するのではなく、アルバイトでは持てなかったものを持つために就職します。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてOfferBoxの契約後の運用を見ていますが、販売職で承認と面談が続いている会社は、アルバイト経験を「活かせる」と書かず、「アルバイトのときに常連を作っていた動きを、社員になると売り場全体で組む側に回ります」のように、経験に触れた上で、社員として持つものを書いています。売り場の並べ方、アルバイトの育て方、店の数字、のどれかを持つことが書かれていれば、学生は「社員の仕事」として読みます。販売職の文面は、アルバイトの経験を褒めるのではなく、その先に何があるかを書くために書きます。
目標と評価を正直に書く
販売職の文面で、学生が最も敏感に読むのは、目標の書き方です。
- 個人の目標があるなら、そう書く:「個人の目標があり、店の目標と合わせて見ます」のように。「ノルマ」の言葉を避けるために隠さない
- 評価が何で決まるかを書く:売上だけか、接客の質やリピートも見るのか、店の数字も入るのか
- 目標に届かないときに何が起きるかを書く:詰められるのか、一緒に直すのか。実態のとおりに
- 「ノルマなし」を実態と合わずに書かない:面談か入社後に分かった学生が離れる
目標を正直に書くと、その働き方で来られる学生だけが面談に進みます。目標がない会社は、ないと書き、代わりに何で評価するかを書きます。文面の失敗の型はOfferBoxのオファー文面でやりがちな失敗で書きました。
休日・勤務時間・店舗の異動を正直に書く
販売職の文面で、目標の次に学生が見るのは、働き方です。
- 土日の扱い:土日が出勤で平日が休みなら、そう書く。月に何度か土日に休めるなら、その仕組みを書く
- 早番・遅番と繁忙期:シフトの組み方と、繁忙期の働き方
- 店舗の異動:範囲と頻度。転居を伴う異動があるなら、そう書く
- 店長への道筋:何年目に何を任されるか。決まっていないなら「人による」と書く
働き方を正直に書く考え方は、施工管理や総合職の文面と同じです。OfferBoxで施工管理を採るオファー文面の書き方、転勤の書き方はOfferBoxで総合職を採るオファー文面の書き方で書きました。
検索・ターゲットの考え方との関係
販売職の文面は、販売のアルバイト経験がある学生と、ない学生で、書き出しが変わります。前者にはアルバイトの行動と社員の仕事のつながりを、後者には別の場面での「相手を見て動いた」行動と接客のつながりを書きます。検索の段階で「この検索の相手には、書き出しに何を置くか」を決めておきます。検索の考え方は、次の記事で書きます。
選考への接続|店舗の社員が面談に出る
販売職向けの文面は、面談で店舗の社員が店の一日を話すことを前提に書きます。
- 面談の担当は、名義になった店舗の社員か、店長:人事だけで面談をしない
- 文面で書いた接客の場面を、面談で一段細かく話す:お客様の何を聞き、なぜそれを勧めたか
- 店舗を見てもらえるなら、面談で案内する:販売職は、店を見ると仕事が分かる職種。文面で約束せず、面談で日程を決める
- 目標と働き方は、面談でも同じことを言う:文面と面談で違うと、学生はそこで離れる
文面と面談で話すことが揃っていると、承認から面談、面談から選考への流れが読めます。面談の組み方はOfferBoxの面談設計で書きました。
エージェントベストの見解
販売職の文面を書く前に、当社が先に決めてもらうのは「目標と評価の実態を、一文で言えるか」です。多くの会社では、人事が店舗の目標の運用を正確に把握しておらず、「ノルマはありません」「チームで目標を追います」のような、実態より柔らかい言葉で書きます。承認は付きますが、面談で店長が実態を話し、学生はそこで離れます。当社が運用を見ている会社でも、店舗運営の責任者に「新卒の一年目に、個人の数字はあるか。あるなら、届かないときに何をするか」を答えてもらってから文面を書いた会社は、文面が短くなり、承認は減っても、面談に来る学生がその前提を知った上で来ます。一文を決める過程で、店舗ごとに運用が違うと分かる会社もあります。その場合は、文面を書く前に、新卒の配属先の運用を一つに決めるほうが先です。販売職の文面で最初に決めるのは、接客の魅力でも店の雰囲気でもなく、目標と評価の一文です。
社内の分担
| 作業 | 担当 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 目標と評価、休日と勤務時間、異動の一文 | 店舗運営の責任者と人事 | 正直に。「ノルマなし」を実態と合わずに書かない |
| 「何を売る店か」と、社員とアルバイトの違いの一文 | 店舗運営の責任者 | 売り場・人・数字のどれを持つか |
| 接客の一つの場面 | 名義になる店舗の社員 | お客様の何を聞き、何を勧め、どうなったか |
| 学生の行動を読み、文面を組む | 人事(または運用代行) | 「明るい」ではなく常連を作った・提案した行動で触れる |
| 名義の確認 | 名義の店舗の社員 | 送る前に一度目を通す |
| 面談で場面を話し、店舗を見せる | 名義の社員と店長 | 文面に書いたことを同じ言葉で |
店舗の社員に頼むのは、接客の一つの場面と、確認と、面談の三つです。目標と働き方の一文は、店舗運営の責任者と人事が決めます。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 「お客様の笑顔」「接客の楽しさ」で書く | アルバイトと区別が付かない | 社員とアルバイトの違いを一文で書く |
| アルバイト経験を「活かせる」と書く | アルバイトの延長と読まれる | 経験に触れた上で、社員として持つものを書く |
| 「ノルマなし」を実態と合わずに書く | 面談か入社後に分かった学生が離れる | 目標と評価をそのまま書く |
| 土日の扱いと異動をぼかす | 面談で分かった学生が離れる | 仕組みをそのまま書く |
| 「明るい」「コミュニケーション能力」で学生に触れる | どの文面にも同じ言葉が並ぶ | 常連を作った・提案した・収めた行動で触れる |
まとめ
- 販売職の学生は、文面を「アルバイトと何が違うか」「ノルマは」「土日は」で読む。接客の魅力を書くほど区別が付かない
- 何を売る店かを一つ、接客を一つの場面で、社員とアルバイトの違いを一文で書く
- 目標と評価は正直に。「ノルマなし」を実態と合わずに書かない。休日・勤務時間・異動もそのまま書く
- 学生には「明るい」ではなく「常連を作った・提案して買ってもらった・困りごとを収めた」で触れる
- 名義は店舗の社員。面談で同じ場面を話し、店舗を見せる
よくある質問
個人の目標が厳しく、正直に書くと学生が来ない気がします
正直に書いた上で、届かないときに何をするかを書きます。「個人の目標があり、届かない月は店長と一緒に接客を見直します」のように、詰めるのではなく直す仕組みがあれば、それを書きます。仕組みがない場合は、文面を書く前に、一つ作るほうが先です。隠して送ると、承認は付いても、面談か入社後に分かった学生が離れ、掛けた時間が戻りません。書いて来ない学生は、書かずに来ても続かない学生です。
販売のアルバイト経験がない学生にも送るべきですか
送ります。販売職で求める「相手を見て動く」「提案して受け入れてもらう」「困りごとを収める」は、飲食や塾のアルバイト、サークルの新歓、部活のマネージャーにも見つかります。文面では、その行動を読んだことと、接客のどの場面に近いかを書きます。販売経験の有無ではなく、行動で送る相手を決めます。
販売職の文面は、運用代行に頼めますか
頼めますが、「何を売る店か」「社員とアルバイトの違い」「目標と評価の一文」「休日・勤務時間・異動」と、名義になる店舗の社員は社内で決めておきます。代行に任せられるのは、学生の行動を読み、決まった場面とつなげて書き、名義の社員に確認を回す作業です。違いと一文が決まっていないと、代行は「接客の楽しさ」を書くしかなく、アルバイトと区別が付かない文面になります。範囲の決め方は運用代行に任せる範囲で書きました。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
OfferBoxの運用、ひとりで抱えていませんか
- 検索条件・オファー文面・承認後の面談まで、いまの運用を一緒に点検します
- 運用代行は入社承諾時のみ課金の完全成果報酬(20万円/1名)
- これから申し込む場合も、料金はOfferBoxの正規料金のままです
この記事の内容に合うサービス:OfferBox運用代行 ↗入社承諾時のみ20万円の完全成果報酬