ワンキャリアのイベントページのタイトルの付け方|一覧で選ばれる型
ワンキャリアのイベントは、一覧の中でタイトルと日時だけが見えます。学生は、タイトルで「開くか」を決めます。ところが、イベントのタイトルは「会社説明会」「〇〇セミナー」「座談会」のような、分類の名前になりがちで、体験談を読んだ学生には「何が聞けるか分からない」タイトルです。結論から言うと、ワンキャリアのイベントページのタイトルは、「誰が、何を話すか」が一覧で分かる形で付けます。分類の名前は、社内の整理には便利でも、学生には選ぶ理由になりません。煽り・限定・記号の多用・会社名だけ・抽象語を避け、本文(誰が・何を・何を持ち帰るか)を書いてから、それを縮めてタイトルを作ります。 この記事では、分類名では選ばれない理由、開かれる型、避けるもの、型ごとの付け方、作る手順、一覧での見え方、複数回の区別、見直し方、分担を整理します。イベントページの本文はイベントページの作り方で書きました。Wantedlyの募集タイトルの考え方は募集タイトルの付け方で書きましたが、原則は同じで「開く理由を一言で」です。
この作業の目的|一覧で「聞きたいことが聞ける」と分かる一言にする
ワンキャリアの学生は、体験談を読んで、「この会社の〇〇について、もっと知りたい」を持ってイベント一覧を見ます。タイトルが「会社説明会」だと、その〇〇が聞けるか分からず、開きません。「入社二年目の営業が、最初の1年に何をしたかを話します」だと、「最初の1年の話が聞ける」と分かり、開きます。
タイトルの役割は、イベントを分類することではなく、「聞きたいことが聞ける」と一言で伝えることです。
分類の名前では、選ばれない
| 分類の名前 | なぜ選ばれないか |
|---|---|
| 「会社説明会」 | どの会社も同じ名前。何が聞けるか分からない |
| 「〇〇セミナー」「業界研究セミナー」 | 話題は分かるが、誰が何を話すかが無い |
| 「座談会」「社員交流会」 | 形式だけ。誰と話せるかが無い |
| 「インターンシップ説明会」 | 何を任せるインターンかが無い |
| 「〇〇年卒向け説明会」 | 対象だけ。中身が無い |
| 「株式会社〇〇 説明会」 | 会社名は一覧に別に出ることが多い。中身が無い |
共通するのは、「誰が、何を」が無いことです。分類は管理画面の中で使い、タイトルには中身を出します。
開かれる型
| 型 | 例(型) | なぜ開かれるか |
|---|---|---|
| 誰が、何を話す | 「入社二年目の〇〇職が、最初の1年に何をしたかを話します」 | 聞ける内容と人が分かる |
| 何を持ち帰るか | 「選考の各段階で何を見ているかが分かる説明会」 | 行く理由が分かる |
| 体験談で気になることに答える | 「面接で聞かれることと、その理由を、面接官が話します」 | 体験談を読んだ学生の問いに当たる |
| 場面が分かる | 「〇〇の案件を、どう進めたか。担当者が話す職種別の会」 | 仕事の具体が聞けると分かる |
| 質問中心だと分かる | 「入社してまもない社員に、入る前と後の違いを聞ける少人数の会」 | 確かめられる場だと分かる |
共通するのは、「誰が」か「何を」か「何を持ち帰るか」のどれかが、一言で入っていることです。三つ全部は入りません。最も学生の問いに当たる一つを選びます。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「イベントのタイトルは、社内の管理のために分類名で統一すべきだ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアのイベントの掲載を支えていますが、「会社説明会(第3回)」のようなタイトルで開いた会社と、「面接で何を見ているかを、面接官が話します」のようなタイトルで開いた会社では、来る学生の様子が違います。前者は「とりあえず」で来て質問が無く、後者は「これを聞きたい」で来て質問が続きます。当社がタイトルを整えるとき、最初にやるのは、分類名を管理画面の内部の名前に移し、タイトルには本文の「誰が・何を」から一文を縮めて置くことです。同じイベントでも、タイトルで来る学生が変わります。
避けるもの
| 避けるもの | 理由 |
|---|---|
| 煽り(「必見」「限定」「特別」「今だけ」) | 信用されない。体験談を読んだ学生ほど離れる |
| 記号の多用(【】、★、!の連続) | 広告に見える |
| 会社名だけ | 一覧に別に表示されることが多く、中身が無い |
| 抽象語(「成長」「挑戦」「未来」「魅力」) | どの会社も書く |
| 「〇〇年卒」だけ | 対象で、中身ではない。入れるなら、中身のあと |
| 長すぎて一覧で切れる | 肝心の「誰が・何を」が見えない |
| 本文と違うタイトル | 開いた学生が「違う」と感じる |
「本文と違うタイトル」は、タイトルを先に付けたときに起きます。本文が先、タイトルはあと、の順番で防げます。
型ごとの付け方
| イベントの型 | 付け方 |
|---|---|
| 会社・仕事の説明会 | 「〇〇職の最初の1年を、その職種の人が話す説明会」。「会社」より「仕事」 |
| 座談会 | 「入社してまもない社員に、入る前と後の違いを聞ける会」。「誰に何を聞けるか」 |
| 職種別セミナー | 「〇〇の案件を、どう進めたか。担当者が話す職種別の会」。場面で |
| インターンの説明 | 「〇〇を任せるインターンの中身を、担当者と過去の参加者が話します」。何を任せるか |
| 選考の説明 | 「面接で何を見ているかを、面接官が話します」。体験談の問いに |
| 少人数の相談会 | 「体験談で気になったことを、一つずつ聞ける少人数の会」。確かめられる場 |
どの型でも、「誰が」を入れると、学生は「人事の説明会ではない」と分かります。
本文を書いてから、縮めて作る
- 本文を書く:誰が、何を話し、何を持ち帰るか。書き方はイベントページの作り方
- 本文の中で、最も学生の問いに当たる一文を選ぶ:「面接で何を見ているかを、面接官が話します」のような
- 一覧で切れない長さに縮める:「誰が」か「何を」か「何を持ち帰るか」の一つが残るように
- 分類名と会社名を外す:管理画面の内部の名前に移す
- 煽りと記号と抽象語が無いかを見る
- 本文と揃っているかを確かめる:タイトルで予告したことが、本文にあるか
先にタイトルを付けると、本文と内容がずれます。タイトルに「面接官が話す」とあるのに、本文で面接官が出ない。開いた学生は「タイトルと違う」と感じます。
一覧での見え方を確かめる
一覧で、タイトルの何文字が見えるかは、画面や設定で変わります。
- 管理画面と、実際の一覧の表示で確かめる:どこで切れるか
- 切れる位置より前に、「誰が・何を」を置く:会社名や対象で文字数を使わない
- スマートフォンの表示で確かめる:学生の多くはスマートフォンで見る
- 見え方は変わるので、掲載のたびに確かめる
「切れる位置より前に中身」は、スカウトの書き出しと同じ原則です。
複数回開くときの、区別
同じ型のイベントを複数回開くとき、「第1回」「第2回」では区別がつきません。
- 話す人で区別する:「〇〇職の△△が話す回」「□□職の◇◇が話す回」
- 話す内容で区別する:「最初の1年の話」「選考で見ていることの話」
- 形式で区別する:「オンラインで質問中心の回」「対面で現場を見られる回」
- 回数は、タイトルではなく管理画面の内部の名前に
話す人や内容で区別すると、学生は自分の聞きたいことに合う回を選べます。
来た学生の言葉で、見直す
タイトルの良し悪しは、申込の数ではなく、来た学生の言葉で見ます。
- 当日、「どこを見て申し込みましたか」と聞く:タイトルの「誰が」か「何を」か
- 煽りのタイトルは、申込は増えても質問が無い:来た学生が「とりあえず」だった印
- イベントの体験談に、タイトルへの言及があれば読む:「タイトルどおりだった」「違った」
- 次回のタイトルを、来た学生の言葉で直す:「〇〇が聞けると分かった」と言われた要素を残す
- 試すなら、一要素だけ:「誰が」型と「何を」型、など。同時に本文を変えない
「来た学生の言葉で見る」は、Wantedlyの募集タイトルやストーリーのタイトルと同じ考え方です。数だけで見ると、煽りに寄ります。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 本文を書く | 人事(話す人から聞いて) |
| 最も学生の問いに当たる一文を選び、縮める | 人事 |
| 分類名と会社名を内部の名前に移す | 人事 |
| 煽り・記号・抽象語のチェック | 人事と、別の一人 |
| 一覧での見え方を確かめる | 人事 |
| 当日、「どこを見て申し込んだか」を聞く | 進行する人 |
| 次回のタイトルを直す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、開かれる型の提供、本文から縮める作業、避けるもののチェック、複数回の区別の設計、見直しの型までで、本文の中身(誰が・何を)の決定、当日の運営、学生に聞くことは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
媒体を比べたり運用を見直したりするときに、イベントのタイトルの良し悪しを申込の数で判断しようとする会社は多いのですが、申込は「開かれて、押された」までで、「聞きたいことを持って来た」ではありません。当社がワンキャリアのイベントのタイトルを見直すときは、申込の数ではなく、当日に学生が「どこを見て申し込んだか」と答えた言葉を集めます。挙がるのは、例外なく「誰が」か「何を」の部分で、「会社説明会」という言葉を挙げる学生はいません。タイトルの効果は、申込の数ではなく、来た学生が「これを聞きたくて来た」と言えるかで測るものです。言えるタイトルは、中身のタイトルです。分類名は、誰にも覚えられません。
まとめ
- ワンキャリアのイベントのタイトルは、「誰が、何を話すか」が一覧で分かる形。分類名(会社説明会・セミナー・座談会)は選ぶ理由にならない
- 開かれる型は、誰が・何を・何を持ち帰るか・体験談の問いに答える・場面・質問中心。三つ全部ではなく、最も問いに当たる一つ
- 煽り・記号・会社名だけ・抽象語・対象だけ・長すぎ・本文と違う、を避ける
- 本文を書いてから、最も問いに当たる一文を縮めて作る。分類名は内部の名前に
- 一覧の見え方をスマートフォンで確かめ、複数回は話す人や内容で区別し、来た学生の「どこを見て申し込んだか」で見直す
よくある質問
会社の決まりで、イベント名は「会社説明会」に統一されています
社内の管理上の名前と、学生に見せるタイトルを分けます。管理画面の内部の名前や社内の資料では「会社説明会」のままにし、一覧に出るタイトルには「誰が、何を」を出します。仕様上、一つの名前しか持てない場合は、「会社説明会|〇〇職の最初の1年を、その職種の人が話します」のように、分類名のあとに中身を足します。
タイトルを変えたら申込は増えましたが、来た学生の質問が減りました
煽りの言葉で開かれている可能性があります。「とりあえず」で来る学生が増えた印です。タイトルを本文の「誰が・何を」の要約に戻し、申込の数ではなく、来た学生が「どこを見て申し込んだか」で見ます。
イベントページのタイトルの見直しは、御社に相談できますか
できます。当社は、開かれる型の提供、本文から縮める作業、避けるもののチェック、複数回の区別の設計、見直しの型を支えられます。本文の中身の決定、当日の運営、学生に聞くことは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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