ワンキャリアの掲載からエントリーまでの導線設計|各段に次へ進む一文を置く
ワンキャリアで、企業ページもイベントも整えたのに、エントリーにつながらない。この場合、各ページの中身ではなく、ページとページの「間」が切れていることが多くあります。体験談を読んだ学生が企業ページに来ない、企業ページを読んだ学生がイベントに気づかない、イベントに来た学生が次に何をすればよいか分からない。結論から言うと、ワンキャリアの導線は、学生の動き「体験談・クチコミ→企業ページ→イベントや説明会→エントリー→選考」に沿って、各段に「次に進む一文」を置いて設計します。エントリーの入口は、企業ページとイベントページと採用サイトの三か所に置き、どこからでも同じ流れに入れるようにし、エントリー後の最初の連絡までを導線に含めます。導線が切れている場所は、段ごとの数の変化と、面接での「どこを読んで来ましたか」で見つけます。 この記事では、学生の動き、導線が切れる場所、各段に置く一文、エントリーの入口、エントリー後、切れていることに気づく方法、3媒体と採用サイトの揃え方、分担を整理します。エントリーの仕組みや入口の設定は変わることがあるので、現在の仕様は管理画面とヘルプで確認してください。
この作業の目的|学生が「次に何をすればよいか」で止まらない状態にする
学生は、体験談を読み、企業ページを見て、イベントに来て、エントリーします。各段で「次に何をすればよいか」が分からないと、そこで止まります。
導線の目的は、各段に「次はこれです」と一文があり、学生が迷わず進める状態にすることです。中身が良いページでも、次への一文が無いと、そこで終わります。
学生の動きと、導線が切れる場所
| 段 | 学生の動き | 切れる場所 |
|---|---|---|
| 1. 体験談・クチコミ | 選考や実態を読む | 企業ページに来ない(企業ページが薄く、読む理由が無い) |
| 2. 企業ページ | 会社の側の説明を読む | イベントに気づかない(誘導が無い)。エントリーの方法が分からない |
| 3. イベント・説明会 | 人に確かめる | 終わったあとに次が無い(連絡が無い、選択肢が無い) |
| 4. エントリー | 応募する | 方法が分かりにくい。採用サイトに飛んで迷う。書類が多くて止まる |
| 5. 選考 | 面接など | エントリー後の最初の連絡が遅い。掲載と違う |
「1から2」が最も太い切れ目です。体験談は読まれていても、企業ページが薄いと、学生は企業ページを読まずにエントリーするか、エントリーせずに終わります。企業ページの中身は企業ページで最初に書くことで書きました。
各段に置く「次に進む一文」
| 段 | 置く一文 | どこに |
|---|---|---|
| 企業ページ(選考の流れの近く) | 「直接聞きたい方は、イベントへ」(いま申し込めるイベントの入口) | 選考の流れと、よく聞かれることの下 |
| 企業ページ(仕事の具体の近く) | 「この職種の話を、社員から聞ける会があります」 | 仕事の具体の下 |
| 企業ページ(末尾) | 「エントリーはこちら。流れは〇〇です」 | 末尾。選考の流れと揃えて |
| イベントページ(本文) | 「選考の流れと仕事の具体は企業ページに。読んでから来ると質問しやすいです」 | 何を話すかの下 |
| イベントページ(末尾) | 「参加後、エントリーの方法を案内します」 | 末尾 |
| イベントの当日(最後) | 「エントリーは〇〇から。今日決めなくてよい」 | 口頭と、翌日の連絡 |
| イベント後の連絡 | 「昨日はありがとうございました。エントリーはこちら。質問があればいつでも」 | 翌日 |
| エントリーの入口 | 「エントリー後、〇〇までに最初の連絡をします」 | 入口の近く |
| 採用サイト | 「ワンキャリアの企業ページで、選考の流れと働く人の話を書いています」 | 採用サイトからワンキャリアへ |
「今日決めなくてよい」の一文は、イベントの最後に要ります。無いと、学生は「決めないといけない」と感じ、来なくなります。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「エントリーが少ないのは、企業ページの内容が弱いからだ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載を支えていますが、企業ページの内容が整っているのにエントリーが少ない会社で、導線を追うと、企業ページのどこにもイベントとエントリーの入口が無い、イベントの翌日に連絡が無い、という「間」の切れ目が見つかります。中身を直す前に、間をつなぐと、エントリーが変わります。当社が導線の相談を受けるとき、最初にやるのは、学生の動きの5段を紙に書き、各段の下に「次に進む一文」があるかを一つずつ確かめることです。無い段が、切れている段です。中身は、そのあとです。
エントリーの入口の置き方
エントリーの入口は、学生がどこにいても入れるよう、三か所に置きます。
| 場所 | 置き方 |
|---|---|
| 企業ページ | 末尾と、選考の流れの近く。「流れは〇〇。エントリー後、△△までに連絡します」と、次に何が起きるかを添える |
| イベントページ | 末尾。「参加後に案内します」。参加しなくてもエントリーできるなら、その旨 |
| 採用サイト | エントリーの本体が採用サイトにある場合、ワンキャリアからの飛び先を、迷わない場所に。「ワンキャリアから来た方はこちら」があると迷わない |
エントリーの本体がワンキャリアの中にあるか、採用サイトにあるかは、仕様と自社の運用で決まります。どちらでも、「入口が三か所にあり、どこから入っても同じ流れになる」ことが要点です。採用サイトとの役割分担はWantedlyと採用サイトに何を置くかで書いた考え方と同じです。
エントリー後の最初の連絡までを、導線に含める
エントリーは、導線の終わりではありません。
- エントリー後、最初の連絡をいつまでにするかを、入口に書く:「〇〇までに」。書いたら守る
- 最初の連絡に、次の段階の日程と、誰と何を話すかを入れる:企業ページの「選考の流れ」と揃える
- 連絡が遅れそうなら、遅れる旨を先に:無言で待たせない
- エントリー後の連絡の速さは、次の体験談に書かれる:「エントリー後の連絡が遅かった」は、体験談で最も多い不満の一つ
「入口に、最初の連絡の目安を書く」で、学生はエントリー後に待てます。書かずに遅れると、「エントリーしたが、何も来ない」で離れます。
導線が切れていることに、気づく方法
| 方法 | 見つかること |
|---|---|
| 段ごとの数を並べる(体験談の閲覧→企業ページの閲覧→イベントの申込→エントリー→選考。管理画面で見られる範囲で) | どの段の間で細くなっているか |
| 面接で「どこを読んで来ましたか」と聞く | 体験談だけか、企業ページも読んだか、イベントに来たか |
| イベント後に、エントリーした人としなかった人を分ける | イベント後の連絡が届いているか |
| 採用サイトの「ワンキャリアから来た人」の動き | 飛び先で迷っていないか |
| 体験談に「エントリーの方法が分かりにくかった」があるか | 入口の問題 |
「面接で聞く」が、最も直接の材料です。「体験談だけ読んでエントリーした」が多いなら、企業ページとイベントが導線に入っていません。
3媒体と採用サイトの導線を揃える
OfferBox、Wantedly、ワンキャリアから来た学生が、同じエントリーの流れに入るようにします。
- エントリーの本体は一つ:媒体ごとに別の流れを作らない
- 各媒体からの飛び先を、迷わない場所に:「〇〇から来た方はこちら」
- 選考の流れの記述を、3媒体と採用サイトで揃える:どこで読んでも同じ流れ
- エントリー後の最初の連絡の目安を、3媒体で同じに
- どの媒体から来たかを、台帳に残す:媒体ごとの導線の細さを見る
「エントリーの本体は一つ」で、3媒体の導線は、入口が違うだけで、同じ流れになります。
導線の更新の起点
- イベントが終わったら、企業ページの誘導を外す:終わったイベントへの誘導が残ると、切れた導線になる。イベントページと企業トップページの使い分け
- エントリーの方法や飛び先が変わったら、三か所を同時に直す
- 選考の流れが変わったら、入口の「次に何が起きるか」も直す
- 選考の山のあと、段ごとの数と面接の言葉で、切れた段を見る
導線は、一度作って終わりではなく、イベントごと、選考ごとに、切れていないかを確かめます。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 学生の動きの5段を書き出す | 人事 |
| 各段の「次に進む一文」を置く | 人事 |
| エントリーの入口を三か所に置く | 人事(採用サイトの担当と) |
| エントリー後の最初の連絡の目安を決め、守る | 人事 |
| イベントの最後に「今日決めなくてよい」と言い、翌日に連絡する | 人事 |
| 段ごとの数を並べ、面接で「どこを読んで来たか」を聞く | 人事と面接に出る人 |
| イベント終了後に誘導を外す | 人事 |
| 3媒体と採用サイトの導線を揃える | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、5段の型、各段の一文の型、入口の置き方の設計、切れている段の見つけ方の型、3媒体の揃え方の点検までで、一文を置くこと、連絡を守ること、イベントの運営、採用サイトの更新は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に決めておかないと導線の最後が切れることがあります。「エントリー後の最初の連絡を、いつまでにするか」です。当社がワンキャリアの導線を支えるとき、各段の一文と入口の置き方は当社が設計できますが、エントリー後の連絡の速さは、社内の運用です。導線の最後がここで切れると、企業ページからイベントからエントリーまでの導線がどれだけ整っていても、「エントリーしたが何も来ない」が次の体験談に書かれます。当社が最初にお願いするのは、エントリー後の最初の連絡の目安を決め、それを守る担当と仕組み(通知、期限)を作ることです。目安が決まれば、入口に書けます。書けば、学生は待てます。守れば、次の体験談に「連絡が早かった」と書かれます。
まとめ
- 導線は、学生の動き「体験談→企業ページ→イベント→エントリー→選考」に沿って、各段に「次に進む一文」を置く
- 切れやすいのは、体験談から企業ページ(薄い)、企業ページからイベント(誘導が無い)、イベントの後(連絡が無い)、エントリーの方法、エントリー後の連絡
- エントリーの入口は、企業ページ・イベントページ・採用サイトの三か所に。どこから入っても同じ流れに
- エントリー後の最初の連絡の目安を入口に書き、守る。導線の最後まで含める
- 段ごとの数と、面接の「どこを読んで来たか」で切れた段を見つけ、イベント終了後に誘導を外し、3媒体と採用サイトで導線を揃える
よくある質問
企業ページからエントリーする学生と、イベントを経てエントリーする学生、どちらを増やすべきですか
どちらも同じ流れに入るなら、どちらでも構いません。イベントを経た学生は、確かめてから来るので、選考で話が具体になります。企業ページから直接来る学生は、体験談と企業ページで判断しています。面接で「どこを読んで来たか」を聞き、どちらの導線が細いかを見て、細いほうの一文を足します。
エントリーの本体が採用サイトにあり、ワンキャリアからの飛び先で学生が迷います
採用サイトに「ワンキャリアから来た方はこちら」の入口を作り、企業ページの末尾から直接そこへ飛ぶ形にします。飛び先で、ワンキャリアの企業ページに書いた選考の流れと同じものが見えると、学生は迷いません。採用サイトの担当と、飛び先の場所を決めます。
ワンキャリアの導線の設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、5段の型、各段の一文の型、入口の置き方の設計、切れている段の見つけ方の型、3媒体の揃え方の点検を支えられます。一文を置くこと、連絡を守ること、イベントの運営、採用サイトの更新は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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