ワンキャリアの学生が掲載を見る順番|学生が読む順に合わせた置き方
掲載を書くとき、会社は「会社紹介→事業→制度→募集」の順に見せたくなります。ところが、ワンキャリアの学生は、その順番では読みません。結論から言うと、ワンキャリアの学生は「体験談とクチコミ→企業ページの最初の段落→働く人→条件→イベント→エントリー」の順に読みます。会社が見せたい順番と、学生が読む順番はずれていて、ずれたまま置くと、学生が最初に読む場所に、学生が最初に知りたいことがありません。順番ごとに学生が抱える問いを想定し、その問いに答えるものを、その位置に置きます。 この記事では、学生の読む順番、会社の見せたい順番とのずれ、順番ごとの問いと置き方、最初の段落の扱い、読む順番を確かめる方法、学年や時期で変わる部分、3媒体の違い、分担を整理します。企業ページの中身は企業ページで最初に書くことで書きました。この記事は、その中身を「どの順に置くか」の話です。
この作業の目的|学生が最初に読む場所に、最初に知りたいことを置く
学生は、掲載を上から下まで読むわけではありません。体験談で持った問いに答える場所を探し、見つからなければ離れます。
目的は、「学生が最初に読む場所に、学生が最初に知りたいことがある」状態にすることです。中身が全部書いてあっても、順番がずれていれば、読まれません。
学生が読む順番と、会社が見せたい順番
| 順 | 学生が読む | 会社が見せたい |
|---|---|---|
| 1 | 体験談とクチコミ(他の学生が書いたもの) | 会社紹介(沿革、事業、規模) |
| 2 | 企業ページの最初の段落 | 事業の説明 |
| 3 | 働く人(入社してまもない社員) | 制度、福利厚生 |
| 4 | 条件(給与、勤務地、転勤、働き方) | 求める人物像 |
| 5 | イベント(誰が話すか) | 募集要項 |
| 6 | エントリー | エントリー |
ずれが最も大きいのは、1から3です。学生は他の学生が書いたものを先に読み、会社の説明は「確かめる材料」として読みます。会社は、会社の説明を最初に読んでもらうつもりで置きます。
順番ごとの、学生の問いと置き方
| 順 | 学生の問い | 置くもの |
|---|---|---|
| 1. 体験談 | 「この会社の選考はどうか」「実際はどうか」 | 会社は置けない。読んで、揃える対象 |
| 2. 企業ページの最初の段落 | 「体験談で読んだ選考は、会社の側から見てどうなのか」「何を見ているのか」 | 選考の流れと、各段階で何を見るか。会社紹介ではない |
| 3. 働く人 | 「入った人は、どうなっているのか」「最初の1年は本当にこうか」 | 入社してまもない社員の、入る前と後。仕事の具体と最初の1年 |
| 4. 条件 | 「クチコミで読んだ残業や転勤は、会社は何と言っているのか」 | 決まっている条件を事実で。掲載に条件をどこまで書くか |
| 5. イベント | 「聞きたいことを、誰に聞けるのか」 | 誰が話すか、何を話すか。イベントページの作り方 |
| 6. エントリー | 「次に何をすればよいか」「エントリーしたら何が起きるか」 | 入口と、最初の連絡の目安。掲載からエントリーまでの導線設計 |
「2に選考の流れと何を見るかを置く」が、この順番の中心です。学生が企業ページを開いた瞬間に、体験談で持った問いに当たるものが最初にあります。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「企業ページは会社の紹介から始めるのが礼儀であり、順番を変えるのは不自然だ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載を支えていますが、会社紹介から始まる企業ページは、体験談を読んだ学生に読み飛ばされます。学生は、会社の概要をコーポレートサイトと体験談で知ったうえで来ていて、企業ページに求めているのは「会社の側は、選考をどう考えているか」です。当社が企業ページの順番を並べ替えるとき、最初にやるのは、会社紹介の段落を最後に移し、選考の流れと何を見るかを最初に持ってくることです。中身は変えず、順番だけを変えます。それだけで、学生が最初に読む場所に、最初に知りたいことが来ます。
最初の段落で、会社紹介を出すと読まれない理由
- 学生は、会社の概要をすでに知っている:体験談、コーポレートサイト、友人の話
- どの会社の企業ページも、会社紹介から始まる:区別できない
- 学生が持っている問いは、選考と実態:会社紹介はその問いに答えない
- 最初の数行で「読む価値があるか」を判断される:会社紹介だと、判断が「無い」に傾く
- 会社紹介は、最後に短くあれば足りる:事業の一文と、なぜやっているか
「中身を削る」のではなく、「位置を後ろに移す」だけです。会社紹介を消す必要はありません。
読む順番を、確かめる方法
自社の学生がどの順で読んでいるかは、聞けば分かります。
- 面接で「どこを読んで来ましたか」「最初に何を見ましたか」と聞く:体験談が先か、企業ページが先か
- 「読んで分からなかったことは」と聞く:どの位置で止まったか
- イベントの当日に「何を確かめに来ましたか」と聞く:学生が持っている問い
- 体験談に「企業ページを見た」という記述があるか:見られているか
- 管理画面で見られる範囲で、企業ページの閲覧の変化を見る:順番を変えた前後で
「面接で聞く」が、最も直接の材料です。聞かなければ、会社の見せたい順番のまま置き続けることになります。
学年や時期で、変わる部分
読む順番の骨子は変わりませんが、重みは変わります。
| 学生の状態 | 重みが増す場所 |
|---|---|
| 就職活動を始めたばかり | 「働く人」と「最初の1年」。仕事がどんなものか |
| インターンを探している | イベントとインターンの掲載。何を任せるか |
| 本選考の時期 | 選考の流れと、各段階で何を見るか |
| 複数社で迷っている | 条件と、働く人の話。実態の比較 |
| 内定を持っている | 働く人の話。入った人がどうなっているか |
どの状態でも、「選考の流れと何を見るか」と「最初の1年」は読まれます。この二つを最初と二番目に置けば、どの状態の学生にも当たります。
3媒体で、読む順番が違う
| 媒体 | 学生・候補者が読む順番 |
|---|---|
| OfferBox | オファーの文面→企業ページ→会社の情報。文面が最初で、企業ページは確かめる場 |
| Wantedly | 募集記事かストーリー→会社ページ→他の記事→話を聞きに行く。記事が入口 |
| ワンキャリア | 体験談→企業ページの最初の段落→働く人→条件→イベント。他の学生が書いたものが最初 |
3媒体で同じ材料を使っても、置く順番は変えます。OfferBoxの企業ページの順番をワンキャリアに持ち込むと、会社紹介が最初に来ます。Wantedlyの会社ページの順番を持ち込むと、「なぜやるのか」が最初に来て、選考の問いに当たりません。使い回しの整理は企業ページで最初に書くことの表で書きました。
順番を変えるときの手順
- いまの企業ページの項目を、上から書き出す
- 学生の読む順番(選考の流れ→働く人と最初の1年→条件→イベント→エントリー)と並べる
- 会社紹介を最後に移す:中身は削らず、短くする
- 選考の流れと何を見るかを最初に持ってくる:無ければ、面接に出る人に聞いて書く
- 各項目の間に、次に進む一文を置く:掲載からエントリーまでの導線設計
- 管理画面の項目の構成で、どこまで並べ替えられるかを確かめる:仕様で制約がある場合は、その中で
- 面接で「どこを読んで来たか」を聞き、変化を見る
仕様上、項目の順番を変えられない場合は、各項目の中の最初の一文を、学生の問いに当たるものにします。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| いまの順番を書き出す | 人事 |
| 学生の読む順番と並べ、会社紹介を後ろに移す | 人事 |
| 選考の流れと何を見るかを最初に置く | 人事と、面接に出る人 |
| 項目の構成の制約を確かめる | 人事(管理画面で) |
| 面接で「どこを読んで来たか」を聞く | 面接に出る人 |
| 体験談に企業ページへの言及があるかを読む | 人事 |
| 学年や時期で重みを見直す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、読む順番の整理、並べ替えの設計、最初の段落の作り方、確かめ方の型までで、面接で聞くこと、選考の流れと何を見るかの言語化は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
自社で持つべきなのは、どこまでか。当社がワンキャリアの企業ページの順番を整えるとき、読む順番の整理、並べ替え、最初の段落の作り方は当社が出せます。中身を書き直さずに順番を変えるだけなので、短い作業で済みます。ただし、「面接で、学生に最初に何を見たかを聞く」ことは、社内にしかできません。当社が並べ替えた順番が、その会社の学生に合っているかは、聞かなければ分かりません。当社が最初にお願いするのは、面接の型に「どこを読んで来ましたか」「最初に何を見ましたか」の二つを入れてもらうことです。答えが数件集まれば、当社は順番を自社の学生に合わせて直せます。無ければ、当社の並べ替えは一般的な順番のままです。
まとめ
- ワンキャリアの学生は「体験談→企業ページの最初の段落→働く人→条件→イベント→エントリー」の順に読む
- 会社が見せたい「会社紹介→事業→制度→募集」とずれていて、ずれたまま置くと最初に読む場所に最初に知りたいことが無い
- 企業ページの最初に「選考の流れと各段階で何を見るか」を置く。会社紹介は中身を削らず、位置を最後に移す
- 学年や時期で重みは変わるが、「選考の流れと何を見るか」と「最初の1年」はどの状態でも読まれる
- 面接で「最初に何を見ましたか」を聞いて確かめる。3媒体で置く順番は変える
よくある質問
管理画面の項目の順番が固定で、並べ替えられません
各項目の中の最初の一文を、学生の問いに当たるものにします。会社紹介の項目しか最初に置けないなら、その項目の最初の一文を「選考の流れは〇〇です。詳しくは下の項目に書いています」のようにして、次に進む一文を置きます。並べ替えられない中でも、最初の一文は選べます。
会社紹介を後ろにすると、会社のことを知らない学生が困りませんか
困りません。会社の概要は、コーポレートサイトと体験談で知ったうえで来る学生がほとんどです。知らない学生のために、最後に短く置いておけば読めます。最初に置く必要があるのは、学生が最初に持っている問いに答えるものです。
ワンキャリアの掲載の順番の見直しは、御社に相談できますか
できます。当社は、読む順番の整理、並べ替えの設計、最初の段落の作り方、確かめ方の型を支えられます。面接で聞くこと、選考の流れと何を見るかの言語化は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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