Wantedlyのスカウトの返信率を毎週見直す方法|毎週見る項目

Wantedlyスカウト運用 更新日 2026/9/11

スカウトの返信率は、毎週見たほうがよいのか、月に一度でよいのか。毎週見ると直したくなり、直すと何が効いたか分からなくなります。月に一度だと、返信対応の遅れや文面の異常に気づくのが遅れます。結論から言うと、返信率は毎週、短い時間で「先週と比べて」だけを見て、異常に早く気づくために使い、直すのは月に一度、一か所だけにします。毎週見るのは、送った数、返信の数と型、返信への対応の速さ、面談の日程が決まった数、返信が来た文面の一文、の5つで、週の会は台帳を開いて短く終えます。 この記事では、毎週と月の役割の違い、毎週見る項目、毎週直してはいけない理由、週の会の持ち方、異常のサインとその週にやること、月の見直しへのつなぎ、分担を整理します。月の見方はスカウト運用のKPI設計で書きました。OfferBoxでの週次の考え方はOfferBoxの週次レビューで書きましたが、Wantedlyでも同じ形です。

この作業の目的|異常に早く気づき、直すのは月に回す

毎週の見直しの目的は、「異常に早く気づく」ことです。返信がまったく来ていない、返信が来ているのに対応が遅れている、断りが続いている。これらは、月末まで待つと、一か月分の送信が無駄になります。

一方で、毎週直すことは目的に入っていません。返信は、送ってから来るまでに時間がかかり、週の数字は少なく、ぶれます。週の数字で直すと、ぶれに反応して直すことになり、何が効いたか分からなくなります。

「毎週見て、月に直す」の分担で、早さと正確さの両方を保ちます。

毎週と月の役割

毎週月
目的異常に早く気づく細い段を見つけ、一か所直す
見るもの送った数、返信の数と型、対応の速さ、面談の日程、返信が来た一文段ごとの数、先月からの変化、面談の言葉
比べる相手先週先月
やること異常があれば、その週に対処一か所直す
時間短く短い会を一回

週で対処するのは「運用の異常」(対応の遅れ、送っていない、設定の間違い)で、月で直すのは「設計」(文面、絞り込み、面談)です。

毎週見る項目

項目見方異常のサイン
送った数先週と比べてゼロに近い(送る枠が取れていない)
返信の数と型前向き・質問・断りの内訳。先週と比べて返信ゼロが続く。断りばかり
返信への対応の速さ返信から最初の対応までの時間翌日までに返せていないものがある
面談の日程が決まった数返信した人のうち、日程が決まった数返信は来ているのに日程が決まらない(往復が長い)
返信が来た文面の一文返信が来た文面の、相手の一文を並べて眺める特に無し。月の見直しの材料として溜める

「返信への対応の速さ」が、毎週見る中で最も大切です。これは設計ではなく運用の問題なので、その週に直せます。対応が遅れているなら、対応する人の枠か、通知の設定を、その週に見ます。返信対応の型は返信が来たあとの進め方で書きました。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「毎週数字を見ているのだから、毎週改善すべきだ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてWantedlyのスカウトの運用を見ていますが、毎週文面を変えている会社は、どの文面が効いているか分からなくなり、数か月後に「結局、何が良いのか分からない」で止まります。週の返信の数は少なく、たまたま返信が来た週と来なかった週の差が大きいので、それに反応して直すと、ぶれを追いかけることになります。当社が毎週の見直しの型を渡すとき、最初に伝えるのは「毎週は見るだけ。直すのは月に一度」です。見ることと直すことを分けると、毎週の見直しは短く済み、月の直しは根拠を持って一か所に絞れます。

毎週直してはいけない理由

例外は、「明らかな誤り」です。文面の誘導先の募集記事が閉じている、会社名や職種名が間違っている、返信の通知が届いていない。これらは設計ではなく誤りなので、その週に直します。

週の会の持ち方

「対応の速さ」を最初に見るのは、その週に直せる唯一の項目だからです。他は、見て記録するだけです。

異常のサインと、その週にやること

サイン考えられることその週にやること
送った数がゼロに近い送る枠が取れていない。読む対象がいない送る人の枠を確かめる。絞り込みの結果が空なら、月の見直しに回す
返信ゼロが数週続く文面か絞り込みか会社ページの問題。または通知の設定の誤り通知と送信の設定を確かめる。誤りがなければ月の見直しへ
断りが続く募集と合わない相手に送っている絞り込みの条件を月の見直しで。その週は、送る数を減らして読む時間を増やす
対応が遅れている対応する人の枠が無い。通知が届いていないその週に、対応する人と通知を直す
返信は来るが日程が決まらない日程の候補を出していない。往復が多い返信の型を「候補を出す」形に、その週に直す
質問だけの返信が多い募集記事に足りない情報がある質問の内容を記録し、月の見直しで募集記事に足す

「その週にやること」の多くは、確かめることと記録することです。直すのは、対応する人・通知・返信の型の3つで、これらは設計ではなく運用です。

返信が来た文面の一文を、溜める

毎週、返信が来た文面の「相手の一文」を並べて眺めます。直すためではなく、月の見直しの材料として溜めるためです。

一文の見方はスカウトを相手ごとに変える範囲で書きました。毎週は眺めるだけで、直すのは月です。

月の見直しへのつなぎ

毎週の記録を、月の見直しに渡します。

  1. 四週分の一行の記録:異常があった週、やったこと
  2. 返信が来た一文と、来なかった一文:溜めたもの
  3. 質問だけの返信の内容:募集記事に足りないこと
  4. 「月の見直しで見る」と書いて置いておいたこと

月の見直しでは、これに面談の言葉を足し、段ごとの数を並べて、一か所を直します。手順はスカウト運用のKPI設計で書きました。

社内の分担

作業誰が
週の会を開く人事
台帳を先週と比べる人事
対応の速さを見て、その週に直す返信に対応する人と人事
明らかな誤りを直す気づいた人
一行の記録人事
返信が来た一文を溜める送った人
月の見直しに渡す人事

運用代行や代理店が支えられるのは、毎週見る項目の型、異常のサインの一覧、週の会の型、月へのつなぎの型までで、台帳を付けること、対応の速さを直すこと、送ることは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

これをやる前に、先に決めておかないと毎週の見直しが「直す会」になることがあります。「毎週は見るだけ、直すのは月」を、送る人と上司と合意しておくことです。当社がWantedlyのスカウトの運用を支えるとき、週の会に上司が出ると、「今週返信が少ないのはなぜだ、文面を変えろ」となりやすく、送る人は毎週文面を変え始めます。当社が最初にお願いするのは、週の会を「対応の速さと異常の確認」に限り、文面と絞り込みの話は月の会でする、と上司に伝えてもらうことです。この合意があれば、週の会は数分で終わり、月の会で根拠を持って直せます。無ければ、毎週の数字のぶれに運用が振り回されます。

まとめ

よくある質問

返信が来ない週が続くと、不安で文面を変えたくなります

まず、通知と送信の設定に誤りがないかを確かめます。誤りがなければ、返信は遅れて来るので、数週は待ちます。それでも続くなら、月の見直しで、文面より先に会社ページと募集記事を見ます。週ごとに文面を変えると、原因が分からなくなります。

毎週の見直しに、どのくらい時間をかければよいですか

台帳を開いて、5つの項目を先週と比べ、一行記録する。それで終わりです。長くなるなら、直す話をしています。直す話は月に回します。

スカウトの週次の見直しは、御社に相談できますか

できます。当社は、毎週見る項目の型、異常のサインの一覧、週の会の型、月へのつなぎの型を支えられます。台帳を付けること、対応の速さを直すこと、送ることは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyのスカウト運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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