採用KPIの週次レビュー|日数だけを見て十五分で終える

採用ノウハウ採用KPI 更新日 2026/9/22

採用KPIの週次のレビューを始めたい。ところが、数字を全部並べた資料を毎週作り、関係者を集めて一時間かけ、数の上下を説明して、議事録を作り、決めることが無いまま二か月で止まった。結論から言うと、週に一度の場で見るのは日数だけで、数は見ません。十五分で、「段ごとの日数が先週より延びていないか」「延びた段の原因は返信・枠・判定のどれか」「今週誰が何をするか」の三つを決めて終わります。数を週に見ると上下に振り回され、資料を作る作業が増えて場が重くなり、二か月で止まります。週次は台帳の画面をそのまま見て、資料を作りません。出席は人事と採用の責任者の二人で足り、現場は原因が枠のときだけ呼びます。 KPIの全体は採用KPIの基本、日数の見方は採用リードタイムの見方で書きました。この記事は、週次の場の型を書きます。

この作業の目的|週次を、「報告の場」から「今週の担当を決める場」にする

週に一度の場で数を見ても、一週間では母数が小さく、上下に意味がありません。意味があるのは日数で、延びた段は翌週に数が減ります。週次は、その兆しを見て、今週動く人を決める場です。

目的は、週次の場を十五分に収め、資料を作らず、「今週誰が何をするか」を決めて終わる形にすることです。

週次レビューで、起きる失敗

失敗何が起きるか
数を見る一週間の数は上下するだけで、意味が読めない
資料を作る作る作業が毎週の負担になり、二か月で止まる
人を集める現場と経営を毎週呼ぶと、日程が合わずに流れる
長くなる一時間の場は、繁忙期に最初に消える
決めずに終わる「気を付けよう」で終わり、翌週も同じ
議事録を作る作る手間が増える。決めた一文だけで足りる

共通するのは、週次を「報告の場」として作っていて、「今週の担当を決める場」として作っていないことです。

週次で見る、三つ

見るもの何を確かめるか
段ごとの日数(中央値)先週より延びた段があるか。採用ファネルに置くKPI
延びた段の原因返信が遅い・面接官の枠が無い・判定に時間がかかる、のどれか
今週の担当誰が、何を、いつまでにするか。一つか二つ

三つだけです。数(近い人の面談数、承諾した数)は、月に一度の場で見ます。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「週次のレビューは、採用の状況を関係者に共有する場だ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、運用の場に同席することがありますが、共有を目的にした週次は、資料を作る作業が毎週発生し、出席者が増え、繁忙期に最初に消えます。消えた後に残るのは、資料の作り方だけです。共有は月に一度で足ります。週に一度必要なのは、「今週、待たせている学生がいないか」を確かめて、動く人を決めることです。当社が最初にお願いするのは、週次から資料を無くし、台帳の画面をそのまま見る形にすることです。台帳に各段の日付が入っていれば、日数は画面で見えます。資料が無ければ、準備が要らず、十五分で終わり、繁忙期にも残ります。週次の場が残っていることが、日数が延びたときに気付ける唯一の仕組みで、資料の見やすさより、場が残ることが大切です。

資料を、作らない

資料を作らない決めが、週次を残す最大の条件です。

十五分で、終える

  1. 前週の決めごとの確認(二分):できたか、できていないか
  2. 段ごとの日数を見る(五分):延びた段があるか。台帳の画面で
  3. 延びた段の原因を特定する(五分):返信・枠・判定のどれか
  4. 今週の担当を決める(三分):誰が、何を、いつまでに。一つか二つ
  5. 終わる:延びた段が無ければ、二分で終わってよい

延びた段が無い週は、短く終わります。「何も無い週があってよい」と決めておくことが、続く条件です。

出席者

二人で始めて、必要なときだけ三人目を呼ぶ形が、日程が合う形です。

月次との、分け方

場見るもの決めること
週次(十五分)段ごとの日数、延びた段の原因今週の担当。一つか二つ
月次(三十分から一時間)近い人の面談数、入口ごとの数、承諾した数、文面と名義の効果翌月に変えることを一つ。採用KPIの月次レビュー

週次は日数と担当、月次は数と方針。混ぜると、週次が重くなって止まります。

続かないときの、直し方

週次が止まる原因はほぼ「重さ」です。軽くする方向にだけ直します。

媒体ごとに、変わる点

三つとも、週次で見るのは日数で、媒体ごとに最初の返信の場所が違います。

社内の分担

作業誰が
台帳に各段の日付を入れる人事。毎日か、面接の当日に
週次の場を開く(十五分)人事。曜日と時間を固定
延びた段の原因を特定する人事
原因が「枠」なら、現場の責任者に渡す人事から採用の責任者を通して
原因が「判定」なら、判定の頻度を変える採用の責任者
決めた一文を残す人事。台帳かチャットに

運用代行や代理店が支えられるのは、台帳の型、集計の形、原因の切り分けまでで、場を開くこと、枠と判定の変更は社内が担います。

エージェントベストの見解

週次レビューで、当社が先にお伝えしているのは、「週次は、開かれていることだけで価値がある」ということです。中身が充実していることより、毎週同じ曜日に開かれていることのほうが効きます。延びた段が無い週は二分で終わってよく、終わってよいと決めてあるから、繁忙期にも開かれます。申し込んだあとに週次が止まる会社に共通するのは、「せっかく集まるのだから」と議題を足し、数の共有や採用以外の話を入れて、三十分を超えることです。当社が案内するのは、週次の議題を三つに固定し、それ以外を持ち込まないことです。他の話は月次に回します。十五分で、資料が無く、二人で、延びた段が無ければ二分で終わる。この軽さが、一年続く形です。日数は、週次が開かれていれば、翌週に直せます。開かれていなければ、月末に「今月は遅かった」と分かるだけです。

まとめ

よくある質問

人事が一人で、レビューの相手がいません

一人で五分、台帳を見る形で足ります。延びた段があれば、その日に動きます。原因が「枠」か「判定」なら、採用の責任者に一行で伝えます。場が無いより、一人の五分がある形のほうが、日数は動きます。

週次で数を見ないと、状況が把握できません

一週間の数は上下するだけで、把握には使えません。数は月次で見て、週次では日数だけを見ます。どうしても数を見たいなら、「今週の面談の予定の数」だけを一行、参考として置きます。分析はしません。

週次レビューの型は、御社に相談できますか

できます。当社は、台帳の型、集計の形、原因の切り分けを支えられます。場を開くこと、枠と判定の変更は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、週次で見る日数の形を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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