地方のIT企業のGreen活用|勤務地を強みに変える書き方

Green・IT中途採用規模・フェーズ別 更新日 2026/10/16

地方都市に本社や開発拠点を置くIT企業から、「都市部の会社と比べられると、勤務地で負けてしまう」という相談をよく受けます。Greenに求人を出しても、検索結果には都市部の会社の求人が並び、自社の求人が埋もれているように感じる。そう考えて、求人票の中で勤務地の話をできるだけ小さく書く会社もあります。結論を先に言うと、地方のIT企業の求人票は、勤務地を隠すより前に出し、その土地で働くことを選ぶ理由がある候補者に向けて、暮らしと仕事の具体を書くほうが、条件の合う応募につながります。 株式会社アトラエが運営するGreenは、IT・Web業界の中途採用を中心とした求人サイトです。料金や仕様の細部には触れず、地方の会社の書き方と運用を整理します。

地方の会社で割ける時間と人、候補者の層

地方のIT企業は、規模の大小にかかわらず、採用の担当者が少ないことが多くあります。代表や開発の責任者が採用を兼ね、人事の専任がいないことも珍しくありません。候補者の数も都市部より限られるので、一人ひとりの候補者に丁寧に向き合う運用が向いています。

地方の会社の求人に関心を持つ候補者は、大きく三つの層に分けられます。

  1. 地元にいる人:その地域で働き続けたい。地元の他の会社と比べている
  2. 地元に戻りたい人(Uターン):都市部で働いていて、家族の事情や暮らしの理由で地元に戻ることを考えている
  3. 移り住みたい人(Iターン):その土地の出身ではないが、暮らしの環境を変えたいと考えている

この三つの層は、求人票で知りたいことが違います。地元の人は仕事の中身と条件を、Uターンの人は都市部での経験がどう活きるかを、Iターンの人は暮らしの具体と移住の支えを、それぞれ知りたいと考えています。

最初に決めること

求人票を書く前に、次のことを決めます。

リモートの扱いは、地方の会社の採用の幅を大きく左右します。都市部に住んだまま働ける形を用意できれば、候補者の層が広がります。一方で、出社を前提にするなら、それを求人票ではっきり書き、その土地で働く理由を持つ人に絞って届けるほうが、互いの時間を無駄にしません。

エージェントベストの見解

地方のIT企業の相談で多い思い込みは、「給与を都市部の水準に合わせないと採れない」というものです。実際に応募が決まる流れを見ると、給与の差を気にする候補者もいますが、Uターンや移住を考える人の多くは、給与だけでなく、通勤の時間、住まいの広さ、家族との時間など、暮らし全体で比べています。ところが求人票には給与と仕事の中身しか書かれておらず、暮らしの面の判断材料がない。これでは、候補者は給与の数字だけで比べるしかなくなります。給与を上げる前に、暮らしの具体、たとえば会社から車で何分の範囲に住んでいる社員が多いか、子育て中の社員がどう働いているか、を書き足してみることを勧めます。暮らしで比べられる材料があってはじめて、地方の会社は都市部の会社と違う土俵に立てます。

暮らしと仕事の具体を書く

地方の会社の求人票では、仕事の中身に加えて、暮らしの具体を書く欄を設けます。

仕事の中身についても、地方の会社ならではの点を書きます。都市部の顧客の案件を地方で開発しているのか、地元の顧客の課題に向き合っているのか。前者なら都市部と同じ水準の技術の仕事ができること、後者なら顧客との距離の近さが伝わります。

Uターンの人に向けては、「都市部での経験が、こちらでどう活きるか」を書きます。地方では経験者が限られるため、都市部で積んだ経験を持つ人が、入社後すぐに中心的な役割を担うこともあります。その可能性を具体的な役割で示すと、Uターンを迷っている人の後押しになります。

スカウトと面談の工夫

Greenでは、互いに送り合える「気になる」と企業からのスカウトで、企業の側から候補者に声をかけられます。地方の会社がスカウトを送るとき、プロフィールから次の点を探します。

出身地が自社の地域と重なる候補者には、その接点に一言触れると、文面が読まれやすくなります。ただし、プロフィールに書かれた範囲で触れるにとどめ、私的な事情に踏み込みすぎないようにします。

面談は、最初はオンラインで行い、選考が進んだ段階で現地に来てもらう形が多く取られます。現地に来てもらうときは、職場だけでなく、住む場所の候補になる地域を案内する時間を取ると、暮らしの具体が伝わります。交通費の扱いも、事前に決めて伝えておきます。

エージェントベストの見解

地方のIT企業がGreenの運用を外に出すかを考えるとき、当社が切り分けとして示すのは、「地域のことを語る役割」と「作業の役割」です。暮らしの具体や地域の魅力を候補者に伝えるのは、その土地に住み、働いている社員にしかできません。面談や現地の案内は、社内で持つべき部分です。一方、求人票を層ごとに書き分ける作業、出身地や希望勤務地で候補者を絞り込んでスカウトを送る作業、応募への返信、オンライン面談の日程調整は、地域の外からでも担えます。当社のGreen運用代行はこの作業の部分を受け持ち、合否は企業側で判断していただきます。費用は、入社した方1名につき50万円(税別)の成功報酬で、初期費用と月額固定費はかかりません。採用の担当者が少ない地方の会社ほど、話す役割に時間を集中させる意味は大きくなります。

地元の会社との比べられ方

地元にいる候補者は、都市部の会社ではなく、地元の他の会社と比べています。この比べ方の中で自社の求人票がどう見えるかも、確かめておく必要があります。

地元の候補者が比べるのは、次のような点です。

地元に他のIT企業が少ない地域では、自社がその地域で数少ない選択肢になっていることもあります。その場合は、地元の候補者に向けて、地域で働きながら技術を磨けることを具体的に伝えると、強い動機を持つ候補者に届きます。

まとめ

よくある質問

完全リモートを認めないと、地方の会社は採れませんか

そうとは限りません。出社を前提にしても、その土地で暮らしたい理由を持つ人には届きます。大切なのは、働き方の条件を求人票ではっきり書き、条件の合う人に絞ることです。一部リモートなど、中間の形を検討する余地があるなら、それも書いておきます。

移住の支えとして、どんなことを書けばよいですか

会社として実際にできることだけを書きます。引っ越しの費用の扱い、住まい探しの手伝い、移住した社員に話を聞ける機会などです。自治体の移住支援の制度がある地域では、その情報の調べ方を案内するのも一つの方法です。

地方の会社の新卒採用の考え方も知りたいです

新卒も含めた考え方は地方に本社がある会社の採用媒体の選び方にまとめています。フルリモートを前提にする場合の書き方はフルリモートの会社のGreen活用も参考になります。

出典

本記事は 2026/10/16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト

GreenでのIT・Web職の採用、手が回っていますか

  • 求人票・「気になる」・スカウト・面接調整まで、いまの運用を一緒に点検します
  • Green運用代行は入社時のみ課金の当社成功報酬(1名50万円・税別)。当社への初期費用・月額固定費はかかりません(Greenの利用料金は別途)
  • エンジニア・PdM・デザイナー・ビジネス職の採用設計から相談できます

この記事の内容に合うサービス:Green運用代行 ↗成功報酬・入社時1名50万円

相談無料 / 営業のお電話はしません / 正規料金・上乗せなし / 厚生労働大臣許可 13-ユ-316964
送信いただいた情報は、お問い合わせ対応の目的にのみ利用いたします。

この記事のタグ

Green・IT中途採用の他の記事

Green・IT中途採用の記事一覧を見る →