社員300名以上の会社のGreen運用|部署ごとの求人の管理

Green・IT中途採用規模・フェーズ別 更新日 2026/10/16

社員が300名を超える会社では、採用の要望が複数の部署から同時に上がり、Greenに出している求人の数も数十件にのぼることがあります。開発部門が複数のチームに分かれ、それぞれが自分たちの求人を持つ。事業部ごとに営業やカスタマーサクセスの募集がある。こうなると、採用の課題は「応募を集めること」より「求人を管理すること」に移ってきます。結論から言うと、300名以上の会社のGreen運用では、求人の公開・更新・停止のルールと、部署ごとの持ち主を決め、人事部門が全体を見渡せる状態を作ることが、候補者からの見え方を守ることにつながります。 Greenは、IT・Web業界を中心とした中途採用の求人サイトで、株式会社アトラエが運営しています。料金や仕様の細部には触れず、部署ごとの求人の管理を整理します。

300名以上の会社で起きていること

この規模の会社では、人事部門の中に採用のチームがあり、各部署にも採用に関わる担当者がいます。時間と人は、小さな会社より確保されています。それでも、部署ごとに求人が増えると、次のようなことが起きます。

どれも、候補者から見ると「社内で連携していない会社」という印象につながります。とくに同じ候補者に複数の部署からスカウトが届くと、候補者は困惑し、どちらにも返信しないことがあります。

最初に決める管理のルール

求人を管理するために、次のルールを決めます。

  1. 求人の持ち主:一つの求人に一人の持ち主を置く。持ち主は、内容の正しさと、応募への対応に責任を持つ
  2. 公開の手順:新しい求人を公開する前に、人事部門が似た求人がないかを確かめる
  3. 更新の周期:求人の内容を、決まった周期で見直す。見直しの記録を残す
  4. 停止の基準:募集を終えたら、いつまでに停止するか。一定の期間、応募への対応がない求人をどうするか
  5. スカウトの重複の防ぎ方:同じ候補者に複数の部署から送らないための確かめ方

5つ目は、Greenの運用で見落とされやすい点です。Greenでは、企業から候補者に「気になる」を送ったり、スカウトを送ったりして接点を作れますが、部署ごとにそれを行うと、同じ候補者に重ねて届くことがあります。送る前に、他の部署がすでに接点を持っていないかを確かめる手順を決めておきます。

エージェントベストの見解

300名以上の会社の求人を一覧にすると、当社がよく見かけるのは「応募は来ているのに、誰も対応していない求人」です。部署の担当者が異動したり、募集の優先度が下がったりして、持ち主がいなくなった求人が公開されたままになっている。候補者は応募したのに返事がなく、会社の印象を悪くします。この状態は、一覧で求人ごとの「最後に応募へ対応した日」を並べると見つかります。対応のない日数が長い求人から、持ち主を確かめ、いなければ停止する。求人の数を増やすより、対応できない求人を減らすほうが、会社の評判を守るうえでは効きます。数十件の求人を持つ会社ほど、月に一度、この棚卸しをする時間を取ることを勧めます。

人事部門と各部署の役割

この規模の会社では、人事部門は「全部やる人」から「全体を管理し、部署を支える人」へと役割が変わります。

共通部分を人事部門が管理すると、部署ごとの書き方のばらつきが抑えられます。候補者は複数の求人を見比べることもあるので、会社としての見え方が揃っていることは信頼につながります。

各部署の採用担当が兼務の場合、その人の時間が足りずに応募への対応が遅れることがあります。人事部門は、対応が遅れている部署を一覧で見つけ、支援に入るか、作業を外に出すかを部署と一緒に決めます。

運用を外に出す範囲

300名以上の会社が外部の支援を使う場合、全社の運用をまとめて出すより、部署を選んで出すことが多くなります。次のような部署が候補になります。

エージェントベストの見解

規模の大きな会社が部署単位で運用を外に出すとき、自社で持つべきなのは「求人の一覧の管理」と「合否の判断」の二つだと考えています。求人の一覧は、会社全体の見え方を守るためのもので、外部に渡すと部署の間の調整が効かなくなります。合否は、各部署の基準に沿って社内で判断するものです。この二つを社内に残し、選んだ部署の作業、つまり求人票の作成と更新、「気になる」とスカウトの配信、応募対応、面接日程の調整を外に出す。当社のGreen運用代行は、この分け方で部署ごとに受け持ちます。当社の費用は採用した方の入社時に1名50万円(税別)の成功報酬で、部署を追加しても当社への初期費用や月額固定費はかかりません。なお、Green自体の利用料金は当社の費用とは別で、Greenとのご契約にもとづいてかかります。外に出した部署の進み具合も、人事部門の一覧に同じ項目で載せておくと、全体の管理が崩れません。

候補者の情報の扱いを揃える

部署ごとに採用を進めると、候補者の情報の扱い方も部署ごとにばらつくことがあります。応募書類をどこに保存し、誰が見られるようにするか、選考が終わった後にいつ消すか。こうした扱いが揃っていないと、社内での情報の行き違いが起きたり、候補者の情報が必要以上に広がったりします。

人事部門が、次のような共通のルールを決めておきます。

同じ候補者に複数の部署から声をかけないためにも、候補者の情報が一か所で確かめられることは大切です。ルールの細部は、社内の個人情報の扱いの規程と合わせて決めます。

まとめ

よくある質問

似た職種の求人を、部署ごとに分けて出すべきですか、まとめるべきですか

仕事の中身と求める経験が大きく違うなら分け、似ているならまとめることを勧めます。分ける場合は、求人のタイトルと冒頭で違いがはっきり分かるように書きます。求人のタイトルの付け方はGreenの求人タイトルの付け方も参考になります。

同じ候補者に複数の部署からスカウトが届いてしまいました

候補者に一言、社内の連携が不十分だったことを伝え、どちらの部署の話を聞きたいか、または両方の話を一度に聞けるかを提案します。そのうえで、送る前に他の部署の接点を確かめる手順を決めておきます。

300名規模の会社の新卒採用の考え方も知りたいです

新卒も含めた考え方は従業員300名規模の会社の採用媒体の選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/10/16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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