従業員300名規模の会社の採用媒体の選び方|人事が全部持たない体制から
従業員三百名規模の会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「人事が数人いるので『人事で回せる』と3媒体を契約し、名義も文面も返信も面談の日程も人事が全部持って、承認や応募が来た時点で人事の時間が尽き、返信が空き、現場に面接官を頼んでも『聞いていない』と断られ、どの媒体も中途半端になる」という問題です。結論から言うと、従業員三百名規模は、人事が数人いて現場を巻き込める規模だからこそ、「人事が全部持つ」で止まります。名義を職種ごとに現場に置き、返信の担当を一人に決め、3媒体を役割で使い(送る型で職種ごと、比べられる場で体験談のある職種の入口、記事を置く型で特定の職種)、足りない理由を「届いていない・面談まで来ない・内定後に落ちる」に切り分け、代行に出す範囲は人事の時間の合計で決めます。 百名規模の考え方は従業員百名規模の会社の採用媒体の選び方で書きました。この記事は三百名規模に絞って、人事と現場の線の引き方と3媒体の役割を書きます。
従業員三百名規模の会社に、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 人事が数人。採用以外の業務もある | 「人事で回せる」と全部持ち、時間が尽きる | 人事と現場の線を先に。従業員三百名規模の会社のOfferBox運用 |
| 部門が揃い、職種ごとに入社数年の社員がいる | 名義を職種ごとに現場に置ける | 置かないと、人事の名義で「会社紹介」の文面になる |
| 新卒を毎年十名前後採る | 主軸と補助が要る人数 | 新卒10名を採る会社の採用媒体の選び方 |
| 体験談が職種ごとにあるが、偏りがある | 比べられる場で、体験談のある職種だけが埋まる | 体験談の無い職種は送る型で |
| 現場が「採用は人事の仕事」と思っている | 面接官と名義を頼んでも断られる | 契約の前に、部門の長と枠を決める |
| 会社紹介を長く書きたくなる | 学生は会社紹介より「なぜ自分に」を読む | 会社紹介を短く、「なぜあなたに」を長く |
判断軸を、従業員三百名規模の会社に当てる
| 軸 | 従業員三百名規模の会社での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 職種ごとに「この部門で、この人と、この人に教わって」で絞る。全職種を一つの条件で絞らない。職種ごとに届く層が違う |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、職種ごとに現場の名義で届き、体験談の無い職種に効く。比べられる型は、体験談のある職種の入口として候補に入る。来る型は、エンジニアや設計など、比べられる場で読まれにくい職種の実態を通年で |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない。主軸に厚く、補助は役割ごとに。年間予算三百万円前後の採用媒体の組み方 |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 人事の中で、週に採用に使える時間を合計する。返信の担当を一人に。名義と面談は現場。合計で持てない作業(検索・下書き・送信・一次返信)を外に |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。三百名規模では、「運用工数」を人事の合計の時間で見て持てない作業を外に出すことと、「型」で3媒体を役割で使うことが、百名規模との違いです。
エージェントベストの見解
従業員三百名規模の会社で、媒体を契約した後に起きることを、当社は先にお伝えしています。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、三百名規模の相談を受けますが、契約の後に最も多く起きるのは、「人事が数人いるので回せると思って全部持ち、承認や応募が来た時点で時間が尽きて、返信が空く」ことです。人事が数人いても、採用以外の業務があり、週に採用に使える時間の合計は思ったより少なく、名義も文面も返信も日程も面談も持つと、数十人の承認で止まります。しかも人事が数人いると「誰が返すか」が曖昧になり、一人の人事より放置が起きやすくなります。媒体が悪いのではなく、人事と現場の線を引かずに契約したことが原因です。逆に、契約の前に「返信の担当は〇〇一人。名義は職種ごとに現場の△△。面談は名義の社員と部門の長。人事は型と台帳と日程」と線を引いた会社は、来た数をそのまま面談に回せます。当社が最初にお願いするのは、媒体を選ぶ前に、人事の週の時間を合計し、返信の担当を一人に決め、部門の長と名義と面接官の枠を決めることです。
学生が、確かめること
- 配属の決まり方:三百名規模は部門が多く、配属が入社後に決まることがある。いつ、誰が、何を見て決めるか
- 職種ごとの実態:部門によって忙しさと教え方が違う。自分の職種の名義の社員が、一年目に何をしたか
- 「なぜ自分に」:会社紹介は企業ページで読める。文面で読みたいのは、自分のどこを見て送ったか
- 教わる人と、組む人:名義の社員の名前と、部門の長の名前
- 同期の人数と、内定者の集まり:十名前後なら同期が見える。集まる日があるか
- 辞めた人の実態:三百名規模の離職は、業界と学校の中で知られる。隠さず、変えたことで
この条件なら、3媒体をどの役割で使うか
| 会社の条件 | 3媒体の役割 | 理由 |
|---|---|---|
| 職種ごとに入社数年の社員を名義にでき、体験談の無い職種がある | 送る型(OfferBox)を職種ごとに主軸に | 職種ごとに届き、体験談が無くても届く。絞る作業を外に出せる |
| 体験談が職種ごとに数人分あり、その職種で候補に入っている | 比べられる場(ワンキャリア)をその職種の入口に | 体験談のある職種は来る。無い職種には来ない |
| エンジニアや設計など、比べられる場で読まれにくい職種がある | 記事を置く型(Wantedly)でその職種の実態を通年で | 職種ごとの実態を、比べられる場の外で読ませる |
| 返信の担当と、現場の名義と面接官が決まっていない | どれも先ではない | 止まる。線を引いてから |
| 会社紹介が文面の大半を占めている | どれも先ではない | 「なぜあなたに」を長くしてから |
どれか一つが正解ではなく、名義にできる社員がいるか、体験談がどの職種にあるか、人事の時間の合計で、3媒体の役割が変わります。
組み合わせ
- 主軸を一年回してから、補助を足す:数人の人事でも、同時に始めると返信が空く。複数の媒体を同時に使うときの考え方
- 送る型と比べられる場を、職種で分ける:OfferBoxとワンキャリアの併用
- 送る型と記事を置く型を、役割で:OfferBoxとWantedlyの併用
- 現場を巻き込む線を、契約の前に:現場を採用に巻き込む方法、OfferBox経由の学生を面接する現場社員への説明
- 自社で回すか、代行に出すかを、人事の時間の合計で:自社で運用するか代行に出すかの考え方
- 代行に出すなら、検索・下書き・送信・一次返信から:人事の時間を、現場との調整と面談の設定に残す。名義の選定、個別の一文、面談は出さない。媒体と代行の違い
見せ方|会社紹介を短く、「なぜあなたに」を長く
- 会社紹介を、三行以内に:企業ページで読める。文面で繰り返さない
- 「なぜあなたに」を、文面の大半に:「〇〇と書かれていたのを読んで、△△の部門の□□(名義)が声をかけたいと言った」。名義の社員の一文を必ずしも人事が書かず、本人が足す
- 職種ごとに、文面を分ける:一つの文面で全職種を書かない。名義も場面も職種ごとに
- 配属の決まり方を、企業ページの最初に:「募集の職種のまま配属。入社後の変更は〇〇のとき」。決まっていないなら、いつ決まるか
- 教わる人と組む人を、名前で:「〇〇(名義)と組み、△△(部門の長)に教わる」
- 辞めた人の実態を、隠さない:「〇年で辞めた人が△人。理由は□□。変えたのは◇◇」。数値は自社の実態で。この記事では書かない
- 同期と内定者の集まりを、書く:「同期は〇名。□月に集まる日がある」
人事と現場の分担
| 作業 | 人事 | 現場 |
|---|---|---|
| 職種ごとの「こんな人」の一行と絞る条件 | 型を作る | 職種ごとの一行を出す |
| 検索、文面の共通部分、送信 | 持つ(または代行) | — |
| 個別の一文、文面の最終確認 | 下書きを渡す | 名義が一言足して確認 |
| 名義 | — | 職種ごとの入社数年の社員 |
| 承認や応募への返信 | 一人が持つ(または代行) | — |
| 面談と面接 | 日程を押さえる | 名義の社員と部門の長 |
| 台帳と、足りない理由の切り分け | 持つ | 月に一度、一緒に見る |
| 内定後の接点 | 日程 | 名義の社員 |
運用代行や代理店が支えられるのは、人事と現場の線の型、名義の置き方の型、3媒体の役割の分け方、文面の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信までで、名義の選定、個別の一文、面談、代行に出す範囲の判断は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
従業員三百名規模の会社で新卒が足りないと相談を受けたとき、当社が最初に切り分けるのは、「足りない理由が、届いていないのか、面談まで来ないのか、内定後に落ちるのか」です。三つは直し方が違います。届いていないなら、体験談の無い職種に送る型を足すか、送る数を増やします。面談まで来ないなら、媒体ではなく、返信の担当が一人に決まっているか、文面が会社紹介になっていないか、名義が人事になっていないかを直します。内定後に落ちるなら、内定後の接点(名義の社員に会う、同期の集まり)を直します。三百名規模の会社は、人事が数人いて台帳を持てるので、職種ごとに段の数を並べれば、どこで止まっているかが見えます。「足りないから媒体を足す」は、届いていない場合にしか効かず、面談まで来ない会社が媒体を足すと、返信の担当の時間がさらに減って、もっと来なくなります。当社が案内するのは、媒体を足す前に、職種ごとの段の数を月に一度、人事と部門の長で見ることです。採用の段ごとの数の読み方
まとめ
- 従業員三百名規模は、人事が数人いて現場を巻き込める規模だからこそ、「人事が全部持つ」で止まる。契約の前に、人事と現場の線を引く
- 返信の担当を一人に決め、名義を職種ごとに現場の入社数年の社員に置き、面談は名義の社員と部門の長。人事は型と台帳と日程
- 3媒体は役割で。送る型(OfferBox)は職種ごとに、比べられる場(ワンキャリア)は体験談のある職種の入口に、記事を置く型(Wantedly)は比べられる場で読まれにくい職種に
- 会社紹介を短く、「なぜあなたに」を長く。文面は職種ごとに分け、名義の社員が一言足す
- 足りない理由を「届いていない・面談まで来ない・内定後に落ちる」に切り分け、媒体を足す前に職種ごとの段の数を見る。代行に出す範囲は、人事の週の時間の合計で決める
よくある質問
人事が三人いるのに、なぜ止まるのですか
三人いても、採用以外の業務があり、週に採用に使える時間の合計は思ったより少ないからです。しかも三人いると「誰が返すか」が曖昧になり、一人のときより放置が起きやすくなります。返信の担当を一人に決め、名義と面談を現場に出し、人事の時間を型と台帳と日程に残します。合計の時間で持てない作業(検索・下書き・送信・一次返信)は、外に出します。人事の数ではなく、線が引かれているかで止まるかが決まります。
現場が「採用は人事の仕事」と言って、名義も面接官も引き受けません
契約の前に、部門の長と「職種ごとに名義を一人、面接官を〇人、週に△回の枠」を決め、それが確保できない職種は、その年の人数を減らします。契約の後に頼むと断られます。名義の社員に「自分の後輩を採る」形で頼み、面談は「文面の場面の続き」から始めて会社説明を無くすと、現場の時間が短くて済み、引き受けやすくなります。現場の時間が確保できない職種は、計画のほうを直します。
従業員三百名規模の会社の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、人事と現場の線の型、名義の置き方の型、3媒体の役割の分け方、文面の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信を支えられます。名義の選定、個別の一文、面談、代行に出す範囲の判断は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、三百名規模の会社の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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