従業員100名規模の会社の採用媒体の選び方|最初の年に誰と組むかを見せる
従業員百名規模の会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「『百名の会社』は学生に大企業と比べられて規模で負けると思い、『裁量が大きい』『若手が活躍』で対抗して、承認や応募は来ても内定後に大企業と比べられて辞退され、理由が『大企業に決めた』で終わり、翌年も同じ文面で同じ辞退が続く」という問題です。結論から言うと、学生が大企業と比べているのは「会社の規模」ではなく「最初の年に誰と組み、誰に教わるか」の具体です。人事が一人専任になり部門が揃う規模で、送る型は入社数年の社員を職種ごとに名義に、記事を置く型は「誰と、誰に教わって、何を」を、比べられる場は体験談が職種ごとにできてから使います。内定後の比較に備え、辞退の理由を「大企業に決めた」の先まで聞きます。 30名規模の考え方は従業員30名規模の会社の採用媒体の選び方で書きました。この記事は百名規模に絞って、大企業との比較への向き合い方と媒体の選び方を書きます。
従業員百名規模の会社に、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 人事が一人専任になる。部門が揃う | 型を作れる。ただし人事一人で全部持つと止まる | 名義を職種ごとに現場に。従業員百名規模の会社のOfferBox運用 |
| 新卒を毎年数人採る。先輩の新卒が各部門にいる | 入社数年の社員を名義にできる | 職種ごとの名義と場面で |
| 学生が大企業と並べて見る | 「規模で負ける」と思い、「裁量」で対抗する | 規模ではなく「誰と、誰に教わって、何を」で |
| 内定後に大企業の結果が出て、比べられる | 辞退の理由が「大企業に決めた」で終わる | 「何が具体的だったか」まで聞く |
| 体験談が職種ごとにでき始める | 比べられる場に対象として入り始める | 体験談のある職種から |
| 業界の中では知られているが、学生には知られていない | 取引先と仕事で位置を書く | 中小企業の採用媒体の選び方 |
判断軸を、従業員百名規模の会社に当てる
| 軸 | 従業員百名規模の会社での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 職種ごとに「この部門で、この先輩と組み、この人に教わる」に合う学生に絞る。大企業を受けている学生を外さない。比べたうえで選ぶ学生が来る |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、入社数年の社員の名義で職種ごとに場面を書いて届けられる。来る型は、部門ごとに「誰と、誰に教わって、何を」を記事で通年で。比べられる型は、体験談が職種ごとに数人分できてから。事務や総合職の体験談だけなら、その職種に限る |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない。年間予算三百万円前後の採用媒体の組み方 |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 人事一人が型と台帳と返信を持ち、名義の社員が面談の枠を持つ。人事一人で面談まで持つと止まる。絞る作業は外に出せる型で |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。百名規模では、「対象」で大企業を受けている学生を外さないことと、「運用工数」で名義を職種ごとに現場に置くことが、30名規模との違いです。
エージェントベストの見解
従業員百名規模の会社に、3媒体が向いている使い方と向いていない使い方があります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、百名規模の相談を受けますが、「百名の会社は大企業と比べられて不利だから、送る型で数を集める」という使い方は、勧めていません。送る型は、一人ひとりに「なぜあなたに」を書く型で、数を集める型ではありません。百名規模で送る型が向いているのは、入社数年の社員を職種ごとに名義にして、「最初の年に誰と組み、誰に教わるか」を一人に向けて書く使い方です。記事を置く型は、部門ごとの一日と教わる人を通年で置く使い方で、大企業を受けている学生が「比べる材料」として読みます。比べられる場は、体験談が職種ごとにできてからで、事務や総合職の体験談しか無いなら、その職種に限って使います。当社が最初に確かめるのは、職種ごとに名義にできる入社数年の社員がいるかです。いるなら、規模で負ける理由はありません。いないなら、まず先輩の新卒の実態を集めるところからです。
学生が、確かめること
- 最初の年に誰と組み、誰に教わるか:大企業と比べているのはここ。「〇〇の部門で、△△(入社三年目)と組み、□□(部門の長)に教わる」の具体
- 規模の中での自分の位置:百名の会社で、自分の部門に何人、同期は何人、先輩の新卒は何人
- 大企業と何が違うか:「裁量」「若手が活躍」ではなく、一年目に任された場面と、決めた人
- 部門ごとの実態:部門によって忙しさと教え方が違う。自分の部門の実態
- 辞めた人の実態と、続く理由:百名の会社の離職は、業界の中で知られる。隠さず、変えたことで
- 内定後に、誰に会えるか:大企業の内定者懇親会と比べて、「自分が誰と働くか」を先に見せてもらえるか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 職種ごとに入社数年の社員を名義にでき、「誰と、誰に教わって」を一人に書ける。人事一人 | 企業から送る型(OfferBox) | 職種ごとに場面で届き、絞る作業を外に出せる。名義の社員が面談を持てる |
| 部門ごとに「誰と、誰に教わって、何を」を記事で書ける。エンジニアや設計の職種がある | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 大企業を受けている学生の「比べる材料」を通年で置ける |
| 体験談が職種ごとに数人分あり、業界の中で候補に入り始めた | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 体験談のある職種から。事務や総合職だけなら、その職種に限る |
| 名義にできる入社数年の社員がいない | どれも先ではない | 先輩の新卒の実態を集めてから |
| 文面に「裁量」「若手が活躍」が残っている | どれも先ではない | 場面に置き換えてから |
どれか一つが正解ではなく、名義にできる社員がいるか、書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせるなら、役割で:文面で「なぜあなたに」を、記事で「部門の一日と教わる人」を。OfferBoxとWantedlyの併用
- 比べられる場は、体験談のある職種から足す:OfferBoxとワンキャリアの併用
- 内定後の比較に備える:内定者に、組む人と教わる人に会ってもらう。連絡は名義の社員と人事の二人で。内定を出したあとのフォロー
- 辞退の理由を、台帳に:「大企業に決めた」の先まで。翌年の文面に、辞退の理由から分かった「学生が知りたい具体」を。内定辞退が続くときの見直し方
- 面接官への説明を、部門ごとに:OfferBox経由の学生を面接する現場社員への説明
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きと台帳を:名義と面談は出せない。媒体と代行の違い
見せ方|「裁量」ではなく「誰と、誰に教わって、何を」
- 「裁量が大きい」「若手が活躍」「大企業にはない」を消す:大企業を基準にした言葉は、大企業の下に自分を置く
- 最初の年を、誰と、誰に教わって、何を、で:「〇〇の部門で、△△(入社三年目)と組み、□□(部門の長)に教わって、◇◇を任された。決めたのは□□」。名義の社員本人の場面
- 規模の中の位置を、数で:「部門に〇人。同期は△人。先輩の新卒は□人」。数値は自社の実態で。この記事では書かない
- 部門ごとの実態を、部門ごとに:一つの文面で全部門を書かない
- 辞めた人の実態を、隠さない:「〇年で辞めた人が△人。理由は□□。変えたのは◇◇」
- 内定後に誰に会えるかを、書く:「内定の後、組む人と教わる人に会える」
- 業界での位置を、取引先と仕事で:「〇〇の業種の△△社と、□□を◇年」
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 職種ごとの人数、名義の社員の指名、部門ごとの教わる人、辞めた人の扱いを決める | 採用の責任者と部門の長 |
| 型と台帳、返す | 人事一人。絞る作業は外に出してもよい |
| 職種ごとの文面の場面 | 名義の社員。人事が下書き、本人が直す |
| 面談 | 名義の社員と部門の長。人事は日程を |
| 内定後の接点 | 名義の社員と人事の二人で |
| 辞退の理由の記録(「大企業に決めた」の先まで) | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、媒体の選び方、絞る作業、文面の下書き、台帳の型、辞退の理由の記録の型までで、名義の社員の指名、部門ごとの教わる人、面談、内定後の接点は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
従業員百名規模の会社が数字を読むときに先にお伝えしているのは、「内定後の辞退を、大企業の結果が出る前と後で分け、後の辞退の理由を『大企業に決めた』の先まで聞く」ということです。百名規模の会社の辞退は、大企業の結果が出た後に集中し、理由を聞くと「大企業に決めた」で終わります。ここで終えると、翌年も同じ文面で同じ辞退が続きます。当社が案内するのは、「何が具体的だったか」まで聞くことです。聞くと、多くは「一年目に誰と組むかが具体的だった」「教わる人の名前が分かった」「内定者の集まりで同期に会えた」で、規模の大小ではありません。その答えが、翌年の文面に書くべき「学生が知りたい具体」です。前の辞退(大企業の結果が出る前)が多いなら、文面か面談が届いていないので、名義と場面を直します。後の辞退が多いなら、内定後の接点(組む人と教わる人に会う、連絡を二人で)を直します。「百名の会社だから辞退される」で終える会社は、直す場所を見ずに媒体を変えています。
まとめ
- 学生が大企業と比べているのは「会社の規模」ではなく「最初の年に誰と組み、誰に教わるか」の具体。規模で負ける理由はない
- 送る型(OfferBox)は入社数年の社員を職種ごとに名義に場面を書き、記事を置く型(Wantedly)は部門ごとに「誰と、誰に教わって、何を」を通年で、比べられる場(ワンキャリア)は体験談が職種ごとにできてから
- 人事一人が型と台帳と返信を持ち、名義の社員が面談を持つ。人事一人で全部持つと止まる
- 「裁量」「若手が活躍」「大企業にはない」を消し、名義の社員本人の場面と、部門ごとの実態と、辞めた人の実態で書く
- 内定後の比較に備え、組む人と教わる人に会ってもらい、辞退の理由を「大企業に決めた」の先まで聞いて翌年の文面に
よくある質問
大企業を受けている学生に、勝てる気がしません
勝ち負けは規模ではなく、「最初の年に誰と組み、誰に教わるか」が具体に書けているかで決まります。大企業の学生は、配属が決まるまで誰と組むか分かりません。百名規模の会社は、名義の社員の名前と部門の長の名前を、承認や応募の前に書けます。そこが書けていれば、大企業と比べたうえで選ぶ学生が来ます。「裁量」「若手が活躍」で対抗している間は、大企業の下に自分を置いていて、比べられて負けます。
体験談が事務職の分しかありません。ワンキャリアは使えますか
事務職に限って使えます。体験談のある職種は候補に入り、無い職種は入りません。技術職や営業職で体験談が無いなら、その職種は送る型か記事を置く型で届け、比べられる場は事務職の入口に限ります。技術職や営業職の一期生が体験談を書いてから、その職種にも広げます。全職種を一つの企業ページで比べられる場に出すと、体験談のある職種だけが埋まります。
従業員百名規模の会社の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、媒体の選び方、絞る作業、文面の下書き、台帳の型、辞退の理由の記録の型を支えられます。名義の社員の指名、部門ごとの教わる人、面談、内定後の接点は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、百名規模の会社の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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