OfferBoxの検索結果が多すぎて絞れないとき|読める数まで絞る順番
OfferBoxで検索したら、結果が多すぎて、誰に送ればよいか決められない。全員に送るには読めないし、絞ろうとすると、どの条件で絞ればよいか分からない。結論から言うと、「多い」そのものは問題ではなく、「読める数まで絞れていない」が問題です。絞る順番は、譲れない条件を先に、次に自由記述の言葉で、次に更新の新しさで、最後に読んで決める、です。大学名で絞りたくなりますが、絞りません。読める数は、送る人の時間から逆算して決め、絞りすぎと広げすぎの間は、出てきた学生の自由記述を数人分読んで見つけます。多いからといって全員に送ると、読まずに送ることになり、開封も承認も来ません。 この記事では、「多い」の捉え方、絞る順番、大学名で絞らない理由、読める数の決め方、間の見つけ方、全員に送らない理由、台帳、分担を整理します。検索条件の基本はOfferBoxの検索条件の組み方、逆の症状はOfferBoxで狙った学生が見つからないときの検索の直し方で書きました。
この作業の目的|「読める数」まで絞る
検索結果が多いのは、OfferBoxに学生が多く登録している状態で、それ自体は良いことです。問題は、その中から「読んで送る」相手を選べていないことです。
目的は、結果を「読める数」まで絞り、絞った学生を全員読んで、送る相手を決めることです。件数を減らすことが目的ではなく、読める数にすることが目的です。
「多い」が問題になるとき、ならないとき
| 状態 | 問題か |
|---|---|
| 多いが、読める数まで絞る条件がある | 問題ではない。絞れば済む |
| 多く、絞る条件が「譲れない条件」だけでは足りない | 絞る順番の問題。この記事の対象 |
| 多く、絞ろうとして大学名で絞った | 狭い方向に戻る。別の絞り方が要る |
| 多く、全員に送ろうとしている | 読まずに送る状態。最も避けたい |
| 多く、決められずに送っていない | 止まっている。読める数まで絞って動く |
「多い」は、絞る順番が決まっていれば、問題になりません。
絞る順番
1. 譲れない条件を、先にかける
- 「これがないと入社後に続かない」条件だけ:三つまで
- 「あれば良い」条件は、この段階でかけない:狭くなりすぎる
- かけた結果の件数を記録する:ここが出発点
譲れない条件と「あれば良い」条件の分け方はOfferBoxの学生の評価基準で書きました。
2. 自由記述の言葉で絞る
- 「こんな人」が自由記述に書きそうな言葉で絞る:「続けた」「自分で始めた」「作った」「企画した」
- 社内の職種名や業界用語ではなく、学生の言葉で:学生は自分を職種名で書かない
- 一つの言葉で絞り、件数を記録する。足りなければもう一つ
- 言葉で絞ると、「こんな人」の行動を持つ学生が残る:大学名で絞るより、狙いに近い
学生が使う言葉の拾い方はOfferBoxのプロフィールの読み方で書きました。
3. 更新の新しさで絞る
- 最近プロフィールを更新した学生を優先する:動いている学生
- 更新が古い学生は、後回しにする:外すのではなく、順番を後に
- この絞り方は、狙いを変えない:同じ「こんな人」の中で、動いている順に並べるだけ
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「検索結果が多いなら、大学名で絞れば早い」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用を見ていますが、大学名で絞った会社の送った先を見ると、「こんな人」の行動を持たない学生が多く残り、「こんな人」の行動を持つ学生が大学名で消えています。大学名は、絞りやすい条件ですが、「こんな人」とは別の軸です。当社が「多すぎる」の相談を受けるとき、最初にやるのは、大学名の条件を外して、自由記述の言葉で絞り直すことです。件数は同じくらいに絞れて、残る学生が「こんな人」に近くなります。絞りやすい条件と、狙いに近い条件は、別のものです。
4. 最後に、読んで決める
- 絞った学生を、全員読む:読める数まで絞ったので、読める
- 読んで、「触れる一文」が拾える学生に送る:拾えない学生は送らない
- 読んで送らないと決めた学生も、台帳に残す:次に同じ学生を検索で見たとき、重複しない
「読んで決める」が最後にあるので、条件で絞りきる必要はありません。条件は「読める数まで」で止め、最後の選別は読んで行います。
大学名で絞りたくなる理由と、絞らない理由
| 絞りたくなる理由 | 絞らない理由 |
|---|---|
| 条件として分かりやすく、件数がすぐ減る | 減るのは件数であって、「こんな人」に近づくわけではない |
| 上司が「〇〇大学の学生を」と言う | 「〇〇大学の学生」が入社後に続いた理由は、大学名ではなく行動にある |
| 他の条件が思いつかない | 自由記述の言葉と更新の新しさで、同じくらい絞れる |
| 過去の内定者が特定の大学に多い | 過去の内定者の「行動」を書き出すと、大学名でない条件が出てくる |
大学名で絞ることの考え方はOfferBoxで大学群を条件にすることについてで書きました。大学名を条件から外すことで、「こんな人」の行動を持つ学生が、大学名に関係なく残ります。
読める数の決め方
- 送る人の週の時間から逆算する:週に使える時間と、一人あたりの読む時間で、読める数が決まる
- 一人あたりの読む時間は、自由記述を読んで一文を拾う時間:短くしない。短くすると読まずに送る形になる
- 読める数を超えた分は、翌週に回す:今週全部読もうとしない
- 読める数は、繁忙期に減らす:一定にしない
送る数の考え方はOfferBoxの送信ペースの決め方で書きました。「読める数」が先に決まっていれば、「多すぎる」は「読める数まで絞る」に変わります。
絞りすぎと広げすぎの、間の見つけ方
- 絞った結果の学生を、数人読む:「こんな人」に近い学生が並んでいるなら、その絞り方でよい
- 「こんな人」と違う学生が多いなら、広げすぎ:自由記述の言葉をもう一つ足す
- 「こんな人」に近いが数が足りないなら、絞りすぎ:「あれば良い」条件が混ざっていないかを見る。OfferBoxで狙った学生が見つからないときの検索の直し方
- 条件を動かした記録を残す:どの条件で件数がどう変わり、残った学生がどうだったか
「数人読む」が、間を見つける方法です。件数だけで判断すると、間は見つかりません。
多いからといって、全員に送らない
- 読まずに送ると、テンプレになる:開封も承認も来ない。OfferBoxのオファーが開封されないときの見直し
- 送った数だけ、時間が消える:読んで送った数のほうが、結果が出る
- 承認が来ても、「こんな人」と違う学生なら、面談で合わない:承認後の時間も消える
- 学生の側に、「読まずに送る会社」と記憶される:翌年に残る
- 多いのは、「読んで送る相手が多くいる」ということ:全員に送る理由にはならない
「多い」を「全員に送る」に変えないことが、この症状で最も重い一つです。
絞った結果を、台帳に残す
| 残すもの | 理由 |
|---|---|
| かけた条件と、その件数 | 次に同じ検索をするとき、出発点になる |
| 絞りに使った自由記述の言葉 | 効いた言葉と、効かなかった言葉が分かる |
| 読んで送った学生 | 重複を防ぐ |
| 読んで送らなかった学生と理由 | 次に見たとき、読み直さない |
| 翌週に回した学生 | 忘れない |
台帳の型はOfferBoxのKPI設計で書きました。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 譲れない条件を三つまでに決める | 人事と責任者 |
| 自由記述の言葉で絞る | 人事 |
| 読める数を週の時間から決める | 人事 |
| 絞った学生を読んで送る相手を決める | 人事(送る人) |
| 大学名で絞らない方針を上司に説明する | 人事 |
| 絞った結果と条件を台帳に残す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る順番の設計、自由記述の言葉の候補、読める数の逆算、台帳の型までで、譲れない条件の決定、読んで送る相手を決めること、送ることは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に決めておかないと絞れないことがあります。「読める数」です。当社がOfferBoxの「多すぎる」の相談を受けるとき、絞り方の前に、「週に何時間を、読んで送ることに使えますか」を聞きます。この答えがないと、「多すぎる」の基準がなく、どこまで絞ればよいかが決まりません。読める数が決まれば、絞る順番は、譲れない条件、自由記述の言葉、更新の新しさ、の三段で、たいてい届きます。届かなければ言葉をもう一つ足すだけです。逆に、読める数を決めずに絞ると、「何となく少なくなるまで」絞ることになり、大学名のような絞りやすい条件に手が伸びます。読める数が、絞り方を決めます。
まとめ
- 「多い」そのものは問題ではなく、「読める数まで絞れていない」が問題。件数を減らすのではなく、読める数にする
- 絞る順番は、譲れない条件(三つまで)→自由記述の言葉→更新の新しさ→読んで決める。条件で絞りきらず、最後は読む
- 大学名は絞りやすいが「こんな人」と別の軸。自由記述の言葉で絞ると、同じくらい絞れて狙いに近くなる
- 読める数は送る人の週の時間から逆算し、超えた分は翌週に回す。絞りすぎと広げすぎの間は、数人読んで見つける
- 多いからといって全員に送らない。読まずに送ると開封も承認も来ず、翌年に残る。絞った結果と条件を台帳に残す
よくある質問
上司から「対象は全員に送れ」と言われています
読まずに送った数と、読んで送った数で、開封と承認がどう違うかを、小さく試して見せるのが早い方法です。読める数だけ読んで送った一週間と、読まずに送った一週間を並べると、読んで送ったほうが承認まで進むことが多く、その記録で「読める数まで絞る」方針を説明できます。
自由記述の言葉で絞っても、まだ多いです
言葉をもう一つ足すか、更新の新しさで順番を付けて、上から読める数だけ読みます。残りは翌週に回します。全部を今週読む必要はなく、「読める数だけ読んで送り、残りは翌週」で運用は回ります。多いのは、翌週も読む相手がいるということです。
検索結果の絞り方は、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る順番の設計、自由記述の言葉の候補、読める数の逆算、台帳の型を支えられます。譲れない条件の決定、読んで送る相手を決めること、送ることは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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