新卒10名を採る会社のOfferBox運用|主軸か補助かの決め方
新卒を毎年十名前後採る。人事は一人か二人、職種は営業と技術など二つか三つ。ナビサイトを使うか、OfferBoxを主軸にするか、迷っている。始めてみると、送る総量が担当の時間を超えて返信が遅れ、内定を出した学生のうち何人かが辞退して、終盤に慌てて送り直す、という形になります。結論から言うと、十名は、OfferBoxを主軸にしてもナビを主軸にしても回る人数で、決め手は担当の時間です。最初に決めるのは、OfferBoxを主軸にするか補助にするかを担当の時間で決めること、名義を職種ごとに二、三人置くこと、送る総量を面談枠から決めること、送る時期を二つの山に分けること、内定辞退で計画が崩れる前提で「内定を出す数」と「次の山」を先に決めることです。 この記事では、この人数を採る会社が割ける時間と人、主軸か補助かの決め方、最初に決めること、文面の書き方、内定辞退への備え、分担、やりがちな失敗を整理します。より多く採る会社は新卒三十名を採る会社のOfferBox運用、より少なく採る会社は新卒五名を採る会社のOfferBox運用で書きました。数値は書きません。
この規模で割ける時間と人
| 状況 | 起きること |
|---|---|
| 人事が一人か二人で、新卒以外も持っている | 送る総量が担当の時間を超え、承認への返信が遅れる |
| 職種が二つか三つ | 一つの文面で送り、職種ごとに近い学生が偏る |
| ナビを使うか、OfferBox主軸か迷っている | 決めないまま両方を薄く回す |
| 十名のうち数名が内定辞退すると、計画が崩れる | 終盤に慌てて送り直し、学生の予定が埋まっている |
| 名義にできる若手はいるが、頼み方が決まっていない | 人事の名義で送り、「会社が送った」に読まれる |
| 送る時期を一度にまとめている | 承認が一度に来て返せず、辞退のあとに送る山がない |
この人数を採る会社がOfferBoxに割ける時間は、人事の人数より、「主軸にするなら、送る時期に週に何時間を返信と面談の設定に使えるか」で決まります。主軸にする時間がないなら、補助に置きます。
OfferBoxを主軸にするか、補助にするか
| 主軸にする | 補助にする | |
|---|---|---|
| 向く会社 | 担当が送る時期に週に決まった時間を出せる。「こんな人」が絞れている。知名度がなく、ナビで自社を検索されない | 担当の時間が細切れ。ナビで母集団が集まっている。知名度がある |
| OfferBoxで採る人数 | 十名の大半 | 十名のうち、ナビで来ない職種・層の数名 |
| 送る総量 | 面談枠から逆算した上限まで | 少なく、絞って |
| ナビ | 使わないか、受け皿として小さく | 受け皿として主に |
| 外に出す作業 | 検索・下書き・送信・一次返信を出すと、主軸で回りやすい | 出さなくても回ることが多い |
- 決め手は、媒体の性能ではなく、担当の時間:主軸にするなら、送る時期の時間を先に確保する
- 知名度がない会社は、主軸に向く:ナビで検索されない会社は、企業から送る入口のほうが届く。知名度がない会社がOfferBoxで学生に届くには
- ナビと併用するなら、役割を分ける:OfferBoxとマイナビの併用
- 決めたら、年の途中で変えない:途中で主軸を変えると、両方が薄くなる
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に「OfferBoxを主軸にするか、補助にするか」を担当の時間で決めておかないと、送る総量も、名義の数も、時期の分け方も決まりません。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行を受けているので、十名前後を採る会社の相談を多く受けますが、この人数は「ナビだけでも、OfferBoxだけでも、併用でも回る」ので、決めないまま始める会社が多くあります。決めないと、ナビの応募対応とOfferBoxの送信と返信が同じ担当に重なり、どちらも薄くなります。当社が最初に聞くのは、「送る時期に、担当が週に何時間を新卒採用に使えるか」で、決まった時間が出せるなら主軸に、細切れなら補助に置きます。主軸なら、検索・下書き・送信・一次返信を当社が持ち、担当の時間を面談の設定に使う形にします。主軸か補助かが決まると、あとの設計は自然に決まります。
最初に決めること
- 主軸か補助かを、担当の時間で決める:上の表で
- 採る人数を職種ごとに置き、名義を職種ごとに二、三人置く:営業の若手、技術の若手。人事の名義で送らない。頼むことは名義・一文・面談の三つ。OfferBoxの運用に現場社員を巻き込む方法
- 送る総量を、名義の若手の面談枠から逆算する:職種ごとに月に会える数を合計し、承認の割合を昨年の台帳で置いて逆算。この記事では数値を書かない
- 送る時期を、二つの山に分ける:一度に送らない。最初の山で承認と返信と面談を回し、内定辞退が出たあとに二つ目の山を置く。OfferBoxのオファーを送る時期と時間帯の考え方
- 内定辞退で計画が崩れる前提で、「内定を出す数」と「次の山」を先に決める:後述
- 承認への当日返信の担当を、一人に決める:人事が二人なら、返信と台帳の担当、送信と現場との調整の担当で分ける。OfferBoxでオファーが承認されたあとの連絡手順
- 台帳を一つにし、職種・名義・山の列を持つ:山ごとに承認と面談を見る。OfferBoxと採用管理システム(ATS)の連携の考え方
文面の書き方|職種ごとに、名義の若手の「最初の年」
| 書かない | 書く |
|---|---|
| 「新卒〇名募集」「総合職」 | 一つの職種の、最初の年の仕事の場面 |
| 人事の名義 | 職種の若手の名義で、「私は〇〇の担当で、あなたの△△を読んで」 |
| 全職種に同じ「こんな人」 | 職種ごとの行動で |
| 会社紹介から始める | 記述のどの行動を見たか、から始める |
| 「同期が多い」「アットホーム」 | 同期は十名前後で、職種ごとに数名。最初の年は誰が隣で教えるか |
- 共通原稿(会社紹介の一文、条件の書き方、承認後の型)は人事が一つで、職種ごとの部分は職種で:OfferBoxのオファー文面の基本
- 条件は採用サイトに:OfferBoxと採用サイトの役割分担
内定辞退で計画が崩れる前提で、先に決める
- 十名のうち数名が辞退すると、計画が崩れる:辞退が出てから慌てて送っても、学生の予定は埋まっている
- 「内定を出す数」を、辞退の見込みを含めて先に決める:昨年の台帳の辞退の割合で。この記事では数値を書かない。ただし、承諾を前提に多めに出しすぎない。辞退が少なければ受け入れる人数を超える
- 「次の山」を、最初の山の内定が出る前に用意しておく:検索条件と文面と名義の予定。辞退が出たら、すぐ送れる形
- 承諾の期限を、学生の他社の選考の時期を聞いてから置く:待つ間に、名義の若手と教える人に会ってもらう。OfferBoxで内定を出したあとのフォロー
- 辞退の理由を「決め手」まで聞き、二つ目の山の文面に反映する:OfferBox経由の内定辞退が続くときに見直すこと
運用の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 主軸か補助かの決定、採る人数の職種ごとの配分 | 人事と責任者 |
| 名義の若手の選定 | 人事と職種の責任者 |
| 共通原稿、返信の型、台帳、山の設計 | 人事 |
| 検索、共通部分の下書き、送信、一次返信 | 人事、または代行 |
| 職種ごとの一文、文面の最終確認、名義、面談 | 職種の若手 |
| 内定を出す数と次の山の決定 | 人事と責任者 |
| 内定者に名義の若手と教える人を会わせる | 人事と職種 |
| 辞退の理由を「決め手」まで聞く | 人事 |
- 人事が一人なら、検索・下書き・送信・一次返信を外に出し、面談の設定と内定後に絞る:人事が1人の会社がOfferBoxで最初に決めること
- 人事が二人なら、作業で分ける:返信と台帳、送信と現場との調整。OfferBoxをチームで運用するときの役割分担
- 主軸にするなら、外に出す範囲を申込の前に決める:OfferBoxの運用代行に任せられる範囲と自社で持つ判断
運用代行や代理店が支えられるのは、主軸か補助かの判断の型、山の設計の型、共通原稿と返信の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信までで、主軸か補助かの決定、名義の選定、職種ごとの一文、面談、内定を出す数の判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
内定を出したあと、最初の年で起きることに共通するのは、十名のうち数名が辞退して計画が崩れ、終盤に慌てて送り直し、承認しても学生の予定が埋まっていて間に合わないことです。当社はOfferBoxの運用代行でこの人数を採る会社の送る山を企業と一緒に決めますが、送る時期を一つの山にまとめた会社は、辞退が出たときに次の山がなく、「もう一度送る」を終盤に始めます。十名の採用は、辞退で計画が崩れることが前提で、崩れたときに送る山を、最初の山の内定が出る前に用意しておくものです。当社が勧めているのは、送る時期を二つに分け、最初の山で承認・返信・面談・内定を回し、辞退の見込みを含めて内定を出す数を決め、二つ目の山の検索条件と文面と名義の予定を、最初の山の途中で作っておくことです。次の山があると、辞退は計画の崩れではなく、二つ目の山を送る合図になります。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 主軸か補助かを決めずに始める | ナビとOfferBoxが同じ担当に重なり、両方が薄くなる | 担当の時間で決める |
| 人事の名義で全職種に送る | 「会社が送った」に読まれ、職種ごとに近い学生が偏る | 職種ごとに若手を名義に |
| 送る時期を一つの山にまとめる | 承認が一度に来て返せず、辞退のあとに山がない | 二つの山に分ける |
| 辞退が出てから送り直す | 学生の予定が埋まっている | 次の山を先に用意 |
| 内定を承諾前提で出す | 辞退で計画が崩れる、または多すぎる | 辞退の見込みを含めて出す数を決める |
最も多いのは、一つ目です。十名はどちらでも回る人数なので、決めないまま始めます。
まとめ
- 十名は、OfferBoxを主軸にしても補助にしても回る人数。決め手は媒体ではなく、送る時期に担当が週に出せる時間。先に決めて、年の途中で変えない
- 採る人数を職種ごとに置き、名義を職種ごとに二、三人。人事の名義で送らず、頼むのは名義・一文・面談の三つ
- 送る総量は名義の若手の面談枠から逆算し、送る時期を二つの山に分ける。承認への返信の担当を一人に
- 内定辞退で計画が崩れる前提で、「内定を出す数」を辞退の見込みを含めて決め、「次の山」を最初の山の途中で用意しておく
- 人事が一人なら検索・下書き・送信・一次返信を外に出し、二人なら作業で分ける。辞退の理由を「決め手」まで聞いて二つ目の山に
よくある質問
ナビをやめてOfferBoxだけにしても、十名採れますか
担当が送る時期に週に決まった時間を出せて、「こんな人」が絞れていて、名義の若手が職種ごとにいるなら、主軸として回る人数です。知名度がなくナビで検索されない会社ほど、主軸に向きます。ただし、送る総量は面談枠から逆算した上限の中で、時期を二つの山に分けます。ナビの受け皿がない分、次の山の準備が要ります。
内定を出す数を、どう決めればよいですか
昨年の台帳の辞退の割合を見て、辞退の見込みを含めた数を出します。数値は会社ごとに違うので、この記事では書きません。昨年の台帳がなければ、最初の山で受け入れ人数の分だけ出し、辞退が出たら二つ目の山で足します。承諾を前提に多めに出すと、辞退が少なかった年に受け入れ人数を超えます。
新卒十名を採る会社のOfferBox運用は、御社に相談できますか
できます。当社は、主軸か補助かの判断の型、山の設計の型、共通原稿と返信の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信を支えられます。主軸か補助かの決定、名義の選定、職種ごとの一文、面談、内定を出す数の判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行も受けています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
OfferBoxの運用、ひとりで抱えていませんか
- 検索条件・オファー文面・承認後の面談まで、いまの運用を一緒に点検します
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- これから申し込む場合も、料金はOfferBoxの正規料金のままです
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