新卒30名を採る会社のOfferBox運用|職種ごとに型と名義を分ける

OfferBox規模・フェーズ別 更新日 2026/9/20

新卒を毎年三十名前後採る。人事にチームがあり、職種は営業、技術、企画など複数。ナビサイトと併用している。OfferBoxで「新卒総合職募集」の一つの文面を、人事の一つの名義で全職種に送ると、承認は多く見えるが、面談まで来ると営業志望ばかりで技術の近い学生が来ない、という偏りが出ます。結論から言うと、三十名を一つの文面と一つの名義で採ろうとすると、承認は多くても職種ごとに近い学生が偏ります。最初に決めるのは、職種ごとに型と名義と送る時期を分けること、人事は型と台帳と返信を持ち、職種の現場は名義と面談を持つこと、送る総量を職種ごとの面談枠から決めること、面接官の基準を統一すること、同期がいる安心を内定後の材料にすることです。 この記事では、この人数を採る会社が割ける時間と人、一つの型で崩れる形、最初に決めること、文面の書き方、内定後の材料、分担、やりがちな失敗を整理します。より多く採る会社は新卒五十名以上を採る会社のOfferBox運用、職種が多い会社の回し方は募集職種が多い会社のOfferBox運用で書きました。数値は書きません。

この規模で割ける時間と人

状況起きること
人事にチームがあり、職種が複数「人事で全職種を回せる」と考え、一つの型と一つの名義で送る
ナビと併用しているナビで来ている職種にもOfferBoxで送り、二重になる
面接官が職種ごとに複数基準が職種でばらつく
職種ごとに、就職活動の時期が違う全職種を同じ時期に送り、技術系の学生には早すぎ、営業志望には遅すぎる
同期が三十名前後いる学生には安心の材料なのに、文面と内定後に使っていない
承認の合計だけを見ている職種ごとの偏りに気づかない

この人数を採る会社がOfferBoxに割ける時間は、人事チームの人数ではなく、「職種ごとに、名義と面談枠を持てるか」で決まります。人事が全職種の名義と面談を持つと、職種ごとの近い学生が来ません。

一つの型で三十名を採ろうとすると、何が崩れるか

三十名は、「一つの採用」ではなく、「職種ごとの数名の採用の集まり」です。集まりとして設計すると、崩れません。

エージェントベストの見解

送り始めたあと、最初の年で起きることに共通するのは、承認の合計は目標に届いているのに、面談まで来た学生が特定の職種に偏り、他の職種の近い学生が来ていないことです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行を受けているので、この人数を採る会社の職種ごとの数字を見ていますが、一つの文面と一つの名義で全職種に送った会社は、承認の合計が多いことで「効いている」と判断し、職種で分けて見ていません。分けると、営業志望の学生の承認が大半で、技術や企画の近い学生がほとんど来ていない、という形が出てきます。当社がこの人数を採る会社に最初に決めてもらうのは、「三十名」ではなく「営業〇名、技術△名、企画□名」と職種ごとに置き、職種ごとに型と名義と送る時期を分けることです。分けると、承認の合計は減ることがありますが、職種ごとに近い学生が来て、面談から先が職種で偏りません。

最初に決めること

  1. 採る人数を、職種ごとに置く:「三十名」ではなく「職種ごとに〇名」。職種ごとの「こんな人」の一行も。OfferBoxの検索条件の組み方
  2. 職種ごとに、文面の型と名義を分ける:営業なら営業の若手、技術なら技術の若手。頼むことは名義・一文・面談の三つ。OfferBoxの運用に現場社員を巻き込む方法
  3. 職種ごとに、送る時期を分ける:技術系は研究の時期を記述から読み、営業志望は動く時期に。OfferBoxのオファーを送る時期と時間帯の考え方
  4. 人事は型と台帳と返信、職種の現場は名義と面談、と線を引く:人事が名義と面談まで持たない。OfferBoxをチームで運用するときの役割分担
  5. 送る総量を、職種ごとの面談枠から決める:職種の若手が月に会える数から逆算し、合計する。承認への返信は人事で一本化。OfferBoxでオファーが承認されたあとの連絡手順
  6. ナビで来ている職種には送らない:ナビのエントリー者と突き合わせ、OfferBoxはナビで近い学生が来ない職種に厚く。OfferBoxとマイナビの併用
  7. 面接官の基準を、オファー経由の学生について職種をまたいで統一する:OfferBox経由の学生を面接する現場社員への説明
  8. 台帳を一つにし、職種と名義の列を持つ:承認の合計ではなく、職種ごとの近い学生の数で見る。OfferBoxと採用管理システム(ATS)の連携の考え方

文面の書き方|「総合職」ではなく「この職種で、この人と」

書かない書く
「新卒総合職募集」「多様な職種で活躍」一つの職種の、最初の年の仕事の場面
人事の名義で全職種に職種の若手の名義で、「私は〇〇の担当で、あなたの△△を読んで」
「同期が多くて心強い」「同期は〇〇名前後で、職種ごとに△名。最初の年は□□さんが隣で教えます」(人数は文面に書いてよい。この記事では書かない)
全職種に同じ「こんな人」職種ごとの行動。営業は「人を巻き込んだ」、技術は「仕組みで手間を減らした」
会社紹介から始める記述のどの行動を見たか、から始める

同期がいる安心を、内定後の材料にする

運用の分担

作業誰が
採る人数と「こんな人」を職種ごとに置く人事と職種の責任者
共通原稿、返信の型、台帳、面接官の基準人事
検索、共通部分の下書き、送信、一次返信、突き合わせ人事、または代行
職種ごとの一文、文面の最終確認、名義、面談職種の若手
職種ごとの送る時期の設計人事と職種の責任者
内定者同士を会わせる、名義の若手と教える人に会わせる人事と職種
職種ごとの近い学生の数と辞退の理由を見る人事と職種の責任者

運用代行や代理店が支えられるのは、職種ごとの型の分け方、共通原稿と返信の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信・突き合わせ、職種ごとの数字の整理までで、人数の配分、名義の選定、職種ごとの一文、面談、基準の統一、辞退の理由を聞くことは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

これは切り分けの話です。三十名を採る会社で、人事が持つべきなのは、職種ごとの人数の配分、共通原稿と返信の型、台帳、面接官の基準、職種との調整、までです。職種の現場が持つべきなのは、名義、職種ごとの一文、面談、です。当社はOfferBoxの運用代行でこの人数を採る会社の分担を見ていますが、崩れる会社は、人事が名義と面談まで持って職種の若手が見えないか、職種ごとに独自の文面と台帳を持って全体が見えないかの、どちらかです。前者は「会社が送った」文面になり、後者は同じ学生に複数の職種から届きます。当社が代行を受けるときは、人事の側(型と台帳と返信と突き合わせ)を当社が人事と一緒に持ち、職種の側(名義と一文と面談)は職種に残す形にしています。三十名は、職種ごとの数名の採用の集まりで、集まりの全体を人事が、一つ一つを職種が持つと、崩れません。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか直し方
一つの文面と一つの名義で全職種に送る承認は多いが、職種ごとに近い学生が偏る職種ごとに型と名義を分ける
全職種を同じ時期に送る技術系には早すぎ、営業志望には遅すぎる職種ごとに時期を分ける
承認の合計だけを見る偏りに気づかない職種ごとの近い学生の数で見る
ナビで来ている職種にも送る二重になり、担当の時間が消える突き合わせ、来ない職種に厚く
同期の多さを文面と内定後に使わない「一人で入る」不安がない強みを使えていない内定者同士を早めに会わせる

最も多いのは、一つ目です。人事にチームがあることで「人事で回せる」と考え、職種の現場を巻き込みません。

まとめ

よくある質問

職種ごとに名義を置くと、現場の負担が増えませんか

頼むことを名義・一文・面談の三つに絞れば、職種の若手の時間は短くて済みます。文面の共通部分と検索と送信と返信は人事か代行が持ち、若手は「記述のここを見て一言」と、月に決まった面談枠だけです。一つの名義で全職種を送るより、職種ごとに近い学生が来るので、面談の時間が無駄になりません。

職種によって、OfferBoxで採れる職種と採れない職種があります

採れない職種は、ナビで近い学生が来ているなら、OfferBoxで送らずナビに任せます。ナビでも来ていないなら、その職種の「こんな人」の一行と名義と時期を見直します。職種ごとに近い学生の数を台帳で見ると、送る職種と送らない職種が決まります。全職種で同じように送ることが、目的ではありません。

新卒三十名を採る会社のOfferBox運用は、御社に相談できますか

できます。当社は、職種ごとの型の分け方、共通原稿と返信の型、台帳の型、検索・下書き・送信・一次返信・突き合わせ、職種ごとの数字の整理を支えられます。人数の配分、名義の選定、職種ごとの一文、面談、基準の統一、辞退の理由を聞くことは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行も受けています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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