理系学生を採りたい会社のOfferBox運用|研究と仕事のつながり
技術職、開発職、生産技術、品質管理など、理系の学生を採りたい。OfferBoxで「理系歓迎」の文面を専攻で絞って送れば来ると考えて始めると、研究を続けたい学生と研究を続けない学生が同じ文面を受け取り、どちらにも刺さらず、現場の技術者は文面の確認に追われて本業に響き、承認しても研究の時期で面談に来られない、という形になります。結論から言うと、理系の学生は「理系」で一括りにせず、研究を続ける層と続けない層で採る職種を分けます。最初に決めるのは、職種ごとにどちらの層かを決めること、研究職以外に理系を採る理由を一行にすること、「研究とうちの仕事のつながり」を現場が書くこと、名義を現場の技術者にして頼むことを三つに絞ること、研究の時期に合わせて送ることです。 この記事では、理系学生を採りたい会社が割ける時間と人、最初に決めること、文面の書き方、理系向け媒体との併用、運用の分担、やりがちな失敗を整理します。文面そのものの書き方はOfferBoxで理系学生にオファーを送るときの文面、理系の母集団形成は理系の母集団形成で書きました。数値は書きません。
この規模で割ける時間と人
| 状況 | 起きること |
|---|---|
| 現場の技術者が忙しく、採用に時間を出せない | 文面に「研究とうちの仕事のつながり」が書けず、人事が「専攻を拝見しました」で送る |
| 採る職種が、研究職と研究職以外に分かれている | 同じ文面を両方に送り、どちらにも刺さらない |
| 研究の時期を知らずに送る | 学会や修論の時期に届き、開封されない |
| 名義が人事 | 学生が確かめたい「設備」「テーマ」「誰と組むか」が書けない |
| 他社との取り合いに負ける | 原因が速さか、文面か、条件かを分けずに「理系は難しい」で終わる |
| 学校や研究室との関係がない | 推薦の仕組みがある学校で、自社が候補に入らない |
理系学生を採りたい会社がOfferBoxに割ける時間は、人事の時間ではなく、「現場の技術者が、採用に週に何時間出せるか」で決まります。研究とのつながり、設備、誰と組むかは、技術者にしか書けず、面談も技術者が出ないと学生は判断できません。技術者の時間が上限で、その中で送る数が決まります。
最初に決めること
- 採る職種ごとに、「研究を続ける層」か「続けない層」かを決める:研究・開発は続ける層、生産技術・品質管理・技術営業は続けない層、が多い。職種ごとに分け、同じ文面を両方に送らない。理系の母集団形成
- 研究職以外に理系を採る理由を、一行にする:「理系だから」ではなく、「仮説を立てて確かめる進め方を、〇〇の仕事で使う」。この一行がないと、文面が「理系歓迎」になる
- 「研究とうちの仕事のつながり」を、現場の技術者が職種ごとに一行書く:「〇〇の分野を学んだ学生なら、うちの△△で□□ができる」。検索も文面もこの一行から。OfferBoxで研究開発職志望の学生を見つける検索の考え方
- 名義を現場の技術者にし、頼むことを三つに絞る:つながりの一行、文面の最終確認、面談。検索・下書き・送信は人事か代行。OfferBoxの運用に現場社員を巻き込む方法
- 研究の時期に合わせて送る:学会、修論、実験の繁忙で動けない時期がある。記述から読み、一律に送らない。OfferBoxのオファーを送る時期と時間帯の考え方
- 学校・研究室との関係を、送る前に確認する:推薦の仕組みがある学校は、学校を通す。OfferBoxと大学キャリアセンター経由の採用の併用
- 取り合いに負けたときに、速さ・文面・条件のどれかを分けて見る:理系学生の取り合いに負けるときのOfferBox運用
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。理系学生を採りたい会社で、現場の技術者が持つべきなのは、「研究とうちの仕事のつながり」の一行、文面の最終確認、面談、の三つだけです。ここから先の、検索、文面の下書き、送信、承認への一次の返信、研究の時期を記述から読む作業は、人事か外に出せます。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行を受けているので、理系採用で現場の時間が足りない会社を見ていますが、止まる会社に共通するのは、技術者に検索と文面の下書きまで頼んでいることです。技術者は本業の合間に検索し、文面を書けずに送信が止まり、「採用に協力しない」と言われます。逆に、技術者から一行だけもらい、検索と下書きを当社が持ち、確認と面談だけ技術者に戻す形にすると、技術者の時間は週に短くて済み、文面には技術者の言葉が残ります。出すのは作業、残すのはつながりの一行と会うことです。
文面の書き方|「理系歓迎」ではなく「つながり」と「設備」
| 書かない | 書く |
|---|---|
| 「理系歓迎」「専攻を活かせる」 | 「〇〇の研究をされているなら、うちの△△で□□ができます」の一文 |
| 研究内容の専門用語を並べる | 研究の進め方(仮説、検証、失敗と直し)のどこを見たか |
| 「最新の設備」「充実した研究環境」 | 最初の年に触る設備と、誰と組むか。書けない数値は書かない |
| 研究職以外に「理系だから」 | 「仮説を立てて確かめる進め方を、この仕事で使う」の一行 |
| 学会や修論の時期を無視した「今すぐ」 | 「実習や研究が落ち着いてからで大丈夫です」の一文 |
- 研究の進め方を、自由記述から拾う:研究内容そのものより、「どう進めたか」が、自社の仕事とつながる。OfferBoxで理系学生にオファーを送るときの文面
- 研究職の文面は、研究環境の実態を具体で:テーマ、設備、指導する人、配属の決まり方。OfferBoxで研究開発職を採るオファー文面の書き方
- 研究職以外の文面は、研究を続けない前提で:「研究を続けない選択をした学生」に、研究の進め方を活かす仕事を書く。理系向けのスカウト文面
理系向けの媒体と併用するとき
- 研究テーマや技術の情報で絞る媒体を足すなら、職種で分ける:専攻と直結する職種はその媒体で、直結しない職種はOfferBoxで。同じ職種を両方から追わない
- 足す前に、「つながりの一行」を書ける技術者がいるかを確かめる:いなければ、足しても「研究内容を拝見しました」で止まる
- 現場の時間は、技術で絞る媒体の文面だけに使う:OfferBoxの志向の型は人事か代行で。OfferBoxとTECH OFFERの使い分け、OfferBoxとLabBaseの使い分け
- 送る側の台帳を一つにし、同じ学生に両方から送らない:OfferBoxと採用管理システム(ATS)の連携の考え方
- 承認率を媒体の間で並べない:絞り方と文面の型が違う。職種ごとに面談まで来た近い学生の数で見る
運用の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 職種ごとに、研究を続ける層か続けない層かを決める | 人事と現場の責任者 |
| 研究職以外に理系を採る理由の一行 | 現場の責任者 |
| 「研究とうちの仕事のつながり」の一行(職種ごと) | 現場の技術者 |
| 検索、研究の時期を記述から読む、文面の下書き、送信、一次返信 | 人事、または代行 |
| 文面の最終確認、名義、面談 | 現場の技術者 |
| 学校・研究室との関係、推薦の仕組みの確認 | 人事 |
| 取り合いに負けたときの原因の切り分け | 人事と現場の責任者 |
| 週に一度、承認から面談までの日数を見る | 人事。OfferBox運用のKPI設計 |
- 技術者の面談の枠を、予定に先に入れる:承認から数日以内に面談が入る体制。研究の時期で動けない学生には「落ち着いてから」でよい
- 検索と下書きを外に出すと、技術者の時間が確認と面談だけになる:OfferBoxの運用代行に任せられる範囲と自社で持つ判断
運用代行や代理店が支えられるのは、層の分け方の型、「つながりの一行」の型、文面の型、検索・時期の読み取り・下書き・送信・一次返信までで、層の決定、理由の一行、つながりの一行、文面の最終確認、面談は企業の現場が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
送り始めたあと、最初の年で起きることに共通するのは、研究を続けたい学生と続けない学生に同じ文面が届き、どちらの承認も面談で「思っていた仕事と違う」で離れることです。当社はOfferBoxの運用代行で理系向けの文面の承認と面談を見ていますが、「理系歓迎」で専攻だけで絞って送った会社では、研究職志望の学生は「研究を続けられるか」を聞き、続けない学生は「研究以外で何をするか」を聞き、一つの文面ではどちらにも答えられていません。理系の学生は、専攻が同じでも、卒業後に研究を続けるかで、確かめることが正反対です。当社が理系向けの文面を作るときは、職種を「続ける層」か「続けない層」かで分け、続ける層には研究環境の実態を、続けない層には研究の進め方を活かす仕事を書きます。一つの文面で両方に送るより、二つの文面で半分ずつ送るほうが、面談まで残る学生は増えます。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 「理系歓迎」で専攻だけで絞って送る | 続ける層と続けない層のどちらにも刺さらない | 職種ごとに層を分ける |
| 技術者に検索と下書きまで頼む | 本業に響き、送信が止まる | 一行・確認・面談の三つに絞る |
| 研究の時期を見ずに送る | 学会・修論の時期に届き、開封されない | 記述から時期を読む |
| 人事の名義で送る | 設備・テーマ・誰と組むかが書けない | 現場の技術者の名義 |
| 取り合いに負けて「理系は難しい」で終わる | 原因が速さか文面か条件か分からない | 三つに分けて見る |
最も多いのは、一つ目です。「理系」を一つの層として扱い、研究を続けるかどうかで確かめることが正反対になることを見ていません。
まとめ
- 理系の学生は「理系」で一括りにせず、研究を続ける層と続けない層で採る職種を分ける。確かめることが正反対
- 最初に、職種ごとの層、研究職以外に理系を採る理由の一行、「研究とうちの仕事のつながり」の一行を決める
- 名義は現場の技術者で、頼むのは一行・確認・面談の三つ。検索・下書き・送信は人事か代行に出す。技術者の時間が上限
- 研究の時期に合わせて送り、「落ち着いてからで大丈夫」を添える。学校・研究室の推薦の仕組みを送る前に確認する
- 理系向け媒体と併用するなら職種で分け、同じ学生に両方から送らない。承認率を並べない
よくある質問
研究職と技術営業の両方を採ります。文面は分けるべきですか
分けます。研究職は「研究を続ける層」で、研究環境の実態(テーマ、設備、指導する人)を書き、技術営業は「続けない層」で、研究の進め方を活かす仕事の場面を書きます。同じ学生に両方の文面を送らず、記述から「続けたいか」を読んで、どちらか一方を送ります。
現場の技術者が「つながりの一行」を書いてくれません
書いてもらうのではなく、「〇〇の研究をしている学生が来たら、うちの△△で何ができますか」と口頭で聞き、人事が一行にします。文面全体を頼むと重く、一行なら短い時間で答えられます。一行が取れない職種は、理系の専攻で絞らず、志向と経験で送ります。
理系学生を採りたい会社のOfferBox運用は、御社に相談できますか
できます。当社は、層の分け方の型、「つながりの一行」の型、文面の型、検索・時期の読み取り・下書き・送信・一次返信を支えられます。層の決定、理由の一行、つながりの一行、文面の最終確認、面談は、企業の現場が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行も受けています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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