ワンキャリアでインターンを掲載するときの書き方|任せることと残るものを先に
ワンキャリアでインターンを掲載するとき、他の媒体の募集要項をそのまま載せると、学生が読みたいものとずれます。ワンキャリアの学生は、インターンの体験談(何をしたか、どう見られたか、選考につながったか)を読んでから掲載を見るからです。結論から言うと、ワンキャリアのインターンの掲載は、体験談を読んだ学生に、「何を任せ、誰が見て、期間と頻度はどうで、終わったら何が残るか」と「選考との関係」を先に書き、体験談で分かることと企業の側の説明を揃えます。「実践的」「社員と同じ仕事」の一言、選考との関係の曖昧さ、体験談との食い違い、が学生の来ない形です。選考との関係は、年度の公表内容と自社の方針を確認してから書きます。 この記事では、ワンキャリアの学生の読み方、書く要素、やりがちな失敗、長期と短期の書き分け、体験談で誤解されやすい点の先回り、時期と関係の確認、終わったあとの体験談、分担を整理します。インターンの募集記事の基本はインターン募集記事の書き方で書きました。この記事は、ワンキャリアの学生に向けた書き方です。掲載の項目や条件は変わることがあるので、現在の仕様は管理画面とヘルプで確認してください。
この作業の目的|体験談と掲載が揃っていて、「行ってみたら違った」が起きない状態にする
ワンキャリアのインターンの体験談には、「何をしたか」「社員はどう関わったか」「選考につながったか」「行ってみて、掲載と違ったか」が書かれます。学生は、それを読んでから掲載を見ます。
掲載の目的は、体験談に書かれていることと揃った説明を、企業の側から渡すことです。揃っていれば、学生は「体験談のとおりで、会社もそう言っている」と安心して申し込みます。ずれていれば、体験談のほうが信じられ、掲載は読まれません。
書く要素
| 要素 | 書き方 |
|---|---|
| 何を任せるか | 「社員と同じ」ではなく、最初の週に何をするか、慣れたら何を任せるか、任せないことは何か |
| 誰が見るか | 担当の社員がいるか、どのくらいの頻度で見るか、詰まったら誰に聞くか。名前を出せるなら出す |
| 期間と頻度 | 長期か短期か、週に何日か、時間帯、学業との両立ができる形か |
| 終わったら何が残るか | 何ができるようになるか、成果物があるか、社員からの振り返りがあるか |
| 報酬の有無と条件 | 有給か無給か、交通費、勤務の扱い。自社の制度に沿って明記 |
| 選考との関係 | 関係があるか、無いか。あるならどういう形か。年度の公表内容と自社の方針に沿って。曖昧にしない |
| 過去の参加者の話 | 参加した学生の、入る前と後で違ったこと。本人の同意のうえで |
| 体験談で誤解されやすい点への説明 | 「体験談に〇〇とあるが、今年度は△△に変えた」のように、事実で |
「過去の参加者の話」と「体験談で誤解されやすい点への説明」が、ワンキャリアに特有の要素です。学生は体験談を読んでいるので、企業の側からも参加者の話を出し、体験談との違いがあれば先に説明します。
やりがちな失敗
| 失敗 | 学生からどう見えるか |
|---|---|
| 「実践的なインターン」「社員と同じ仕事」の一言 | 体験談には「雑用だった」と書かれているかもしれない。掲載が疑われる |
| 選考との関係が曖昧 | 「行くと選考に入るのか」で迷う。体験談で「関係があった」と書かれていれば、なおさら |
| 体験談と違うことを書く | 体験談のほうが本当 |
| 何を任せるかが無く、「プログラムの流れ」だけ | 何をするか想像できない |
| 誰が見るかが無い | 「放置されるのでは」 |
| 報酬の有無が無い | 聞きにくい |
| 過去の参加者の話が無い | 体験談だけが参加者の声になる |
| 「学生時代の経験を活かして」「成長できる」 | 抽象語 |
最も多いのは、最初の「一言で終わる」です。体験談に具体が書かれている媒体で、掲載だけが抽象的だと、掲載が負けます。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「インターンの掲載は、プログラムの魅力を伝えるものだ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアのインターンの掲載を支えていますが、魅力の言葉で書いた掲載は、体験談に「行ってみたら違った」と書かれた瞬間に効かなくなります。ワンキャリアでは、掲載より体験談が先に読まれ、掲載は体験談を確かめる材料です。当社がインターンの掲載を整えるとき、最初にやるのは、その会社のインターンの体験談を読み、学生が何を書いているかを把握することです。そのうえで、体験談と揃った「何を任せ、誰が見て、終わったら何が残るか」を書きます。体験談に書かれた不満があれば、掲載で否定せず、インターンの運用を直します。掲載は、魅力より、揃っていることが先です。
長期と短期で、書き分ける
| 長期 | 短期 | |
|---|---|---|
| 何を任せるか | 最初の週、1か月目、慣れてからの段階で | 期間中に取り組む一つの課題や仕事 |
| 誰が見るか | 担当の社員と、日々のやり取りの形 | 期間中の担当と、最後の振り返り |
| 期間と頻度 | 週に何日、何時間、最低どのくらい続けるか | 日程、時間、集合の形 |
| 終わったら何が残るか | できるようになること、続けた人がどうなったか | 成果物、振り返り |
| 選考との関係 | 年度の公表内容と自社の方針に沿って | 同じ |
| 過去の参加者の話 | 長く続けた人の話 | 参加した人の、期間中の話 |
| 体験談で書かれやすいこと | 「放置された」「任せてもらえた」 | 「グループワークだけだった」「社員と話せた」 |
体験談で書かれやすいことが、長期と短期で違います。それぞれ、書かれやすい不満に、掲載で先回りして事実を書きます。
体験談で誤解されやすい点に、先回りする
自社のインターンの体験談を読み、誤解されやすい点や、変えた点を、掲載で先に説明します。
- 事実で書く:「体験談に〇〇とありますが、今年度は△△です」。否定の言葉ではなく、事実の更新として
- 変えた理由を一文添える:「参加者の声を受けて、担当を増やしました」。学生は「聞いて変える会社」と読む
- 変えていないことは、書かない:体験談の不満をそのままにして、掲載で「改善しました」と書くと、次の体験談で「変わっていなかった」と書かれる
- 良いと書かれたことは、掲載でも具体的に:「参加者が『〇〇を任せてもらえた』と書いてくれている点は、今年度も同じ形です」
「変えていないことは書かない」が、先回りの原則です。掲載は、運用を変えた結果を書く場で、変えたように見せる場ではありません。クチコミとの向き合い方はワンキャリアとマイナビの違いで書きました。
時期と、選考との関係の確認
- インターンの時期と、選考との関係は、年度ごとに公表される内容と、自社の方針を確認してから書く:この記事では具体は書かない
- 「関係なし」と書いたら、守る:参加の有無で選考の扱いを変えない
- 「関係あり」なら、どういう形かを書く:曖昧な「有利になります」は書かない
- 企業トップページの「選考の流れ」と揃える:掲載だけ違うことを書かない。使い分けはイベントページと企業トップページの使い分け
体験談には、「関係なしと書いてあったが、実際は」と書かれることがあります。書いたことを守ることが、次の年の体験談を決めます。
受け入れる側の準備
掲載を出す前に、社内で決めておくことは、他の媒体と同じです。
- 最初の週の仕事、任せないこと
- 担当する社員と、その合意
- 報酬と時間の扱い:管理部門と。体験と労働の線引きは自社の方針と制度で確認
- 終わりの形:振り返りの場、成果物の扱い
- 選考との関係:年度の公表内容と自社の方針
- 過去の参加者に、話を出してよいかの同意
決まってから掲載します。掲載は、決めたことを学生の言葉で書いたものです。
終わったあとの体験談を読む
ワンキャリアのインターンは、終わったあとに体験談が書かれます。
- 体験談が出たら読む:「掲載と違った」があれば、次の掲載か運用を直す
- 良かった点は、次の掲載で具体的に:参加者が書いた言葉で
- 不満は、運用で直す:掲載で否定しない
- 次の年度の掲載は、体験談を読んでから書く:一年前の掲載を、そのまま使わない
- 参加者に、体験談とは別に、社内で振り返りを聞く:掲載の材料になる
「次の年度の掲載は、体験談を読んでから」が、ワンキャリアの掲載の更新の起点です。企業ページの更新と同じ考え方で、詳しくは企業ページを更新し続ける方法で書きました。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 自社のインターンの体験談を読む | 人事 |
| 何を任せるか、任せないことを決める | 受け入れる部署の責任者 |
| 担当する社員を決める | 責任者と人事 |
| 報酬と時間の扱いを決める | 管理部門と人事 |
| 選考との関係を確認して書く | 人事(年度の公表内容と自社の方針) |
| 掲載を書く | 人事(担当する社員に確認) |
| 過去の参加者の話を聞いて書く | 人事(本人の同意) |
| 終わったあとの体験談を読み、次に活かす | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、体験談の読み方の観点、書く要素の型、長期と短期の書き分け、先回りの書き方の整理、次年度の更新の型までで、任せる仕事の決定、担当者の確保、報酬と時間の扱い、選考との関係の判断、運用を直すことは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に決めておかないと次の年の体験談に書かれることがあります。「選考との関係を、書いたとおりに守る」ことです。当社がワンキャリアのインターンの掲載を支える中で、「関係なし」と書きながら、参加者を選考で優先した会社と、「関係あり」と書きながら、実際には何も変わらなかった会社の両方を見ています。どちらも、次の年の体験談に「掲載と違った」と書かれ、その年の掲載がどれだけ整っていても疑われます。当社が最初にお願いするのは、年度の公表内容と自社の方針を確認したうえで、書ける関係だけを書き、書いたら守ることです。守れないなら、書かないほうが、次の年の掲載を守れます。
まとめ
- ワンキャリアの学生はインターンの体験談を読んでから掲載を見る。掲載は体験談を確かめる材料で、揃っていることが先
- 書く要素は、何を任せるか・誰が見るか・期間と頻度・終わったら何が残るか・報酬の有無・選考との関係・過去の参加者の話・誤解されやすい点への説明
- 「実践的」「社員と同じ」の一言、選考との関係の曖昧さ、体験談との食い違い、が来ない形
- 長期は「段階」で、短期は「一つの課題」で書き、体験談で書かれやすい不満に事実で先回りする。変えていないことは書かない
- 選考との関係は年度の公表内容と自社の方針を確認し、書いたら守る。終わったあとの体験談を読んでから次の年度の掲載を書く
よくある質問
体験談に「雑用ばかりだった」と書かれています
掲載で否定せず、インターンの中身を見直します。任せられる仕事を切り出し、担当を決め、変えた形を掲載に事実として書きます。「参加者の声を受けて、〇〇を任せる形に変えました」のように。変えていないのに「実践的」と書くと、次の体験談で同じことを書かれます。
過去の参加者に、話を出してもらってよいか分かりません
本人の同意を取ります。掲載に出す文章を見せ、名前を出すかどうかも本人が決めます。同意が取れなければ、出しません。体験談は学生が自分の意思で書くもので、掲載に出す参加者の話は会社が頼むものなので、扱いが違います。
ワンキャリアのインターンの掲載は、御社に相談できますか
できます。当社は、体験談の読み方の観点、書く要素の型、長期と短期の書き分け、先回りの書き方の整理、次年度の更新の型を支えられます。任せる仕事の決定、担当者の確保、報酬と時間の扱い、選考との関係の判断、運用を直すことは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載の整備を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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