ワンキャリアでスカウトが受諾されたあとの連絡|翌日までに返す進め方
スカウトに学生が返信や受諾をすると、送る側は「うまくいった」と感じて、そこで気が緩みます。ところが、受諾から面談までの間に、対応が遅れる、文面と違う場に進める、募集の説明を長々と送る、日程調整が何往復もする、といったことが起きて、学生が離れます。ワンキャリアでは、その離れ方が体験談に書かれます。結論から言うと、受諾は「話を聞いてみたい」の意思表示で、応募ではありません。翌日までに返し、日程の候補をこちらから出し、誰がどんな形で話すかを伝え、文面で案内した場(話す場か選考か)にそのとおりに進め、読んでおくものを一つ送り、前日に一言添えます。学生の都合(授業、アルバイト、選考中)に合わせた日程を出し、対応する人を一人にし、体験談に書かれる前提で、速さと内容を台帳に残します。 この記事では、受諾の意味、やりがちな失敗、進め方、返信の内容ごとの対応、学生の都合、対応する人、台帳、分担を整理します。スカウトの基本はワンキャリアのスカウトの基本で書きました。受諾や返信の仕組みは変わることがあるので、現在の仕様は管理画面とヘルプで確認してください。他媒体の返信後はOfferBoxの承認後の動きとWantedlyのスカウトに返信が来たあとの進め方で書きました。
この作業の目的|受諾から面談までを、途切れさせず、体験談に「速かった」と書かれる形にする
受諾した学生は、その時点で「話を聞いてみよう」と思っています。この気持ちは、時間が経つと薄れ、他の会社の対応が早ければそちらに向きます。
ワンキャリアでは、受諾のあとの対応が体験談に書かれます。「スカウトを受けたが、返信が遅かった」「話す場と聞いていたのに選考だった」は、次の年の学生も読みます。目的は、「話を聞きたい」の気持ちのまま面談まで連れて行き、体験談に「対応が速く、文面どおりだった」と書かれる形にすることです。
受諾は「話を聞いてみたい」であって、応募ではない
- 選考として扱わない:書類、志望動機、経歴書を求めない
- 会社側も「まず話す」の姿勢で:文面で「話す場」と案内したなら、面談はお互いを知る場
- 文面で「選考にご案内」と書いたなら、選考の流れを企業ページどおりに:どちらにしても、文面と受諾後の対応がずれない
- 年度の公表内容と自社の方針に沿って:話す場と選考の関係は、確認したうえで
文面の4段目で「まず話を聞く場があります」と書いたなら、受諾後の対応もその続きです。文面の書き方はワンキャリアのスカウト文面の書き方で書きました。
やりがちな失敗
| 失敗 | 学生からどう見えるか |
|---|---|
| 受諾への対応が遅い(数日空く) | 「送っておいて、返事が無い」。体験談に「連絡が遅かった」 |
| 文面と違う場に進める(話す場と書いて選考) | 「文面は釣り」。体験談に「話す場と聞いていたのに」 |
| 受諾に対して、募集の詳しい説明を長く送る | 読む負担。「話す」と言っていたのに、説明が来た |
| 日程調整が何往復もする | 面倒。授業とアルバイトの合間に何度もやり取りできない |
| 面談の前に、書類を求める | 「話す場」ではなく選考だった |
| 誰が話すかを伝えない | 「人事の説明を受けるだけでは」 |
| 面談までの間、何の連絡も無い | 気持ちが薄れる |
| 平日の日中しか日程の候補を出さない | 授業がある学生は選べない |
| 送った人と、対応する人が違い、引き継ぎで止まる | 対応が遅れる |
最も多いのは、最初の「対応が遅い」です。送る作業は週に一度まとめてやっていても、受諾は毎日来ます。対応する人と時間が決まっていないと、遅れます。
エージェントベストの見解
申し込んだあと、スカウトで一年後に起きやすいのは、「受諾は来ているのに、面談まで進む学生が少なく、体験談に『返信が遅かった』と書かれている」ことです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアのスカウトの運用を見ていますが、受諾から面談までの間を追うと、受諾への最初の対応に数日かかっている会社があります。送る人は週に一度まとめて送り、受諾の通知は送った人にだけ届き、その人が次に管理画面を開くのは翌週。学生は、その間に他の会社と話し、体験談にそのことを書きます。当社が最初に確かめるのは、「受諾の通知が、翌日までに対応できる人に届いているか」です。文面や絞り込みを直すより、この一点を直すほうが、面談の数も、次の年の体験談も変わります。
進め方
- 翌日までに返す:短くてよい。「返信ありがとうございます。話を聞いてもらえるとのこと、うれしいです」と、日程の候補
- 日程の候補を、こちらから出す:複数の候補を、平日の日中に限らず出す。「ご都合のよい日時を教えてください」は往復が増える
- 誰が、どんな形で話すかを伝える:「入社二年目の〇〇が、オンラインで、短い時間で、仕事の中身を話します。選考ではありません」。文面と同じ内容で
- 文面で案内した場に、そのとおりに進める:話す場なら話す場、選考なら企業ページの流れどおりに
- 面談までの間に、読んでおくものを一つ送る:企業ページの「最初の1年」か「選考の流れ」か、一つだけ
- 前日に一言:「明日、〇時にお待ちしています。当日は△△が出ます」
- 面談の当日は、時間どおりに始める
「日程の候補をこちらから出す」と「読んでおくものは一つ」が、手間を減らす要点です。学生に考えさせる回数を減らします。
返信の内容ごとの対応
| 返信の内容 | 対応 |
|---|---|
| 前向き(「話を聞きたい」) | 上の進め方のとおり。翌日までに日程の候補 |
| 質問だけ(「〇〇はどうなっていますか」) | 質問に短く答え、「詳しくは話す場で」と日程の候補を添える。回答だけで終えない |
| 選考の流れの確認(「これは選考ですか」) | 文面と企業ページの内容で、事実を短く。曖昧にしない |
| 条件の確認 | 掲載に書いてあるなら、その場所を示す。曖昧にしない |
| 「いまは考えていない」 | お礼を返し、「またご縁があれば」で終える。追わない。台帳に残す |
| 断り | お礼を返す。理由を聞かない |
| 無反応(受諾のあと、日程の返事が無い) | 数日後に一度だけ、短く確認。授業や試験の時期なら、待つ。それでも無ければ追わない |
「質問だけ」の返信に、回答だけを返して終わる形が多くあります。質問が来たのは興味がある証拠なので、回答に日程の候補を添えて、話す場につなげます。
学生の都合に、合わせた日程
学生は、社会人と違う時間で動いています。
- 平日の日中に限らない:授業がある。夕方以降や、授業の無い曜日を候補に
- 試験期間は避ける:返信が遅れる。「試験が終わってからで構いません」と添える
- 選考中の学生には、短い時間で:他社の面接の合間に来ている
- オンラインを基本に:移動の負担を無くす。来社は学生が望めば
- アルバイトの時間を聞かない:候補を複数出して、選んでもらう
「学生の都合を先に想像して候補を出す」が要点です。社会人向けの日程の候補では、学生は選べません。
対応する人を、一人にする
- 通知が、その人に届く形にする:送る人が複数でも、受諾の通知は対応する人に集まる。設定は管理画面で確認
- 毎日、決まった時間に見る:朝と夕方、など。翌日までに返す、を守れる形
- 対応する人は、人事でよい:受諾への対応と日程調整は人事、面談で話すのは入社してまもない社員、と分ける
- 対応する人が休む日の代わりを決める:休みで数日空く、を防ぐ
- 返信の型を用意する:前向き、質問、選考の確認、条件、断り、の型。毎回書かない
「対応する人が一人」と「通知が届く」の2つで、遅れはほとんど無くなります。
面談までの間に送るもの
| 学生の状態 | 送るもの |
|---|---|
| 会社をまだよく知らない | 企業ページの「最初の1年」 |
| 選考のことを気にしている | 企業ページの「選考の流れと何を見るか」 |
| 誰と話すかを気にしている | 話す人が出ている企業ページの「働く人」 |
| 自社の体験談を読んでいそう | 送らなくてよい。面談で「体験談で気になったことを聞いてください」と伝える |
「一つだけ」が原則です。企業ページの全部を送ると、読まれません。面談で「読んでいただいた〇〇の話から」と始められる一つを選びます。
台帳に残す
| 残すこと | 使い方 |
|---|---|
| 受諾が来た日時 | 対応までの時間を見る |
| 最初の対応の日時 | 翌日までに返せているか |
| 返信の内容の型 | 文面のどこに反応したかの手がかり |
| 面談の日時と、話した人 | 受諾から面談までの間隔 |
| 面談後の動き | 進んだか、辞退か |
| 体験談にスカウト後の対応への言及 | 「速かった」「遅かった」。翌年の判断 |
「受諾から最初の対応までの時間」と「受諾から面談までの間隔」の2つを見ると、どこで止まっているかが分かります。ワンキャリアでは、体験談への言及も加えます。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 対応する人を決め、通知を集める | 人事 |
| 翌日までに返し、日程の候補を出す | 対応する人 |
| 話す人と形を伝える | 対応する人 |
| 文面で案内した場にそのとおりに進める | 対応する人と話す人 |
| 読んでおくものを一つ送る | 対応する人 |
| 前日の一言 | 対応する人 |
| 面談で話す | 入社してまもない社員、面接に出る人 |
| 台帳に残す | 対応する人 |
運用代行や代理店が支えられるのは、返信の型の作成、進め方の設計、学生の都合に合わせた日程の候補の型、台帳の型までで、返信を返すこと、日程の調整、面談は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に決めておかないと受諾が放置されることがあります。「受諾に対応する人と、その人に通知が届く設定」です。当社がワンキャリアのスカウトの支援をするとき、文面と絞り込みを整えて送り始める前に、この2つを確かめます。決まっていないまま送ると、最初の受諾が来た日に、誰が返すかで社内が止まり、その遅れが体験談に書かれます。当社は、返信の型(前向き・質問・選考の確認・条件・断り)を用意し、対応する人に渡します。型があれば、対応する人は毎日数分で返せます。ただし、返すのは社内の人です。受諾した学生は、会社の人と話したくて返しています。当社が代わりに返すと、その時点で「会社の人ではない」と分かります。受諾への対応は、型は当社、返すのは社内、の分担です。
まとめ
- 受諾は「話を聞いてみたい」の意思表示で応募ではない。書類や志望動機を求めず、文面で案内した場にそのとおりに進める
- 対応が遅い、文面と違う場、説明を長く送る、日程が何往復もする、平日の日中だけの候補、が学生を離し、体験談に書かれる
- 翌日までに返し、日程の候補を学生の都合に合わせてこちらから出し、話す人と形を伝え、読んでおくものを一つ送り、前日に一言
- 質問だけの返信には、回答に日程の候補を添える。断りにはお礼を返し、追わない。試験期間は待つ
- 対応する人を一人決め、通知を集め、返信の型を用意し、台帳で受諾から対応・面談までの時間と体験談への言及を見る
よくある質問
受諾が来たら、まず募集の詳しい説明を送ったほうが親切ではないですか
説明は、企業ページに書いてあります。受諾への対応で長い説明を送ると、「話す」と言っていたのに読まされる、と感じられます。返す文面は短く、日程の候補と、誰が話すかと、読んでおくもの一つで足ります。詳しい話は、面談でします。
学生から「これは選考ですか」と聞かれました
文面と企業ページに書いた内容で、事実を短く答えます。「話す場」と書いたなら「選考ではありません」、「選考にご案内」と書いたなら「企業ページの流れのとおり、一次面接です」と。曖昧に答えると、体験談に「選考かどうか分からなかった」と書かれます。年度の公表内容と自社の方針に沿った答えにします。
スカウトの受諾後の対応の設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、返信の型の作成、進め方の設計、学生の都合に合わせた日程の候補の型、台帳の型を支えられます。返信を返すこと、日程の調整、面談は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアのスカウト運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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