Green運用代行の選び方|確認したい5つのこと
Greenの運用代行を検討して何社かに話を聞くと、どこも「求人票を作り、スカウトを送り、応募に対応します」と説明してくれます。作業の名前が同じなので、違いが分かりにくいと感じる方も多いでしょう。違いが出るのは、作業の名前ではなく、費用が発生する条件、任せられる範囲の細部、求人票の作り方、報告の形、ほかの経路との併用の扱いです。 この記事では、Green運用代行を選ぶときに確かめておきたい5つのことと、それぞれの聞き方を整理します。当社もGreen運用代行をお受けしていますが、ここでは他社を比べるときにも使える形で書きます。Greenは株式会社アトラエが運営する、IT・Web業界を中心とした中途採用の求人サイトです。
1. 費用の形と、成功の定義
最初に確かめるのは、費用がどのような形で、いつ発生するかです。
- 成功報酬型か、月額型か、その組み合わせか
- 成功報酬型なら、成功はどの時点か:内定時、内定承諾時、入社時
- 初期費用はあるか
- 見積もりの金額が何に対する費用か:代行の費用と、Green自体の利用料金を分けて示しているか
成功の定義は、入社前の辞退があったときに影響します。内定時を成功とする形だと、入社前に辞退されても費用が発生することがあります。また、Green自体の利用料金は、企業とGreenとの契約にもとづく費用です。見積もりを受け取ったら、その金額が代行に対する費用なのか、それ以外も含むのかを一つずつ確かめてください。
当社の場合は、成功報酬型で、採用した方の入社時に1名50万円(税別)です。この50万円は運用代行に対する当社の成功報酬で、Greenの利用料金は含まれていません。Greenの利用料金は、Greenとのご契約にもとづいて当社の費用とは別にかかります。当社への初期費用と月額の固定費はかかりません。費用の全体像は、ご相談の際にご説明します。
2. 任せられる作業の範囲
「運用を代行します」という説明でも、範囲は会社によって違います。次の作業のどこまでが含まれるかを、一つずつ確かめます。
- 求人票の作成
- 候補者を探す作業と「気になる」の送信
- スカウトの配信
- 応募や返信への対応
- 書類の取りまとめ
- 面接日程の調整
- 合否の連絡
あわせて、企業側に残る作業も確かめます。合否の判断、面接、条件の決定は企業側に残るのが一般的ですが、書類選考の一次の仕分けをどこまで任せられるかは会社によって違います。
3. 求人票をどうやって作るか
求人票は運用の土台です。作り方で、その後の成果が大きく変わります。確かめたいのは次の点です。
- 誰から、何を聞き取って作るか:人事だけでなく、現場の方から仕事の中身を聞くか
- IT職の仕事の中身を理解して書けるか:使う技術、開発の進め方、チームの構成
- 公開前に企業が確認できるか
- 運用しながら見直すか:応募の状況を見て、求人票を直していくか
聞き方の例として、「過去に作った求人票で、どのような聞き取りをしたか」を尋ねてみると、作り方の違いが分かりやすくなります。
エージェントベストの見解
代行会社を比べるとき、当社が勧めている聞き方は「最初の2週間で、企業側に何をお願いしますか」と尋ねることです。この質問への答えで、その代行会社がどこまで企業の協力を前提にしているかが分かります。現場への聞き取りの時間、面接官の予定の共有、書類選考の期限などを具体的に挙げる会社は、運用のどこで止まりやすいかを分かっています。逆に「すべてこちらでやりますので、お任せください」とだけ答える会社は、企業側の協力が必要な場面を後から伝えてくる可能性があります。企業側にお願いすることが多いのは悪いことではなく、運用を現実的に考えている証拠です。任せる前に、自社がどこまで協力できるかを照らし合わせてください。
4. 運用の報告の形
運用を任せたあと、状況をどのように共有してもらえるかを確かめます。
- 報告の頻度:週ごとか、月ごとか
- 報告の中身:声をかけた数、反応、応募、面接に進んだ数など、どの段階の数字が分かるか
- 改善の提案があるか:数字を見て、求人票や声のかけ方をどう直すかを提案してくれるか
- 連絡の手段:普段のやりとりはどの手段で行うか
数字を報告するだけでなく、「なぜこうなっているか」「次に何を変えるか」まで話せるかどうかが、代行会社の違いになります。
5. ほかの経路との併用の扱い
Greenのほかに、人材紹介やほかの求人サイトを使っている会社は、併用の扱いを確かめます。
- 同じ候補者がほかの経路から現れたとき、どう扱うか
- 代行を始める前からGreenで接点のあった候補者の扱い
- 自社で直接声をかけた候補者の扱い
特に成功報酬型の場合、どの候補者が費用の対象になるかを最初に決めておかないと、後で迷うことになります。
5つを確かめたあとに考えること
5つの点を確かめたら、自社の状況と照らし合わせます。
- 採用人数と期間に、費用の形が合っているか
- 任せたい範囲と、代行の範囲が一致しているか
- 企業側に求められる協力を、自社で用意できるか
どの代行会社が優れているかではなく、自社の状況に合っているかで選ぶことが大切です。費用の形の違いは成功報酬型と月額型のGreen運用代行の違いで、任せる範囲の考え方はGreen運用代行に任せる範囲と、自社に残す判断で詳しく整理しています。
エージェントベストの見解
当社は人材紹介も行っているので、代行で採るか紹介で採るかの相談を受けることもあります。その立場から言えるのは、代行会社を選ぶ前に「Greenで採るのが合っている職種かどうか」を確かめておくことの大切さです。候補者が少ない職種や、急いで採りたい職種では、どの代行会社に任せても、Greenだけでは時間がかかることがあります。その場合、代行会社を比べるより先に、紹介との使い分けを考えるほうが結果につながります。代行会社の良し悪しを比べる前に、自社の採りたい職種がGreenに合っているかを、代行会社にも正直に聞いてみてください。合わない職種について率直に答えてくれるかどうかも、選ぶ材料の1つになります。
話を聞くときの質問の例
5つのことを実際に確かめるときの質問を、まとめておきます。複数の代行会社に同じ質問をすると、答えの違いが比べやすくなります。
- 費用はどの時点で発生しますか。入社前に辞退された場合はどうなりますか。見積もりの金額は代行に対する費用だけですか。Greenの利用料金とは分けて示されていますか
- 求人票の作成から日程調整まで、どの作業が含まれますか。含まれない作業は何ですか
- 求人票を作るとき、誰に、どのくらいの時間、何を聞きますか
- 運用の状況は、どの頻度で、どの数字を使って報告してもらえますか
- 紹介やほかの媒体と併用している場合、同じ候補者が重なったときはどう扱いますか
- 最初の2週間で、企業側にお願いすることは何ですか
- 当社の採りたい職種は、Greenで採りやすい職種だと思いますか
答えを聞くときは、内容だけでなく、答え方の具体性も見てください。曖昧な答えが多い場合は、契約後に認識のずれが起きやすいと考えられます。
まとめ
- 費用の形と成功の定義を確かめ、代行の費用とGreenの利用料金を分けて予算に載せる
- 任せられる作業を一つずつ確かめ、企業側に残る作業も把握する
- 求人票を誰から何を聞いて作るか、運用しながら直すかを聞く
- 報告の頻度と中身、改善の提案があるかを確かめる
- ほかの経路との併用で、費用の対象になる候補者の扱いを決めておく
よくある質問
複数の代行会社に同時に依頼してもよいですか
同じGreenのアカウントを複数の会社が運用すると、声をかける相手が重なったり、文面がばらばらになったりします。職種ごとに分けて依頼する場合も、全体の方向を揃える人を社内に置くことを勧めます。
代行会社のIT職への理解は、どうやって確かめればよいですか
過去に作った求人票の例や、聞き取りで何を質問するかを尋ねるのが分かりやすい方法です。使う技術や開発の進め方について、具体的な質問をしてくる会社は、仕事の中身を理解して書こうとしていると考えられます。
契約期間の縛りはありますか
代行会社によって異なります。最低の契約期間や、途中でやめる場合の手続きは、契約前に確認してください。当社の条件についても、ご相談の際にご説明します。
本記事は 2026/10/16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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