成功報酬型と月額型のGreen運用代行の違い
Greenの運用代行を探すと、成功報酬で引き受ける会社と、毎月決まった費用で引き受ける会社があります。どちらが得かは、採用したい人数や期間によって変わります。成功報酬型は「採れた分だけ払う」形で、採用の見込みが立つ前の負担を抑えられます。月額型は「運用の時間を買う」形で、多くの人数を継続して採る場合に費用の見通しを立てやすくなります。 この記事では、両者の違いを、費用の発生のしかた、代行側の動き方、向いている条件の順に整理します。当社は成功報酬型でGreen運用代行をお受けしていますが、月額型が合う場合についても書きます。
費用の発生のしかたの違い
まず、2つの形の代行の費用のかかり方を並べます。ここで並べるのは代行会社に払う費用で、Greenの利用料金は入っていません。
| 項目 | 成功報酬型 | 月額型 |
|---|---|---|
| 運用期間中の費用 | かからない(形による) | 毎月決まった費用がかかる |
| 採用が決まったとき | 1名ごとに費用が発生する | 追加費用がない形も、ある形もある |
| 採れなかったとき | 代行の費用はかからない | 運用した月の費用がかかる |
| 費用の見通し | 採用人数によって変わる | 期間によって決まる |
当社のGreen運用代行は成功報酬型で、採用した方の入社時に1名50万円(税別)です。当社への初期費用と月額の固定費はかかりません。月額型の代行の費用は会社ごとに違うので、各社の条件を確認してください。
比べるときに見落としやすいのが、Green自体の利用料金です。当社の50万円は運用代行の成功報酬で、Greenの利用料金は含まれていません。Greenの利用料金は、企業とGreenとの契約にもとづいて、当社の費用とは別にかかります。他社の見積もりと並べるときも、それぞれの金額が何に対する費用なのかをそろえ、Greenの利用料金を別の行に置いて比べてください。
代行側の動き方の違い
費用の形は、代行会社がどのように動くかにも影響します。
成功報酬型
採用が決まらなければ代行の収入にならないため、採用に結びつく候補者を集めることに力を向けやすい形です。一方で、採用の見込みが低いと判断された求人や職種には、手をかけにくくなる可能性もあります。
月額型
採用の結果にかかわらず費用が入るため、決められた作業を毎月続けることに向いた形です。スカウトの通数や求人票の更新など、作業量を約束する契約が多く見られます。一方で、作業量が約束どおりでも、採用に結びついているかは企業側が見ていく必要があります。
どちらにも良い面と注意すべき面があります。大切なのは、契約の形に合わせて、企業側が何を確認するかを決めておくことです。
エージェントベストの見解
成功報酬型の代行を選ぶ会社に、当社が伝えているのは「代行側が手をかけにくい求人がないか、最初に話しておく」ことです。成功報酬型では、代行会社は採れる見込みの高い求人に時間を使いたくなります。企業がどうしても採りたい職種が、市場では候補者が少ない職種である場合、その職種への運用が手薄になる可能性があります。当社は、運用を始める前に、職種ごとの採りやすさと企業側の優先順位をすり合わせ、採りにくい職種についてはその旨を正直にお伝えし、求める経験の幅や年収の幅を見直すかどうかを一緒に考えます。費用の形を選ぶときは、その形のもとで代行側がどう動くかまで想像しておくと、契約後のずれが少なくなります。
向いている条件
成功報酬型が向いている
- 採用したい人数がそれほど多くない
- 採用の見込みが立つ前に、固定費を払うことに抵抗がある
- まず一部の職種で試してみたい
- 採用の時期がはっきりしていない
月額型が向いている
- 多くの人数を、継続して採りたい
- 採用の期間がはっきりしていて、その期間に集中して運用したい
- 作業量を約束してもらい、運用の進め方を細かく管理したい
- 採用人数が多く、成功報酬の合計が月額の合計を上回る見込みがある
採用人数が多い会社ほど、月額型のほうが1名あたりの費用は小さくなりやすい傾向があります。逆に、採用人数が少ない会社では、成功報酬型のほうが無駄な費用が出にくくなります。
選ぶ前に確かめること
どちらの形を選ぶにしても、契約前に次の点を確かめておきます。
- 代行に含まれる作業の範囲:求人票の作成、声かけ、応募対応、日程調整のどこまでか
- 成功の定義(成功報酬型):内定時か、入社時か
- 約束される作業量(月額型):スカウトの数や求人票の更新の頻度
- 報告の形:運用の状況をどう共有してもらえるか
- 途中でやめる場合の扱い:解約の手続きや期間
- 見積もりの範囲:代行の費用が何に対するものか。当社の場合、Greenの利用料金は代行の費用に含まれず、Greenとの契約にもとづいて別にかかる
当社のGreen運用代行では、求人票の作成、「気になる」やスカウトの配信、応募対応、面接日程の調整をお受けしています。合否の判断は企業側に残す形です。成功は採用した方の入社時としています。成功報酬の仕組みはGreen運用代行の成功報酬の仕組みで詳しく説明しています。
エージェントベストの見解
成功報酬型と月額型を比べるとき、当社が勧めているのは「1年間で採りたい人数を3通り置いて計算する」ことです。少なめ、見込みどおり、多め、の3つの人数で、それぞれの形の合計費用を出してみます。人数が少ない場合は成功報酬型が有利になり、多い場合は月額型が有利になる、という分かれ目がどのあたりにあるかが見えてきます。そのうえで、自社の採用計画がどのあたりに当たりそうかを考えます。見込みどおりにいかない可能性まで含めて比べると、「多めに採れたら得だが、採れなかったら損をする」形を選んでしまうことを避けられます。予算全体の組み立てはIT職の中途採用の予算の決め方にまとめています。
形を決めたあとに企業側で見ておくこと
どちらの形を選んでも、契約したあとに企業側で見ておくべきことがあります。形によって、見るところが少し違います。
成功報酬型で見ること
成功報酬型では、運用期間中に費用が発生しないぶん、運用の中身が見えにくくなることがあります。定期的な報告で、次の点を確かめます。
- どの職種に、どのくらい声をかけているか
- 企業が優先している職種に、手が回っているか
- 反応があった候補者が、企業の考える「来てほしい人」に近いか
優先している職種への運用が手薄だと感じたら、早めに伝えて、求める経験の幅や文面を一緒に見直します。
月額型で見ること
月額型では、約束された作業量が守られているかは確かめやすい一方、その作業が採用に結びついているかは別に見る必要があります。
- 約束された作業量と、実際の作業量
- 作業量に対して、面談や面接に進んだ候補者の数
- 数か月続けても面接に進む人が増えない場合、何を変えるか
作業量だけを見て安心していると、費用がかかり続けているのに採用が進まない、ということが起きます。どちらの形でも、最後に見るべきは「面接に進んだ、来てほしい人の数」です。この数を毎回の報告で確かめる習慣を、契約の最初につけておくと、形の違いにかかわらず運用の良し悪しを判断できます。
まとめ
- 成功報酬型は採れた分だけ払う形、月額型は運用の時間を買う形
- 当社の成功報酬にはGreenの利用料金が含まれないため、Greenの利用料金を別の行に置いて比べる
- 費用の形によって、代行側の動き方も変わる
- 採用人数が少なければ成功報酬型、多ければ月額型が有利になりやすい
- 採用人数を3通り置いて合計費用を計算し、分かれ目を確かめる
よくある質問
成功報酬型だと、運用の質が下がりませんか
成功報酬型でも、採用に至らなければ代行の収入にならないため、採用に結びつく運用をする理由があります。運用の状況を定期的に共有してもらい、企業側でも動きを確認しておくと安心です。
月額型から成功報酬型に切り替えることはできますか
代行会社によって異なります。切り替える場合は、それまでの運用の状況や求人票を引き継ぐことになるので、引き継ぎの進め方も含めて確認してください。
両方の形を組み合わせている代行会社もありますか
月額の費用と成功報酬を組み合わせた形をとる会社もあるとされています。その場合も、運用期間中の費用と採用が決まったときの費用を合わせたうえで比べてください。Greenの利用料金は、どの形の代行を選んでもGreenとの契約にもとづいて考える費用なので、代行の費用とは分けて並べると比べやすくなります。
本記事は 2026/10/16 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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