広告業界の新卒採用でOfferBoxを使うときの設計|数字の責任を先に書く
大手代理店とそのデジタル部門、Web広告代理店、制作会社、中小・専門代理店、インハウス支援、広告テクノロジーの会社が、OfferBoxで新卒を採る。広告は、大手代理店が独自の早い選考で採り、応募は憧れの数で集まる業界で、Web広告・制作・中小代理店は多数あって知られていない。知られていない会社がOfferBoxで送るとき、「華やか」「クリエイティブ」「面白いことをやる」で文面を書けば承認される、と考えやすい。承認はされる。ただ、憧れで承認した学生は、面談で数字の責任とクライアントの修正と締切前の時間を聞いて離れ、会社は「承認は多いのに採れない」と思う。結論から言うと、広告のOfferBoxは、華やかさで文面を書きません。送る前に、数字の責任を誰が持つか、クライアントの修正がどう来るか、締切前の時間とその後の時間を書けるかを確かめ、書けない間は送りません。文面は「クリエイティブ」を一度だけ置き、「なにを」をクライアントの業種と扱う領域(運用、制作、企画、データ)で、「こんなことやります」を先週の案件で書きます。検索は「広告に興味」「クリエイティブ志向」ではなく、数字を持って改善した行動と、修正を受けて作り直した行動の記述で絞ります。送る時期は、大手の早い選考が終わって憧れが落ち着いた後に置きます。 この記事では、広告の採用構造とOfferBoxとの相性、華やかさの誤解、送る前の順番、検索とターゲットの設計、オファー文面、面談と内定後、社内の分担を整理します。媒体の選び方は広告業界の採用媒体の選び方、マーケター志望の検索はOfferBoxでマーケター志望の学生を探す方法で書きました。数値と料金は書きません。
広告の採用構造と、OfferBoxとの相性
| 区分 | 採用の形 | OfferBoxとの相性 |
|---|---|---|
| 大手代理店の本体 | 独自の早い選考。応募は憧れの数 | 本体の新卒は独自選考の側で。デジタル部門の募集で使う |
| Web広告代理店 | 運用、営業、データ。多数で知られていない | 向く。クライアントの業種と扱う領域で。数字の責任を先に |
| 制作会社 | 企画、デザイン、映像、コピー。締切と修正 | 向く。修正と締切を先に。ポートフォリオを面談の前に。デザイナーの検索 |
| 中小・専門代理店 | 特定の業種や領域に強い | 向く。強い業種と領域を「なにを」に。憧れの像で承認されないように |
| 業界の特徴 | OfferBoxで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 憧れで来る学生が多い | 華やかな文面で承認が多く、面談で離れる | 数字の責任と修正を先に |
| 大手の早い選考がある | その時期は憧れが大手に集中する | 早い選考の後に送る |
| 数字の責任とクライアントの修正が仕事を決める | 「面白いことをやる」で承認した学生が離れる | 誰が数字を持つか、修正がどう来るかを隠さず |
| 中小は知られていない | 会社名では承認されない | 業種と領域と案件で |
送る前の順番|数字の責任と修正と時間を、書けるか確かめる
- ①数字の責任を、誰が持つかを書けるか確かめる:「〇〇の数字は担当が持つ。△△はチームで持つ」。「数字に追われる」を隠すと、入った後に知られる
- ②クライアントの修正が、どう来るかを書けるか確かめる:「〇〇の段階で△△から修正が来る。□□は自分で判断して返す」。提案が通らないこともあることを
- ③締切前の時間と、その後の時間を書けるか確かめる:「〇〇の前は△△。それ以外は□□」。「広告だから」で伏せない。OfferBoxの募集要項の書き方
- ④先週の案件を、一日で書く:「先週は〇〇の案件で△△の数字を見て、□□の修正を受け、〇〇の提案を出した」
- 書けない間は、送らない:文面に書けないことは、面談で聞かれて答えが変わる
- 送る時期を、大手の早い選考の後に:早い選考の時期は、憧れの学生が大手に集中していて、承認しても面談に来ない。落ち着いた後に、数字と修正の実態を先に書いて送る。OfferBoxで送るタイミングの考え方
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。Web広告や制作の会社から、「OfferBoxでは華やかさを出した方が承認される」と相談されることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用を見ていますが、華やかな文面は承認されます。ただ、承認するのは憧れで来る学生で、会社が採りたい「数字を持って改善できる学生」「修正を受けて作り直せる学生」は、華やかさでは承認しません。憧れで承認した学生は、面談で実態を聞いて離れます。当社がお願いしているのは、華やかさを一度だけにし、数字の責任を誰が持つか、修正がどう来るか、締切前の時間を文面の最初に書き、数字を持って改善した行動と修正を受けて作り直した行動の記述で絞った学生に送ることです。承認は減りますが、面談の後に残る学生が、数字と修正を仕事として引き受けます。承認の多さを成果と見ないことが、広告の運用の最初の決めごとです。
検索とターゲットの設計|「広告に興味」ではなく、数字を持って改善した行動で
- 「広告に興味」「クリエイティブ志向」「マーケティングに関心」で検索しない:憧れの言葉で、数字と修正に向かない学生が承認する
- 絞るのは、数字を持って改善した行動の記述:「〇〇の数字を見て△△を変えて、□□になった」「〇〇の集客を数字で追った」。OfferBoxのターゲット設計
- もう一つ絞るのは、修正を受けて作り直した記述:「〇〇の要望で△△を作り直した」「□□の指摘を受けて〇〇を直した」。クライアントの修正に近い経験
- 制作の職種は、「作った経験」と「締切のある制作を回した」記述で:ポートフォリオの有無を自由記述で読む。OfferBoxでデザイナー志望の学生を探す方法
- 自由記述で、「通らなかった後にどうしたか」を読む:提案や企画が通らなかった経験と、その後の行動が書かれている学生を。OfferBoxのプロフィールの読み方
オファー文面の設計|「クリエイティブ」は一度だけ、クライアントの業種と領域と数字の責任を先に
- 「クリエイティブ」「面白いことをやる」「世の中を動かす」を、一度だけ:「なぜ」に事実として。文面の全部をそれで埋めない。OfferBoxのオファー文面の基本
- 最初の一文に、クライアントの業種と扱う領域を:「〇〇業界のクライアントの△△(運用・制作・企画・データ)を担っている会社です」。「広告で世の中を動かす」で済ませない
- 数字の責任と修正の来方を、文面に:「〇〇の数字は担当が持ちます。△△の段階で修正が来ます。提案は通らないこともあります」
- 先週の案件を、一日で:「先週は〇〇の案件で△△の数字を見て、□□の修正を受けた」
- 中小・専門代理店は、強い業種と領域を最初に:「〇〇業界の△△に強い」。知られていない前提で。OfferBoxで知名度がない会社の送り方
- プロフィールの「数字で改善した」「作り直した」記述に、一箇所触れる:憧れの記述に触れない。OfferBoxのオファーをパーソナライズする方法
面談と内定後|数字と修正を先に伝え、大手の結果を前提にフォローする
- 面談で、数字の責任と修正と締切前の時間を、聞かれる前に伝える:憧れの話で面談を終えない。OfferBoxの面談の設計
- 面談に、現場の人が出る:数字と修正の実態は、人事だけでは伝えられない。OfferBoxの面談に現場を巻き込む方法
- 現場の人が、「数字が悪かった週」と「提案が通った日」を話す:両方を本人の言葉で
- 内定後は、大手の早い選考の結果を前提にフォローする:併願している学生は、大手に受かれば辞退する。辞退を前提に人数を決める。OfferBoxの人数計画
- 内定から入社までの長さを前提に、連絡の頻度を先に決める:締切前は連絡が止まる。止まる時期を先に伝える。OfferBoxの内定辞退を防ぐ考え方
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 数字の責任と修正の来方と締切前の時間を、何を書くか決める | 現場の責任者 |
| 「クリエイティブ」を一度にし、業種と領域と数字の責任を先に書いた文面を送る | 人事(下書きは外に出せる) |
| 検索を「数字で改善した」「作り直した」の記述で絞る | 人事(絞る作業は外に出せる) |
| 送る時期を、大手の早い選考の後に置く | 人事 |
| 面談に現場の人が出て、「数字が悪かった週」を話す | 現場と人事 |
| 内定後、大手の結果の時期を前提にフォローする | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、順番の型、文面の下書き、検索の絞り込み、送信、一次返信、送る時期の設計、面談の型、内定後フォローの型までで、数字の責任と時間の開示、現場が話すこと、ポートフォリオの評価、面談、内定後の連絡は会社が行います。代行の範囲はOfferBoxの運用代行の範囲で書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。広告の会社が、OfferBoxで大手の早い選考と同じ時期に、華やかな文面で送り始め、承認は多いのに面談に来ない、来ても数字と修正の実態を聞いて離れる、という形を、当社は見ています。早い選考の時期は、憧れの学生が大手の選考に集中していて、中小の承認は「とりあえず」で、面談に来ません。当社がお願いしている順番は、①数字の責任を誰が持つかを書けるか確かめる、②クライアントの修正がどう来るかを書けるか確かめる、③締切前の時間とその後の時間を書けるか確かめる、④その三つを文面の最初に置いて、数字を持って改善した行動と作り直した行動で絞った学生に、大手の早い選考が終わった後に送る、⑤面談に現場の人が出る、です。①から③が書けない間は、送らず、文面の下書きだけを整えておきます。順番を守ると、憧れが落ち着いた時期に、実態を知った上で承認する学生が来ます。
まとめ
- 大手代理店は独自の早い選考で、応募は憧れの数。Web広告・制作・中小代理店は知られていない。「華やかさで文面を書けば承認される」は誤解で、承認はされても数字の責任と修正と時間の実態で面談で離れる
- 順番は、数字の責任を誰が持つか→修正がどう来るか→締切前の時間とその後の時間、を書けるか確かめてから送る。書けない間は送らない。送る時期は大手の早い選考の後に
- 検索は「広告に興味」「クリエイティブ志向」ではなく、数字を持って改善した行動、修正を受けて作り直した行動の記述で絞る。制作は「作った経験」とポートフォリオで
- 文面は「クリエイティブ」を一度だけにし、クライアントの業種と扱う領域、数字の責任、修正の来方、先週の案件を最初に。中小・専門代理店は強い業種と領域を最初に
- 面談に現場の人が出て「数字が悪かった週」「提案が通った日」を話し、制作はポートフォリオを面談の前に見る。内定後は大手の結果を前提にフォローし、締切前に連絡が止まる時期を先に伝える
よくある質問
華やかさを出さないと、他の広告会社に負けませんか
華やかな文面で承認するのは憧れの学生で、数字と修正で離れます。会社が採りたい学生は、華やかさではなく、クライアントの業種と扱う領域、数字の責任、修正の来方、先週の案件で承認します。承認は減りますが、面談の後に残る学生が変わります。
大手の早い選考の時期に送ると、埋もれますか
その時期は、憧れの学生が大手の選考に集中していて、中小の承認は「とりあえず」で面談に来ません。大手の早い選考が終わって憧れが落ち着いた後に、数字と修正の実態を先に書いて送ってください。時期をずらすだけで、承認した学生が面談に来る割合が変わります。
広告のOfferBoxの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、順番の型、文面の下書き、検索の絞り込み、送信、一次返信、送る時期の設計、面談の型、内定後フォローの型を支えられます。数字の責任と時間の開示、現場が話すこと、ポートフォリオの評価、面談、内定後の連絡は、会社が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用代行も受けています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
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