知名度がない会社がワンキャリアで学生に届くには|体験談で知られる会社になる
知名度がない会社がワンキャリアを使うと、「学生は聞いたことのない会社を調べない」と考えがちです。ところが、ワンキャリアの学生は、会社名で会社を選びません。体験談を読んで、会社を知ります。結論から言うと、ワンキャリアでは知名度の差より、「体験談の有無」の差が出ます。知名度がなく体験談もない会社は、会社説明・実績・大手風の言葉で埋めようとせず、体験談がない年の入口(絞り込みの項目・小さいイベント・スカウト)を作り、企業ページを「選考で何が起きるか」で埋め、「書かれる選考」を今年して翌年に体験談を作ります。知名度のなさは隠さず、「初めて知る会社だと思います」から始めてよいです。 この記事では、知名度より体験談の差が出る理由、起きやすい失敗、体験談がない年の入口、企業ページの埋め方、書かれる選考、隠さない書き方、分担を整理します。見られないときの原因はワンキャリアの掲載が見られないときの原因、企業ページの基本はワンキャリアの企業ページで最初に書くことで書きました。
この作業の目的|「知らない会社」を「選考が見える会社」にする
知名度のない会社がワンキャリアで届くとは、学生が会社名を知ることではなく、「知らない会社だが、選考で何が起きるかが分かる」と学生が感じることです。
目的は、会社名を覚えてもらうことではなく、体験談がない状態でも「選考が見える」状態を作り、今年の選考で翌年の体験談を作ることです。
ワンキャリアで、知名度より「体験談の有無」の差が出る理由
| 学生の動き | 知名度が関わるか |
|---|---|
| 体験談を読んで、会社を知る | 関わらない。体験談があるかどうか |
| 絞り込みで一覧を見る | 関わらない。項目が埋まっているかどうか |
| イベントの一覧から探す | 関わらない。イベントが続いているかどうか |
| スカウトを受け取る | 関わらない。文面が「自分宛」かどうか |
| 企業ページで「選考はどうか」を確かめる | 関わらない。選考の流れと「何を見るか」が書かれているかどうか |
| 友人や先輩に名前を聞く | 関わる。ただし、選考を受けた学生が話す会社なら、知名度がなくても名前は広がる |
ワンキャリアは、会社名で検索して来る場ではなく、体験談と絞り込みとイベントとスカウトから会社にたどり着く場です。知名度がなくても、これらが揃っていれば届きます。知名度があっても、体験談が悪ければ届きません。
知名度がなく体験談もない状態で、起きやすい失敗
- 会社説明で企業ページを埋める:「知られていないから説明しなければ」と、沿革と事業の全体を書く。学生が確かめたいのは「選考で何が起きるか」
- 実績・取引先・受賞で補う:学生の「選考はどうか」に答えない
- 大手風の言葉を使う:「グローバル」「リーディング」。知らない会社が使うと不自然
- 「知名度はないが」と謝る:言い訳から始めると、読む理由が減る
- 体験談がないことを、隠す:隠せない。学生は「体験談がない=まだ選考を受けた人が少ない」と読む。それでよい
- 体験談を、頼んで書かせる:読む学生に分かる。翌年の学生に敬遠される
共通するのは、「会社の側の説明」で埋めようとしていることです。学生が確かめたいのは、「選考」です。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「ワンキャリアは体験談が多い大手が有利で、体験談のないうちのような会社は読まれない」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアの運用を見ていますが、体験談がない一年目の会社が、絞り込みの項目を全部埋め、小さいイベントを月に一度続け、スカウトで届け、企業ページに「選考で何が起きるか」を書いて、その年の選考を「書かれる選考」にした結果、二年目に体験談が出始め、三年目に「知らない会社だが選考が丁寧」として学生に読まれています。知名度は、三年かけて体験談で作れます。当社が知名度のない会社の相談を受けるとき、最初にやるのは、「大手との差をどう埋めるか」ではなく、「今年、体験談がない状態で入口をどう作るか」と「今年の選考を、書かれる形にできるか」の二つです。
体験談がない年の、入口
| 入口 | やること |
|---|---|
| 絞り込みの項目 | 全部埋める。職種とコースの名前を学生の呼び方に。ワンキャリアで上位に表示されるための考え方 |
| 小さいイベント | 月に一度、オンラインの短い回。タイトルに「誰が・何を」。ワンキャリアのイベントページの作り方 |
| スカウト | 体験談がなくても、文面は学生に届く。学生の一文と、選考で何を見るか。ワンキャリアのスカウトの基本 |
| 企業ページ | 「選考で何が起きるか」で埋める。会社説明は一言 |
体験談がない年は、スカウトが最も強い入口です。学生が自分でたどり着けない分、企業から届けます。
企業ページを、「選考で何が起きるか」で埋める
- 会社説明は、一言:「〇〇を作っている会社です」
- 選考の流れを、回数と期間の目安で:「一次はオンラインで現場の社員と、二次は対面で責任者と。エントリーから内定まで〇週間程度」
- 「何を見るか」を、段階ごとに一文で:「一次では、学生時代に続けたことの話を聞きます」
- 連絡の日数を、守れる範囲で:「エントリー後、〇日以内にご連絡します」
- 面接官が誰かを、役割で:「一次は、入社二年目の社員と人事」
- 配属の決め方と、最初の一年:「配属は〇〇の形で決まります。入った最初の月は△△を」
- 条件を、事実で:年度の公表内容と自社の制度で確認
- 「初めて知る会社だと思います」から始めてよい:隠さない
「知らない会社」の学生の不安は、「選考で何が起きるか分からない」です。それを企業ページで先に解きます。書き方はワンキャリアの企業ページで最初に書くこと、選考の書き方はワンキャリアで本選考を掲載するときの書き方で書きました。
「書かれる選考」を、今年する
- 体験談は、自社が書くものではなく、学生が書くもの:頼まない
- 書かれる選考の条件:連絡が速い、企業ページに書いた「何を見るか」のとおりに聞く、結果の連絡が丁寧、落ちた学生にも一言、面接官が学生の話を聞く
- 今年の選考を受けた学生が、来年の学生に読ませる体験談を書く:今年が翌年の掲載
- 「企業ページどおりだった」と書かれることが、最も効く:ワンキャリアの掲載のKPI設計の「独自の指標」
- 書かれる選考の作り方はワンキャリア経由の学生が選考で離脱するときの「書いたとおりに運用する仕組み」
知名度のない会社の一年目は、体験談を作る年です。二年目以降に、体験談が入口になります。
知名度のなさを、隠さない
- 「初めて知る会社だと思います」から始めてよい:隠すと、学生は「なぜ触れないのか」と感じる
- その一言のあとに、「選考で何が起きるか」を書く:「初めて知る会社だと思いますが、選考は〇〇の流れで、一次では△△を聞きます」
- 体験談がないことも、隠さない:「まだ選考を受けた学生が少なく、体験談は少ないです。企業ページに書いたとおりに選考します」
- 大手と比べない:「大手にはない」は、大手を基準にしている
- 小さいことを、そのまま書く:「小さい会社なので、面接官は毎回同じ人で、入社後に隣で働く人です」
隠さないことで、学生の「知らない会社」の警戒が下がります。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 絞り込みの項目を埋め、名前を学生の呼び方に | 人事 |
| 小さいイベントを月に一度 | 人事と現場の若手 |
| スカウトで届ける | 人事(送る人) |
| 企業ページを「選考で何が起きるか」で書く | 人事と面接官 |
| 「書かれる選考」の条件を守る | 面接官と人事 |
| 「初めて知る会社だと思います」から始める方針を決める | 人事と責任者 |
| 翌年、体験談を読んで企業ページを揃える | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、入口の整理、絞り込みの項目の埋め方、イベントの型、スカウトの型、企業ページの項目の案、「書かれる選考」の条件の整理までで、選考そのもの、イベントに出ること、送ることは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。当社が知名度のない会社からワンキャリアの相談を受けたとき、「体験談が増えてから始めましょう」とは言いません。体験談は、選考を受けた学生が書くもので、始めなければ増えません。当社が勧める順番は、今年、絞り込みとイベントとスカウトで入口を作る、企業ページを「選考で何が起きるか」で埋める、今年の選考を書かれる形にする、翌年に体験談が出たら企業ページを揃える、です。逆に、「知名度を上げてから」「体験談が増えてから」と待つと、いつまでも始まりません。ワンキャリアで知名度のない会社が届くまでには、時間がかかります。ただし、その時間は「待つ時間」ではなく、「書かれる選考をする時間」です。
まとめ
- ワンキャリアの学生は会社名ではなく体験談で会社を知る。知名度の差より「体験談の有無」の差が出る
- 会社説明・実績・大手風の言葉・言い訳で埋めない。体験談がないことも隠さず、頼んで書かせない
- 体験談がない年の入口は、絞り込みの項目・小さいイベント・スカウト。企業ページは「選考で何が起きるか」(流れ・何を見るか・連絡の日数・面接官・配属・最初の一年・条件)で埋める
- 今年の選考を「書かれる選考」(連絡が速い・書いたとおりに聞く・結果が丁寧・落ちた学生にも一言)にして、翌年の体験談を作る。一年目は体験談を作る年
- 「初めて知る会社だと思います」から始めてよい。大手と比べず、小さいことをそのまま書く
よくある質問
体験談がない状態で、学生は本当に企業ページを読みますか
スカウトで届いた学生は、文面から企業ページに来て読みます。絞り込みとイベントからたどり着いた学生も読みます。体験談がなくても、「選考で何が起きるか」が書かれていれば、学生は「知らない会社だが、選考が見える」として読み進めます。体験談がないことは、企業ページを読まない理由にはなりません。企業ページが会社説明で埋まっていることが、読まない理由になります。
今年の選考で、体験談は何本くらい書かれますか
分かりません。学生が書くかどうかは、学生が決めます。会社にできるのは、書かれる選考をすることまでです。本数を目標にせず、今年の選考を受けた学生が「企業ページどおりだった」と感じる形にすることを目標にします。書かれれば翌年の入口になり、書かれなくても、選考を受けた学生の周りに名前が残ります。
知名度のない会社のワンキャリアの運用は、御社に相談できますか
できます。当社は、入口の整理、絞り込みの項目の埋め方、イベントの型、スカウトの型、企業ページの項目の案、「書かれる選考」の条件の整理を支えられます。選考そのもの、イベントに出ること、送ることは、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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