エネルギー業界の採用媒体の選び方|変化のどこにいるかを見せる
電力、ガス、石油、再生可能エネルギー、またはその設備や工事に関わる会社が、新卒を採る。業界は変化の途中で、既存の事業と新しい事業が同じ会社の中にあり、学生は「変わる業界に関わりたい」層と「安定」層の二層で来る。文面や記事に「脱炭素」「エネルギーの転換」と書くと承認や応募は付くが、配属が既存の事業で「思っていたのと違う」で離れる。結論から言うと、エネルギー業界の学生は二層で来て、どちらの層も「自社が変化のどこにいるか」「配属が既存の事業か新しい事業か」を確かめます。媒体の選び方は、自社が変化のどこにいるかを一行にしたうえで、変化の実態を場面で書ける会社は記事を置く型を、技術で絞りたい会社は送る型を、知られた大手は学生が並べて比べる場を先に検討します。 この記事では、エネルギー業界の採用構造、判断軸の当て方、学生が確かめること、条件ごとにどれを先に検討するか、組み合わせ、見せ方、分担を整理します。インフラ全般の見方はインフラ業界の採用媒体の選び方、3媒体の全体像はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの違いと選び方で書きました。数値と料金は書きません。優劣は断定しません。
エネルギー業界の採用構造と、媒体との相性
| 業界の特徴 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 変化の途中で、既存の事業と新しい事業が同じ会社にある | 文面で新しい事業を書き、配属が既存の事業になる | 配属の決まり方と、変化のどこにいるかを書けるか |
| 大手(電力・ガス・石油)と、新興(再生可能エネルギー、関連)の二極 | 知名度と採用の型の有無が大きく違う | 知名度で先に検討する型が分かれる |
| 技術職(電気、機械、化学、土木)と事業職に分かれる | 職種で学生の層と確かめることが違う | 技術職は専攻で絞る型、事業職は仕事の場面で |
| 学生が「変わる業界に関わりたい」層と「安定」層の二層 | 同じ文面がどちらにも刺さらない | 層で文面と記事を分ける |
| 現場、転勤、地方の発電所や設備がある | インフラと同じ実態の確認が要る | 隠さず書く |
| 業界イメージ(古い、大きい、環境への責任) | 「変わっているか」「責任にどう向き合っているか」を学生が確かめる | イメージを否定せず、実態で |
エネルギーの採用は、「変わる業界」の言葉で集めることではなく、「自社が変化のどこにいて、入った学生がどこに配属されるか」を正直に伝えることで決まります。
判断軸を、エネルギー業界に当てる
| 軸 | エネルギー業界での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 「変わる業界に関わりたい」層と「安定」層。専攻(電気・機械・化学・土木)で絞れるかは各媒体の仕様で確認 |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 大手は「比べられる」型が使える。新興は「送る」型か「来る」型で、まず知ってもらう。変化の実態は「来る」型の記事で書きやすい |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 技術職の文面は技術者の時間が要る。変化の実態を書くには、新しい事業の担当者の時間が要る |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。エネルギーでは、「対象」の軸で二層を分けることと、「変化のどこにいるか」を先に一行にすることが、他の業界と違います。
エージェントベストの見解
これをやる前に、先に「自社は、業界の変化のどこにいるか」を一行にしておかないと、文面と記事が「脱炭素」「転換」の言葉だけになり、配属で離れます。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、エネルギーの会社の相談を受けますが、新しい事業を前面に出した文面と記事で承認や応募が付き、面談で「配属は新しい事業ですか」と聞かれて「既存の事業が中心です」と答えて離れる、という形が多くあります。学生は、業界が変わることを知ったうえで、「自分は変化の側に関われるのか、既存の側を支えるのか」を確かめています。順番は、「既存の事業が〇〇で、新しい事業が△△で、新卒の配属は□□の決まり方」を一行にし、その一行を文面と記事と面談で同じ言葉で伝えることです。一行があれば、「変わる側」を選ぶ学生も、「支える側」を選ぶ学生も、知ったうえで来ます。
学生が、確かめること
- 自社が変化のどこにいるか:既存の事業と新しい事業の比率と、力の入れ方。「脱炭素」の一語ではなく、何をしているか
- 配属が既存の事業か、新しい事業か:いつ、誰が、何を見て決めるか。「新しい事業に関われる」と書いて既存に配属すると離れる
- 技術の実態:技術職なら、最初の年に触る設備と技術、誰に教わるか。理系学生を採りたい会社のOfferBox運用
- 「安定」の中身:大手なら雇用・異動・評価。新興なら、事業が続くか
- 現場・転勤・地方:発電所、設備、工事の現場。インフラ業界の採用媒体の選び方
- 環境への責任に、どう向き合っているか:「変わっているか」を、否定せず実態で
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 大手で、学生に知られ、クチコミと選考情報が付いている | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 比べる対象に入っている。クチコミの実態と記事をずらさない |
| 新しい事業の担当者が、変化の実態を場面で書ける・話せる | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「脱炭素」の一語ではなく、変化の場面を読んで選ばれる。二層のどちらにも届く |
| 技術職を、専攻で絞って採りたい | 企業から送る型(OfferBox) | 専攻で絞れるかは仕様で確認。技術者の名義で設備と教わる人を書く |
| 新興で、知られていない | 送る型か記事を置く型 | 並べて比べる場では見られない。まず何をしている会社かを |
| 変化のどこにいるかの一行が、まだない | どれも先ではない | 一行を作ってから |
どれか一つが正解ではなく、知名度と、変化の実態を書けるかと、職種で、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 大手は、比べられる場と送る型を組み合わせる:比べられる場で事業職の受け皿を、送る型で技術職を専攻で。OfferBoxとワンキャリアの併用
- 新興は、送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で「この技術・この仕事」を、記事で「変化の実態」を。OfferBoxとWantedlyの併用
- 二層で文面と記事を分ける:「変わる側に関わりたい」層には新しい事業の場面と配属の決まり方を、「安定」層には既存の事業の中身と安定の中身を。同じ学生に両方を送らない
- 学校(学科・研究室)との関係と組み合わせる:技術職は学校経由も多い。OfferBoxと大学キャリアセンター経由の採用の併用
- 一年目は一つか二つ:媒体を何本併用するか
見せ方|「脱炭素」の一語で済ませない
- 自社が変化のどこにいるかを、一行で:「既存の〇〇が中心で、新しい△△を□□の規模で始めている」。数値は公表している事実だけを確認して。この記事では書かない
- 配属の決まり方を、一文で:「新卒の配属は、いつ、誰が、何を見て決めます。新しい事業への配属は◇◇の条件で」
- 「脱炭素」「転換」「持続可能」の一語で済ませない:同業が全部書いている。自社で最近変えた場面を一つ
- 既存の事業を、下に置かない:「支える側」を選ぶ学生に、既存の事業の中身と誇りを書く。新しい事業だけを光らせない
- 技術職は、技術者の名義で、設備と教わる人を
- 環境への責任を、否定せず、向き合い方の場面で:「〇〇の問題に対して、△△をしている」。業界イメージが不利な会社のWantedlyの書き方
- 現場・転勤・地方を隠さない:インフラ業界の採用媒体の選び方の見せ方と同じ
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 変化のどこにいるかの一行と、配属の決まり方の一文 | 経営と人事 |
| 知名度と書けるかと職種で、先に検討する型を決める | 人事と責任者 |
| 二層それぞれの「こんな人」 | 人事と、既存・新しい事業の担当者 |
| 送る型なら、検索・下書き・送信・一次返信 | 人事、または代行 |
| 記事を置く型なら、新しい事業の担当者と技術者が場面を話し、整えるのは人事か外に | 担当者・技術者と人事 |
| 個別の一文、文面の最終確認、名義、面談 | 担当者・技術者・若手 |
| 面接官に、配属の決まり方を同じ言葉で話すと伝える | 人事 |
| 学校との関係 | 人事 |
- 新しい事業の担当者に頼むのは、場面の一つ・名義・面談の三つ:OfferBoxの運用に現場社員を巻き込む方法
- 配属の決まり方は、経営が決める:人事が決められない。メガベンチャーのOfferBox運用の「配属の決まり方」と同じ
運用代行や代理店が支えられるのは、一行と一文の型、型の選び方の整理、二層の文面と記事の型、送る型の作業、記事を整える部分までで、一行と一文の中身、配属の決定、名義の選定、面談、学校との関係は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
媒体を決めたあと、最初の年で起きることに共通するのは、「脱炭素」「新しいエネルギー」を前面に出した文面と記事で「変わる側に関わりたい」層の承認と応募が付き、面談か内定のあとに配属が既存の事業と分かって離れることです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、エネルギーの会社の申込のあとを見ていますが、新しい事業は会社の中では小さく、新卒の配属の多くは既存の事業で、それを文面と記事に書いていない会社が多くあります。書かないのは隠す意図ではなく、「新しい事業のほうが学生に響く」と考えているからで、響いた学生が配属で離れます。当社が勧めているのは、既存の事業を下に置かず、「支える側」の中身と誇りを書き、新しい事業への配属の条件を正直に書くことです。既存の事業を選ぶ学生は、思っているより多く、その学生は配属で離れません。
まとめ
- エネルギー業界の学生は「変わる業界に関わりたい」層と「安定」層の二層で来て、どちらも「自社が変化のどこにいるか」「配属が既存か新しい事業か」を確かめる
- 媒体の前に、変化のどこにいるかの一行と、配属の決まり方の一文を作る。「脱炭素」「転換」の一語で済ませない
- 知られた大手は並べて比べる場を先に、変化の実態を場面で書ける会社は記事を置く型を、技術職を専攻で絞りたい会社は送る型を先に。新興は送る型か記事を置く型でまず知ってもらう
- 二層で文面と記事を分け、既存の事業を下に置かず「支える側」の中身と誇りを書く。新しい事業だけを光らせない
- 技術職は技術者の名義で設備と教わる人を、現場・転勤・地方を隠さず、環境への責任は否定せず向き合い方の場面で
よくある質問
新しい事業を前面に出さないと、学生が来ない気がします
新しい事業を書いてよいですが、配属の条件と一緒に書きます。「新しい事業への配属は〇〇の条件で、新卒の多くは既存の△△から始まります」と正直に書くと、承認や応募は減りますが、配属で離れる学生が減ります。既存の事業の中身と誇りを書くと、「支える側」を選ぶ学生が来て、その学生は離れません。前面に出すべきなのは、新しい事業ではなく、変化のどこにいるかの一行です。
技術職と事業職で、媒体を分けるべきですか
分けることが多いです。技術職は専攻で絞れる送る型(絞れるかは各媒体の仕様で確認)で技術者の名義で設備と教わる人を、事業職は知名度に応じて並べて比べる場か記事を置く型で仕事の場面と変化の実態を。二層(変わる側・安定)でも文面を分けるので、職種と層で最大四つの文面になりますが、同じ学生に複数を送らない台帳を持てば回ります。
エネルギー業界の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、一行と一文の型、型の選び方の整理、二層の文面と記事の型、送る型の作業、記事を整える部分を支えられます。一行と一文の中身、配属の決定、名義の選定、面談、学校との関係は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体を並べてご案内しています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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