内定者向けイベントの企画|誰と何をするかを見せる三つの中身

採用ノウハウ内定辞退・承諾率 更新日 2026/9/22

内定者向けのイベントを企画したい。ところが、懇親会と内定式と研修とレクリエーションを並べ、会社の説明を繰り返し、内定者に自己紹介と発表をさせ、現場の社員は出ずに人事だけで回して、内定者から「行く意味が分からない」と欠席が増える。結論から言うと、イベントは「会う場」で、目的は「入社したら誰と何をするか」を内定者が自分の目で見ることです。中身は「配属先の見学・現場の社員の仕事を見る・同期になる内定者と会う」の三つで足り、懇親会・研修・レクリエーションは要りません。一年に二つか三つに絞り、一つずつに「何を見せるか」を先に決め、承諾前には置きません。企画で決めるのは、日程と会場の前に「誰が現場から出るか」と「その人の時間」です。 四つの中身の基本は内定者フォローの基本、年間の並べ方は内定者フォローの年間計画で書きました。この記事は、会う場の中身と企画の順番を書きます。

この作業の目的|内定者が「誰と何をするか」を、自分の目で見る

イベントは、内定者に会社を好きになってもらう場ではなく、内定者が「入社したらこの場所で、この人と、この仕事をする」を自分の目で確かめる場です。それが見えた内定者は、入社の日まで「何をするか」を持ち続けます。

目的は、内定者を集めることではなく、内定者に「見せるもの」を用意することです。

内定者イベントで、起きる失敗

失敗何が起きるか
懇親会を目的にする食事と歓談で終わり、「何をするか」は見えない。静かな内定者が疲れる
会社の説明の場にする選考で聞いた話の繰り返しで、残らない
数を増やす内定者の時間を奪い、欠席が増え、出席の管理が仕事になる
承諾前に置く「囲い込み」と読まれ、押されて決めたと後で気付いて辞退する
内定者に発表させる序列ができ、発表が苦手な内定者が離れる
現場の社員が出ない人事だけで回し、入社後に一緒に働く人が見えない

共通するのは、イベントを「会社がすること」で組んでいて、「内定者が見るもの」で組んでいないことです。

イベントの中身は、三つ

中身何を見せるか型
配属先の見学実際に働く場所。机、機械、店、現場。移動の道配属先の責任者が案内し、そこで働く社員が一言。時間は短く
現場の社員の仕事を見る実際の仕事の一場面。会議、作業、接客、開発の画面見学の中に組む。説明ではなく、実際にしているところを見る
同期になる内定者と会う入社後に一緒に働く同期の顔と名前少人数で。発表させず、自己紹介は名前と配属先だけ

三つを一つのイベントに組んでも、分けてもよく、一年で二つか三つの場で三つが揃えば足ります。懇親会は、見学の後に短く添えるなら意味がありますが、それだけの場は要りません。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「内定者イベントは、内定者どうしを仲良くさせる場で、懇親会を増やすほど辞退が減る」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、内定後の運用まで見ていますが、懇親会を増やした会社ほど、内定者の欠席が増え、「行く意味が分からない」と読まれ、辞退は減りません。内定者どうしの仲は、入社してから自然にできます。内定者が入社前に確かめたいのは、同期の顔より、「自分が働く場所と、一緒に働く人と、する仕事」です。それを見せずに懇親会を重ねると、「会社は何も見せてくれない」と読まれます。当社が最初にお願いするのは、懇親会をやめ、配属先の見学を一つ置くことです。見学は、会場も食事も要らず、現場の責任者と、そこで働く社員が一人出れば済みます。見学で「ここでこの人とこれをする」が見えた内定者は、入社の日まで持ち続けます。懇親会を三つするより、見学を一つするほうが、辞退を減らします。

一年に、二つか三つに絞る

二つか三つで足ります。年間の表に、どの月に何を見せるかで書きます。

企画の順番|何を見せるか → 誰が出るか → 日程

  1. 何を見せるかを、先に決める:配属先の見学か、仕事の一場面か、同期か。「懇親」「交流」は見せるものではない
  2. 誰が現場から出るかを、決める:配属先の責任者と、そこで働く社員。人事だけでは見せられない
  3. その人の時間を、確保する:見学に何分、一言に何分。現場の繁忙期を避ける
  4. 日程を、内定者の節目を避けて置く:卒業研究の山、旅行、帰省を避ける。候補日を複数出して選べる形に
  5. 会場は、最後に:見学なら職場そのもの。外の会場は要らない

会場と日程から決めると、「何を見せるか」が後回しになり、懇親会になります。見せるものと、出る人から決めます。

当日の型と、後の一通

イベントは当日で終わらず、後の一通で「見たもの」が「持ち続けるもの」に変わります。

媒体ごとに、変わる点

三つとも、三つの中身は同じで、入口で読んだものと、見学で見せるものを、同じ場所と人でつなげることが要です。

社内の分担

作業誰が
何を見せるかと、一年の回数を決める採用の責任者
現場から出る人と、その時間を決める配属先の責任者
日程の候補を出し、内定者の節目を避ける人事。話す相手(現場の社員)が節目を聞く
当日の案内と一言配属先の責任者と、そこで働く社員
同期と会う場の進行人事。発表させない
後の一通現場の社員
欠席者への別の形人事

運用代行や代理店が支えられるのは、企画の型、当日の進行の型、後の一通の下書きまでで、見せる場所、現場から出る人、当日の一言は社内が担います。

エージェントベストの見解

内定者イベントを三つの中身に絞って、当社が先にお伝えしているのは、「配属先の見学は、配属が決まっていないと置けない」ということです。総合職で採り、配属が入社直前に決まる会社では、中だるみの時期に「配属先の見学」ができず、代わりに本社の説明会か懇親会になります。申し込んだあとに内定後の運用が止まる会社に共通するのは、この状態で「見学」と表に書き、直前に「本社で懇親会」に変わって、内定者に「配属はまだ決まらないのか」と読まれることです。当社が案内するのは、配属が決まっていないなら、見学の代わりに「配属先の候補を複数見る日」を置き、「配属はいつ、どう決まるか」をその日に現場の責任者が話すことです。配属の決まり方を隠して懇親会にするより、決まり方を見せる日のほうが、内定者は「何をするか」を持ち続けられます。配属の時期と決め方を、企画の前に確かめることが、内定者イベントの前提です。

まとめ

よくある質問

内定者どうしの仲を深めるための懇親会は、やらなくてよいのですか

同期の仲は、入社してから自然にできます。入社前に確かめたいのは、同期の顔より「自分が働く場所と人と仕事」です。同期と会う場は、見学の同じ日に少人数で短く置けば足り、それだけの懇親会は要りません。懇親会をやるなら、見学の後に短く添える形にします。

配属が入社直前まで決まらず、配属先の見学ができません

配属先の候補を複数見る日を置き、その日に「配属はいつ、どう決まるか」を現場の責任者が話します。決まり方を隠して懇親会にするより、決まり方を見せる日のほうが、内定者は「何をするか」を持ち続けられます。配属の時期と決め方を、企画の前に社内で確かめます。

内定者イベントの企画は、御社に相談できますか

できます。当社は、企画の型、当日の進行の型、後の一通の下書きを支えられます。見せる場所、現場から出る人、当日の一言は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、内定後の運用まで含めて支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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