OfferBoxで介護職を採るオファー文面の書き方|夜勤と休みの書き方
OfferBoxで介護職を採るとき、文面で最も多い失敗は「きついイメージがあるから、やりがいと利用者の笑顔で引く」ことです。結論から言うと、介護職志望の学生に届く文面は、やりがいを書いた文面ではなく、施設の種類と利用者を一つ書き、夜勤と休みを「現状」と「変えていること」で正直に書き、最初の年に誰と組んで何をするかと、資格の取り方を書いた文面です。 介護職を志望する学生は、「きつい」と言われていることを知った上で志望しています。この記事では、介護職志望の学生がOfferBoxで何を見ているか、文面に書くこと、夜勤と体制の書き方、福祉系以外の学生への送り方、面談への接続を整理します。文面全体の基本はOfferBoxのオファー文面の基本で書いたので、ここでは介護職に固有の部分だけを扱います。OfferBoxの仕様や数値には触れず、運用の考え方だけを書きます。
介護職志望の学生がOfferBoxで見ているもの
介護職を志望する学生は、オファーを開いたときに、次のことを見ています。
| 学生が見分けたいこと | 文面で見ている箇所 |
|---|---|
| どんな施設で、どんな利用者か | 特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、デイサービス、訪問のどれか。利用者の状態 |
| 夜勤と休みの実態 | 夜勤の有無、始まる時期、頻度の考え方、休みの取り方が書いてあるか |
| 最初の年に誰と組むか | 一人で任されるまでの期間と、その間に誰が教えるか |
| 資格の取り方 | 初任者研修、実務者研修、介護福祉士を、いつ、どう取るのか。会社の支援があるか |
| 職員の体制 | 日中と夜間の体制。記録や見守りに道具を使っているか |
| 言葉が正直か | 「やりがい」「笑顔」「アットホーム」が、実態の説明の代わりになっていないか |
二つ目と三つ目が、介護職の文面で特に重要です。福祉系の学生は、実習で施設の夜勤や体制を見ています。文面で夜勤に触れない会社は、「書けないほど厳しい」と読まれます。触れて、現状を書き、変えようとしていることを書く会社は、「正直に書く会社」として読まれます。
もう一つ、学生が見ているのは、最初の年の扱いです。入ってすぐに一人で任されるのか、誰かと組む期間があるのか。
文面に書くこと|施設と利用者、夜勤と休み、最初の年、資格
介護職向けの文面は、次の順で組みます。
- 書き出し:学生の「相手に合わせて動いた」「続けた」「気付いて先に動いた」経験に触れる。「読んだ」「こう思った」「だから送った」の三つ
- 施設の種類と利用者を一つ:どんな施設で、どんな状態の利用者が多いか
- 夜勤と休みを「現状」と「変えていること」で正直に:夜勤の有無、始まる時期、頻度の考え方、休みの取り方
- 最初の年に誰と組んで何をするか:一人で任されるまでの期間と、教える人
- 資格の取り方を、会社の支援として:どの資格を、いつ、会社が何を支援するか。制度の名前だけでなく、実際に使われているか
- 次の行動を一つ:若手の介護職との面談の案内だけ
三つ目の「夜勤と休み」が、介護職の文面の中心です。「夜勤あり」の一言では、学生は判断できません。「夜勤は入職して半年ほどは入らず、日勤で利用者と職員を覚えてから、先輩と組んで始めます。夜勤の頻度は職員の希望を聞いて組んでいます」のように、始まる時期と組み方を書きます。頻度の数値は、無人で書くときは書かず、面談で伝えると添えます。現状が厳しい場合は、「今は夜勤の人数が足りず、頻度が多い。記録の道具を入れて夜間の作業を減らしている」のように、現状と変えていることを書きます。
書き出しで学生の経験に触れるとき、介護職の場合は「優しい」「思いやりがある」「人が好き」の人柄の言葉ではなく、「相手に合わせて動いた」「続けた」「気付いて先に動いた」の行動で触れます。「ボランティアで、話せない方の表情を見て、飲み物を出すタイミングを変えていたのを読みました」「祖父母の通院に、予定を組んで付き添い続けたのを読みました」のような形です。評価はしません。何をしたかを読んだ事実と、自社の介護のどこに近いかを書きます。文系学生の経験を行動の型で拾う考え方はOfferBoxで文系学生にオファーを送るときの文面で書きました。
エージェントベストの見解
介護職の文面で、発注側が最も誤解しているのは「福祉系の学生に送れば、介護職として来る」という考え方です。福祉系の学生の志望は、相談援助、児童、公務員、医療事務まで広く、介護職を志望する学生はその一部です。しかも福祉系の学生は、実習で複数の施設を見ていて、文面の「やりがい」「アットホーム」に反応しません。見ているのは、夜勤の始まり方と、最初の年に誰と組むかです。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてOfferBoxの契約後の運用を見ていますが、介護職で承認と面談が続いている会社は、福祉系かどうかに関係なく、「夜勤は半年は入らない」「最初の三か月は先輩と組む」「記録は端末で、夜間の書き物を減らした」のように、体制の実態を書いています。実習で施設を見てきた学生ほど、この一文で会社を見分けます。福祉系の学生を探すこと自体は間違いではありませんが、送る文面は「福祉系向け」ではなく「体制を正直に書いた文面」です。介護職の文面は、専攻に向けて書くのではなく、体制の実態で書きます。
夜勤と休みの書き方|「現状」と「変えていること」
介護職の文面で、夜勤と休みを書くときの型は、次のとおりです。
- 夜勤の始まる時期と、組み方:入職後いつから、最初は誰と組むか
- 頻度の考え方:希望を聞いて組むのか、順番か。数値は無人で書かず、面談で
- 休みの取り方:シフトの希望の出し方、連休の取り方、繁忙の時期
- 変えていること:記録の道具、見守りの道具、人員の配置、夜勤の分担。取り組みの途中でも、途中と書く
「現状」が厳しい会社ほど、「変えていること」が文面の中心になります。変えていることがない会社は、現状だけを書き、面談で人事が同じことを話します。「働きやすい職場」「アットホーム」の言葉は、実態の説明の代わりにはなりません。働き方を正直に書く考え方はOfferBoxで施工管理を採るオファー文面の書き方で書いたものと同じです。
福祉系以外の学生に送るとき
介護職を福祉系の専攻だけで探すと、送る相手が足りなくなります。専攻に関係なく、家族の介護に関わった学生、障害のある人と活動した学生、飲食や販売で相手に合わせて動いた学生がいます。
- 専攻ではなく、相手に合わせて動いた行動に触れる:「福祉系ではないですが」とは書かない
- 未経験から何を学ぶかを書く:介護の基本を、誰から、いつ学ぶか。資格をいつ取るか。「未経験歓迎」の一言で済ませない
- アルバイトとの違いを書く:介護のアルバイト経験がある学生には、社員として持つもの(担当する利用者、計画への関わり)を書く
福祉系以外の学生に届く文面は、専攻に配慮する文面ではなく、その学生の行動を読んだと伝わり、学ぶ仕組みが書かれている文面です。アルバイトとの違いを書く考え方はOfferBoxで販売職を採るオファー文面の書き方で書きました。
検索・ターゲットの考え方との関係
介護職の文面は、福祉系の学生と、それ以外の学生で、書き出しが変わります。前者には実習の記述に触れて体制を先に、後者には行動に触れて学ぶ仕組みを先に書きます。検索の段階で「この検索の相手には、書き出しに何を置くか」を決めておきます。検索の考え方は、次の記事で書きます。
選考への接続|若手の介護職が面談に出て、施設を見せる
介護職向けの文面は、面談で若手の介護職が一日の流れを話すことを前提に書きます。
- 面談の担当は、名義になった若手か、教える立場の職員:人事だけで面談をしない
- 文面で書いた最初の年を、面談で一日の流れとして話す:朝の申し送りから、日中、夕方まで
- 夜勤と休みは、面談でも同じことを言う:文面と面談で違うと、学生はそこで離れる
- 施設見学ができるなら、面談で案内する:利用者がいる時間に、職員の動きが見える形で。文面で約束せず、面談で日程を決める
文面と面談で話すことが揃っていると、承認から面談、面談から選考への流れが読めます。面談の組み方はOfferBoxの面談設計、現場の社員を面談に出す整え方はOfferBoxの面談に現場の面接官を出すで書きました。
エージェントベストの見解
介護職で申し込んだ会社が、最初の数週間で共通してつまずくのは、「やりがい」「利用者の笑顔」で文面を送り、承認が付き、面談で夜勤の始まり方と体制を話したところで学生が離れる、という流れです。当社が運用を見ている会社でも、この流れに入った会社は、「介護職は人気がないから承認が付いただけでも」と考えて、文面を変えずに面談の数を増やそうとします。抜け方は、文面に夜勤と体制の実態を書き、承認の数を減らしてでも、面談に来る学生を「体制を知った上で来る学生」に絞ることです。承認は減りますが、面談後の離脱が減り、掛ける時間が減ります。若手の介護職に頼むのは、「最初の年に誰と組んで何をしたか」の一つの話と、送る前の確認と、面談の三つで、文面の組み立ては人事が持ちます。介護職の文面で最初に用意するのは、やりがいの言葉でも施設の写真でもなく、夜勤と体制の実態の一文です。
社内の分担
| 作業 | 担当 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 施設の種類と利用者の一文 | 施設長か現場の責任者 | 利用者が特定されない形で、状態の傾向を |
| 夜勤と休みの「現状」と「変えていること」の一文 | 責任者と人事 | 正直に。数値は無人で書かない |
| 「最初の年に誰と組んで何をしたか」の一つの話 | 名義になる若手の介護職 | 教えてもらったこと、一人で任された時期 |
| 資格の支援の実態 | 人事 | 制度の名前だけでなく、実際に使われているか |
| 学生の行動を読み、文面を組む | 人事(または運用代行) | 「優しい」ではなく相手に合わせて動いた行動で触れる |
| 面談で一日の流れと体制を話し、施設を見せる | 名義の若手と責任者 | 文面に書いたことを同じ言葉で |
若手の介護職に頼むのは、一つの話と、確認と、面談の三つです。夜勤と体制の一文は、責任者と人事が決めます。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 「やりがい」「笑顔」「アットホーム」で書く | 「書けないほど厳しい」と読まれる | 夜勤と体制を現状と変えていることで書く |
| 「夜勤あり」の一言で止める | 学生が判断できない | 始まる時期と組み方を書く |
| 「優しい」「思いやり」で学生に触れる | どの文面にも同じ言葉が並ぶ | 相手に合わせて動いた・続けた行動で触れる |
| 福祉系向けに「実習で学んだことを活かせます」と書く | 実習で施設を見た学生ほど、中身のなさが分かる | 実習の記述に触れ、体制を書く |
| 人事名義で送り、人事だけで面談する | 一日の流れが話せず、体制の話が信用されない | 若手の介護職の名義にし、面談に出る |
まとめ
- 介護職の学生は「きつい」を知って志望している。見ているのは夜勤の始まり方と、最初の年に誰と組むか
- 施設の種類と利用者を一つ、夜勤と休みを「現状」と「変えていること」で書く。数値は無人で書かない
- 最初の年に誰と組むか、資格をいつどう取るかを、制度の名前ではなく実態で書く
- 学生には「優しい」ではなく「相手に合わせて動いた・続けた・気付いて先に動いた」で触れる
- 名義は若手の介護職。面談で一日の流れを話し、施設を見せる
よくある質問
夜勤の体制が実際に厳しく、正直に書くと誰も来ない気がします
正直に書いた上で、「変えていること」を書きます。記録の道具、見守りの道具、夜勤の分担の見直しなど、取り組みの途中でも途中と書きます。変えていることが何もない場合は、文面を書く前に、一つ決めるほうが先です。隠して送ると、承認は付いても、面談か入職後に分かった学生が離れます。書いて来ない学生は、書かずに来ても続かない学生です。
福祉系以外の学生に本当に送るべきですか
会社として専攻を問わずに採る方針であれば、送ります。介護職で求める「相手に合わせて動く」「続ける」「気付いて先に動く」は、福祉を学んでいなくても持っている学生がいます。文面では、専攻に触れず、その行動を読んだことと、介護の基本を誰からいつ学ぶか、資格をいつ取るかを書きます。福祉系の学生と同じ文面ではなく、学ぶ仕組みを中心にした文面にします。
介護職の文面は、運用代行に頼めますか
頼めますが、「施設の種類と利用者」「夜勤と休みの現状と変えていること」「最初の年に誰と組むか」「資格の支援の実態」と、名義になる若手は社内で決めておきます。代行に任せられるのは、学生の行動を読み、決まった一文とつなげて書き、名義の若手に確認を回す作業です。体制の一文が決まっていないと、代行は「やりがい」を書くしかなく、書けない会社として読まれる文面になります。範囲の決め方は運用代行に任せる範囲で書きました。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
OfferBoxの運用、ひとりで抱えていませんか
- 検索条件・オファー文面・承認後の面談まで、いまの運用を一緒に点検します
- 運用代行は入社承諾時のみ課金の完全成果報酬(20万円/1名)
- これから申し込む場合も、料金はOfferBoxの正規料金のままです
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