広告業界の新卒採用でワンキャリアを使うときの設計|職種ごとの選考と配属を見せる
広告代理店、Web広告・運用の会社、制作会社、メディアが、新卒採用でワンキャリアを使う。広告は、大手代理店の選考が長く(グループワーク、課題、複数回の面接)、体験談が多く書かれる業界で、学生は大手の体験談で「広告の選考はこういうもの」という像を先に持ち、その像で中小代理店やWeb広告や制作会社の企業ページを読む。「クリエイティブ」「面白いこと」で企業ページを埋めると、営業に配属された学生の体験談に「営業だった」「数字だった」と残り、翌年の像になる。結論から言うと、広告業界のワンキャリアは、企業ページを職種(営業、企画、クリエイティブ、運用)ごとに分け、それぞれの選考の流れと最初の配属を書きます。華やかさで埋めず、大手の体験談で像を持って来る学生に「この会社の選考と最初の年」を先に読ませます。体験談に書かれる選考を今年設計し、イベントでは若手の営業が一日を話し、スカウトは「人を動かした・数字を追った」のガクチカで絞ります。 この記事では、広告業界の採用構造とワンキャリアとの相性、企業ページの見せ方、体験談に書かれる選考の設計、イベントとスカウトの運用設計、社内の分担を整理します。媒体の選び方は広告業界の採用媒体の選び方、企業ページの基本はワンキャリアの企業ページで最初に書くことで書きました。数値と料金は書きません。
広告業界の採用構造と、ワンキャリアとの相性
| 区分 | 採用の形 | ワンキャリアとの相性 |
|---|---|---|
| 大手代理店 | 独自の早い選考。憧れで応募が多い。体験談とクチコミが多い | 比べられる場の中心。体験談に書かれた選考の像を、企業ページでずらさない |
| 中小の代理店 | 大手の選考の後に会う。体験談が少ないか、ない | 大手の体験談の像で読まれる前提で、「この会社の選考」を先に。体験談がない年の入口を作る |
| Web広告・運用 | 数字と運用が中心。「広告」の像で来て、運用の実態で離れる | 「運用の仕事」を企業ページの最初に。体験談に「数字だった」と残らない形に |
| 制作会社 | クリエイティブ志望が集まる。ポートフォリオと課題で選ぶ | 選考の課題の実態を企業ページに。体験談に書かれる課題の像を今年作る |
| 業界の特徴 | ワンキャリアで起きること | 設計 |
|---|---|---|
| 選考が長く、体験談に書かれやすい | 選考の一つ一つが翌年の像になる | 書かれる前提で、今年の選考を設計する |
| 大手の体験談で「広告の選考」の像ができる | 中小が、大手の像で読まれ、比べられる | 大手との違い(選考の短さ、配属の早さ)を隠さず書く |
| 「クリエイティブ」志望が営業に配属される | 体験談に「営業だった」と残る | 職種ごとに選考と配属を分けて書く |
| 「華やか」「面白い」の像が先にある | 企業ページで像を強めると、体験談との差が残る | 最初の年の実態(数字、クライアント、修正)を先に |
企業ページの見せ方|華やかさで埋めず、職種ごとの選考と最初の配属を
- 職種(営業、企画、クリエイティブ、運用)ごとに、選考の流れを分けて書く:「営業の選考は〇〇、クリエイティブの選考は課題と△△」。一つの流れで全職種を書かない
- 最初の配属を、職種ごとに隠さず書く:「企画で採っても、最初の年は営業で〇〇をします」。書かないと、体験談に「聞いていない」と残る
- 「クリエイティブ」「面白いこと」「華やか」を、企業ページの最初から外す:像を強める言葉。代わりに「最初の年に何をするか」を場面で
- 数字とクライアント対応と修正を、事実として書く:「〇〇の時期は△△が続きます」「クライアントの修正は□□の頻度で」。どう扱っているかを添える
- 大手の体験談で持ってくる像との違いを、書く:「大手と違い、選考は〇〇回で、配属は△△の時点で決まります」。違いを隠さない
- 自社の体験談に「営業だった」「数字だった」があれば、先に読む:合っているなら隠さず、どう扱っているかを添える。業界イメージが不利な会社のワンキャリアの見せ方
企業ページを職種で分けると、「クリエイティブ」で来た学生が営業の選考を受けず、営業で来た学生が営業の最初の年を知って来ます。本選考の書き方はワンキャリアで本選考を掲載するときの書き方で書きました。
エージェントベストの見解
これは数字の読み方の話です。広告業界の会社から、「ワンキャリアは広告業界の学生が多く、大手の体験談も多いから、うちにも来る」と相談されることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアの運用を見ていますが、大手代理店の体験談の多さは、大手の選考を受けた学生の多さで、自社の企業ページが読まれる数でも、自社の体験談の数でもありません。学生は大手の体験談で「広告の選考」の像を持ち、その像で中小や制作の企業ページを読んで、「大手と違って選考が短い」「配属が早い」「クリエイティブではなく営業」の差を確かめます。当社が広告の会社にお願いしているのは、大手の体験談の多さを自社の追い風と読まず、大手との違いを企業ページに先に書き、自社の体験談が何本あるか、何が書かれているかを、大手の体験談と分けて読むことです。違いを先に書くと、像との差が「書いてあった」になります。
体験談に書かれる選考を、今年設計する
- 選考の一つ一つが、翌年の体験談になる前提で組む:グループワークの題材、課題の内容、面接で聞くこと。「書かれても困らない」ではなく「書かれてほしい」形に
- 面接官に「なぜ広告か」を聞かないと伝える:像を確かめる質問は、像の体験談を作る。代わりに「人を動かした経験」「数字を追った経験」を聞く
- 職種ごとの選考で、最初の配属を面接で伝える:面接で伝えたことは体験談に「聞いた」と残り、伝えなかったことは「聞いていない」と残る
- クリエイティブの課題は、実態と同じ形に:課題と入社後の仕事がずれると、体験談に「課題と違った」と残る
- 選考で離れた学生の体験談も、読む:離れた理由が書かれている。ワンキャリア経由の学生が選考で離脱するときの原因
体験談は企業が書けず、消せず、今年の選考でしか変えられません。体験談の影響はワンキャリアの選考体験談が採用に与える影響で書きました。
イベントで、若手の営業が一日を話す
- 登壇は、クリエイティブではなく、若手の営業か運用:「クリエイティブ」で集めた学生に、最初の年の実態を先に渡す
- 話すのは、「クライアントの修正を〇〇回受けた日」「数字が動いた日」:華やかな案件の名前ではなく、一日の場面
- 「入る前に思っていたこと」と「入った後」を、本人の言葉で:像との差を、本人が話す
- 制作会社は、課題の実態と、修正の繰り返しを:ポートフォリオで来る学生に、入社後の仕事を先に
- イベントの後の導線を、職種ごとの選考に分ける:営業で来た学生を営業の選考に、クリエイティブで来た学生を課題に
イベントの種類はワンキャリアのイベントの種類と使い分けで書きました。
スカウトで、「人を動かした・数字を追った」のガクチカで絞る
- 「広告に興味」「クリエイティブ志望」で絞らない:像で来る学生の記述。営業と運用の最初の年に向くかを示していない
- 絞るのは、「人を動かした・違う立場の人の間に入った・数字を追って直した」のガクチカ:営業と企画と運用の最初の年に近い経験
- 文面は、職種と最初の年を最初に:「営業の募集で、最初の年は〇〇。あなたの△△(ガクチカ)を読んで送っている」
- 「華やか」「面白い」を、文面から外す:像を強める言葉は、面談で実態を知って離れる学生を集める
- クリエイティブは、ポートフォリオを見て送る:「〇〇の作品を見て」と一文で。課題の実態も添える
スカウトの絞り方はワンキャリアのスカウト対象の絞り方、ガクチカの読み方はワンキャリアの学生のガクチカを読んでスカウトを送る方法で書きました。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 職種ごとの選考の流れと最初の配属を決める | 人事と各職種の責任者 |
| 企業ページを職種で分け、「クリエイティブ」「華やか」を外して最初の年を書く | 人事。各職種の若手が確認 |
| 自社の体験談を読み、「営業だった」「数字だった」があるかを分ける | 人事と現場 |
| 体験談に書かれる前提で、今年の選考(題材、課題、面接で聞くこと)を組む | 人事と面接官 |
| 面接官に「なぜ広告か」を聞かないと伝える | 人事 |
| イベントで若手の営業が一日を話す | 入社してまもない営業・運用 |
| スカウトを「人を動かした・数字を追った」のガクチカで絞り、職種と最初の年を最初に書く | 送る人 |
| クリエイティブのポートフォリオと課題を見る | クリエイティブの責任者 |
運用代行や代理店が支えられるのは、企業ページを職種で分ける型、体験談の読み方の型、選考の設計の型、イベントの型、スカウトの型と絞る作業までで、最初の配属の決定、選考の題材と課題、面接で伝えること、若手が話すこと、ポートフォリオの評価は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。広告の会社から、「企業ページに華やかな案件とクリエイティブの話を載せて、学生の憧れに応えたい」と相談されることがあります。当社は、それを企業ページの最初に書きません。ワンキャリアの学生は、企業ページで憧れを確かめるのではなく、体験談で「選考と最初の年に何が起きたか」を確かめています。華やかな案件で埋めた企業ページは、営業に配属された学生の体験談に「企業ページと違って営業だった」と残り、翌年の学生が最初に読むのはその体験談です。当社がお願いするのは、企業ページの最初を「職種ごとの選考の流れと最初の配属」にし、華やかな案件は「最初の年の後に関われる仕事」として後ろに置き、今年の選考で最初の配属を面接で伝えることです。憧れに応える企業ページより、最初の年を先に書いた企業ページのほうが、翌年の体験談に「書いてあったとおり」と残ります。
まとめ
- 広告業界は、大手代理店の選考が長く体験談が多く、学生は大手の体験談で「広告の選考」の像を持って中小・Web広告・制作の企業ページを読む。大手の体験談の多さは自社の追い風ではなく、大手との違いを先に書く理由
- 企業ページは職種(営業、企画、クリエイティブ、運用)ごとに選考の流れと最初の配属を分けて書く。「クリエイティブ」「華やか」で埋めず、数字とクライアント対応と修正を事実で
- 体験談に書かれる前提で今年の選考を設計する。面接で「なぜ広告か」を聞かず、最初の配属を面接で伝える。課題は実態と同じ形に
- イベントは若手の営業か運用が「修正を受けた日」「数字が動いた日」を本人の言葉で話す。スカウトは「人を動かした・数字を追った」のガクチカで絞り、職種と最初の年を最初に
- 自社の体験談に「営業だった」「数字だった」があれば、隠さず、どう扱っているかを添える。今年の選考が翌年の像を作る
よくある質問
大手代理店の体験談が多いので、広告業界の学生には届きやすいですか
大手の体験談の多さは、大手の選考を受けた学生の多さで、自社の企業ページが読まれる数ではありません。学生は大手の体験談で像を持ち、その像で自社を読んで、「選考が短い」「配属が早い」「営業だった」の差を確かめます。大手との違いを企業ページに先に書き、自社の体験談が何本あるか、何が書かれているかを大手と分けて読むことが、届く前提になります。
クリエイティブ志望の学生を集めて、営業に配属しています
体験談に「クリエイティブで入ったのに営業だった」と残り、翌年の学生が最初に読みます。企業ページを職種で分け、「企画・クリエイティブで採っても最初の年は営業で〇〇」と隠さず書き、面接で最初の配属を伝えます。営業の募集は「人を動かした・数字を追った」のガクチカで絞り、「クリエイティブ」の言葉で集めないことが、体験談に「聞いていた」と残る形です。
広告業界のワンキャリアの設計は、御社に相談できますか
できます。当社は、企業ページを職種で分ける型、体験談の読み方の型、選考の設計の型、イベントの型、スカウトの型と絞る作業を支えられます。最初の配属の決定、選考の題材と課題、面接で伝えること、若手が話すこと、ポートフォリオの評価は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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