販売職の採用媒体の選び方|アルバイト経験で絞らず、店と任され方を見せる
販売職を新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「販売のアルバイト経験で絞ると多すぎ、『接客が好きな方』で出すと学生には自分の店のアルバイトと同じ仕事に見えて、『新卒で入る意味が分からない』とエントリーされず、来た学生も面談で『シフトと休みはどうですか』『何年目に店を任されますか』『本部に行けますか』に答えられず、内定の後にシフトと勤務地を伝えて辞退される」という問題です。結論から言うと、販売のアルバイト経験は多くの学生が持っていて、経験の有無では絞れません。「何を売る店か」で求める行動を先に決め、「常連を作った・提案して受け入れてもらった・困りごとを収めた・売り場や手順を変えて数を動かした」で絞ります。学生は「何を売る店で、客と何をして、シフトと休みはどうで、何年目に店の何を任され、本部への道があるか」を確かめていて、送る型は店と行動で絞って店長の名義で、記事を置く型は店の一日と本部への道を、比べられる場は「店に配属」の体験談に対して企業ページにシフトと休みと店の任され方を先に書きます。シフトと休みは隠しません。 小売業界の選び方は小売業界の採用媒体の選び方で書きました。この記事は販売職に絞ります。
販売職の採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 販売のアルバイト経験で絞る | 多くの学生が持っていて、絞れない | 経験の有無ではなく、経験の中で何をしたかで絞る。OfferBoxで販売職志望の学生を見つける検索の考え方 |
| 「接客が好きな方」「人と話すのが好きな方」で出す | 自分の店のアルバイトと同じ仕事に見えて、新卒で入る意味が分からない | 新卒で入る人が何年目に何を任されるかを先に書く |
| 何を売る店かが職種名にない | 「販売職」では、食品か、服か、車か、家電か、化粧品か分からず、求める行動も違う | 店と商品を職種名に。ワンキャリアで販売職を募集するときの掲載とスカウト |
| シフトと休みを内定後に伝える | 「土日は休めると思っていた」と辞退される | シフトと休みを最初に書く |
| 本部への道が書かれていない | 「ずっと店にいるのか」と離れる。書いて実態が違うと体験談に書かれる | 道があるならある、無いなら無いと。実態で |
判断軸を、販売職に当てる
| 軸 | 販売職での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 「何を売る店か」で求める行動を決める。食品や日用品なら「売り場や手順を変えて数を動かした」、服や化粧品なら「提案して受け入れてもらった・常連を作った」、車や家電や住宅設備なら「困りごとを聞いて収めた・比べて選ばせた」。アルバイト経験の有無は見ない |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、店と行動で絞って店長の名義で「あなたの常連を作った経験を読んで」と一人に書ける。来る型は、店の一日と、店長の仕事と、本部への道を記事で通年で。比べられる型は、大手の「店に配属」「シフトがきつい」の体験談に対して、企業ページにシフトと休みと店の任され方を先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 店長が名義と面談を持つ時間。店長は店の営業時間で埋まるので、面談の枠を先に固定しないと運用が止まる。内定前に店を見せる日程も同じ |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。販売職では、「対象」をアルバイト経験ではなく店で決めた行動で絞ることと、「運用工数」を店長の営業時間の外に確保することが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「販売職は接客のアルバイト経験がある学生に送ればよい。人と話すのが好きな学生なら向いている」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、販売職の採用の相談を受けますが、アルバイト経験で絞った会社は、対象が多すぎて絞れないうえに、「接客が好きな方」の文面が学生には自分の店のアルバイトと同じ仕事に見えて、「新卒で入る意味が分からない」と読まれます。販売のアルバイトは多くの学生がしていて、経験の有無では分けられません。分けるのは、その経験の中で何をしたかです。「常連を作った」「提案して受け入れてもらった」「困りごとを収めた」「売り場や手順を変えて数を動かした」の行動は、自由記述に書かれていて、店の商品によって求める行動が違います。当社が最初にお願いするのは、「何を売る店か」で求める行動を一つ決め、アルバイト経験の有無を「見ない条件」に、その行動を「優先する条件」に上げることです。それで対象は絞れ、文面に「新卒で入ると何年目に何を任されるか」を書けるようになります。
学生が、確かめること
- 何を売る店か:食品か、服か、車か、家電か、化粧品か。「販売職」では分からない。客と何をするかが変わる
- 客と何をするか:レジと品出しか、提案か、常連との関係か、困りごとの相談か。自分のアルバイトと何が違うか
- シフトと休みはどうか:土日に休めるか。連休が取れるか。閉店後の時間。最も多く辞退の理由になる
- 何年目に店の何を任されるか:発注か、売り場か、シフトの作成か、店長か。新卒で入る意味はここで決まる
- 本部への道があるか:バイヤー、販促、店舗開発、人事に行けるか。行った人がいるか。「ずっと店か」
- 勤務地と異動:どの店か。異動の範囲と頻度。住まいは変わるか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 店と行動で絞り、店長の名義で「あなたの常連を作った経験を読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | アルバイト経験の有無を見ずに、行動で絞れる。販売を志望していない学生にも届く。販売職向けのオファー文面 |
| 店長か本部に行った人が、店の一日と本部への道を自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「アルバイトと同じ」「ずっと店」の像を、店長の仕事と本部への道の記事で置き換える |
| 体験談があり、企業ページにシフトと休みと店の任され方を先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 大手の「店に配属」「シフトがきつい」に対して、入る前にシフトと道が分かる会社として読まれる |
| 何を売る店かで求める行動が決まっていない | どれも先ではない | 店舗運営の責任者と決めてから |
| 店長の面談の枠が確保できていない | どれも先ではない | 人事だけの面談では「店で何をするか」に答えられず、運用が止まる |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、店長が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で常連を作った経験を読んだ一文を、記事で店の一日と本部への道を。OfferBoxとWantedlyの併用
- 自店のアルバイトからの採用を主に、媒体をアルバイトの外の学生に:アルバイトの学生に媒体で送らない。アルバイトから新卒で入った人の道を、媒体の文面と記事に書く。リファラルとの併用
- 文系の学生の探し方と重ねる:文系の採用媒体の選び方、営業職の採用媒体の選び方。営業志望の学生の中に、販売職に合う学生がいる
- 面談の聞き方の型を、揃える:「何を売ったかより、常連はどうやってできたか、提案が断られたとき何をしたか、数が動いたとき何を変えたか」。明るさの印象で決めない
- 内定前に、店を見せる:店長の一日と、シフト表と、本部に行った人の話を。内定辞退が続くときの見直し方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのは店長:媒体と代行の違い
見せ方|「販売職」ではなく、何を売る店で、何年目に何を任され、休みはどうか
- 「販売職」「接客が好きな方」「人と話すのが好きな方」を消す:自分の店のアルバイトと同じ仕事に見える
- 何を売る店かを、職種名に:「〇〇を売る△△店の販売」「□□の専門店の販売と提案」。商品と店の形を先に
- 新卒で入る人が何年目に何を任されるかを、時期で:「最初の年はレジと品出しと接客。発注は△か月目から、売り場は□年目から、店長は〇年目から」。アルバイトとの違いはここで書く
- シフトと休みを、最初に:「土日は月に〇回休める。連休は△△。閉店後の作業は□□まで」。数値は自社の実態で。この記事では書かない。隠して内定後に伝えると辞退される
- 本部への道を、実態で:「本部のバイヤー・販促・店舗開発に行った人が〇人。店長を経てから」。無いなら無いと。「ある」と書いて誰も行っていないと、体験談に書かれる
- 勤務地と異動を、書く:「最初の店は〇〇。異動は△△の範囲で□年に一度」。住まいが変わるなら、変わると
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 何を売る店かで求める行動、何年目に何を任せるか、シフトと休み、本部への道、異動の範囲を決める | 店舗運営の責任者 |
| 店長の面談の枠を、営業時間の外に固定する | 店舗運営の責任者。書く前に |
| 行動で絞る条件 | 店長が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 店長か本部に行った人が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | 店長 |
| 面談 | 店長と人事。聞き方の型を揃えて。明るさの印象で決めない |
| 辞退の理由の記録 | 人事。シフトか、勤務地か、仕事の中身か、他社かを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、求める行動の決定、面談の枠の固定、名義、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
販売職の採用で、申し込んだあとに運用が止まる会社に共通するのは、店長の面談の枠を決めずに送り始めることです。店長の時間は店の営業で埋まっていて、「承認が来たら面談を入れる」では、面談の候補日が閉店後か定休日に限られ、学生の日程と合わず、承認から面談までの間に他社で決まります。当社が案内するのは、送り始める前に、店長の面談の枠を週に何回、どの時間に置くかを店舗運営の責任者と固定し、その枠の数から送る数を逆算することです。枠が週に少ししか取れないなら、送る数を減らし、絞る条件を強くして、一人ひとりに店長の名義で書きます。枠に合う数を送って全員に店長が会う状態のほうが、内定後の辞退が減ります。
まとめ
- 販売のアルバイト経験は多くの学生が持っていて、経験の有無では絞れない。「何を売る店か」で求める行動を先に決め、「常連を作った・提案して受け入れてもらった・困りごとを収めた・売り場や手順を変えて数を動かした」で絞る
- 「接客が好きな方」の掲載は、自分の店のアルバイトと同じ仕事に見える。新卒で入る人が何年目に店の何を任されるかを先に書く
- 送る型(OfferBox)は店と行動で絞って店長の名義で、記事を置く型(Wantedly)は店の一日と本部への道を、比べられる場(ワンキャリア)は「店に配属」の体験談に対して企業ページにシフトと休みと店の任され方を先に
- 学生が確かめるのは「何を売る店か・客と何をするか・シフトと休み・何年目に何を任されるか・本部への道・勤務地と異動」。シフトと休みは隠さない
- 店長の面談の枠を営業時間の外に先に固定し、その数から送る数を決める
よくある質問
シフトと土日出勤を最初に書くと、エントリーが減りませんか
減ります。減るのは、土日に休めると思って来て、内定後にシフトを知って辞退する学生です。「土日は月に〇回休める。連休は△△」と実態で書くと、それでも来る学生が残り、内定後の辞退が減ります。エントリーの数ではなく、内定後にシフトで辞退した数で効果を見ます。
本部への道がほとんどありません。書かないほうがよいですか
「本部に行ける」と書いて誰も行っていないと、体験談に書かれて次の年の学生が離れます。道が無いなら、店長として店を任される道と、店長の仕事の中身を書きます。「店長は〇年目から。店長が決められるのは□□」と、店で任される範囲を時期で書くほうが、「ずっと店か」の不安に答えられます。
販売職の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。求める行動の決定、店長の面談の枠の固定、名義、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、販売職の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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