オンラインでの内定者フォロー|向く中身と向かない中身

採用ノウハウ内定辞退・承諾率 更新日 2026/9/22

内定者が遠方にいる、または現場の社員の時間が取れないので、内定者フォローをオンラインでしたい。ところが、対面の懇親会をそのままオンラインに移して全員を集め、画面越しに会社の説明をし、録画を送り、静かな内定者は一言も話さずに終わって、「会った気がしない」と離れる。結論から言うと、オンラインは「対面の代わり」ではなく、四つの中身(読むもの・話す相手・会う場・答えてくれる窓口)のうち「話す相手」と「窓口」に向き、「会う場」には向きません。遠方の内定者と、現場の社員の時間が取れない会社では、オンラインの短い一対一(現場の社員と、返事の要らない短い便り)を主にし、会う場は回数を減らして対面に寄せます。全員を集めるオンラインの懇親会は、静かな内定者が置いていかれて離れます。画面越しで「何をするか」を具体にするには、仕事の画面と現場の音を見せます。 四つの中身の基本は内定者フォローの基本、年間の並べ方は内定者フォローの年間計画で書きました。この記事は、オンラインで何をして何をしないかを書きます。

この作業の目的|オンラインで、「話す相手」を途切れさせない

オンラインの利点は、移動が要らず、短い時間で、一対一ができることです。欠点は、大勢を集めると誰も話さず、画面越しの説明は残らず、「会った」にならないことです。

目的は、対面をオンラインに置き換えることではなく、遠方の内定者と、時間の無い現場の社員の間で、「話す相手」との接点を途切れさせないことです。

オンラインの内定者フォローで、起きる失敗

失敗何が起きるか
対面の懇親会をそのままオンラインに移す大勢が画面に並び、話す人が固定され、静かな内定者は一言も話さない
画面越しに会社の説明をする選考で聞いた話の繰り返しで、残らない。「入社したら何をするか」が具体にならない
録画を送るだけにする見られない。見ても「話す相手」にならない
時間を長くする対面と同じ時間を画面で過ごすと、内定者が疲れる。オンラインは短く
全員に同じ時間を強いる遠方の内定者の時差や、卒業研究の時間と重なる
オンラインだから「いつでも」と頻度を増やす連絡が増えて、拘束と読まれる

共通するのは、オンラインを「対面の代わり」として使い、「オンラインに向くこと」に絞っていないことです。

四つの中身のうち、オンラインに向くもの

中身オンライン理由
読むもの向くもともと画面で読む。仕事の画面の録画、現場の短い動画を足せる
話す相手最も向く現場の社員と内定者の一対一が、短い時間で、移動なしでできる
会う場向かない大勢を集めると誰も話さず、「会った」にならない。対面に寄せる
答えてくれる窓口向く質問を送って数日で返る形は、もともとオンライン

オンラインは「話す相手」と「窓口」を主にし、「会う場」は回数を減らして対面に寄せます。遠方で対面が難しいなら、会う場を一年に一度か二度に絞り、交通費を会社が持ち、その一度で配属先と同期に会う形にします。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「オンラインなら移動が要らないので、内定者を集める回数を増やせる」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、内定後の運用まで見ていますが、オンラインで集める回数を増やした会社ほど、内定者の出席が減り、出ても画面を切って聞くだけになり、「会った気がしない」まま入社の日を迎えます。オンラインの画面に大勢が並ぶ場は、話す人が固定され、静かな内定者は最後まで一言も話しません。対面なら隣の人と小さく話せますが、画面ではそれができません。当社が最初にお願いするのは、オンラインで集めるのをやめ、オンラインを一対一に使うことです。現場の社員と内定者が、月に一度、画面で短く話す。中身は会社の説明ではなく、「最近の仕事で何があったか」と「最近どう」です。一対一なら、静かな内定者も話します。集める場は、回数を減らして対面に寄せ、遠方なら交通費を会社が持って一度で済ませます。オンラインで増やすのは、集める回数ではなく、一対一の回数です。

遠方の内定者への、型

遠方の内定者は、「会えないから不安」ではなく、「会えないのに集められるから不安」になります。一対一と便りで「話す相手」を保ち、集めるのは一度に絞ります。

オンラインの会う場を、それでもするなら

条件を満たせないなら、オンラインの会う場はしないほうが、内定者の時間を奪いません。

媒体ごとに、変わる点

三つとも、オンラインで主にするのは「話す相手」で、入口で会った人が話す相手になることが要です。

社内の分担

作業誰が
オンラインで何をして何をしないかを決める採用の責任者
一対一の話す相手現場の社員。月に一度、短く
返事の要らない便り現場の社員。写真一枚でもよい
仕事の画面と現場の音の短い動画配属先の責任者が許可し、現場が撮る
対面の会う場の日程と交通費人事。年に一度か二度
文字の窓口人事と現場の一人。数日で返す
内定者の時間帯と節目を聞く話す相手が聞き、人事が記録

運用代行や代理店が支えられるのは、型の設計、便りの下書き、動画の構成までで、一対一の話す相手、便り、窓口の返事は社内が担います。

エージェントベストの見解

オンラインのフォローで、当社が先にお伝えしているのは、「一対一は、集める場より現場の時間が要る」ということです。集める場は一度に済みますが、一対一は内定者の数だけ回数が要ります。申し込んだあとに内定後の運用が止まる会社に共通するのは、「オンラインで一対一」と決めながら、現場の社員一人に内定者を何人も付け、繁忙期に一対一が途切れて、内定者に「約束と違う」と読まれることです。当社が案内するのは、決める前に、現場の社員一人が持てる内定者の数と、月に一度の一対一の時間(何分か)を配属先の責任者と決め、足りないなら、話す相手を年の近い先輩に広げるか、一対一の頻度を落として便りで補うことです。一対一が月に一度から二か月に一度になっても、途切れないほうが、途切れる月一より効きます。現場の時間から逆算して頻度を決め、決めた頻度を年間の表に書く。それが、オンラインで途切れないフォローです。

まとめ

よくある質問

内定者が全国に散っていて、対面の会う場を一度も作れません

一対一と便りで「話す相手」を保てば、会う場が無くても「何をするか」は持ち続けられます。それでも一度は対面を置きたいなら、入社直前ではなく中だるみの時期に、交通費を会社が持って一度だけ集め、配属先の見学と同期との対面を一度で済ませます。オンラインで集める回数を増やして代わりにしないことです。

現場の社員が、画面での一対一を嫌がります

会社の説明を求めないことを、先に伝えます。「最近の仕事で何があったか」を話すだけでよく、時間は短く、月に一度か二か月に一度でよいと決めます。それでも難しいなら、話すのではなく、写真一枚と一行の便りを送る形にします。話す相手は、話す量ではなく、途切れないことで効きます。

オンラインの内定者フォローは、御社に相談できますか

できます。当社は、型の設計、便りの下書き、動画の構成を支えられます。一対一の話す相手、便り、窓口の返事は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、内定後の運用まで含めて支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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