理系学生の採用スケジュール|研究室の山と推薦の流れ
理系の学生を、新卒で採りたい。ところが、「理系」で一括りにして時期を置き、研究室の山(実験、学会、卒論と修論の締め)を見ず、学校の推薦の流れを知らずに媒体だけで探し、承認の少なさを「理系には向かない」と読み、選考が長くて研究と両立できず、研究と仕事のつながりを内定の後に知られて離れる。結論から言うと、理系の年間は、「研究室の山で動ける時期が決まる」「学校の推薦の流れがある学科では、学生の動きが推薦の時期で決まる」「就職活動に使える期間が文系より短い」「現場の技術者の時間が上限になる」の四つを前提に組みます。「理系」を一括りにせず、研究を続ける層と続けない層、推薦の流れがある学科と無い学科の四つに分け、それぞれに年間を持ちます。推薦で流れる学生を媒体で探しても来ないので、媒体の承認の少なさを「向かない」と読まず、推薦の外の学生の数として読みます。研究室の山の外に、面談と面接を短く置き、研究と仕事のつながり(テーマがそのまま活きるか、装置と手法が活きるか、配属はどう決まるか)を内定の前に伝えます。推薦の仕組みと時期は、各校と各研究室で確認してください。 この記事では、理系の年間で起きる失敗、理系の年間の特徴、四つに分ける、期間ごとの動き、数の読み方、一枚の型、分担を整理します。理系の母集団の作り方は理系学生の母集団形成、OfferBoxの運用は理系学生を採る会社のOfferBox運用、大学院生は大学院生の採用スケジュール、高専生は高専生の採用スケジュールで書きました。
この作業の目的|短い期間の中で、山の外に会う
理系の学生が就職活動に使える期間は短く、その期間も研究室の山で分断されます。目的は、その短い期間の、山の外の時間に、自社が会えている状態を作ることです。会社の都合で「この時期に全員」と置くと、山と重なった学生は受けられません。学生ごとに山を聞き、その外に短く置けば、同じ期間でも会える学生が増えます。
理系の年間で、起きる失敗
- 「理系」で一括りにする:機械、電気、化学、情報、生物、農学で、研究室の山も推薦の流れも違う。研究を続ける層と続けない層でも違う。一つの年間に乗せると、どれにも合わない
- 研究室の山を、見ない:実験の連続する期間、学会、卒論と修論の締め。学生ごとに違い、聞かないと分からない
- 推薦の流れを知らずに、媒体だけで探す:推薦で流れる学生は媒体を更新していないことが多く、検索しても来ない。OfferBoxで理系学生を探す方法
- 承認の少なさを、「向かない」と読む:推薦で流れる学生を探して来ないのは、探す場所の問題。推薦の外の学生の数として読めば、少なくても届いている
- 選考が長くて、研究と両立できない:面談、説明会、一次、二次、最終と続くと、山に入って離れる
- 研究と仕事のつながりを、内定の後に知られる:「研究を活かせる」と読んで承諾し、配属で違うテーマを知って離れる
理系の年間の、特徴
| 特徴 | 年間への影響 | 設計 |
|---|---|---|
| 研究室の山で動ける時期が決まる | 会社の都合で時期を置けない | 学生ごとに山を聞き、外に置く |
| 推薦の流れがある学科がある | 推薦の時期で学生の動きが決まる。媒体に来ない | 推薦の年間と自由応募の年間を分ける |
| 使える期間が短い | 選考を長くできない | 面談一回と面接一回か二回に絞る |
| 現場の技術者の時間が上限 | 面談と面接に技術者が要る | 技術者の時間を先に押さえる |
- 文系との違いは、期間の短さと推薦の有無:文系学生の採用スケジュール
- 現場の技術者の時間が、年間の上限:人事の時間ではなく、技術者が面談と面接に出られる時間で、会える学生の数が決まる。理系学生を採る会社のOfferBox運用
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。理系の採用の相談で、「理系を採りたいが、いつ動けばよいか」と聞かれることがあります。「理系」の一語では答えられず、四つに分けると答えが変わります。研究を続ける層(研究職、開発職)は、研究室の山と推薦の流れで時期が決まり、会社が合わせる側です。研究を続けない層(技術営業、生産技術、品質、情報系の開発)は、文系に近い期間で動き、職種を決めてから時期を置けます。推薦の流れがある学科は、推薦の時期に自社が候補に入っているかで決まり、無い学科は自由応募の年間で動けます。当社がお願いしているのは、「理系」で年間を一つ作らず、採りたい層と学科で四つに分け、それぞれに年間を持つことです。最初に分けるのは研究を続けるか続けないかで、分けずに一つの年間で動くと、続けない層を遅らせ、続ける層を山に重ねます。
四つに分ける
| 層 | 推薦の流れがある学科 | 推薦の流れが無い学科 |
|---|---|---|
| 研究を続ける層 | 推薦の年間。研究室との関係を先に。媒体は推薦の外の学生に | 自由応募の年間。研究室の山を学生ごとに聞いて、外に置く |
| 研究を続けない層 | 推薦の枠に入らない職種なら、自由応募の年間。職種を先に | 文系に近い年間。職種を決めてから時期を置く |
- 研究を続ける層は、研究室が起点:採りたい研究のテーマと研究室を決め、山と推薦の流れを確かめてから動く。大学院生の採用スケジュール
- 研究を続けない層は、職種が起点:「理系を採る理由」を職種で決め、その職種で確かめることを書き出してから時期を置く。理系学生の母集団形成
期間ごとの、動き
| 期間 | 研究を続ける層 | 研究を続けない層 |
|---|---|---|
| 準備 | 研究室を決め、山と推薦の流れを確かめる。技術者の時間を押さえる | 職種と「理系を採る理由」を決める。技術者の時間を押さえる |
| 早期 | 研究室との関係。推薦の外の学生に、研究と仕事のつながりで | 職種と仕事の中身から。「知る入口」 |
| 選考期 | 山の外に面談一回と面接一回か二回。研究の発表を面接に | 返信と面談の速さで。面談に技術者が出る |
| 後期 | 推薦で決まらなかった学生と、山の後に動く学生 | 絞って速く |
| 内定フォロー | 卒論と修論の時期に連絡を減らす。配属先の技術者と会わせる | 週一回の連絡と月一回の場。配属先と会わせる |
| 振り返り | 研究室ごとの予定と実際 | 職種ごとの予定と実際 |
| 次の準備 | 研究室に翌年の予定を確かめる | 職種と仕事の中身を更新する |
- 面談と面接に、技術者が出る:人事だけで研究と仕事のつながりを話さない。技術者の時間を、準備の期間に先に押さえる
- 研究と仕事のつながりを、内定の前に伝える:「テーマがそのまま活きるのは〇〇の場合。装置と手法は△△で活きる。配属は□□で決まる」。化学業界の設計、半導体業界の設計
- 卒論と修論の時期に、連絡を減らす:減らすことを先に伝える。内定者フォローの年間計画
数の読み方|承認の少なさは、推薦の外の数
- 媒体の承認が少ないのは、推薦で流れる学生が媒体にいないから:探す場所の結果で、自社が理系に向かない証拠ではない
- 数を、推薦経由と媒体経由で分けて見る:推薦の年間の数と、自由応募の年間の数を足さない
- 媒体の承認は、「推薦の外の学生に届いた数」として読む:一人でも、推薦では会えなかった一人
- 研究を続ける層と続けない層で、数を分ける:続けない層は文系に近い数で動く。続ける層の数と足さない
- 3媒体(OfferBox・Wantedly・ワンキャリア)で理系をどう探せるかは、各媒体の仕様で確認する:研究のテーマの記述の読み方は媒体で違う
一枚の型
- 縦に、四つの年間(続ける層×推薦あり/なし、続けない層×推薦あり/なし)のうち自社にあるもの:それぞれに七つの期間
- 横に、「研究室の山(学生ごと)」「推薦の時期」「面談と面接の枠」「技術者の時間」「担当の時間」「内定フォロー」
- 欄外に、採りたい研究室と職種、確認先(各校・各研究室)
- 技術者の時間を、太字で先に:上限として
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 研究を続ける層と続けない層、採りたい研究室と職種を決める | 技術の責任者と人事 |
| 推薦の流れと研究室の山を確かめ、毎年更新する | 人事と技術者 |
| 四つの年間を分けて置く | 人事責任者 |
| 技術者の面談と面接の時間を先に押さえる | 技術の責任者 |
| 面談と面接に出て、研究と仕事のつながりを話す | 技術者 |
| 数を推薦経由と媒体経由、層ごとに分けて見る | 人事 |
| 卒論と修論の時期に連絡を減らし、配属先の技術者と会わせる | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、四つに分ける型、期間ごとの動きの型、媒体での研究のテーマと職種の絞り込み、文面の下書き、送信、一次返信、日程の調整、数の見方の型、内定フォローの型までで、層と研究室と職種の決定、推薦の流れの確認、技術者の時間の確保、面談と面接、研究と仕事のつながりの開示は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは数字の読み方の話です。理系の採用の相談で、「媒体で理系を検索して送ったが、承認が文系の半分以下。理系には向かないのか」と言われることがあります。当社は3媒体すべての販売パートナーとして運用を見ていますが、理系の承認が少ないのは、推薦で流れる学生が媒体を更新しておらず、検索しても来ないからで、自社が理系に向かない証拠ではありません。その少ない承認は、推薦の外にいる学生(推薦の無い学科、推薦の枠に入らなかった学生、研究を続けない層)に届いた数で、推薦では会えなかった学生です。当社がお願いしているのは、数を推薦経由と媒体経由、研究を続ける層と続けない層で分けて置き、媒体の承認を「推薦の外の数」として読むことです。文系の承認と比べて「少ない」と読むと、推薦の外の学生に届く入口を止めることになります。比べるのは文系ではなく、前年の同じ層の同じ入口の数です。
まとめ
- 理系の年間は「研究室の山で時期が決まる」「推薦の流れがある学科がある」「使える期間が短い」「技術者の時間が上限」の四つを前提に組む。「理系」を一括りにしない
- 研究を続ける層/続けない層、推薦の流れがある学科/無い学科の四つに分け、自社にある年間をそれぞれ持つ。最初に分けるのは続けるか続けないか。推薦の仕組みは各校と各研究室で確認
- 続ける層は研究室が起点で、山と推薦の流れを確かめてから山の外に短く置く。続けない層は職種が起点で、文系に近い年間。面談一回と面接一回か二回に絞り、技術者が出る
- 媒体の承認の少なさは推薦で流れる学生が媒体にいない結果で、「推薦の外の数」として読む。推薦経由と媒体経由、層ごとに数を分け、文系と比べない
- 研究と仕事のつながりを内定の前に伝え、卒論と修論の時期に連絡を減らし、配属先の技術者と会わせる。技術者の時間を準備の期間に先に押さえる
よくある質問
技術者が忙しく、面談と面接に出る時間がありません
技術者の時間が、会える学生の数の上限です。時間が無いなら、会える数を減らし、送る数もそれに合わせて減らしてください。人事だけで面談と面接をすると、研究と仕事のつながりを話せず、内定の後に離れます。技術者の時間を準備の期間に先に押さえ、面談と面接を一日にまとめる、面接に研究の発表を含めて準備を減らす、で時間を作ってください。
推薦の流れがある学科で、自由応募の学生も採れますか
学科と学校で違うので、各校と各研究室に確かめてください。推薦の枠に入らなかった学生や、推薦の後に自由に動ける時期がある学科もあります。推薦の年間と自由応募の年間を分けて持ち、自由応募の範囲を学校と合意してから動いてください。推薦の仕組みがある研究室に確かめずに直接送ると、学生が研究室で答えにくくなることがあります。
理系学生の採用スケジュールは、御社に相談できますか
できます。当社は、四つに分ける型、期間ごとの動きの型、媒体での研究のテーマと職種の絞り込み、文面の下書き、送信、一次返信、日程の調整、数の見方の型、内定フォローの型を支えられます。層と研究室と職種の決定、推薦の流れの確認、技術者の時間の確保、面談と面接、研究と仕事のつながりの開示は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
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- 採用人数・時期・体制から、どの媒体で何をするかを一緒に整理します
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