大学院生の採用スケジュール|研究室の山の外に選考を置く
修士・博士の大学院生を、新卒で採りたい。ところが、学部生と同じ年間に乗せ、研究室の山(学会、論文、実験の時期)を見ず、教授の関与と推薦の流れを知らず、選考の回数が多すぎて研究と両立できず、研究のテーマと配属のずれを内定の後に知られ、博士を修士と同じに扱う。結論から言うと、大学院生の採用は、学部生と同じ年間で動かしません。「院生は学部生より遅く動く」は誤解で、動ける時期が研究室ごとに違うだけです。先に研究室の山を学生ごとに聞き、その山の外に選考の時期を置き、面談と面接の回数を絞って研究と両立できる形にします。教授の関与と推薦の流れが先にあるので、推薦の年間と自由応募の年間の二本を持ち、推薦の時期は各研究室と各校で確認します。研究のテーマと配属の関係(テーマがそのまま仕事になるか、装置と手法が活きるか、配属はどう決まるか)は、内定の前に事実として伝えます。博士は修士とさらに違い、研究の区切りと学位の時期で年間を別に持ちます。 この記事では、大学院生の採用で起きる失敗、学部生との違い、研究室の山を先に聞く手順、二本の年間、選考の回数と時期、内定後の両立、一枚の型、分担を整理します。研究室のテーマで探す方法はOfferBoxで研究職志望の学生を探す方法、理系の推薦の流れはOfferBoxで理系学生を探す方法、年間の七つの期間は母集団形成の年間計画で書きました。推薦の仕組みと時期は、各研究室と各校で確認してください。
この作業の目的|研究室の山の外に、選考を置く
目的は、学生が研究を止めずに選考を受けられる形を、会社の側で作ることです。大学院生は、就職活動に使える期間が学部生より短く、その期間も研究室の山で分断されます。会社が学部生の年間で「この時期に面談、この時期に面接」と置くと、山と重なった学生は受けられず、受けた学生も研究が止まって離れます。山を先に聞いて、その外に置けば、同じ選考の回数でも、受けられる学生が増えます。
大学院生の採用で、起きる失敗
- 学部生と同じ年間に、乗せる:早期の時期に院生は研究の山にいて、選考期の時期に論文の締めが来る。時期が合わない
- 研究室の山を、見ない:学会の発表、論文の締め、実験の連続する期間、指導教員の不在。研究室ごとに違い、聞かないと分からない
- 教授の関与と、推薦の流れを知らない:研究室から会社への推薦の流れがある分野では、学生が自由に応募できる時期と範囲が決まっていることがある。知らずに直接送って、研究室で止まる
- 選考の回数が、多すぎる:面談、説明会、一次、二次、最終と続くと、研究と両立できない。院生は途中で離れる
- 研究のテーマと配属のずれを、内定の後に知られる:「研究を続けられる」と読んで承諾し、配属で違うテーマを知って離れる。化学業界の設計で書いた形
- 博士を、修士と同じに扱う:学位の時期、研究の区切り、年齢と経験が違う。修士の年間に博士を乗せると、どちらにも合わない
学部生との違い
| 観点 | 学部生 | 大学院生 |
|---|---|---|
| 使える期間 | 長い。早期から動ける | 短い。研究室の山で分断される |
| 動ける時期 | 年間で大きくは同じ | 研究室ごとに違う |
| 関与する人 | 本人とキャリアセンター | 本人と指導教員と研究室 |
| 入口 | 媒体、学校、イベント | 推薦の流れと、自由応募の両方 |
| 確かめること | 仕事の内容と会社 | 研究のテーマと配属の関係、装置と手法が活きるか |
| 選考の回数 | 複数回に耐える | 絞らないと両立できない |
- 「遅く動く」ではなく、「動ける時期が違う」:早期に承認されないのは、興味が無いのではなく、山にいるから。時期をずらせば承認する
- 指導教員の関与は、分野で違う:推薦の流れが強い分野と、自由応募が中心の分野。各研究室で確認する
- 博士は、さらに別:学位の時期と研究の区切りが年間を決める。修士の年間から独立して持つ
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。大学院生の採用の相談で、「院生は動きが遅いので、選考期の後半にまとめて送りたい」と言われることがあります。研究室ごとに見ると、早期に動ける研究室と、選考期の後半に論文の締めが来て動けない研究室があり、「遅い」のではなく「研究室ごとに時期が違う」だけでした。後半にまとめて送ると、その時期に山にいる研究室の学生が全員受けられません。当社がお願いしているのは、「院生はいつ動くか」を一つの答えにせず、採りたい研究室の山を学生ごとに聞き、山の外に面談と面接を置くことです。3媒体(OfferBox・Wantedly・ワンキャリア)のどれで探すにしても、送る前に山を聞く手順は同じで、プロフィールの研究の記述から研究室が分かれば、その研究室の学会と論文の時期を先に確かめられます。時期を学生に合わせる会社は、選考の回数が同じでも、受けられる学生が増えます。
研究室の山を先に聞く、手順
- 採りたい研究のテーマと研究室を、先に決める:自社の製品と仕事に近いテーマ。OfferBoxで研究職志望の学生を探す方法
- その研究室の山を、確かめる:学会の時期、論文の締め、実験が連続する期間、指導教員の不在。学生に直接聞くか、研究室の公開の予定で。聞く前に送らない
- 推薦の流れが、あるかを確かめる:その分野と研究室で、会社への推薦の仕組みがあるか。あるなら、推薦の時期と、自由応募ができる範囲。各研究室と各校で確認
- 山の外に、面談と面接の時期を置く:学生ごとに違ってよい。「この時期に全員」を止める
- 選考の回数を、絞る:面談一回と面接一回か二回。説明会を面談に含める。研究の発表を面接の一部にする形も
- 研究のテーマと配属の関係を、面談で先に伝える:後述
推薦と自由応募の、二本の年間
- 推薦の年間:研究室と会社の関係が先にある。求人の案内を研究室に届ける時期、推薦が決まる時期、推薦の後の選考の時期を、研究室ごとに確かめて置く。推薦の後の選考を、長くしない
- 自由応募の年間:媒体と学校のイベントから。研究室の山を学生ごとに聞いて、面談と面接を山の外に。推薦の時期と重なる月に印を
- 二本を、一枚に:同じ研究室から推薦と自由応募の両方が来ることがある。台帳で分ける。2卒年を同時に動かすときの整理の五つと同じ考え方
- 推薦の流れが強い分野で、自由応募だけで採ろうとしない:研究室との関係を先に。OfferBoxで理系学生を探す方法
- 博士の年間は、修士の二本とは別に:学位の審査の時期、研究の区切り、ポストの決まり方。博士の学生ごとに、一人ずつ年間を置く形になることが多い
選考の回数と、時期の置き方
- 回数は、面談一回と面接一回か二回:説明会は面談に含める。一次と二次を一日にまとめる形も
- 面接に、研究の発表を含める:学生が研究室で使う資料で発表してもらう。学生の準備の時間が減り、会社は研究の中身と話し方を見られる
- 時期は、学生ごとに山の外:「この日に全員」を止め、面接の枠を数か所に分けて持つ
- 研究のテーマと配属の関係を、面談で先に伝える:「テーマがそのまま仕事になるのは〇〇の場合。装置と手法は△△で活きる。配属は□□で決まる」。化学業界の設計、半導体業界の設計
- 面接に、研究の人が出る:人事だけで研究の話を聞かない。研究の人が「自分のテーマと配属がどうだったか」を話す
内定後の、研究との両立
- 内定の後も、学生は研究の山の中にいる:内定フォローの連絡と場を、山の外に置く。学部生と同じ月一回の場に無理に呼ばない
- 論文と学位の時期を、内定フォローの年間に入れる:その時期は連絡を減らす。減らすことを本人に先に伝える
- 配属先の研究の人と、内定の後に一度会わせる:テーマと配属の関係を、本人の言葉で。内定者フォローの年間計画
- 入社の前に、研究の区切りがつくかを確かめる:修了が遅れる可能性があるなら、入社の時期の扱いを先に決める
一枚の型
- 縦に、推薦の年間・自由応募の年間・博士の年間:それぞれに七つの期間
- 横に、「研究室の山(学生ごと)」「面談と面接の枠」「担当の時間」「研究の人の時間」「内定フォロー(山の外)」
- 欄外に、採りたい研究室と、確認先(各研究室・各校)
- 重なる月に印を入れ、研究の人の時間を先に押さえる
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 採りたい研究のテーマと研究室を決める | 研究・技術の責任者と人事 |
| 研究室の山と推薦の流れを確かめる | 人事と研究の人 |
| 推薦と自由応募と博士の年間を分けて置く | 人事責任者 |
| 選考の回数を絞り、面接に研究の発表を含める | 人事責任者と研究の責任者 |
| 面談と面接に研究の人が出る | 研究の人 |
| 研究のテーマと配属の関係を、何を伝えるか決める | 研究の責任者と人事 |
| 内定フォローを山の外に置き、配属先の人と会わせる | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、山を聞く手順の型、二本の年間の型、媒体での研究室のテーマの絞り込み、文面の下書き、送信、一次返信、日程の調整、内定フォローの型までで、研究室の決定、推薦の流れの確認、選考の回数と時期の決定、研究の人が話すこと、面接、テーマと配属の開示は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。大学院生の採用で、「まず媒体で院生を検索して、承認された学生から面談を組みたい」と言われることがあります。当社がお願いする順番は、「採りたい研究室を決める」、「その研究室の山と推薦の流れを確かめる」、「山の外に面談と面接の枠を置く」、「それから検索して送る」、です。検索と送信を先にすると、承認された学生の山が分からないまま面談の日程を出し、山と重なった学生が受けられず、受けた学生も研究が止まって離れます。研究室を先に決めて山を聞くと、送る時期と面談の枠が学生に合い、承認の後に止まる形が消えます。院生の採用は、送ってから合わせるのではなく、合わせてから送る順番です。研究室の山を聞く時間を、送る前の準備の期間に入れておいてください。
まとめ
- 大学院生は学部生と同じ年間で動かない。「遅く動く」ではなく、研究室の山(学会・論文・実験)で動ける時期が研究室ごとに違う。博士は修士とさらに別
- 採りたい研究室を先に決め、山と推薦の流れを確かめてから、山の外に面談と面接を置き、それから送る。「この時期に全員」を止める
- 推薦の年間と自由応募の年間の二本を持ち、博士は別に。同じ研究室から両方が来ることを前提に台帳で分ける。推薦の仕組みと時期は各研究室と各校で確認
- 選考は面談一回と面接一回か二回に絞り、面接に研究の発表を含め、研究の人が出る。研究のテーマと配属の関係を内定の前に事実として伝える
- 内定フォローは山の外に置き、論文と学位の時期は連絡を減らす。配属先の研究の人と会わせ、修了が遅れる可能性の扱いを先に決める
よくある質問
研究室の山を、どうやって聞けばよいですか
面談の最初に、「学会と論文の締めと、実験が連続する時期を教えてください。その外に面接を置きます」と聞いてください。学生は答えられます。媒体のプロフィールで研究室が分かるなら、研究室の公開の予定(学会の発表の予定)で先に確かめられます。聞かずに日程を出すと、学生は「合わせられません」と言えずに離れます。
推薦の流れがある分野で、直接送ってもよいですか
分野と研究室で違うので、先に研究室に確かめてください。推薦の仕組みがある研究室に直接送ると、学生が研究室で答えにくくなることがあります。研究室との関係を先に持ち、推薦の年間を置いた上で、自由応募の範囲を研究室と合意してから送る形にしてください。推薦の流れが無い分野なら、自由応募の年間だけで進めて構いません。
大学院生の採用スケジュールは、御社に相談できますか
できます。当社は、山を聞く手順の型、二本の年間の型、媒体での研究室のテーマの絞り込み、文面の下書き、送信、一次返信、日程の調整、内定フォローの型を支えられます。研究室の決定、推薦の流れの確認、選考の回数と時期の決定、研究の人が話すこと、面接、テーマと配属の開示は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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- 採用人数・時期・体制から、どの媒体で何をするかを一緒に整理します
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