卒年をまたいでOfferBoxを運用するときの注意|卒年ごとに分けて混乱を防ぐ

OfferBox課題別 更新日 2026/9/12

前の卒年の内定者をフォローしながら、次の卒年の学生にオファーを送る。この時期、二つの卒年が同時に動きます。台帳が混ざり、文面の卒年表記を間違え、面談に出る人が両方に取られ、数字が混ざる。結論から言うと、卒年をまたぐ時期の混乱は、二つの卒年を「同じ運用」で回そうとすることから起きます。台帳・文面・面談に出る人・企業ページ・数字を、卒年ごとに分けます。前の卒年の内定者フォローの骨格を先に固め、次の卒年は少数で「接点を作る」目的に絞って始めます。現場の時間を、内定者の場と面談で分け、週の見直しを卒年ごとに行い、年度の切り替えは管理画面とヘルプで確認します。 この記事では、同時に動くと起きる混乱、卒年ごとに分けるもの、内定者フォローを先に固めること、次の卒年を少数で始めること、現場の時間、週の見直し、年度の切り替え、分担を整理します。年間の組み方はOfferBoxの年間運用スケジュールの組み方、内定者フォローはOfferBoxで内定を出したあとのフォローで書きました。この記事は、重なる時期に絞ったものです。

この作業の目的|二つの卒年を、「別の運用」として並べる

卒年をまたぐ時期は、「忙しい時期」ではなく、「二つの運用が並ぶ時期」です。忙しいから混乱するのではなく、二つを一つにしているから混乱します。

目的は、前の卒年の運用と次の卒年の運用を、台帳から数字まで分けて、それぞれを一つの運用として回すことです。

同時に動くと、起きる混乱

混乱何が起きるか
台帳が混ざる内定者の連絡日と、次の卒年の承認への返信日が、同じ表に並び、どちらかが抜ける
文面の卒年表記を間違える前の卒年の型をそのまま使い、年度の表記が古いまま送る。学生に「使い回し」と読まれる
面談に出る人が両方に取られる内定者の場と、次の卒年の面談が、同じ現場の若手に集中する
企業ページの年度表記がずれる選考の流れや条件が前の年度のまま。次の卒年の学生が「今年のものか」と迷う
数字が混ざる「今月の承認」に、内定者の承諾と次の卒年の承認が混ざり、どちらも見えない
管理画面の卒年の切り替えを忘れる次の卒年に送っているつもりで、前の卒年の学生を検索している
内定者フォローが薄くなる次の卒年の送信に時間を取られ、内定者への連絡が空く。辞退が出る

最も重いのは、「内定者フォローが薄くなる」です。次の卒年の承認より、前の卒年の内定者の承諾のほうが、近い成果です。

卒年ごとに、分けるもの

分けるもの前の卒年次の卒年
台帳内定者の一覧(連絡日、話す相手、期限)送った・承認・面談の台帳
文面の型使わない(内定後の連絡は別の型)年度表記を更新した型
面談・場に出る人内定者の場:配属先の若手、内定者同士面談:現場の人(内定者の場と別の人)
企業ページ内定者は見ない年度表記・選考の流れ・条件を更新
数字承諾の数、内定者との接点の回数送った→承認→面談の段ごとの数
週の見直し内定者の状況次の卒年の段ごとの止まり
管理画面内定者の状況の確認卒年を切り替えて検索・送信

分けると、それぞれが一つの運用になり、どちらかが薄くなったときに、薄くなった側が見えます。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「卒年をまたぐ時期は、次の卒年の早い時期に送ることが最も大事なので、内定者フォローは後回しでよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、OfferBoxの運用を見ていますが、この時期に内定者フォローが薄くなった会社は、次の卒年の承認は来ているのに、前の卒年の内定者の辞退が出て、採用の結果が減っています。次の卒年の承認は、面談・選考・内定と、まだ先が長く、前の卒年の内定者は、承諾まであと一歩です。当社が卒年をまたぐ時期の相談を受けるとき、最初にやるのは、次の卒年の送る数を決めることではなく、「内定者フォローの骨格が固まっているか」を確かめることです。固まっていれば、次の卒年は少数で始められます。固まっていなければ、次の卒年を始める前に固めます。

前の卒年の内定者フォローの骨格を、先に固める

骨格の作り方はOfferBoxで内定を出したあとのフォロー、内定者の活かし方はOfferBoxの内定者の活用で書きました。骨格が固まっていれば、フォローに使う時間は短くなります。

次の卒年は、少数で「接点を作る」目的に絞る

早い時期の考え方はOfferBoxの早期の運用、インターンとのつなぎはOfferBoxとインターンシップをつなげる設計で書きました。

現場の時間を、内定者の場と面談で分ける

現場の時間の分け方はOfferBoxの年間運用スケジュールの組み方の手順3で書きました。

週の見直しを、卒年ごとに

週の見直しの型はOfferBox運用の週次レビューのやり方で書きました。

年度の切り替えは、管理画面とヘルプで確認する

社内の分担

作業誰が
台帳・型・企業ページ・数字を卒年ごとに分ける人事
内定者フォローの骨格を先に固める人事と配属先
内定者の場に出る配属先の若手
次の卒年の文面と企業ページの年度表記を更新する人事
次の卒年を少数で始める人事
次の卒年の面談に出る現場の人(内定者の場と別)
現場の責任者に時期の依頼を先に伝える人事責任者
管理画面の卒年の切り替えと契約の切れ目を確認する人事

運用代行や代理店が支えられるのは、卒年ごとに分ける表の型、内定者フォローの骨格の型、次の卒年の型と企業ページの更新の案、週の見直しの項目の分け方までで、内定者との接点、面談、現場の時間の配分、管理画面の操作は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

これは順番の話です。当社がOfferBoxの卒年をまたぐ時期の相談を受けたとき、「次の卒年をいつから送るか」の話を最初にしません。先に、前の卒年の内定者フォローの骨格が固まっているかを確かめ、固まっていなければ固めます。次に、台帳と型と企業ページと数字を卒年ごとに分けます。それから、次の卒年を少数で始めます。逆に、次の卒年の送信から始めると、内定者フォローが薄くなり、辞退が出て、次の卒年の承認で埋め合わせようとして、読まずに送る形に入ります。当社が勧める順番は、骨格を固める、分ける、少数で始める、山を越えたら本格的に送る、です。

まとめ

よくある質問

人事一人で、両方の卒年を回せません

内定者フォローを「回すだけ」の骨格にして、次の卒年を少数に絞れば、一人で回せる大きさになります。それでも足りなければ、次の卒年を「接点を作る」だけに絞り、本格的に送るのを内定者の期限のあとに回します。内定者フォローを削らないことが、優先です。

内定者に次の卒年の面談に出てもらうのは、負担ではありませんか

本人の同意のうえで、回数を少なく、短い時間で、と決めれば、多くの内定者は引き受けます。内定者の側にも、「入社前から関わっている」が残り、承諾後の気持ちの揺れが減ることがあります。頼み方は「出てほしい」ではなく、「話を聞かせてもらえるか」で、断れる形にします。

卒年をまたぐ時期の運用は、御社に相談できますか

できます。当社は、卒年ごとに分ける表の型、内定者フォローの骨格の型、次の卒年の型と企業ページの更新の案、週の見直しの項目の分け方を支えられます。内定者との接点、面談、現場の時間の配分、管理画面の操作は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、OfferBoxの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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