ワンキャリアでITコンサルタントを募集するときの掲載とスカウト|間の位置を書く
ワンキャリアで新卒のITコンサルタントを募集したとき、最初にぶつかるのは「『ITコンサルタント』と掲載したのに、大手コンサルの体験談を読んだ学生が『戦略を考える仕事』の像で来て、面接で『常駐ですか』『コードは書きますか』と聞かれ、入社後に『顧客先に常駐して要件の整理と資料作りだった』『コンサルと言いながら開発の管理だった』と体験談に書かれる」という問題です。結論から言うと、ワンキャリアのITコンサルタントの掲載は、「ITコンサルタント」の名前ではなく「顧客と開発の間のどこに立ち、常駐はどの範囲で、最初の年は何を作り、コードを書くのか書かないのか、案件は誰が決めるか」を、学生が体験談で読む前に企業ページと募集に書き、面接ではケースではなく「間に立った行動」を聞きます。 コンサルタント全般の掲載はワンキャリアでコンサルタントを募集するときの掲載とスカウト、業界としての設計はコンサル業界の新卒採用でワンキャリアを使うときの設計で書きました。この記事はITコンサルタントに絞り、掲載とスカウトと選考をつなげて書きます。
ITコンサルタント志望の学生が、体験談で読んでいること
学生は、企業ページを読む前に、大手コンサルのITコンサルタントの体験談を読んでいます。大手の体験談は「ケース面接」「戦略と実行の両方」と書かれているため、学生は「この会社は大手と何が違うのか」を確かめています。
| 読んでいること | 掲載への意味 |
|---|---|
| 顧客と開発の間のどこに立つか | 顧客の側で要件を決めるのか、開発の側で管理するのか、両方の間か。「ITコンサルタント」の名前では分からない |
| 常駐の範囲 | 顧客先に常駐するか。どの範囲か。何か月か。自社に戻る日があるか。体験談で最も書かれる |
| 最初の年に何を作るか | 要件の資料か、テストの計画か、会議の議事録か。誰が見るか |
| コードを書くか | 書かないのか、読むのか、書くのか |
| 案件は誰が決めるか | 自分で選べるか。会社が決めるか。断れるか |
| 大手コンサルと何が違うか | 案件の大きさ。関わる範囲。一人あたりの裁量 |
| 情報系でなくても採るか | 文系から入った人がいるか。何を最初に覚えるか |
| 先輩の実態 | 最初の年にどこに常駐し、何を作り、いま何をしているか |
「常駐の範囲」と「間のどこに立つか」が、ITコンサルタントの体験談で最も読まれ、企業ページで最も書かれない項目です。
掲載に書くこと|間の位置、常駐、最初の年、コード、案件の決め方、大手との違い
| 書くこと | 書き方 |
|---|---|
| 職種名 | 「ITコンサルタント」ではなく「〇〇の業種の顧客と開発の間に立つITコンサルタント」。誰の間か |
| 間の位置 | 「顧客の側で要件を決め、開発会社に渡す。開発の管理は△△まで」。開発の管理が中心なら、そう書く |
| 常駐の範囲 | 「案件の〇割が顧客先に常駐。範囲は□□。期間は△か月から。週に〇日は自社に戻る」。良く見せない |
| 最初の年 | 「最初の〇か月は先輩の案件で議事録と要件の資料。△△か月目に要件の一部を、先輩の確認付きで」 |
| コード | 「コードは書かない。読めると要件が書きやすい。書きたい人は開発の募集へ」。書くなら、書くと |
| 案件の決め方 | 「案件は会社が決める。希望は聞くが、通るとは限らない。□年目から希望が通りやすい」 |
| 大手との違い | 「案件は大手より小さく、一つの案件で要件から導入まで見る。ケース面接はしない」 |
| 情報系以外から入った人 | 「文系から入った人が〇人。最初に覚えるのは□□」。いないなら、いないと |
| 先輩の話 | 最初の年にどこに常駐し、何を作ったか。盛らない |
企業ページには間の位置と常駐の範囲と大手との違いを、募集には最初の年とコードと案件の決め方を、と分担します。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「『ITコンサルタント』の名前は学生に人気だから、大手コンサルと同じ言葉で書けば集まる」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、ワンキャリアのITコンサルタントの掲載と選考を見ていますが、大手と同じ言葉で書いた会社の体験談には、「大手の体験談と同じことが書いてあったが、入ったら常駐で資料作りだった」「ケース面接があると思って準備したら、無かった」が書かれ、次の年の学生がそれを読んで離れます。学生は、大手の体験談を基準に読むので、大手と同じ言葉で書くと「大手の小さい版」と読み、大手に落ちた学生だけが来ます。逆に、「案件は大手より小さく、一つの案件で要件から導入まで見る。常駐は〇割で範囲は□□。ケース面接はしない」と大手との違いを書いた会社は、体験談に「大手と違うことが先に書いてあった」と書かれ、大手と比べて選ぶ学生が来ます。当社が最初にお願いするのは、大手と同じ言葉を消し、「大手と何が違うか」を一段落で書くことです。違いを書くと、大手の下ではなく、別の選択肢として読まれます。
ITコンサルタント志望の学生の見つけ方
「論理的」「頭がよい」で絞ると、間に立った行動が読めません。行動で読みます。
| 見る箇所 | 何が書かれているか | 読み方 |
|---|---|---|
| 常駐の範囲 | 住みたい地域、通える範囲 | 常駐の範囲に合わない学生には送らない |
| 学科 | 情報、それ以外 | あればよい条件。学科で絞らない |
| 間に立った経験 | 「〇〇と△△の言い分が違い、両方に聞いて一つにまとめた」 | ITコンサルタントの行動。優先 |
| 決まっていないことを決めた経験 | 「何を作るか決まっておらず、聞いて回って決めた」 | 要件を決める仕事と重なる |
| 人に頼んで作ってもらった経験 | 「自分では作れず、作れる人に頼んで、要望を伝えた」 | 開発会社に渡す仕事と重なる |
| 資料で伝えた経験 | 「口で伝わらず、紙にまとめて通した」 | 最初の年の資料と重なる |
| 大手コンサルを見ているか | 「〇〇の選考を受けた」 | 大手と比べて選ぶ学生か、大手に落ちた学生か。どちらでもよい |
「間に立ってまとめた・決まっていないことを決めた・作れる人に頼んだ」を書いている学生が、ITコンサルタントと重なります。四つの行動はOfferBoxでITコンサルタントに合う学生を見つける検索の考え方で書きました。
スカウトの文面|掲載と同じ言葉で
スカウト文面の型はワンキャリアのスカウト文面の書き方で書きました。ITコンサルタントでは、次の点を足します。
- 相手の一文は、間に立った経験で:「〇〇と△△の言い分が違い、両方に聞いて一つにまとめたと書かれていたのを読んで」。「論理的そう」と書かない
- 間の位置を、一文で:「顧客の側で要件を決めて、開発会社に渡すのが仕事です」
- 常駐の範囲を、最初の段落で:「案件の〇割が顧客先に常駐で、範囲は□□です」。読んでから決めてもらう
- 最初の年を、一文で:「最初の〇か月は先輩の案件で議事録と要件の資料を作ります」
- 大手との違いを、一文で:「案件は大手より小さく、要件から導入まで一つの案件で見ます。ケース面接はしません」
- 送り主は、ITコンサルタントで入った先輩:人事の名前で「コンサルに興味のある方」と送らない
選考への接続|ケースではなく、間に立った行動を聞く
- ケース面接をしないなら、企業ページに書く:学生は大手の体験談でケースの準備をしている。「しない」と書き、何を聞くかを書く
- 常駐の範囲を、面接の最初に言う:「案件の〇割が常駐で範囲は□□です。この前提で進めてよいですか」。内定後に初めて言うと、辞退される
- 聞くのは「言い分が違う二人の間で、何をしたか」「決まっていないことを、どう決めたか」:「なぜコンサルか」を聞かない。学生は答えを用意している
- 間の位置とコードの扱いを、聞かれる前に話す:「顧客の側で要件を決める。コードは書かない」。面接で「戦略から実行まで」と言い、入社後に資料作りだと、体験談に書かれる
- 内定後に、常駐先の一日を見せる:先輩の常駐先か、自社に戻る日の様子を。ワンキャリア経由の内定辞退が続くとき
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 間の位置、常駐の範囲、最初の年、コードの扱い、案件の決め方、大手との違いを決める | 事業の責任者 |
| 企業ページのITコンサルタントの記述 | 人事が、責任者と先輩に聞いて書く |
| 先輩の話 | 先輩本人が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 体験談との整合の確認 | 人事(「常駐で資料作り」「大手の小さい版」と書かれていないか) |
| スカウトの一文 | 先輩 |
| 面接 | 責任者と先輩。ケースをしないなら、間の行動を聞く |
運用代行や代理店が支えられるのは、掲載の型、大手との違いを文で書く直し方、体験談との整合の確認、スカウトの型、学生の見つけ方の基準づくりまでで、間の位置の決定、常駐の範囲、面接、先輩の話は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
ITコンサルタントの募集で、掲載を直した後に起きることを、当社は先にお伝えしています。常駐の範囲と「大手と何が違うか」を書くと、エントリーは減ります。減るのは、常駐の範囲に合わない学生と、「戦略を考える仕事」の像を持っていた学生と、「ITコンサルタント」の名前だけで大手と同じものを探していた学生です。その一方で、面接で「常駐ですか」「コードは書きますか」と聞かれることが減り、内定後の辞退が減り、入社後の「資料作りだった」が減ります。会社によっては、エントリーが減ったことを見て、常駐の範囲を企業ページから消し、大手と同じ言葉に戻します。戻すと、エントリーは戻りますが、大手に落ちた学生だけが来る形に戻り、辞退と離職も戻ります。当社が案内するのは、掲載を直した効果を、エントリーの数ではなく「大手と比べて選んだ学生の数」と「内定後に残った数」で見ることです。面接で「大手と迷っている」と言う学生が増えていれば、別の選択肢として読まれ始めています。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 大手と同じ言葉で書く | 「大手の小さい版」と読まれ、落ちた学生だけ来る | 大手と何が違うかを一段落で |
| 常駐の範囲を書かない | 内定後に辞退される | 割合と範囲と期間を書き、面接の最初に言う |
| 間の位置を書かない | 「資料作りだった」と書かれる | 顧客の側か、開発の側か、両方の間かを書く |
| ケースをしないのに書かない | 準備した学生が「無かった」と書く | しないと書き、何を聞くかを書く |
| 「論理的」で絞る | 間に立った行動が読めない | まとめた・決めた・頼んだで読む |
まとめ
- ITコンサルタント志望の学生は、大手コンサルの体験談を基準に、「間のどこに立つか・常駐の範囲・最初の年に何を作るか・コードを書くか・案件は誰が決めるか・大手と何が違うか・先輩の実態」を確かめる
- 掲載には、間の位置、常駐の割合と範囲と期間、最初の年、コードの扱い、案件の決め方、大手との違い、ケース面接の有無を書く。大手と同じ言葉を消す
- 学生は、常駐の範囲を譲れない条件にし、「論理的」ではなく「間に立ってまとめた・決まっていないことを決めた・作れる人に頼んだ」で見つける
- 面接の最初に常駐の範囲を言い、ケースではなく間に立った行動を聞く
- 効果はエントリーの数ではなく、大手と比べて選んだ学生の数と、内定後に残った数で見る
よくある質問
常駐が中心の会社です。書くとエントリーが減りませんか
減りますが、減るのは常駐を内定後に知って辞退する学生です。「案件の〇割が顧客先に常駐。範囲は□□。期間は△か月から。週に〇日は自社に戻る」と、割合と範囲と期間と戻る日を書きます。常駐先で先輩が何を作っているかを添えると、「常駐=資料作り」の像が「常駐=顧客の側で要件を決める」に変わります。書かずに集めると、面接と内定後の連絡の時間を使って、辞退で終わります。
大手コンサルに落ちた学生ばかり来ます
大手と同じ言葉で書いているからです。「案件は大手より小さく、一つの案件で要件から導入まで見る。最初の年から顧客の前に出る。ケース面接はしない」と、大手との違いを一段落で書きます。違いが書かれていると、大手と比べて選ぶ学生が来ます。大手に落ちた学生が来ること自体は問題ではなく、「大手の代わり」として入って「違った」と離れることが問題です。違いを書いて、大手の代わりではない形で入ってもらいます。
ITコンサルタントの掲載とスカウトは、御社に相談できますか
できます。当社は、掲載の型、大手との違いを文で書く直し方、体験談との整合の確認、スカウトの型、学生の見つけ方の基準づくりを支えられます。間の位置の決定、常駐の範囲、面接、先輩の話は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、ワンキャリアの掲載とスカウトの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/21 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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