ワンキャリアのクチコミを面接官教育に使う方法|一枚・一度の説明・面接後の一行
ワンキャリアのクチコミを、面接官の教育に使いたい。ところが、研修にして一度で終わり、クチコミを責める材料にし、厳しい記述だけを使い、面接官の人柄を直そうとし、教育の結果を確かめず、面接官ごとの差を放置し、新しい面接官に何も渡さない。結論から言うと、「面接官教育」を研修にせず、クチコミの記述を材料にした「一枚と、一度の説明と、面接後の一行」で回します。使う記述は、学生が面接で何を確かめ、何を良いと書き、何を厳しく書いたかの三つで、面接官には「あなたの面接がこう書かれた」ではなく「学生はこう読んでいる」として渡します。良い記述を書かれた面接官の進め方を、他の面接官の型にします。翌年の記述で、教育の結果を見ます。 この記事では、面接官教育で起きる失敗、三つの形、使う記述、渡し方、良い記述を型にすること、差の揃え方、新しい面接官、翌年の見方、分担を整理します。面接の印象はワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法、面接官の引き継ぎはOfferBoxの面接官への引き継ぎ、評価基準はOfferBoxの面接の評価基準で書きました。
この作業の目的|面接官教育を「研修」から「クチコミを材料にした日々の型」に変える
面接官の教育は、多くの会社で「年に一度の研修」になっています。研修は一度で終わり、面接の場では思い出されず、翌年に同じことが体験談に書かれます。クチコミには、学生が面接で何を確かめ、何を良いと感じ、何を厳しく感じたかが、事実で書かれています。それを材料にすれば、教育は研修ではなく、面接のたびに使う一枚になります。
目的は、面接官教育を「一枚と、一度の説明と、面接後の一行」の型にし、クチコミの記述を材料にして、翌年の記述で結果を見ることです。
面接官教育で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 研修にして、一度で終わる | 面接の場で思い出されない。翌年に同じ記述 |
| クチコミを、責める材料にする | 「あなたの面接が圧迫と書かれた」で、面接官が萎縮し、出なくなる |
| 厳しい記述だけ、使う | 良い記述(残すべき進め方)が伝わらず、良い面接官の型が広がらない |
| 面接官の人柄を、直そうとする | 人柄は変わらない。変わるのは運用(入り方・聞くこと・言葉・結果) |
| 教育の結果を、確かめない | 変えたことが体験談に残ったかを見ず、教育が「やった」で終わる |
| 面接官ごとの差を、放置する | 「面接官によって違った」が、最も多い厳しい記述の一つ |
| 新しい面接官に、何も渡さない | 前の面接官が揃えたことが、新しい面接官で崩れる |
共通するのは、教育を「面接官を変えること」と捉え、「面接の運用を揃えること」と捉えていないことです。
教育を、「一枚・一度の説明・面接後の一行」にする
| 形 | 中身 | 頻度 |
|---|---|---|
| 一枚 | 入り方、今日聞くこと(見る項目一つ)、言いがちな言葉と代わり、結果の期限、学生の面談と文面の記録 | 面接ごとに、前日までに |
| 一度の説明 | 一枚の読み方、「学生はこう読んでいる」(クチコミの三つの記述)、揃える理由 | 面接官になるときに一度。年度の切れ目に一度 |
| 面接後の一行 | 「学生の反応」「聞きにくかったこと」「一枚と違えたこと」 | 面接ごとに、直後に |
研修は要りません。一枚の型はOfferBoxの面接官への引き継ぎの手順2と手順5、面接後の一行はワンキャリアの掲載の担当の分け方の「面接の一行を集める形」で書きました。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「面接官教育は、面接の技術を教える研修だ」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、面接官教育の相談を受けていますが、技術の研修を受けた面接官の面接が、体験談で「圧迫だった」「何を見ているか分からなかった」と書かれている例を多く見ています。研修で教わった技術と、学生が面接で確かめていることが、ずれているからです。逆に、研修をせず、クチコミの「学生はこう読んでいる」を一枚にして面接官に渡し、面接後に一行を集めた会社は、面接官が「学生が何を確かめに来ているか」を知って面接に入り、翌年に「話を聞いてくれた」と書かれています。面接官教育の材料は、技術の教科書ではなく、自社のクチコミです。当社が面接官教育の相談を受けるとき、最初にやるのは、研修の資料を閉じて、自社の体験談の「面接」の記述を面接官と一緒に読むことです。
使う記述の、三つ
| 記述 | 何を渡すか | 面接官の動き |
|---|---|---|
| 1. 学生が面接で、何を確かめているか | 「何を見ているか」「面談の続きか」「企業ページのとおりか」「話を聞いてくれるか」 | 最初に今日聞くことを言う、面談の続きとして入る |
| 2. 学生が良いと書いたこと | 「話を聞いてくれた」「見ていることが分かった」「落ちても丁寧だった」 | その進め方を、自分の型に |
| 3. 学生が厳しく書いたこと | 「面接官によって違った」「志望度ばかり」「圧迫だった」 | 段階で見る項目を一つに、言いがちな言葉を避ける |
三つとも、「学生はこう読んでいる」の形で渡します。拾い方はワンキャリアの自社クチコミの読み方、五つの型はワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法で書きました。
面接官への、渡し方|「学生はこう読んでいる」
- 「あなたの面接がこう書かれた」ではなく、「学生はこう読んでいる」:主語を学生に
- 名指しをしない:段階と時期で。本人が分かる場合は一対一で
- 良い記述を先に、厳しい記述を後に:同じ一枚で
- 「翌年にこう書かれたい」と一組で:「面接官によって違った→揃っていた、と書かれるために、見る項目を一つに」
- 直す方法を、一枚で渡す:「揃える」の中身が一枚にある
- 問い詰めない:「なぜそう聞いたか」より、「次はこう」
- 渡し方の型はワンキャリアのクチコミを社内に共有する方法の「責めない、伝え方」
良い記述を書かれた面接官の進め方を、型にする
- 「話を聞いてくれた」と書かれた面接官に、何をしているかを聞く:入り方、最初の質問、遮らない工夫
- 聞いたことを、一枚に入れる:「〇〇さんは、最初に『今日は〇〇を聞きます』と言う」を、全員の型に
- 良い面接官を、新しい面接官の最初の同席に:型を見て覚える
- 良い記述は、その面接官に戻す:続けてもらうために
- 良い面接官の型を広げることが、「面接官によって違った」を減らす最も確かな方法
面接官ごとの差を、揃える
- 面接官ごとに、体験談の記述を並べる:どの面接官(段階)に、どんな記述が多いか。名指しではなく段階で
- 面接官ごとの評価を並べ、ばらつきの場所を見る:OfferBoxの面接の評価基準の「面接官ごとの評価を並べて、ばらつきの場所を見る」
- 段階ごとに、見る項目を一つにし、全員で合意する:差の元は「見ていることが違う」
- 言いがちな言葉の一覧を、全員に:OfferBoxの面接官への引き継ぎの手順3
- 最初の数人の面接は、複数の面接官が同じ学生を見て、判断を揃える
- 揃えた後の記述が「面接官によって違わなかった」になったかを、翌年に見る
新しい面接官への、渡し方
- 一枚と、一度の説明を、最初に:「学生はこう読んでいる」(三つの記述)、見る項目、言葉、結果の期限
- 良い面接官の面接に、同席する:型を見て覚える
- 最初の数回は、人事が一行を直後に聞き取る:書く負担をかけない
- 新しい面接官の面接が体験談に書かれたら、本人に戻す:良い記述も、揃える記述も
- 引き継ぎの型はワンキャリアの担当が交代するときの引き継ぎとOfferBoxの面接官への引き継ぎ
翌年の記述で、結果を見る
- 教育の結果は、翌年の体験談の「面接」の記述:「面接官によって違わなかった」「見ていることが分かった」「話を聞いてくれた」が増えたか
- 段階ごと、時期ごとに、前年と並べる
- 変わらなかった記述は、一枚のどこが届いていないか:一枚を読んでいない、一度の説明が抜けた、面接後の一行が集まっていない
- 面接官に、翌年の記述を戻す:「揃えたことが、こう書かれた」
- 見方はワンキャリアの選考体験談が採用に与える影響の「途中(進むか)」の段
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| クチコミの「面接」の記述を三つで拾う | 人事 |
| 一枚を作り、面接ごとに前日までに渡す | 人事 |
| 一度の説明を、面接官になるときと年度の切れ目に | 人事責任者 |
| 面接後の一行を書く(または人事が聞き取る) | 面接官と人事 |
| 良い記述を書かれた面接官の進め方を聞き、一枚に入れる | 人事 |
| 段階ごとに見る項目を一つにし、全員で合意する | 人事責任者と面接官 |
| 翌年の記述を段階ごとに並べ、面接官に戻す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、教育の三つの形の型、使う記述の整理、渡し方の型、良い記述を型にする整理、差の揃え方の型までで、面接官への説明、面接、一行を書くこと、見る項目の合意は企業が行います。当社が面接官の研修を行うことはしません。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これはどこまでやるかの線引きの話です。面接官教育の相談で、「御社で面接官研修をしてほしい」と言われることがあります。当社は、面接官の研修を行いません。理由は、面接官が知るべきなのは一般の面接技術ではなく、「自社の学生が、自社の面接で、何を確かめているか」で、それは自社のクチコミにしか書かれていないからです。当社が支えるのは、クチコミの「面接」の記述を三つで拾う型、一枚の型、渡し方の型、良い面接官の進め方を型にする整理までで、面接官に説明するのは人事、面接に出るのは面接官です。研修を外に頼むより、自社のクチコミを面接官と一緒に読むほうが、翌年の記述が変わります。
まとめ
- 面接官教育を研修にせず、クチコミの記述を材料にした「一枚(面接ごと)・一度の説明(面接官になるときと年度の切れ目)・面接後の一行」の型で回す
- 使う記述は三つ:学生が面接で何を確かめているか、何を良いと書いたか、何を厳しく書いたか。面接官には「あなたの面接が」ではなく「学生はこう読んでいる」として、名指しせず、良い記述を先に、翌年に書かれたいことと直す方法を一組で
- 良い記述を書かれた面接官の進め方を聞いて一枚に入れ、全員の型にし、新しい面接官の同席先にする。「面接官によって違った」を減らす最も確かな方法
- 面接官ごとの差は、段階ごとに見る項目を一つにして全員で合意し、言葉の一覧を全員に、最初の数人は複数で見て揃える
- 教育の結果は翌年の体験談の「面接」の記述で見て、面接官に戻す。人柄ではなく運用を揃える。当社は研修を行わない
よくある質問
面接官が「クチコミは一部の学生の意見で、気にする必要はない」と言います
「一部の意見」でも、翌年の学生は全員それを読んでから面接に来ます。面接官に渡すのは「意見」ではなく「学生はこう読んでいる」で、それは面接官が対面する学生が持っている前提です。「気にする」のではなく「知っておく」ことで、面接の最初の一分(今日は何を聞くか、面談の続き)が変わります。一件なら「その一件で何が起きたか」、複数なら傾向として、事実で渡します。
面接官が多く、一人ずつ説明する時間がありません
一度の説明は、面接官全員に同じ場で一度、年度の切れ目に一度で足ります。面接ごとの一枚は人事が作って渡すので、面接官の時間は「一枚を読む」と「一行を書く」だけです。面接官が多いほど「面接官によって違った」が起きやすく、一枚で揃える価値が大きい。説明の時間より、一枚を全員に同じ型で渡すことが要点です。負担の減らし方はOfferBoxの面接官への引き継ぎの手順5で書きました。
クチコミを面接官教育に使う方法は、御社に相談できますか
できます。当社は、教育の三つの形の型、使う記述の整理、渡し方の型、良い記述を型にする整理、差の揃え方の型を支えられます。面接官への説明、面接、一行を書くこと、見る項目の合意は、企業が行ってください。当社が面接官の研修を行うことはしません。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
この記事の内容に合うサービス:スカウト代行 ↗月額0円のプランから