ワンキャリアのクチコミを社内に共有する方法|直す人に材料を渡す型
ワンキャリアのクチコミを、社内に共有したい。ところが、「評判」として報告し、厳しい記述だけを共有し、口頭で要約して事実が変わり、面接官を責める形になり、経営層に「厳しい」とだけ伝え、共有して終わりで直す人が決まらず、共有の範囲を決めていない。結論から言うと、共有の目的は「評判を知らせる」ことではなく、「直す人に、直す材料を渡す」ことです。相手は面接官・現場の責任者・経営層の三つで、渡す形は「書かれた言葉のまま」「良い記述も厳しい記述も同じ一枚に」「責める材料にせず、翌年に書かれたいことと一組で」。月に一度、担当一人が同じ型で、口頭で要約せず一枚を渡します。共有の範囲は、自社のルールで決めます。 この記事では、共有で起きる失敗、目的、相手ごとの渡すものと渡し方、一枚の型、良い記述と厳しい記述、責めない伝え方、頻度と担当、共有の後、範囲、分担を整理します。読み方はワンキャリアの自社クチコミの読み方、改善はワンキャリアのクチコミから選考を改善する方法、社内説明はワンキャリアの導入を社内に説明するで書きました。
この作業の目的|クチコミを「直す人」に届け、直す動きに変える
クチコミを人事だけが読んでいても、選考は変わりません。「連絡が遅い」を直すのは返信の担当、「面接官によって違う」を直すのは面接官、「配属が分からない」を直すのは現場の責任者、配分と予算を決めるのは経営層です。共有は、その人たちに「直す材料」を渡すことです。
目的は、クチコミの共有を「報告」ではなく「直す材料の受け渡し」として設計することです。
共有で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 「評判」として、報告する | 「評判が良い・悪い」で終わり、誰が何を直すかが決まらない |
| 厳しい記述だけ、共有する | 面接官が「責められた」と受け取り、萎縮する。良い記述(残すべきもの)が伝わらない |
| 口頭で要約して、事実が変わる | 「連絡が遅い」が「対応に課題」になり、直す場所がぼやける |
| 面接官を責める形になる | 「〇〇さんの面接が圧迫と書かれた」と名指しで、面接官が出なくなる |
| 経営層に「厳しい」だけ伝える | 「やめよう」になる。直す場所と一組でないと、動きようがない |
| 共有して終わり、直す人が決まらない | 全員が知っているが、誰も動かない |
| 共有の範囲を、決めていない | 学生の個人が特定できる記述を、必要のない人に見せる |
共通するのは、共有を「情報の伝達」として行い、「直す材料の受け渡し」として行っていないことです。
相手ごとの、渡すものと渡し方
| 相手 | 渡すもの | 渡し方 | 期待する動き |
|---|---|---|---|
| 面接官 | 「聞かれた質問」「面接官の印象」「面接官によって違った」の記述。良い記述も | 一枚で、「書かれている事実」として。名指しせず、段階で | 面接の入り方と聞くことを揃える。ワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法 |
| 現場の責任者 | 「配属」「働き方」「最初の一年」の記述。社員のクチコミ | 一枚で、企業ページと回で答える材料として | 企業ページの仕事の場面、回に出る社員、面談で話すこと |
| 経営層 | 傾向(段ごとの率と記述)、直したこと、翌年に書かれたいこと | 一枚で、率の表の横に記述の列。「厳しい」ではなく「事実と直す場所」 | 配分と予算の判断、「採用に出る時間は業務」の一言 |
相手によって、渡す記述が違います。全部を全員に渡さず、直す人に直す材料を渡します。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「クチコミは人事が読んで、必要なときだけ面接官に伝えればよい」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、クチコミの共有の相談を受けていますが、「必要なとき」だけ伝える会社は、厳しい記述が出たときだけ面接官に伝えることになり、面接官は「クチコミ=責められる材料」と受け取って、体験談を読むこと自体を避けるようになっています。逆に、月に一度、良い記述も厳しい記述も同じ一枚で面接官に渡している会社は、面接官が「話を聞いてくれたと書かれた」を自分のこととして読み、「一次と二次で違ったと書かれた」を揃える材料として受け取っています。共有は、厳しいときだけの緊急連絡ではなく、月に一度の定例です。当社が共有の相談を受けるとき、最初にやるのは、共有の頻度を「必要なとき」から「月に一度」に変えることです。
一枚の、型
- 縦に、七つの拾うもの(選考の流れ・聞かれた質問・連絡の速さ・面接官の印象・企業ページとの違い・良かった点・誤解):ワンキャリアの自社クチコミの読み方の「一枚の、型」
- 横に、「書かれていること(言葉のまま)」「段階と時期」「補う/直す/残す」「担当」「翌年に書かれたいこと」
- 記述は、要約せず、書かれた言葉のまま:「連絡が遅い」を「対応の課題」にしない
- 相手ごとに、渡す行を絞る:面接官には面接の行、現場には配属と働き方の行
- 前月からの変化が見える:追記で
- 学生の個人が特定できる情報を、載せない:自社のルールで確認
良い記述と厳しい記述を、同じ一枚に
- 良い記述は、「残す」の材料:「面接官が話を聞いてくれた」は、その面接官の進め方を他の面接官にも
- 厳しい記述だけだと、責める材料になる:良い記述が同じ一枚にあれば、「事実の一覧」になる
- 良い記述を、その人に戻す:「あなたの面接が、こう書かれた」。続けてもらうために
- 厳しい記述は、段階で示す:「二次で」であって「〇〇さんが」ではない
- 一枚の順番は、良い記述を先に:読む側の受け取りが変わる
責めない、伝え方
- 「書かれている事実」として:「〇〇と書かれている」。「〇〇だった」と断定しない
- 名指しをしない:段階と時期で示す。本人が分かる場合は、一対一で
- 「翌年に書かれたいこと」と一組で:「〇〇と書かれた。翌年に『〇〇』と書かれるために、ここを揃えたい」
- 直す方法を、一緒に:「揃えるための一枚を人事が作る」「聞くことを一つにする」
- 「なぜそうしたか」を問い詰めない:理由より、次の回の運用
- 伝え方の型はOfferBoxの面接官への引き継ぎとワンキャリアに厳しいクチコミがあるときの向き合い方の「社内への、伝え方」
共有の、頻度と担当
- 月に一度、定例で:厳しい記述が出たときだけにしない
- 担当は、クチコミを読む人と同じ一人:読む目と渡す目が揃う
- 渡す時間を、固定する:面接官の定例、現場の会議、経営層の報告の中に
- 年度の切れ目に、一年分を:ワンキャリアのクチコミを採用計画に使う方法
- 担当が変わったら、一枚と共有の型を引き継ぐ:ワンキャリアの担当が交代するときの引き継ぎ
共有の後に、決めること
- その月に直す一つと、担当:共有して終わりにしない。ワンキャリアのクチコミから選考を改善する方法
- 「補う」は人事、「直す」は面接官か返信の担当か現場
- 決めたことを、一枚に追記:翌月、動いたかを見る
- 翌年の体験談で、共有した記述がどう変わったかを、同じ相手に戻す:「揃えたことが、こう書かれた」
- 共有の後に何も決まらない月が続くなら、共有の形を見直す
共有の、範囲
- 誰に、どの記述を見せるかを、自社のルールで決める:学生の個人が特定できる記述は、必要な人だけに
- 社員のクチコミの扱い:書いた社員が特定できる記述を、社内で広く共有しない。自社のルールで
- クチコミの記述を、社外に出さない:媒体の規約と自社のルールで確認
- 共有した一枚の保管:誰が見られるか
- 範囲を決めてから、共有を始める
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 共有の目的・相手・範囲・頻度を決める | 人事責任者 |
| 月に一度、一枚を作り、相手ごとに渡す行を絞る | 人事の担当一人 |
| 面接官の定例で一枚を渡し、揃えることを決める | 人事と面接官 |
| 現場の責任者に配属と働き方の記述を渡す | 人事 |
| 経営層に率と記述と直したことを一枚で | 人事責任者 |
| 共有の後に、その月に直す一つと担当を決める | 人事責任者 |
| 翌年の体験談を同じ相手に戻す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、共有の型、相手ごとの渡し方の整理、一枚の型、責めない伝え方の型、範囲の考え方の整理までで、共有の範囲の決定、渡すこと、面接官と現場との合意、直す人の決定は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。共有の相談で、「面接官に共有したが、何も変わらない」と言われることがあります。当社が確かめるのは、「渡したのは評判か、事実か」「厳しい記述だけか、良い記述もか」「直す方法と一組か」「その後に直す一つと担当を決めたか」の四つです。評判として渡せば、面接官は「そう思われている」で終わります。厳しい記述だけなら、責められたと受け取ります。直す方法がなければ、何をすればよいか分かりません。直す一つと担当を決めなければ、全員が知って誰も動きません。四つのどれかが欠けていて、それを足せば変わります。当社は、共有の相談で、渡した一枚と、渡した後に何を決めたかを一緒に見ます。
まとめ
- 共有の目的は「評判を知らせる」ではなく「直す人に、直す材料を渡す」。相手は面接官・現場の責任者・経営層で、渡す記述が違う
- 一枚の型は、七つの拾うもの×「書かれた言葉のまま・段階と時期・補う/直す/残す・担当・翌年に書かれたいこと」。相手ごとに渡す行を絞り、個人が特定できる情報を載せない
- 良い記述と厳しい記述を同じ一枚に、良い記述を先に。厳しい記述は名指しせず段階で、「翌年に書かれたいこと」と直す方法を一組で。「なぜそうしたか」を問い詰めない
- 月に一度、定例で、担当一人が同じ型で、口頭で要約せず一枚を渡す。厳しいときだけの緊急連絡にしない
- 共有の後に、その月に直す一つと担当を決め、翌年の体験談を同じ相手に戻す。共有の範囲は自社のルールで先に決め、社外に出さない
よくある質問
面接官が「体験談を見せられるのは不快だ」と言います
見せ方が「評判」か「厳しい記述だけ」か「名指し」になっていないかを確かめます。良い記述を先に、段階で示し、「翌年にこう書かれるために、ここを揃えたい」と直す方法を一組にすると、「不快」は「材料」に変わることが多い。それでも不快なら、面接官の定例で一枚を渡すのではなく、面接官の代表一人と一対一で見て、その人から他の面接官に伝えてもらう形もあります。伝え方はOfferBoxの面接官への引き継ぎで書きました。
経営層が「クチコミは人事の仕事だから、報告は要らない」と言います
経営層に渡すのは「クチコミ」ではなく、「率の変化の理由」と「配分と予算の判断の材料」です。「二次の率が下がっている理由が記述にある。翌年、面接官の時間を確保したい」の形で、率の表の横に記述の列を置いて渡すと、人事の仕事ではなく経営の判断の材料になります。「クチコミの報告」と言わず、「採用計画の一部」として。伝え方はワンキャリアのクチコミを採用計画に使う方法で書きました。
クチコミの社内共有は、御社に相談できますか
できます。当社は、共有の型、相手ごとの渡し方の整理、一枚の型、責めない伝え方の型、範囲の考え方の整理を支えられます。共有の範囲の決定、渡すこと、面接官と現場との合意、直す人の決定は、企業が行ってください。共有の範囲は自社のルールと媒体の規約で確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
この記事の内容に合うサービス:スカウト代行 ↗月額0円のプランから