ワンキャリアのクチコミに書かれるESの傾向への対応|ESで見ることを書く
ワンキャリアには、自社に通ったESと落ちたESの傾向が書かれている。学生はそれを読んでから、自社のESを書く。企業はどう対応すればよいか。ところが、傾向を読まれることを嫌がって設問を頻繁に変え、傾向に寄せたESを「対策された」と落とし、ESで何を見ているかを書かず、ESと面接で聞くことがずれ、通ったESの傾向を企業自身が知らず、読む人によって基準が違う。結論から言うと、学生は自社に通ったESと落ちたESの傾向を読んでから書きます。企業が動かせるのは「ESで何を見ているかを企業ページに書く」「見ていることのとおりに読む」「ESと面接で聞くことを揃える」「傾向に寄せた同じESが増えたときの読み方」の四つで、ESの設問を頻繁に変えることではありません。ESの仕組みと掲載の形は、管理画面とヘルプで確認してください。 この記事では、ESの傾向で起きる失敗、学生の読み方、四つ、書くこと、読み方、揃えること、寄せたESの読み方、設問の変え方、分担を整理します。クチコミの基本はワンキャリアのクチコミとは|企業がまず知っておくこと、読み方はワンキャリアの自社クチコミの読み方、面接の印象はワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法で書きました。
この作業の目的|「傾向を読まれる」前提で、ESの見方を揃える
ワンキャリアでは、自社のESの傾向(通った人が何を書いたか、落ちた人が何を書いたか、設問は何か)が、学生に読まれています。読まれることは、企業が止められません。止められないなら、「読まれても困らない見方」にします。それは、見ていることを先に書き、そのとおりに読み、面接と揃えることです。
目的は、ESの傾向を読まれる前提で、企業のESの見方を、書いてあること・読むこと・面接で聞くことの三つで揃えることです。
ESの傾向で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 傾向を読まれることを嫌がって、設問を頻繁に変える | 学生は「毎年変わる」と読み、企業も前年との比較ができない。変えても傾向はまた書かれる |
| 傾向に寄せたESを、「対策された」と落とす | 企業ページに「見ていること」を書いていれば、寄せるのは当然。落とす理由にならない |
| ESで何を見ているかを、書かない | 学生は通ったESの傾向から「見ていること」を推測する。企業が書けば、推測が要らない |
| ESと面接で、聞くことがずれる | 「ESで〇〇を書かせたのに、面接で聞かれなかった」が体験談に残る |
| 通ったESの傾向を、企業が知らない | 学生のほうが、自社のESの傾向に詳しい |
| 読む人によって、基準が違う | 「同じようなESで、通った人と落ちた人がいる」が体験談に残る |
共通するのは、ESの傾向を「読まれてはいけないもの」として扱い、「読まれる前提で揃えるもの」として扱っていないことです。
学生は、ESの傾向をどう読むか
- 自社の設問を、読む:どんな設問か、字数はどのくらいか(現在の設問は自社の管理画面で)
- 通った人のESを、読む:何を書いたか、どの経験を、どの順で
- 落ちた人のESを、読む:通った人と何が違うか
- 「見ていること」を、推測する:通ったESの共通点から
- 推測に寄せて、書く:自分の経験を、通ったESの型に合わせる
- 面接で、ESの続きを聞かれると想定する
「4」の推測を、企業が先に書けば、学生は推測せずに済み、企業は「推測がずれたES」を減らせます。学生の目線はワンキャリアの学生目線で書きました。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「ESの傾向が読まれると、対策されたESばかりになって、学生の本当の姿が分からなくなる」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、ESの傾向の相談を受けていますが、「対策されたES」が増えて困っている会社の多くは、企業ページに「ESで何を見ているか」を書いておらず、学生が通ったESの傾向から推測して寄せています。推測で寄せるので、企業が見ていないところに寄り、企業は「対策された」と感じます。逆に、「ESでは〇〇(例:うまくいかなかったときに自分で動いたこと)を見ます」と企業ページに書いた会社は、学生がそこに寄せて書き、企業は見たいことが書かれたESを読めています。寄せられるのは問題ではなく、「見ていないところに寄せられる」のが問題で、それは書けば直ります。当社がESの相談を受けるとき、最初にやるのは、企業ページに「ESで見ていること」の一文があるかを確かめることです。
企業が動かせる、四つ
| 動かせること | 中身 |
|---|---|
| 1. ESで何を見ているかを、企業ページに書く | 「ESでは〇〇を見ます」の一文。設問の意図を、推測させない |
| 2. 見ていることのとおりに、読む | 書いた「見ていること」で読む。読む人が違っても同じ基準 |
| 3. ESと面接で聞くことを、揃える | ESで書かせたことを、面接で続きとして聞く |
| 4. 傾向に寄せた同じESが増えたときの、読み方 | 型が同じでも、「その人の事実」が書かれているかで読む |
動かせないのは、傾向が書かれること、学生がそれを読むこと、寄せて書くことです。四つの外に時間を使いません。
ESで何を見ているかを、書く
- 企業ページに、一文:「ESでは、〇〇を見ます」。「選考の流れ」の中の、ESの段に。ワンキャリアの企業ページの基本の「選考の流れを書くときの注意」
- 設問の意図を、書く:「この設問で、〇〇を知りたい」。設問そのものは管理画面の設定で
- 抽象語にしない:「熱意」「人柄」ではなく、「うまくいかなかったときに、自分で何をしたか」
- 「こんな人」の一枚と、揃える:ESで見ることは、一枚の「行動」の部分。OfferBoxで会う学生の評価基準の作り方
- 書いたら、そのとおりに読む:書いたことと読むことが違うと、「書いてあることと違った」になる
見ていることのとおりに、読む
- 読む人全員で、「見ていること」を合意する:企業ページに書いた一文
- 読む基準を、一枚に:「〇〇が書かれているか」「事実か、抽象語か」
- 読む人によって基準が違わないように:最初の数通を複数で読み、揃える。OfferBoxの面接の評価基準の考え方と同じ
- 通ったESと落ちたESを、企業自身が並べる:学生が読む前に、企業が傾向を知る
- 「同じようなESで通った人と落ちた人」を作らない:基準の合意で
ESと面接で、聞くことを揃える
- ESで書かせたことを、面接で続きとして聞く:「ESに〇〇と書かれていましたが、そのとき自分はどう動きましたか」
- ESで見たことを、面接でもう一度最初から聞かない:「自己PRをお願いします」は、ESの繰り返し
- 面接官に、ESの一行を渡す:OfferBoxの面接官への引き継ぎの一枚に、ESで書かれたことを一行
- ESで見ることと、面接で見ることを、段階で分ける:ESは「事実が書けるか」、一次は「その事実の中身」、と一つずつ
- 「ESと面接が続いていた」が、体験談に残る:ワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法
傾向に寄せた同じESが増えたときの、読み方
- 型が同じことを、落とす理由にしない:企業ページに見ていることを書けば、寄せるのは当然
- 「その人の事実」が書かれているかで、読む:同じ型でも、事実は人ごとに違う。事実がなく型だけなら、それは見ていることが書けていないES
- 抽象語で埋められたESと、事実で書かれたESを分ける:型の同じさではなく、中身の事実で
- 寄せたESが増えるのは、企業ページの「見ていること」が読まれている証拠:書いた意図どおり
- 読みにくいほど増えたら、設問を「事実でしか書けない形」に:次の節
設問の、変え方
- 頻繁に変えない:毎年変えると、企業も前年と比べられない
- 変えるなら、「事実でしか書けない設問」に:「あなたの強みは」ではなく、「うまくいかなかった場面で、自分が最初にしたことは」
- 変えたら、企業ページの「見ていること」も同時に:設問と見ていることが揃う
- 変えた年は、翌年の体験談で「設問が変わった」と書かれる:それでよい。変えた意図が「見ていること」で読めれば
- 設問の設定と仕組みは、管理画面とヘルプで確認
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 自社のESの傾向(通ったES・落ちたES)を読む | 人事 |
| 「ESで見ていること」を企業ページに一文で書く | 人事と面接官 |
| 読む基準を一枚にし、読む人全員で合意する | 人事責任者と読む人 |
| 見ていることのとおりに読む | 読む人 |
| ESの一行を面接官に渡し、面接で続きとして聞く | 人事と面接官 |
| 寄せたESを「その人の事実」で読む | 読む人 |
| 設問を変えるなら、見ていることと同時に | 人事責任者 |
運用代行や代理店が支えられるのは、傾向の読み方の整理、「見ていること」の一文の型、読む基準の一枚の型、面接との揃え方の型、設問の変え方の整理までで、見ていることの決定、読むこと、面接、設問の決定は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは発注側の誤解の話です。ESの相談で、「ESの傾向が読まれないように、通ったESの内容を外に出さない方法はないか」と言われることがあります。当社が答えるのは、「通ったESの内容は、通った学生が書くもので、企業が止める方法はなく、止めようとすることに時間を使わない」です。止められないものを止めようとするより、読まれる前提で、企業ページに「見ていること」を書き、そのとおりに読み、面接と揃えるほうが、企業が見たいESが増えます。傾向が読まれて困るのは、「見ていること」が書かれておらず、推測で寄せられるときだけです。当社は、ESの相談で、「読まれない方法」ではなく、「読まれても困らない見方」を一緒に作ります。
まとめ
- 学生は、自社に通ったESと落ちたESの傾向を読み、「見ていること」を推測して寄せて書く。読まれることは止められない
- 企業が動かせるのは四つ:ESで何を見ているかを企業ページに書く、見ていることのとおりに読む、ESと面接で聞くことを揃える、寄せた同じESを「その人の事実」で読む。設問を頻繁に変えることではない
- 「見ていること」を書けば、学生は推測せずに済み、企業は見たいことが書かれたESを読める。寄せられるのは問題ではなく、見ていないところに寄せられるのが問題
- 読む人全員で基準を合意し、通ったESと落ちたESを企業自身が並べ、「同じようなESで通った人と落ちた人」を作らない。ESで書かせたことを面接で続きとして聞き、自己PRをまた聞かない
- 設問を変えるなら「事実でしか書けない形」に、企業ページの「見ていること」と同時に。ESの仕組みと設定は管理画面とヘルプで確認
よくある質問
通ったESが読まれると、落ちた学生から「同じことを書いたのに」と言われませんか
企業ページに「見ていること」を書き、その基準で読んでいれば、「同じことを書いた」の中身が違います。同じ型でも、「その人の事実」が書かれているかで分かれるからです。基準が読む人によって違うと、「同じことを書いたのに」が事実になり、体験談に残ります。基準を一枚で合意し、最初の数通を複数で読んで揃えれば、「同じことを書いたのに」は起きにくくなります。
ESを廃止して、面接だけにしたほうがよいですか
ESを使うかどうかは自社の方針で、廃止しても「面接の傾向」が同じように読まれます。読まれる前提で揃えるのは、ESでも面接でも同じです。ESを残すなら「見ていること」を書いてそのとおりに読む、廃止するなら面接で「何を見ているか」を最初に言う。どちらでも、「見ていることを先に言い、そのとおりに見る」が要点です。面接の側はワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法で書きました。
ESの傾向への対応は、御社に相談できますか
できます。当社は、傾向の読み方の整理、「見ていること」の一文の型、読む基準の一枚の型、面接との揃え方の型、設問の変え方の整理を支えられます。見ていることの決定、読むこと、面接、設問の決定は、企業が行ってください。ESの仕組みと設定は管理画面とヘルプで確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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