ワンキャリアの座談会の企画の立て方|社員に聞ける場にする企画の順番
ワンキャリアで座談会を開きたい。体験談に「社員の雰囲気が分からなかった」「もっと社員の話を聞きたかった」と書かれている。ところが、座談会が説明会の小さい版になり、人事が話し、出る社員が一人で、テーマがなく雑談で終わり、学生が質問できず社員が話し続け、案内に「誰が出るか」がなく、社員の負担が重くて二回目が開けない。結論から言うと、座談会は「入社してまもない社員に、体験談で気になったことを直接聞ける場」で、説明会の小さい版ではありません。企画は「誰が出るか」から始め、社員は複数で学生に近い人、テーマは体験談から一つ、話す時間は最短で質問が中心、人事は輪に入りません。案内には「誰が出て、何を聞けるか」を書き、出る社員の負担を一枚で軽くし、終わった後は当日に一通。 この記事では、座談会で起きる失敗、確かめられること、企画の順番、出る社員、テーマ、当日の型、案内、負担を軽くする一枚、終わった後、分担を整理します。種類の使い分けはワンキャリアのイベントの種類と使い分け、オフラインの進め方はワンキャリアのオフラインイベントの進め方、少人数の場の考え方はWantedlyのミートアップの企画で書きました。
この作業の目的|「社員に聞ける場」を、社員の負担を軽くして続ける
座談会の価値は、学生が「入社してまもない社員」に、体験談で気になったことを直接聞けることです。その価値は、出る社員がいて初めて成り立ち、社員の負担が重ければ続きません。続かない座談会は、一回の参加者の体験談にしか残らず、翌年の集客になりません。
目的は、座談会を「社員に聞ける場」として設計し、社員の負担を軽くして、同じ型で続けることです。
座談会で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 説明会の小さい版になる | 会社の説明を少人数でするだけ。「社員に聞ける」がない |
| 人事が、話す | 学生が聞きたいのは社員の話。人事が話すと社員が黙る |
| 出る社員が、一人 | 質問が一人に集中し、疲れ、答えが一人の意見になる |
| テーマがなく、雑談で終わる | 「何でも聞いて」で、学生は何を聞けばよいか分からず、雑談になる |
| 学生が質問できず、社員が話し続ける | 質問の出し方がなく、社員が沈黙を埋める |
| 案内に「誰が出るか」がない | 「座談会」だけでは、誰と話せるか分からず、申し込まない |
| 社員の負担が重く、続かない | 準備が重い、時間が長い、で二回目に出ない |
| 体験談と、揃っていない | 体験談で「〇〇と聞いた」とあることと、座談会で言うことが違う |
共通するのは、座談会を「話す場」として設計し、「聞ける場」として設計していないことです。
座談会で、確かめられること
- 入社してまもない社員の、入る前と後の違い:体験談の書き手に近い人の、その後
- 社員どうしの空気:複数の社員が出ると、やり取りで分かる
- 仕事の日々:「最初の一年」「一日の流れ」を、その人の言葉で
- 体験談で気になったことの、答え:「〇〇と言われたが、実際は」
- 質問への答え方:正直か、答えられないことを認めるか
- 確かめられないこと:会社の全体、経営の方針、制度の詳細。それは企業ページと別の回に
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「座談会は準備が要らないので、気軽に開ける」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、座談会の相談を受けていますが、準備なしで開いた座談会は、テーマがなく雑談になり、質問が出ず、社員が沈黙を埋めて話し続け、体験談に「座談会だったが、聞きたいことが聞けなかった」と残っています。逆に、「誰が出るか」を先に決め、テーマを体験談から一つ置き、質問の出し方を用意し、社員には一枚だけ渡して開いた座談会は、学生の質問が体験談の続きになり、「社員の人に聞けた」と残って、翌年の集客になっています。座談会は、準備が少ない回ではなく、「準備の中身が、説明会と違う回」です。当社が座談会の相談を受けるとき、最初にやるのは、「誰が出ますか」を決めてもらうことです。
企画の、順番
- 誰が出るかを、決める:入社してまもない社員を、複数
- テーマを、体験談から一つ:体験談で「気になった」「分からなかった」と書かれていること
- 人数と形を、決める:少人数、社員一人に学生数人、オンラインかオフラインか
- 案内を、書く:「誰が出て、何を聞けるか」
- 当日の型を、決める:話す時間は最短、質問が中心
- 社員に渡す一枚を、作る
- 終わった後の一通を、先に書く
「1」が最初です。出る社員が決まらないまま企画すると、案内に「誰が出るか」が書けず、当日に人事が話すことになります。
出る社員の、選び方と頼み方
- 入社してまもない社員:学生に近く、「入る前と後」を話せる。体験談の書き手と近い立場
- 複数で:二人以上。質問が分散し、社員どうしの空気が見える
- 同じ職種の人と、違う職種の人:テーマが職種の話なら同じ職種、雰囲気の話なら違う職種も
- 話が上手な人を選ばない:自分のことを事実で話せる人
- 頼むのは「出て、自分のことを話す」だけ:準備は一枚を読むだけ。OfferBoxの現場を巻き込む方法
- 上司の合意を先に:業務時間内で、出る時間を業務として
テーマの、型
| 型 | 話すこと | 向く体験談の記述 |
|---|---|---|
| 入る前と後 | 入る前に思っていたことと、入ってからの実際 | 「雰囲気が分からなかった」「実際どうなのか気になった」 |
| 最初の一年 | 入社した年に、何をして、何につまずいたか | 「若手が何をしているか分からなかった」 |
| 一日の流れ | ある一日を、朝から | 「仕事の中身が見えなかった」 |
| 選考のとき | 自分が選考で何を聞かれ、どう答え、何を見られたと思うか | 「選考で何を見ているか分からなかった」 |
| 決めた理由 | 他社と比べて、この会社に決めた理由と、迷ったこと | 「決め手が分からなかった」 |
テーマは一つ。体験談を読んで、最も多く書かれていることから選びます。「一つの場面から話す」考え方はWantedlyのミートアップの企画の「テーマの型」と同じです。
当日の、型
| 順 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 人事が、テーマと質問の出し方を案内。「今日は社員に聞く場。人事は輪に入りません」 | 短く |
| 2 | 出る社員が、自己紹介と、テーマについて一つの場面を一人ずつ短く | 短く |
| 3 | 質問。学生から。出なければ人事が最初の質問(体験談の続き)を出す | 最も長く |
| 4 | 社員どうしで、質問に対して意見が違うところを話す | 中くらい |
| 5 | 人事が戻り、次の場の案内。「今日決めなくてよい」 | 短く |
「3」と「4」が中心です。人事は「1」と「5」だけで、輪に入りません。オンラインなら文字の質問も受けます。ワンキャリアのオンラインイベントの進め方の「質問を、出させる工夫」で書きました。
案内の、書き方
- 誰が出るか:職種、入社してからの年数の目安、名前(出せる範囲で)
- 何を聞けるか:テーマと、「〇〇について聞けます」
- 人事は輪に入らないこと
- 人数と形:少人数、オンラインかオフラインか
- 選考との関係:年度の公表内容と自社の方針で確認し、明記
- タイトルは「座談会」ではなく、「〇〇職の入社〇年目の社員に、入る前と後の違いを聞く回」の形で:年数の表記は自社の実態で。ワンキャリアのイベントページのタイトル
- 書き方はワンキャリアのイベントページの基本
社員の負担を軽くする、一枚
- テーマと、当日の流れ
- 「話すのは自己紹介とテーマの一つの場面だけ。あとは質問に答える」
- 答えられない質問への答え方:「分からない」「人事に確認します」でよい
- 聞かれやすい質問と、事実の答え:条件の質問は「企業ページに書いてあるとおり」
- 話さないこと:他社の悪口、盛ること、社内の未確定のこと
- 一枚以上、渡さない:準備が重いと続かない
終わった後
- 当日か翌日に、一通:参加のお礼、出た質問の一つへの答え、出た社員からの一言(事実で)、企業ページと体験談、次の場
- 出た社員に、反応を戻す:「〇〇の質問が出た」「〇人が次の場に進んだ」。戻さないと二回目に出ない
- 出た質問を、記録する:翌年の企業ページと座談会の材料
- 同じ型で、次の回を:出る社員を替えても、型は同じ
- 一通の型はワンキャリアのイベントページの基本の「終わったあとの動き」
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 出る社員を決め、上司の合意を取る | 人事と現場の責任者 |
| 体験談を読み、テーマを一つ選ぶ | 人事 |
| 案内を書き、社員に渡す一枚を作る | 人事 |
| 出て、自分のことを話し、質問に答える | 入社してまもない社員(複数) |
| 進行(最初と最後だけ)、時間、次の場の案内 | 人事 |
| 当日か翌日の一通と、社員への反応 | 人事 |
| 出た質問を記録し、次の回を同じ型で | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、企画の順番の型、テーマの型、当日の型、案内の型、社員に渡す一枚の型、一通の型までで、出る社員の決定、体験談を読むこと、出ること、質問に答えること、反応を戻すことは企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。座談会の相談で、「座談会を開いたが、次の場に進む学生が少ない」と言われることがあります。当社が確かめるのは、「聞けなかった」のか、「聞けたが、次の場が見えなかった」のか、「聞けて次の場も見えたが、聞いた中身が企業ページや体験談と違った」のか、の三つです。一つ目なら、出る社員の数とテーマと質問の出し方。二つ目なら、当日の次の場の案内と一通。三つ目なら、座談会で社員が言うことと企業ページと体験談を揃えること。三つのどれかで、直す場所が違います。座談会は「開けば進む」回ではなく、「聞けて、次が見えて、揃っている」ときに進む回です。当社は、座談会の相談で、この三つを出た質問の記録から一緒に見ます。
まとめ
- 座談会は「入社してまもない社員に、体験談で気になったことを直接聞ける場」で、説明会の小さい版ではない。人事が話さず、輪に入らない
- 企画は「誰が出るか」から。社員は複数で学生に近い人、話が上手な人ではなく事実で話せる人。頼むのは「出て、自分のことを話す」だけ
- テーマは体験談から一つ(入る前と後・最初の一年・一日の流れ・選考のとき・決めた理由)。当日は自己紹介と一つの場面を短く、質問を最も長く、社員どうしの違いも
- 案内には「誰が出て、何を聞けるか」と「人事は輪に入らない」を書き、タイトルは「座談会」ではなく中身で。社員には一枚だけ渡し、答えられないことは「分からない」でよい
- 終わった後は当日か翌日に一通、出た社員に反応を戻し、出た質問を記録し、同じ型で次の回を。座談会で言うことは企業ページと体験談と揃える
よくある質問
入社してまもない社員が「学生の質問に答えられるか不安」と言います
答えられないことは「分からない」「人事に確認します」でよい、と一枚に書いて渡します。学生が聞きたいのは、正確な会社の情報ではなく、「その人が実際にどうだったか」で、それは本人しか答えられず、間違えようがありません。会社の制度や数字の質問は、人事が引き取るか「企業ページに」で済ませます。最初の回は、少し上の社員と一緒に出てもらうと、不安が減ります。
座談会に来た学生が、質問せずに聞いているだけです
質問の出し方(文字でも、匿名でも、人事が最初の質問を出す)と、テーマがあるか、を確かめます。「何でも聞いて」では聞けず、「体験談で〇〇と書かれていましたが、実際は」と人事が口火を切ると、続きます。オンラインなら文字の質問を先に受けます。それでも出なければ、社員どうしで「入る前と後で違ったこと」を話し合う形にして、聞いているだけでも確かめられる場にします。
座談会の企画は、御社に相談できますか
できます。当社は、企画の順番の型、テーマの型、当日の型、案内の型、社員に渡す一枚の型、一通の型を支えられます。出る社員の決定、体験談を読むこと、出ること、質問に答えること、反応を戻すことは、企業が行ってください。掲載の形は管理画面とヘルプで確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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