ワンキャリアの説明会の構成の作り方|話すことを二つに絞る組み立て
ワンキャリアの説明会の、当日の構成を作りたい。ところが、会社の概要から入り、沿革・事業・制度・選考・仕事と話すことが多すぎ、人事が一人で長く話し、質問の時間は最後に余った分だけ、資料は何十枚もあり、毎回構成が違い、体験談を読まずに作っている。結論から言うと、構成は「体験談で学生が確かめたいこと」から逆算し、話すことを「選考で何を見ているか」と「最初の一年」の二つに絞ります。会社の概要は企業ページに任せると最初に宣言し、話す人ごとに一つの場面、質問の時間を最も長く、資料は最小限、流れは毎回同じ。回ごとに出た質問で、構成を一つ直します。 この記事では、構成で起きる失敗、作る順番、二つに絞る理由、話す人ごとのパート、質問の設計、資料、リハーサル、回ごとの直し方、オンラインとオフラインの違い、分担を整理します。説明会の掲載の書き方はワンキャリアで説明会を掲載する、種類の使い分けはワンキャリアのイベントの種類と使い分けで書きました。
この作業の目的|「確かめたいことに、たどり着く構成」にする
体験談を読んで来た学生は、確かめたいことを持って来ます。構成が会社の概要から始まると、確かめたいことにたどり着く前に時間が終わります。構成の良し悪しは、「話したいことを全部話せたか」ではなく、「学生が確かめたいことに、たどり着いたか」で決まります。
目的は、構成を「会社が話したい順」ではなく、「学生が確かめたい順」で作ることです。
構成で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 会社の概要から、入る | 沿革と事業で時間が消え、確かめたいことにたどり着かない。企業ページに書いてあることを聞かされる |
| 話すことが、多すぎる | 全部が薄く、どれも残らない |
| 話す人が一人で、長い | 人事の説明が続き、仕事の人の話がない |
| 質問の時間が、余った分だけ | 話が延びて質問がなくなる。最も残る時間が消える |
| 資料が、多い | 資料を読み上げる回になる。話す人の言葉にならない |
| 毎回、構成が違う | 型が良くならず、話す人が変わると場が崩れる |
| 体験談を、読まずに作る | 学生が確かめたいことと、話すことがずれる |
共通するのは、構成を「話す側の都合」で作っていることです。
構成を作る、順番
- 自社の体験談とクチコミを、読む:「分からなかった」「気になった」を拾う
- 学生が確かめたいことを、書き出す:選考で何を見ているか、配属、最初の一年、働き方、雰囲気
- 話すことを、二つに絞る:多くは「選考で何を見ているか」と「最初の一年」
- 話す人を、二つに合わせて決める:選考は面接に出る人、最初の一年はその職種の入社してまもない社員
- 時間の配分を、決める:質問を最も長く。話す二つは短く
- 資料を、最小限で作る:話す人ごとに数枚
- 質問の設計:出し方の案内、最初の質問、よくある質問
- 次の場を、決める:当日に申し込める形
「1」から始めます。「6」の資料から始めると、話したいことが増えます。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「説明会は会社を知ってもらう場だから、会社の全体を話すべきだ」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、説明会の構成の相談を受けていますが、会社の全体を話した説明会は、体験談に「企業ページに書いてあることだった」「長かった」と残り、質問が出ず、次に進む人が少ない。逆に、「今日は会社の概要は話しません。企業ページに書いてあります。選考で何を見ているかと、最初の一年の話をします」と最初に宣言した説明会は、学生が「この説明会は違う」と分かって質問を用意し、質問の時間が体験談の続きになって、次に進んでいます。会社の全体は企業ページで読めますが、「選考で何を見ているか」と「最初の一年」は、その場で聞くしかない。当社が構成の相談を受けるとき、最初にやるのは、資料から会社の概要のページを抜くことです。
話すことを、二つに絞る理由
- 体験談で学生が確かめたいことは、多くが「選考」と「入ってからの最初」:「面接で何を見られたか」「配属はどう決まるか」「最初に何をするか」
- 二つなら、一つずつに時間が使え、質問が出る:五つあると、どれも浅く、質問の焦点が定まらない
- 二つなら、話す人が二人で済む:面接に出る人と、その職種の若手
- 会社の概要は、企業ページに任せる:ワンキャリアの企業ページの基本
- 二つの選び方は、体験談で最も多く書かれていることから:「選考」と「最初の一年」以外が多ければ、それに替える
話す人ごとの、パートの作り方
| パート | 話す人 | 中身 | 作り方 |
|---|---|---|---|
| 選考で何を見ているか | 面接に出る人 | 各段階で、誰と何を話し、何を見ているか。体験談で「分からなかった」と書かれた段階を厚く | 面接官に「各段階で、実際に何を聞いて、何を見ているか」を聞き、事実で。OfferBoxの面接官への引き継ぎの一枚を元に |
| 最初の一年 | その職種の入社してまもない社員 | 入社した年に何をして、何につまずいたか。一つの場面で | 本人に「最初の一年で一番覚えている場面」を聞き、その一つを話してもらう。原稿を人事が書かない |
| 宣言と進行と次の場 | 人事 | 最初の宣言、質問の口火、次の場の案内 | 型を固定 |
話す人ごとに「一つの場面」です。全体の説明を頼まず、一つの場面を自分の言葉で。頼み方はOfferBoxの現場を巻き込む方法で書きました。
質問の、設計
- 質問の時間を、最初から最も長く置く:「余った分」にしない。話が延びたら切る
- 出し方を、最初に案内する:声でも、文字でも(オンライン)、匿名でも
- 人事が、最初の質問を出す:「体験談で〇〇と書かれていましたが、実際は」と体験談の続きで口火を切る
- よくある質問を、用意しておく:出ないときに、それに答える
- 答えられない質問は、「確認して、後の一通で」
- 出た質問を、記録する:次の回の構成を直す材料
資料の、作り方
- 話す人ごとに、数枚:選考の流れの一枚、最初の一年の場面の一枚か二枚
- 会社の概要のページを、入れない:「企業ページをご覧ください」の一枚だけ
- 資料を読み上げない:資料は「話の目印」で、話す中身は話す人の言葉
- 数字を、確認せずに載せない:載せるなら自社で確認した事実。数字より場面
- 資料の文字より、話す人の顔:オンラインでは特に。ワンキャリアのオンラインイベントの進め方
リハーサル
- 一度、通しで:時間の配分が守れるか。話す二つが延びていないか
- 話す人が「一つの場面」で話せているか:全体の説明になっていたら、場面に戻す
- 質問の時間が、残るか
- 宣言の一文を、人事が言えるか:「会社の概要は企業ページに」
- リハーサルで直すのは、時間と場面の絞り込み:話し方の上手さを直さない
回ごとの、直し方
- 出た質問を見て、構成を一つ直す:同じ質問が続けば、話すパートに入れる。出ない話は削る
- 流れは変えない:型は固定し、中身を一つ直す
- 話す人が替わっても、型は同じ:話す人の場面が替わるだけ
- 体験談に、回のことがどう書かれたかを見る:翌年の構成の材料。ワンキャリアの掲載のKPIの「体験談に『掲載どおりだった』と書かれたか」
- 月に一度、回の記録を見る:ワンキャリアのイベントに人が集まらないとき
オンラインとオフラインでの、違い
- オンライン:話す二つをさらに短く、質問を文字でも受ける、画面に次の場の導線。ワンキャリアのオンラインイベントの進め方
- オフライン:話す二つの後に、社員と話す時間と職場を見る時間を足す。ワンキャリアのオフラインイベントの進め方
- どちらも、「二つに絞る」「質問を最も長く」「会社の概要は企業ページに」は同じ
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 体験談を読み、確かめたいことを書き出し、二つに絞る | 人事 |
| 選考で何を見ているかを話す | 面接に出る人 |
| 最初の一年の一つの場面を話す | その職種の入社してまもない社員 |
| 宣言、進行、質問の口火、次の場の案内 | 人事 |
| 資料を最小限で作る | 人事と話す人 |
| リハーサルで時間と場面を確かめる | 人事と話す人 |
| 出た質問を記録し、次の回で構成を一つ直す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、構成を作る順番の型、二つに絞る整理、パートの型、質問の設計の型、資料の型、直し方の型までで、体験談を読むこと、話すこと、質問に答えること、リハーサル、直す判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは順番の話です。構成の相談で、「まず資料を作って、それに合わせて話す人を決める」と言われることがあります。当社がお願いする順番は、体験談を読む、確かめたいことを書き出す、二つに絞る、話す人を決める、時間を配分する、そして最後に資料、です。資料から作ると、作った資料の分だけ話したくなり、話すことが増え、質問の時間が消えます。話す人から決めると、その人が話せる「一つの場面」の分だけ資料ができ、それ以上は増えません。当社は、構成の相談で、資料の見直しより先に、体験談を一緒に読みます。
まとめ
- 構成は「体験談で学生が確かめたいこと」から逆算する。会社が話したい順ではなく、学生が確かめたい順
- 話すことは二つ(多くは「選考で何を見ているか」と「最初の一年」)に絞り、会社の概要は企業ページに任せると最初に宣言する
- 話す人は二つに合わせて二人(面接に出る人・その職種の入社してまもない社員)で、それぞれ「一つの場面」を自分の言葉で。人事は宣言と進行と次の場
- 質問の時間を最初から最も長く置き、出し方を案内し、人事が体験談の続きで口火を切り、よくある質問を用意する。資料は話す人ごとに数枚で、読み上げない
- 流れは毎回同じにし、回ごとに出た質問で中身を一つ直す。順番は体験談→確かめたいこと→二つ→話す人→時間→資料。資料から始めない
よくある質問
経営層が「会社の理念と事業の話を、説明会で自分が話したい」と言います
理念と事業は企業ページに書き、説明会では「経営層が話す一つの場面」(最近の一つの判断と、その理由)に絞ってもらいます。全体の説明を経営層が長く話すと、質問の時間が消え、学生が確かめたいことにたどり着きません。「理念は企業ページに書いてあります。今日は〇〇の判断について話します」と宣言してもらう形なら、経営層が出る価値が残ります。
話すことを二つに絞ると、学生が知りたい他のこと(制度・働き方)が漏れませんか
制度と働き方は、企業ページに事実で書き、説明会の質問の時間で答えます。話すパートに入れなくても、質問で出れば答えられ、出なければ企業ページで読めます。「話すパートに入れないと伝わらない」のではなく、「企業ページに書いてあって、質問で答えられる」状態なら伝わっています。企業ページの書き方はワンキャリアの企業ページの基本で書きました。
説明会の構成の作り方は、御社に相談できますか
できます。当社は、構成を作る順番の型、二つに絞る整理、パートの型、質問の設計の型、資料の型、直し方の型を支えられます。体験談を読むこと、話すこと、質問に答えること、リハーサル、直す判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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